214 サンタ養成学校卒業試験
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テッドー!!イアーン! もう大丈夫、飛べそうだから ……だから 待ってて!一緒に飛ぼう!
[空への声と同時にぐるぐる回した腕に光る水色。 橙色の光が一匹、ふわりとそこに降り立つ。
広場までは、身を屈めればなんとか潜り抜けられそうだった。 あとは雪さえ落ちてこなければ、と 不安になるのは一瞬。 皆がくれた自信が、今はもう、ほとんどが自分のものだ]
(134) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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ピートは、テッドの視線の下、橇に再び乗り込んだ。
2015/01/26(Mon) 01時頃
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[ギネスにも、少し離れてて、と身振りと共に示し 普段とは違い、最初から座った状態で手綱を持つ]
よく知らない道だけどさ、大丈夫だよな ……任せたぞ
[目的地だけ示せば、あとは力は入れずにトナカイの鼻先を信じる。 簡単なこと。 こうすれば迷うことなんてない。 ちゃんと飛べるか、という不安はやっぱりどうにも拭えないけれど、自分ひとりで飛ぶわけではないのだ。
そして、ゆっくりと一呼吸、二呼吸、慣らされていない道、跳ねる橇から振り落とされないよう、前を見据えたまま息を吸って――]
(135) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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[ギネスもいるならば凍えてしまうことはないだろう。 テッドが旋回するのに合わせて、自分も大きく旋回する]
最初のプレゼント…うまいこというなあ。
[テッドと同じタイミングで笑顔を零して、 一生忘れないプレゼントになりそうだと目を細めた。]
ピート、無事なんだな! ――…よかった
[安否を聞けば安心とともに白い一息をつく。青い妖精たちも何だかイアンに寄り添って、言葉はわからずとも、気持ちは伝わる。大きな瞬きを見せる白い光はテッドとよく似ているとぼんやり思った。]
(136) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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つっても、テッドの方が上手いんじゃ…
[テッドの提案にそう言いかけて、飛べそうだというピートの声に気づく。>>134 ソリに乗ったピートを見て、何度目かの安堵の息を]
(137) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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[木々の影の奥から、聞こえた声に思わず笑顔がこぼれた。>>134]
分かったー。 待ってるから、早くこいよー。
遅れたら、罰ゲームなー。
[付け加えた冗談に、イアンと顔を見合わせて笑う。]
焦って失敗しなきゃいいけどな。
[勿論、そんなことはないと信じているが故の軽口。 言葉とは裏腹に友人の無事を見るまでは帰るつもりのない姿勢。
試験前の一夜の冒険と呼ぶには少々刺激的すぎる体験であるかもしれなかった。
それもみな、雪に塗れて笑えば、思い出に変わっていくこと。]
(138) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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−少し前、廊下で−
わかります。ワタシも、今頃なんだか ソワソワしてしまって
[何から手をつければ、というミナカタ>>70に同意しながら、付け根のやわらかい部分を揉まれて目を細めた。くすぐったい、より気持ちいいと思う程度には凝り固まっているのだろう
途中現れてそして去っていった朧に"可愛げ"を求めるほど歳が離れ、経験豊富だろう彼でも時間が足りないなんて、配達部員にはそれほどのものが求められるのかと。根気強く挑戦を続ける姿勢を常に尊敬のまなざしで見守っている
なんて言えば眉間の皺が深くなりそうなので、本人に告げたことはない]
いただいて、いいんですか? これから外に行くんで助かります ミナカタサンも、あったかくしてくださいね
[朧へ向けた、かたちだけの悪態>>72は口角を上げるだけで否定も肯定もしないまま、渡されたレトロながら機能的な懐炉を握りしめて、もう一度ペコリとお辞儀をしてその場を離れた]
(139) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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か、貸出禁止じゃなぁ……写し取り、持ってきたらよかったかも。 一応、筆記試験対策とかじゃあなくて、設計図を見たいだけだから、めぼしくないほうに引っかかってるかもだし、探してみるよ。
[落胆はしなかったが、苦笑いが出た。 それでも今更この期に及んで設計図、なんて人も少なかろう。 クリスの目>>126には目ぼしくなくても、探す価値はある。]
