194 花籠遊里
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/* ひゃっ!ファーストキスが!!(中の人が照れた)
(-54) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[とても、とても、彼は軽やかだ。>>88 まるで悩みなど無いとでも言うかのような素振りに、要因は様々だろうけれど。 その一つが、彼の性格に起因しているように感じる。
冗談だった提案を其の侭鵜呑みに、握る手は優しく。 苦労知らずの質感は、すべすべとしていた。]
緑茶は初めてなのですね、お口に合えば良いのですけれど。
[辿りついた応接室。 飲み物の準備をするために、握った手を一度だけ両手で包んでから離れた。
茶葉を入れ湯を注いだ急須と二杯の湯のみを盆に載せ、腰掛けるソファの位置は、先に腰掛ける彼の隣に。
急須を傾け、葉の香り。白い湯飲みに映える、淡い緑。 注いだ一つを蝶へと差し出す。]
熱いので、お気をつけて。
(90) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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/* あっ今櫻子君をさんづけにしたことにきづいたちゅらたん
(-55) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[惰性に指摘を受ければ否定は口を突かず、沈黙を守ることにする。
膝下から伝わる体温と短く切り添えられた毛先の感覚に唇は曲がるままであったけれども、合わさった視線を逸らすことはしなかった。>>82]
…嘘ばかり。
[「好いちゃいない」の言葉にはしれっと否を唱える。いつだって花籠を好き放題漁っては毟ってゆく有様を眺めていた花は一笑送り。
口許に添えていた片手が落ちるのと同じく、輪郭を男の指がなぞっていく。
ちくりと指先に触れる痛みに唇歪めど、眼下で弧を描き花弁に翅下ろす蝶を見やれば、その笑みに咽喉が締め付けられるような錯覚を覚え。]
……何か?
[背筋を伝う冷たいものに肩を揺らしながらも、掠れた声で囁き水面を揺らす。]
(91) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[時計の針が響くこの部屋では、蝶の聲もいとも容易く拾い上げる>>86
驚嘆したように見下ろす瞳は瞬き一つせず蝶の貌を眺めていたけれど、やがて膝上の頬を手のひらで押しどけようと力を籠めて。]
……着替えて参ります。
[淡々とそれ以上の情は滲ませずに告げれば、自室にて身を清めようと。]
(92) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 00時頃
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/* ニコラスは猫舌で 1.ある 2.ない 1
(-56) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[蝶が全て集まった。 館のそこかしこで羽ばたく音がいやに響く。そんな中、男も静かに今宵止まる花を値踏みする。
昨晩割れた藤色の鏡。 番いにされた朧月。
この二本は踏みしめられたのか。 はたまた、それとも、違う理由か。 まァそれも良し。それも花の本分だ。 男が知りたいのはその更に、奥。
おうや、おうや。 遊びを始めよう。 今日の夜が耽るのはとても早い。*]
(=4) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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/* これまでのログを全部読み返しつつ。
まだまだ拾えるとことか在ったな。 あとかなり意図汲めてないとこあるかも。 反省せねば、ですね(σωσ`)
(-57) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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/* 僕、亀吉さんに 「月が綺麗ですね」っていつか謂いたいの(σωσ*)
っていうメモ。
(-58) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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―昨晩の地下・帰り道―
[丁の字が翅を持って飛ぶ兆しを、確かに見た。
彼が踏んだ土から出でるは何色の花か。吐き出された白濁液よりも、優しく口付けた唇よりも一層男は快感に似た痺れを抱く。
四日後、彼から聞ける声は虫の鳴き声。それとも露に濡れた花の嬌声。 未だ精の匂いが張り付いた衣服から煙の元を取り出して、その香りを纏う。 そうして地上へと帰って行った*]
(93) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[ふ、と。 意識が思考の海から現に浮かび上がる。 視界の端に見つけたのは一匹の蝶と花の影が合わさる場面だったか。>>89 このまま進めば会う事となろう、しかし此処で蝶の姿に気がつきながらも背を向けるのは無礼にあたる。 そして何よりも、藤之助と顔をあわせ何を喋って良いのか分からなかった。 暫し迷うように視線を泳がせれば目線が合ってしまったかもしれない。 そうなればきっと諦めて一声かけただろう。 そうでなければ、静かに礼を一つしてからつま先を逆方向へと向けただろうか。**]
