315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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[五臓六腑へ染み渡るほどに、清い水だった。 何度も掬って人心地がつくと、ようやく周囲を見渡す余裕ができる。
水場の先客は、男性が2人、女性が1人、そして…耳の生えたこどもが1人。 マリオは、同じくらいの年のこどもがいるのが嬉しいのか>>109 警戒もせずにすぐに話しかけている。
はじめに応えてくれた男性は、柱の傍らに座り込み、 長身を横たえて眠っているように見えた。 >>91 具合がよくないのかもしれないが、手持ちに薬草はもうない。
誰か要学の心得がある方は――と周囲をみやれば ひょっとしたら耳のはえたこども――ミタシュと言っただろうか、と目が合うかもしれない。]
(118) 2022/12/27(Tue) 23時頃
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[正直、女性がいたことに安堵をしていた。
ロイエと名乗った女性の問いには >>104 いいえ、私たちも今しがた出会ったばかりなの、と緩く首を振る。
姉弟、という語に乗っていたわずかなニュアンスには気づけただろうか。 彼女の囲まれた場所で眠りたいという望みは >>115 ここに居る誰しもが抱いている気持ちだったのではないだろうか。 視線が合えば、頷いて見せて、同意を示す。
そして――薄暗い中でもひときわ白く輝く男性――フェルゼは、この城を塒にしているようだ。 ここでの注意事項を手短に告げて背中を向けて去って行こうとする。>>110
彼の姿はなぜか、黄泉路を照らす蝋燭のように見えてしまい 綺麗だなどと、場違いな感想を胸に抱いた。
それにしても、エンジェルシイラというのは、どんな生き物なのだろう]
(119) 2022/12/27(Tue) 23時頃
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[今日一日であまりに多くのことが起こりすぎて、状況を整理するのが精いっぱいであった。
カバンの奥底に隠されたわずかばかりの感想させた果実では、 全員のお腹を満たすのは難しいかもしれない。
何か方策を、と懸命に考えようとするが、 目の前がくるくると回り出し、慌ててしゃがみこんで眩暈が去るのを待つことにした]*
(120) 2022/12/27(Tue) 23時頃
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[ 酒瓶を警戒するように嗅いだ彼>>86見つめ飲まなかったことに少々の落胆を感じていた。 飲水として使えるかどうか、確認してみたかったのだが、まぁどうせ誰かが飲むだろうと考えを決めた。 ]
何本かお酒は持っていますけど、あんまり使いたくはないですね
[ 酒を様々な用途に使えるから何本か持っていることを言っておけば、僕が持っていることに違和感はないだろう。 この見た目であるから、酒をあまり持ちすぎていると怪しまれてしまうことが多いため、ついこのような言い訳をしてしまうことが多い。 あまり、言う必要はないのだけど、そういう癖だ。 ]
(121) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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ひゃっ…!
[ 耳は敏感と言ったと思うが…?
雑に触られた>>86ことで耳に手が当たったことで思わず出てしまった声。 恨めしいような目で彼を見れば不満であることは伝わるだろうか。 というか伝わるべきなのでは?
そういう思いを込めた目を向けながら自分の中で我慢の言葉を浮かべる。 仕方ない、仕方ない、これは必要なんだ、と。]
噂、どおりですね?
[ 彼のつぶやき>>87にそう答えた。 彼の見つめる先にある噴水からは未だに水が出ている。
それが何を意味しているのか、きっと理由があるのだろう。 水が出続ける理由が。 *]
(122) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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[ 後から現れた2人を見ていた。 気配は感じていたし、人ならば襲われても対象できると気にも止めていなかった。 流れるように水を飲み、自己紹介、その流れに乗って僕も名前を名乗った。
とりあえずのところ水が飲んでも直ちに影響がないことがわかっただけで良かった。 あとは城内のワインセラーに行ければいいんだけど、と考えているとマーゴと目があった>>118。 どうやら彼女は気絶するように眠った>>ラルフ92のことが気になっているようなのが目線でわかった。 ]
今のところ、彼は大丈夫だと思いますよ 主に疲労とかそういうのに見えるので、しばらくすれば起き上がれると思います
[ あとは栄養の取れる食事さえあればいいのだろうが、こんなところだから高望みというものだろう。
けどまあ、そういう不安にさせるようなことは言わぬが仏というものだ。 安心させるよう、微笑みを浮かべた。 *]
(123) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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この耳ですか?