あ、あはは、さっき気分転換ついでに外で設計描いてて、そのまま雪にダイブしたら背中びしょ濡れになっちゃって。 そうだねぇ、暖かくしないとねぇ。
[風邪をひく、ということはあまり考えていない。 元から割と丈夫な方で、本番にも強く生きてきた。 身体の強さとサンタとしての技術レベルはなぜ比例しないのかわからないとよく嘆いていた。]
(140) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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クリスマスは、イアンも、今頃ソリに乗って空高く飛んでいるのだろうかと思いを馳せ。
2015/01/26(Mon) 01時頃
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[トナカイの大きな角が伸びて迫ってくるような感覚。 高度を一気にあげた時のこの感覚が、少し怖くて、好きだった。 今もそう、実際来てみれば森の広場は飛び立つには狭すぎる。 この空間を、木々が伸ばす枝葉をすれすれに蹄を大きく前へ進ませる。角は軽い枝をひっかけて、吹き飛ばしてしまった。 そのうち積もった雪を蹴飛ばして、それを機に雪の塊が落ちるのが聞こえた。
つまり、今、ピートとトナカイは――]
(141) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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よっし、じゃあ、結んじゃうよ。 そそ、腕出して。
[どこまで目一杯腕まくりされても、つけるのに上げすぎで邪魔になることはない。 またまた苦く笑いつつも、自分がお手本になればいいかとそのまま手首にちょんと結んだ。 もういいよ、といえば袖は下がるだろうか。]
わたしの番ね。
[軽く腕をまくって手首を見せる。 これくらいで結ぶには充分だろう、と若草が結ばれるのを待ちながら。]
(142) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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……飛べた!!
[思わず片手であげたガッツポーズ。 夜空を切り裂く流れ星より早く、鋭い軌跡を描いて手綱へ戻る。 油断大敵、安全運転、勉学第一、全部、重要。
僅かしか残っていなかった橙色の妖精たちが、 何に惹かれたのか、そこらじゅうから集まって 今、ピートの橇は、今までの授業より、どんなときよりも確実に輝いていた**]
(143) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 01時頃
ミナカタは、ピートの声が聞こえたような?
2015/01/26(Mon) 01時半頃
ミナカタは、クリスマスの由来とサンタの関係について書かれた本を閉じて、校舎裏を窓から覗く
2015/01/26(Mon) 01時半頃
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あ…。
[視線の先、眩いほどに橙の光が集まって――ソリが光の軌跡を残しながら、>>141
とんだ。>>143
それはやっぱり、幼い日のあこがれのままのサンタクロースの姿で。]
やっぱ、かっこいいよなー。
[なんて感想をぽつりと零してみせた。**]
(144) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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[テッドの冗談>>138には思わず、顔を見合わせて笑う。]
俺も待ってるから、早くこいよ、ピート! 罰ゲームなら俺も一緒にやってやるから心配すんな!
[きっと、ピートなら大丈夫。それは確信できる。 故にイアンも軽口をたたいて、 笑顔でピートを迎えようとしたその時、
――流星の如く…いやそれ以上に早く空を駆ける橇
その様子に思わずイアンもガッツポーズをしていた**]
(145) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 01時半頃
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/* >イアンメモ テッドをわさわさするのが趣味になりつつある
な、撫でられるのは好きだけど、照れるからね! ……でももっと撫でれ
(-13) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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[なにやら妙に校舎の裏側が騒がしい気がして。 窓から身を乗り出してみれば、明らかに実技の練習でもしている同級生の姿。
だがさて、なにゆえ校舎裏に?と。 事情を知らぬ大人は首を傾ぐばかりである]
おおっ?
[建物の陰から美しい軌道を描いて飛び出してきた光に、目を丸くして。 輝く顔を視界が捉え、少しばかり言葉を見失った。
ガキみてえな顔しやがる、と。 金の手紙を教科書の上から押さえながら、口の端で笑う]
かっこいいじゃねえか、ピート。
[窓に凭れて、軽く声を頭上にかけておいた**]
ようサンタども。そんなとこでなにしてんだ?
