189 とある結社の手記:8
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───そりゃあ、誰だって死にたかないわよね。
[呟いた女は扉を閉める。 彼女が戻らなければこの古い家に戻るものはおそらくもうない。 主が死に、女主人が死に、残ったのはそれぞれが別の街で過ごしていた兄と妹。 随分と派手になって戻ってきたという評価ばかり受ける妹が家を出るとき、兄の姿は無かった。 死んだのか、逃げ出したのか、それとも]
───。
[彼女とは違う"場所"へ行ったのかもしれない。 ショートパンツから伸びた足は踵を返し、ただ女は指定された通りに向かうことにしたらしい。 取り立てて豊かでもないが、だからと言って薄くもない胸の間で時折拳を握ったり開いたりしながらの道中は、たどり着くまでにまだ幾分時間を必要としていた**]
(131) 2014/08/09(Sat) 07時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/09(Sat) 07時半頃
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/* すーーーーーーーーー じーーーーーーーーーーーーー きたーーーーーーーーーーーーーーー
まさかくるとは 縁故くみたい!!
こなかったらNPCでつかうつもりでした!!
(-22) 2014/08/09(Sat) 11時頃
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わかってる…。うん。
[でも。と、真剣な表情の少女に微笑み返す。 少女の懸念を理解しているのか、怪しいほどに闊達に。]
しばらくのあいだは、ご飯に困らないよ? きっと暖かいベッドもあるんだ。
食糧庫があるって言ってた。僕、探してくるよ!
[そう言い置いて、少年は集会所の中へと駆けて行った。]
(132) 2014/08/09(Sat) 11時半頃
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大丈夫。きっと大丈夫。 ホリィにも会えた。強い思いは叶う。
僕らの人生はきっとそんなに悪くない。もう悪くならない。
[少年の明るくなった心の隅で、そう繰り返していた。]
(-23) 2014/08/09(Sat) 11時半頃
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/* てことで2年振りくらいの議事国お久しぶりです。 初少年RPにして、初相方公募です。緊張しますな。
なにはさておいてもホリーには感謝感謝。
いちおうの初期設定としては
オスカーの一家は村では割と裕福な方だったけれど、両親が亡くなって財産を整理したらほとんど残らなかった上に、頼れる親族もいなかった。今は使われていない朽ちた教会の隅でホリーと何とか雨露を凌いでいるけれど、実際のところ困窮生活の事は良く実感できてない。残されたお金もオスカーは数か月食べられるだけだと思ってるけれど、食い繋ぐだけなら数年は持つ…とか。
要は身ぐるみ剥がされたボンボン。 が、この事件でどう変わっていくのか。みたいな。
とか言いつつ狼希望も出してますけどね。無謀ですね…。
(-24) 2014/08/09(Sat) 12時頃
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-食堂-
ホリィ! 見て!こんな大きなハムがあったよ。すごい!
[自分の顔ほどもあるハムを両手で抱え、少年は食堂に駆け込んだ。そこに少女が居たかは解らないが、食事を終えた面々はまだ居ただろう。顔が真っ赤になる。]
あの…違くて… 盗んだんじゃなくて。ご飯にしようと思って……
[消え入りそうな声。 抱えたハムをテーブルに置くと、ごとりと重そうな音がする。]
(133) 2014/08/09(Sat) 12時半頃
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あ。ラルフさん…
[お久しぶりです。と挨拶しようとして言葉に詰まる。 前にあったのは、仕事に来た掃除夫とその屋敷の子供。という立場だったのを思い出した。こんな時、適当な挨拶ができる程にまだ自分の境遇に慣れてもない。結局]
…お久しぶりです。
[と、ラルフに声を掛けた。**]
(134) 2014/08/09(Sat) 12時半頃
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― 食堂 ―
ん?
[駆け込んでくる少年が目に入るとそちらへ視線。>>133]
あぁ〜 気持ちは解る、わかるなぁ 食糧庫いったのぉ? あそこテンションあがるよね〜
[キャベツだけ持ってきた自分がいうのもアレだったが。 残りは半分くらいになったキャベツ玉は、 いまだテーブルの上にある。ぽんとキャベツ玉に手を乗せた。]
キャベツもあるよ〜
あ、ラルフのしりあい?