[ 問われたこと>>109に多少の驚きはする。 まあ、獣人という人種の生息域は酷く狭いのはある。 知識としての知は経験としての知と違い、学ばなければ知ることがないのだから仕方ないのだろう。
そもそも閉鎖的な生き方をしていた獣人が全て悪い。 ]
そう、ですねぇ……
[ 少し言葉を選ぶように考える素振りを見せた。 ]
(124) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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……この耳は色々ありまして 簡単に言えば、生きるために仕方なくでしょうか
[ それは昔のこと、小さな村の話だった。 ]
昔、怪物の守護に入っていた村がありまして その村では守護の対価に生贄を神と呼ばれていた怪物に与えていました
[ 生贄の扱いはそれはもう悲惨という言葉でしか表せなかった。 どうせいつか生贄として神という名の怪物に食べられる定めだったからこそ、村の人々はストレスのはけ口に彼女を使った。 殴られ、暴言を吐かれ、石を投げられる。
ある意味ではその行為は村人達の防衛本能だったのでしょう。 人として扱わなければ、生贄として彼女達を送り出す罪悪感を感じないのですから。 ]
(125) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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まぁ、生贄というのですから、運命は決まっていまして
[ 神に喰われるか、神におもちゃにされるか。 どちらにせよその先の未来は死だ。
それならば少しでも希望がある方へ進むのが人というものだ。 ]
それが嫌で、ちょっと神というものを噛み殺しまして
[ 感情的に言えば、嫌悪感。 許せなかったと言い換えても良いかもしれない。
ただ、救いたかった。 それだけだった。 ]
その怪物の血肉を食べてしまった後、気がつけばこうなってたのです
(126) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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[ あっけらかんと言うその姿に人はどう思うのか。 可哀想だとか、力になってあげたいだとかそう思うだろうか。 まあ、一つ確かに言えることとすればこれは子供にする話ではない。
しかしまあそこはいいだろう。 なぜならどうせーーー ]
(127) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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まあ、嘘ですけどね
[ そう言葉を吐いた。 ]
ただの生まれつきですよ、これ 私は獣人の村出身なんですよ
[ 嘘を話すときはどこか真実を混ぜることで本当っぽい話になる。 だからこそ、勝手に想像して勝手に憐れむ。
この話をしたのは何も理由がないからではない。 変な想像して、か弱い子供だって思ってくれないかな〜というある意味では生きる知恵のようなものだ。
まあ、嘘を言及した後の言葉は真実っぽいものに聞こえるだろう。 ]
(128) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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[ 僕の家族には獣人なんて誰もいなかったんですよね。 *]
(129) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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エンジェルシイラ……?
[ 聞いたことのない名前、種族かもしれないと記憶を検索するが該当もない。 ならばまだ会ったことない相手だろう。
それならば違和感を感じる。 何故彼はその忠告>>110をしたのだろう。
人間ならば判断がつかないし、そもそも会話できるだろう。 それに、 ]
(まるで、会えばわかるような言い方に思える)
[ ならば、人ではないのだろうか。
そこで気がついた。 あの空を駆ける怪物に見つかった後、わりとすぐに彼と出会った。 もし、彼があの怪物のことを知っていたら……? ]
(130) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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(いや、まだ決めつけるのははやいか)
[ けれど、あの怪物が噴水近くにいたのならは近づかないようにしよう、そう決めた。 ]
あっ!フェルゼさん案内ありがとうございました!