(94) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[男の手>>89で黒の糸が耳に掛かれば何処かきょとんとした顔が現れたろうか 頬を包み込む手はしなやかなれど何処か熱い。それは煙草を先程まで吸っていたせいか、それとも体温が高いのか、それとも――自分が、冷え切っているからか]
……それは、仰るとおりですが……
[確かに経験はあるし閨を男と共にしたことなど数え切れぬ。唯それは心を押し殺し鏡の様に振舞っていた頃のことで。素の自分が出てしまっている今、照れと戸惑いを隠せずにいた それが気に入らなかったのか、それとも。 顔を引き寄せる蝶の銀の髪が額に掛かり、その奥の瞳が近くなる
どうなさいました、と告げようとすれば 彼の口から漂う煙ごと、その言葉は呑み込まれて]
……んっ
[肺腑に沁み込む煙は、何処かほろ苦くも酩酊感を齎す。頬に朱は差せど身体に沁み込んだ習性そのままに蝶の舌を己のもので絡めとり、熱を共有しようと角度を変えて吸いつく
背後の友に、きづかぬままに]
(95) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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人様を嘘吐きと詰れるほど、 お前さんが素直に生きているなら聞いてやるよ。
[彼には抗う術がない。その癖、彼を摘みあげる。 彼には否が唱えられない。その癖、望まれぬ一夜を求める。
唇から覗く紅い舌を閃かせ、彼の大切な一夜を穢す悪趣味。 身体を開いたことなど幾らもあるだろうが、 心を拓いた夜は、彼にどれだけあっただろうか。>>91]
―――…悦かったんだろう? 花籠で夢でも見たかね、甘い蜜が毒と知らず?
ハ、―――…思い上がっちゃいけねぇ。
[彼に届けて流し込む毒は苛烈で、悪質な暴と変わる。 喉を一瞬揺らした彼の顔まで見届けて、充足の呼気ひとつ。]
(96) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 00時半頃
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ありがとうね。
[>>90差し出された湯のみを受け取るが、熱いと聞けば顔を顰めてカップの中の緑と睨めっこ。 そしてふうふうと息で淡い緑を波打たせてから、恐る恐る口を付けた。]
…落ち着く味だね。 菓子と一緒だともっと美味しそう。
[昨日櫻子に食べさせてもらった異国風の菓子を思い浮かべながら感想を述べる。]
僕ね、紅茶を飲む時には お菓子と一緒に食べるのが好きなんだ。
[と日常の習慣のことを隣に座った赤い花に微笑みながら話す。紅茶を飲むときにももちろん冷ましてから飲む。]
クッキーに、マカロンにザッハトルテ…一番好きなのはマドレーヌを紅茶に浸して食べることかな。 ちょっとはしたないけれど。
[お皿に残ったソースやスープをパンで拭き取って食べるのも好きだよと付け加える。]
(97) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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――…ああ、昨夜の香を確りと流してこいよ。 [更に重ねる言葉は、彼に立場を教えた。 己などより、ずっと身に染みて理解しているだろう摂理を。
払う為に掛けられた彼の掌を緩慢に掬い、 掌中を口元に引き寄せ、リップノイズを彼に与える。
そうして教えつけるのだ。 何もかも、月来光を拓かせた熱と違う。と。>>92
彼の表情を鑑賞して後、身を起こすと、ソファを降りて起立。 何処か押し殺したように、声を紡ぐ銀月を愛でて、瞳を細めた。]
(98) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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[*今宵も、奈落へ続く扉が解き放たれる。*]
(99) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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― 地下への道 ―
[さて、早速銀月を曇らせてしまったが上等。
性質の悪い夜蛾は一歩、また一歩と踏み出し、 中庭で櫻の色を愛でる若い蝶目当てに寄り道。>>70 語りかけるなど野暮は起こさぬが、 まるで悦楽先んじるよう、会釈を送った。
さて、彼が今宵、見ていない月は何処に隠れたか。 さて、彼が夢想抱いた花は、誰に購われたか。
聡い青年からしてみれば、想像は余りに容易かろう。 無論、この男の悪質さも、見れば知れる業深さ。]
(=5) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* 私が白人やるとフランス人化してしまう。
(-59) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* ヘクター様がイケメンすぎて。 中身はこういうお方大好きです!(落ち着け
おやすみなさい。
(-60) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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[しかし、哀しいかな。
花を伴わぬ蝶に、*地下の門扉は抜けられない。*]
(=6) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* うむむ、当て馬街道を万進しているが、 上手いこと動けている気がしませんな。
しかし、櫻子ちゃんが捕まえられなくてうわぁああ…!