[挨拶をする様子に二人を見る。]
(135) 2014/08/09(Sat) 12時半頃
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―食堂―
[アスパラガスがフォークに刺さり>>87、口へと消える前にそこから視線を外す。 その間に語られたワンダの言葉に、青年はゆるく口に溜めた水を飲み込んだ]
………本当、今更。
[ぼそと小さく不平を言って、消えた行方不明者を飲み込んだと噂された湖を思い出す。 [リーの言葉>>94にちらりとだけ、視線をやってすぐ皿へと視線を戻す]
………………… きれいだしね。
[視界を、景色を巻く程の霧。 小さな子供の頃に煙突掃除夫としてこの街へ出稼ぎに来てから、 ここで働き住み着いた今に至るまで。青年はあの霧を好んでいた]
(136) 2014/08/09(Sat) 12時半頃
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[面白げに空腹を語るリー>>113には、ゆるゆると首を振る。 ぼそぼそと返す返事にはあきらかな呆れの色をのせた。]
……空腹だなんていい事ないから。 体験しない方がいい。
気持ち悪いし、眠れないし、いらいらするし。
[掃除夫なんて、低賃金な仕事をしている身だ。 三食食べられる日の方が稀だった。] [空腹を体験した事が無い、と言ったハナへ一度視線を向けて、すぐ外す。]
楽しめるのは、リーだけじゃないの。 ……ハナは真似しちゃいけない。
[ハナが皿を持っていくなら、小さく会釈しながら 自分の手元の皿を重ねて渡した。 かすも残らぬように、綺麗に食べられていた。]
(137) 2014/08/09(Sat) 12時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/09(Sat) 12時半頃
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―食堂―
[食堂に駆け込んできた子供の声>>133に、青年は僅かに顔を顰めた] [それも一瞬。いつもの陰気な伏し目で、ゆるゆると声の方へ振り返る] [そこには見知った顔があった。以前から仕事で来ている良家の家の子だ]
…、旦那様のところの。 お久しぶりです。坊ちゃん。
[相手の身分は知っている。青年は椅子から立ち上がり、 オスカーへと会釈した]
…………お嬢さんは別のグループです?
(138) 2014/08/09(Sat) 13時頃
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[霧がきれいだというラルフの言葉に頷く。>>136 実際、霧の出た日にラルフに会う事は少なくなかった。 向こうは仕事もあるだろうから、長話などはないけれど。
空腹を体験しないほうがいいと語るラルフにははと小さく笑う。>>137 楽しめるのは…、そうかもしれない。
オスカーとラルフの会話を横目に見る。 坊ちゃん、お嬢さん、あの子もまたいいとこの子か。]
(139) 2014/08/09(Sat) 13時頃
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キャベツはやめときなよ。リー。失礼。
[キャベツ玉を勧めようとするリー>>135へ、 慌てたのか、ぼそぼそ声でも少々早口で小さく嗜める。]
…仕事で御贔屓させてもらってる家の、ご子息様。
[リーを半眼で見てから、オスカーを見て僅かに俯いた。]
……旦那様と奥方様の事、お悔やみ申し上げます。
(140) 2014/08/09(Sat) 13時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/09(Sat) 13時頃
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[窘められると、ふう〜んと様子を見る。>>140]
あぁなるほど
[贔屓先なら仕方はない。合点がいった顔をする。 でも何やら面白そうな話だったので、 とりあえず黙って会話を聞く事にした。
話題が話題なので、一応、笑みは浮かべていない。]
(141) 2014/08/09(Sat) 13時頃
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/* あっ ハナのとこで独り言で恨み忘れた いちいち恨んでいこうと思ったのに
あとスージー入ってきたの嬉しいな〜〜〜
どっちに変態先ターゲット絞ろう。 ホリーのがえぐいかな。 ハナもおいしい。 悩ましい。
(-25) 2014/08/09(Sat) 13時半頃
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え、違くて… いえ。違わないんですけど。その…
…はい。妹も一緒です。運が良かったんです。
[もう坊ちゃんじゃない。そう訂正しようとして、なにか心でそう言いたくない気持ちが沸き起こった。しどろもどろになって、なんとかホリーの話題に答えた。]
(ラルフさんは知らないのかな…)
[そう心で小首を傾げようとして、悔やみの言を聞く。]
(知ってるんだ。 でも僕らの事までは知らないのかな。 それとも、知ってて……)
ありがとうございます…。
[なぜか、きゅっと心が痛む。]
(142) 2014/08/09(Sat) 14時頃
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[結局、家無しになったことは言い出さないまま、あるいは言い出せないまま。そうして、話しかけてきたリーの方を向いた。]
そ…そうですよねっ すごいです。あの食糧庫!