(146) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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……そ、そういえば付ける箇所は手首でしたね。 わたしったら、また早とちりしてしまいました。
[腕まくりの七割ほどは無意味だったと気づき、 少し恥ずかしげにいそいそと袖を元に戻した後。
モニカに向き合って、丁寧に頭を下げる。>>142]
ありがとうございました、モニカ嬢! 次はわたしが結びますね。
(147) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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[惑う視線の意味は、掴み損ねる。>>131 よほど、言い難いことなのか。
我儘なんて、今更だろう。 同い年なのに、自然と周囲を子供扱いする級友の目は、 いつも少し大人びて。 一歩引いていて。
混ざろうとするのを拒否してるような。気がしてた。>>117]
じゃあ、風邪引かない長さで。まとめてよ。 引き摺られたくないし。
[ちらりと見た隣。 三つ編みの跡が残る尻尾が、揺れる。>>132 通った我儘。思わず口元が緩んだ。]
(148) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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[預かっていた紐を近くでじっと見れば、 若葉色の他に森を思わせる深緑や橙色も入っていた。
同じ橙色でも自分のものとは少し異なる色が 編まれていることに、作り手の拘りを感じて。]
……モニカ嬢のお願いが、叶いますように。
はい、出来ました!とてもよくお似合いですよ。
[結び終わる直前、小さな声で音に乗せるのは 願掛けにも似た言葉。それからお揃いを示すように、 少しだけ手首を見せて、自分の橙色を翳した。]
(149) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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−厩舎とソリ置き場の間くらい?−
……えっ!? な、何事でしょうかトナカイさん
[一体どれくらい、小分け用の袋を用意できた時か。ふいに校舎裏の方から何やら不穏な叫び声>>107が聞こえて、思わず振り返り、傍らの動物に声をかけるが当然返事はない。なあに?とつぶらな瞳が問い返すくらいだ]
ううーん。心配です
[夜が深くなるにつれて冷え込みも増す中、懐炉で耳を温めながら検証はもう諦めるべきかと立ち上がり、煌めく夜空を見上げて白い息を吐く。ほどなくして一筋の光>>143が駆け上るのが見えた 流れ星が逆流した、というよりは、一足先に太陽が顔を覗かせたような、暖かく眩しい橙色]
……うん。ワタシも もう少し、がんばりましょう
[いいなあ、という羨望は励ましに変えて。再びぷうと息を吹き込む。こころなしか、今までより大きくそして丸い、頑丈な袋を作ることができた]**
(150) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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クリスマスは、さっきから妖精の声が賑やかで、ちらりと窓の外を見る。**
2015/01/26(Mon) 01時半頃
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腕にも、つけられたけど。 一応ジンクスは手首だし。
[なんて笑いながら、下ろされる袖>>147の先、自分の手首を差し出した。 結ばれるまでの僅かの間、今自分がクリスマスに結んだ紐を見る。 ひとつの色を編んだわけでない、それぞれ違う色遣い。 男性が編んだ、と考えたら、なんだか意外でおかしかった。 同じように、束の間クリスマスも自分の紐の色遣いを見ていたとも知らず。 きゅっと結ばれたその紐に触れれば、じわりと暖かいような、不思議な気持ちがした。 妖精の光は見えない。気のせいだ、と思いつつも、勇気づけられる気がして、何度か頷く。]
クリスも、お似合い。
[翳された手首に目を細めながら、自分の手も翳してみる。 窓越しに、さっき見たのと同じ夜空が見えた気がした。]
(151) 2015/01/26(Mon) 02時頃
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なーんか、練習にみんな精が出るみたいだねぇ。
[窓の外、光がざわつく。 星明かりだけじゃないそれは、妖精の轍だ。 空を駆け上がる光が視界を過ぎって、やってるなぁ、と練習場と同じ感想を。 ――あっちは練習場だったかな、と方向感覚の違和は覚えるも、些細なこと。]
(152) 2015/01/26(Mon) 02時頃
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さぁて、わたしは図書室と資料室、漁ってくるねぇ。 クリスは外、行ってみたら? レッツ級友との語らい、レッツゲット元気。 ピートとか練習してたよ。
[そのピートがちょうど今しがた、校舎裏から飛び立ったとは知らず、クリスマスの背を押し。 おそらくクリスマスの来た道だろう図書室への道程を見据えると。 急にまた寒くなった気がして、背中丸めつつ歩いていく**]
(153) 2015/01/26(Mon) 02時頃
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お、ミナにーさんだ。ミナにーさーん。