(-61) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* 汚れ役、と一言で片付けるのもどうかとは思うけど、好意と好意の間に挟まって断ち切る?踏む?のが本当に上手いヘクターさん、全部任せてしまってる感…申し訳ない…! でもヘクターさん自身は櫻子さんとどうなのだろう。櫻子さんもヘクターさんの事をどう思ってるのだろう。 うわぁ墓下からじゃなくてちゃんと地上で見届けたいもだもだもだ
(-62) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* すごいなぁ
(-63) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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[お召し物が汚れていらっしゃるようでしたら 申し訳ございませんと謝って、その土汚れを払いましょう。 大丈夫でしたら、ほっと胸を撫で下ろすのでございます。
白き『蝶』と藤の『花』は、どうやら睦まじく 今宵の品定めであるならこれ以上の邪魔はなりません。 視線を送ることは控え、代わりに射干玉が宿したのは 秋の色をした秋櫻の一輪でありました。]
ペティンガーさま。 …先程の、ことですけれど。
[僕はゆるりと唇を開きます。 しかし言葉を紡ぎ終えるまで、顔は俯いておりました。 眸と同じ射干玉の髪は、表情を隠してくれていたと そうであって欲しいと、僕は願っておりました。]
(100) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* ヘクターさんアアアww好きですヒィw
(-64) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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確かに。 お茶自体がすっきりとした味なので、甘味は合いますね。
[ふうふうと冷ますまでしてあげるべきだっただろうか、とは後の祭り。 緑茶が決して蝶の嫌いな味では無かったらしい事に安堵して、自分も湯飲みに口をつける。>>97]
僕らにはあまり馴染みの無いものですが、それらの名前は聞いたことがあります。 菓子を紅茶に浸す、そのようなことも出来るものなのですね。
[見知らぬ知識に耳を傾け、笑みを浮かべる。 付け加えられた言葉に、そのお気持ちはわかりますよ、と同意して。]
(101) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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ところで―― 今宵貴方は、どの花を選ばれるのですか?
僕とばかり過ごしていると、他の花を選ぶ機会を失うかも知れません。
[夜が近付く香りに急かされ、切り出した。 言葉は自らの為でもあり、蝶の為でもある。
蝶はどのような顔をしただろう。 いつもの笑みで、隣の彼を見詰めていた。**]
(102) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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『花』と『蝶』が寄り添えるのは 籠の中、夜の夢だけに、ございます。
理由は様々ではありますが 僕たちは、此処にしか咲けぬ『花』。
理由は様々でありましょうが あなたさまがたは、花々を移ろう『蝶』。
『特別』などなってはならず。 『特別』などつくってはならず。
全て、す べて───……
[どうしてでしょう、言葉が震えてしまうのは。 きっと秋風が冷たすぎるからで、ございます。]
(103) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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……───ゆめ、ものがたりに、 ございます。
(104) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 00時半頃
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/* どうしよう、櫻子さんを今すぐ抱き締めてあげたい気持ちとにやにや高みの見物してたい気持ちとが鬩ぎ合ってる。
(-65) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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