パンより大きなハムなんて初めて見ました。すごいなぁ。 何日持つのかな…。
[それは何日凌げるかという意味だったけれど。 テーブルに置いたハムを撫でながら最後は独語に近くて。キャベツとハム。腹の虫がぐぅと鳴った。**]
(143) 2014/08/09(Sat) 14時頃
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………? ……ああ。お嬢さんも一緒だったんですね。 それはよかった。…本当に。
[しどろもどろな答え>>142に僅かに首を傾げてから頷いた]
(144) 2014/08/09(Sat) 14時頃
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………………本当に。
僕は、運がいい。
(-26) 2014/08/09(Sat) 14時頃
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[礼を言うオスカーへ僅かに頭を振って]
……ご両親が亡くなってすぐにこんな騒ぎだなんて。 悲しむ暇もありませんね。
[半ば結社への不満を抱えながら、ぼそりと言う]
[…オスカーの両親が亡くなった事は知っている。 仕事の贔屓先だ。雇用主からすぐに聞かされた。 …それでも、ただの「仕事の贔屓先」でしかなかった。 複雑な家庭の事情までは知らず、故にオスカー達の境遇を青年はまだ知らない。 良家の子息だ。親戚たちや残された財産があるだろうと勝手に思っていた]
(145) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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[ハムを撫でながら言う独り言のような言葉に、青年は首を僅かに傾げながら]
…保存食ですから。割と持つとは思いますよ。
[聞こえた腹の虫に、伏せられがちな目を瞬かせた]
……………坊ちゃん、もしかして食事がまだで? ……さっきまで、食事してたんですが。 …何かまた、頼みましょうか。
[そうオスカーへ告げながら、ワンダが向かったキッチンの奥を窺った]
(146) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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へぇ〜妹がいるの
[ここならそのうち会えるだろうと思いつつ。 >>143]
な〜、どんくらい分あるのかなぁ でも、…裏を返せば何日もつかって、 何日くらいここに閉じ込めるかって事でもあるのかもね…
結構いいものそろってるみたいだけど、 結社って金持ちなのかなぁ
[腹の虫がなるのに、小さく笑った。]
さっきまでここでご飯してたんだけどねぇ キッチンにいったらまだ残ってるかもぉ?
(147) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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[ラルフと見事に重なるとまた笑った。]
ま、残り物より新しい方がいいか
…
[オスカーとラルフの様子を見ながら、 さてこれからどうするかと考える。 このままここでだらだらしてるのも悪くはない。]
…あ そういやまだ部屋の様子見に行ってなかったんだった ちょっと見てこようかなぁ
[言いながらまだ席は立たないだらだらっぷりだ。]
(148) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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[リーの言葉>>147に青年はため息をついた。 ワンダから頼まれた魚を運ぶ際に食糧庫は見たが、あの量がすぐに無くなるとは思えなかった。]
…………食べ物の心配をしなきゃいけなくなるほど、 閉じ込められるなんて、本当に嫌だけどね。
……言ってることは、まるでカルトみたいなのに。 どこからそんな金が入るんだろうね。
……結社に入れば良いもの食えたりするのかな。
(149) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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なんだっけぇ、あの結社員? さ… なんとか… ほんっと、うっさんくさいよね〜
長くて数日って言ってたけど、短くて何日とは言ってなかったな…
あ〜結社に入ったら それはいいかもしんないけどぉ… でも仕事は大変そうだなあ…
あの窓に鉄格子はめたのもあの人たちだろぉ?
[そういって、食堂の窓を示すように視線を動かす。]
(150) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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[席に座ったままのリー>>148を見ないまま、僅かに頷いた]
うん。見てきたら。 僕の家よりは、ずっとまともなベッドだった。
リーの家よりも、きっとまとも。
[湖で会うたびに見ていたリーの住む小汚い小屋を思い出しながら言う]
[…そういう青年の今住んでる雇用主の貸家とて、大分年期が入った古い家だったが。 掃除をして綺麗に使ってはいても年期だけは掃除して何とかなるものではない。 自分で治す余裕も雇用主に治してもらえる環境でもないので、 ずっとそのままだった]
(151) 2014/08/09(Sat) 14時半頃
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まともなベッド… そりゃ、逆に眠れるか心配になるなぁ
[う〜んと寝慣れた自分の家を思い出す。 半分壊れていて床で寝た方が寝心地の良いあのベッド。]
… 閉じ込められた方がいい生活ができるってのもまた、 ちょっと面白いよね〜
(152) 2014/08/09(Sat) 15時頃
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…あんなうさんくさい奴らの話、信じろって言われても。
[集められて話を聞いた時は、早く仕事に戻らならければならず何も言わなかったが。今更急に来て、あんな話を信じられる程お人よしでも、信心深くも無い。 短くて何日か、という言葉>>150にたっぷりとため息をついた]
[リーに促されるように食堂の窓を見る。僅かに顰め面になりながら]
……ああ… あれ。 全部の窓に嵌めるのか。 大変そう。 あと、絶対たのしくない。 …まあ、たのしい仕事なんて、無いだろうけど。
……………あれ、外していってくれんのかな。 次仕事で来なきゃいけない時、すごく邪魔。
(153) 2014/08/09(Sat) 15時頃
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