[ついでに道すがら、窓から顔を出しては誰かに声をかける姿>>146も見えたもんだから、ちょいと背伸びしてその後ろから外を覗いてみようとする。 さっきは星空とそりの轍が見えただけだが、この位置からなら誰だかを認識できるのだろうか**]
(154) 2015/01/26(Mon) 02時頃
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/* 過去話、残り数行で寝落ちてしまった……。 ギリギリ途切れた場所とはいえ。うぐぅ
(-14) 2015/01/26(Mon) 06時半頃
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──…俺は、山奥の集落で育った。 子供は俺一人だけ。一番近い年頃でも一回り上の年齢で。 父と母は年に一度しか帰って来なかった。
[すう、と目を細めながら、語らずにいた過去を口にする。 うちの伝統的な民芸品のひとつだ、と紐を指差して。]
幼少期はサンタを信じていなくて、与太話だと思っていた。 だが長老の、サンタ養成学校の話を聞く内に興味が湧いた。
情報理工学部を選んだのは……手紙も書けない子供を、 周囲に遠慮して願いを口にしない子供を、救えたらと。
[押し殺した本当の願いは、叶えられないとしても。 夢の中で素直になった彼らの、小さな願いは叶えてやりたい。 とまでは、言うに言えない話ではある。割愛。
妙に気恥ずかしくなり、寒さ以外で頬に熱が集まった心地に掌で顔を叩き、必死に冷静を装って。 隣に座る彼の表情を、ちらりと盗み見る。]
(155) 2015/01/26(Mon) 07時半頃
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[緩んだ口許が見えた途端、視線を引き剥がした。>>148 笑われている類ではないと解ったが、こそばゆさに目を伏せ。]
昔話は、これで終わりだ。 ……サミュエル。笑うな。
[さっさと帰るぞ、と。 彼の後頭部を掻き混ぜながら、咲いていく花を眺めて。
描き終わったのを見計らい、手首を捉えると自らの首に招く。 案の定、動かずにいた彼の手は氷のように冷えきっていた。]
全く、寒さ対策くらいしておけ。 自分のことくらいは面倒臭がるな。
[冷たさに顔を顰め、手に体温が戻るまでは暫くそのまま。 帰るぞ、と再度口にすれば、未だ出払っているソリにも描きたいのか渋られ。ここにいれば見付かるぞとつついてやる。 また後に来れば良いだろう、と宥めすかしてやってから。
立ち上がり、帰り道を辿れば、輝く太陽が真上を*過った。*]
(156) 2015/01/26(Mon) 07時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 07時半頃
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―研究室への道すがら―
へぇ、ぬけおちって言うんだね、きみは。
[茸に話し掛けるも、残念ながら言葉が返ってこなかった。 動物の言葉なら、分かるのに。何がしたいのか、分かるのに。>>30>>46]
……採取サンプルに、なる…かな?
[この形は確か、辞典で見掛けたような、ないような。曖昧な記憶に首を傾げる。
角を曲がろうとして、ふと立ち止まった。窓の外、トナカイ達の声が聴こえた気がして。SOSかと耳がひくりと動く。
眼を凝らしても見えるものはなく、アリスは気のせいだったと息を吐いた。]
(157) 2015/01/26(Mon) 09時頃
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[そして、モミの木を見て思い出す。モミのそりを見せて欲しいというモニカとの話を。>>1:24
サミュエルから聴いたのかと尋ねた問いは、同じ設計に携わる者なら知っててもおかしくないと空中分解。
『乾燥室に置いてあるから、後でね』
具体的な時間を決めていなかった。やはり試験前の方が良いだろうと考えながら、一歩前へ。]
(158) 2015/01/26(Mon) 09時半頃
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あ、きれい。
[流れ星ではない、トナカイとそりの産み出す空の軌跡。
立ち止まり、暫く見惚れていた。**]
(159) 2015/01/26(Mon) 09時半頃
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[校舎の窓からかかる新たな声>>146に、くるんとトナカイが反応を示す。]
実技のれんしゅうー。 一緒に飛ばねえ?
[もう一人のサンタ候補へも見えるように、 ぶんぶんと大きく手を振った。
夜空に妖精の光がこぼれて、校舎の窓を仄かに照らす。 サンタクロースを空へと誘うように。*]
(160) 2015/01/26(Mon) 13時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 13時半頃
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やっぱり、配達学部の皆さんは実技試験の方で 良い結果を収めたいのではないでしょうか。
[ソリが練習場とは違う方向に向かっていったことに 先程の妖精の語らいを重ねれば、もしかしたら ちょっとしたトラブルが起こったのかもしれない。>>152]
…月や星や妖精たちも、彼らが実りに恵まれるよう 祝福してくれているようです。
[しかし不安が湧き上がってこないのは、空に架かる 導きの光がとても優しく暖かったから。]
(161) 2015/01/26(Mon) 16時半頃
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