[ 彼の去っていく姿>>112に感謝の言葉は言えど、追いかけるつもりはなかった。 色々聞きたいことはあるが、いまいち信用できない。
怪物に関わると碌なことがない、そう経験が語っていた。 **]
(131) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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/* おはよー 色々進んでた。 ミタシュのニエ嘘かーい そして獣人じゃないんかーい 盛大な嘘ついてくれてうれぴっぴ。
ミタシュ幼女把握 女性比率高いし、マリオは普通に男になろうか
(-17) 2022/12/28(Wed) 05時頃
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/* マーゴお姉ちゃんがべしょべしょの服拭いてくれようとするの嬉しいし無理にはしゃいでるの気づかれたし ロイエお姉ちゃんは「右手で」(ここミソ)撫でてくれるし 嬉しいね
(-18) 2022/12/28(Wed) 05時半頃
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[細いお兄ちゃん── フェルゼお兄ちゃんが忠告した>>111のは、 おれ達が到着した後のことだろうか。
エンジェル……何? そもそも、それって人? 化け物? シイラって、魚? けど、それ以上の説明は無かった。
代わりに、城内について少し説明すると>>112 背中を向けて立ち去った。 やっぱりここも安全じゃないんだ。 水だけじゃ生きていけないし やがては探検に出る時間がやってきそうだけど 今は、みんなとの会話を楽しもう。
フェルゼお兄ちゃんの背中を見送った。]*
(132) 2022/12/28(Wed) 06時半頃
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/* 尻尾もついてるのか アツいな
(-19) 2022/12/28(Wed) 06時半頃
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[ロイエお姉ちゃんの手がおずおずと伸ばされて おれの汚れた頭を二回撫でた。 折角なら帽子を取っておけば良かったな。 遠慮がちな、優しい撫で方だ。 その手つきで、昔のことを思いだした。]
(133) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[──あの日おれは、宿泊客の呼び込みに成功した。 それが嬉しくて、家に着くと真っ先に姉さんを探した。]
姉さん! 今日、お客さんが来たでしょう。 これで分かった? 掃除以外もできるって! いつまでも下働きばっかりさせないで── 姉さん?
[日は傾きかけていて、 斜めに差し込む茜色が 舞う埃をきらきらと照らしていた。 その夕陽の奥の受付で、 姉さんはぼうっと虚空を眺めている。 いつも姉さんは「おかえり」、二言目には 「まずは手を洗いなさい」と小言を言うのに。]
姉さん? お客さんは?
[宿の中は静かで、誰もいないみたいだ。]
(134) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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「──マリオ」
[姉さんは短く言い切った。 呼ばれたのだと気づくのには、随分時間がかかった。 姉さんは手招きをして、自分の膝に座らせた。 姉さんとお揃いの髪が撫でられる。]
「ずいぶん伸びたのね。そろそろ切りましょう」
姉さんの方が長いのに?
「私はもう、女性だもの。 だけどあなたは伸ばしていたらおかしいわ」
(135) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[それから姉さんは、お揃いの髪を、 随分長いこと梳いていた。]
「……私の小さなマリオ。姉さんを守ってね。 あなたは勇敢で、強い、男の子なんだから」
[あの日から、それが姉さんの口癖になった。 本当に、おれに大人の男の力があったら、 姉さんを守れたのに。
せめて、言葉だけでも大人の男みたいに見せるために、 その日から自分のことを「おれ」と言うようになった。 ちびで痩せた体じゃ、逞しさなんか無いけれど。]
(136) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[──ロイエお姉ちゃんを見上げると 微笑みと目が合った。>>113 けれど、口元とは裏腹に、言葉と目は悲しい。 おれがロイエお姉ちゃんに姉さんを重ねたように、 おれを通して、かつての妹を見ているんだろう。 ロイエお姉ちゃんとは似ても似つかない 赤い癖っ毛を撫でながら。]
ふぅん。いつも助けていたんだ。>>114 きっと妹さんは、ロイエお姉ちゃんの力になれると 嬉しかったんだろうね。……分かる気がする。
[妹さんとは、会ったことも話したことも無いけれど、 姉さんを慕う気持ちなら、似ている気がした。]
(137) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[だけど、妹を愛しむ姉の気持ちは 想像しようとしても、いまいちピンとこない。 経験したことが無いから。]
……ね。ロイエお姉ちゃんはさ、 妹さんのこと、好き?
[そんな風にして、ロイエお姉ちゃんに 話の続きをせがんだだろうか。]*
(138) 2022/12/28(Wed) 10時頃
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[そう。姉さんの心なんて想像がつかない。 だって姉さんはおれよりも強くて、賢くて、 体も大きくて、なんでも先に行っていた。
だからおれは早く姉さんに追いつきたくて 色んな技術を、挑む気持ちで身に着けた。 遊び始めるのも、言葉を覚えるのも、 何でも姉さんよりも早かったそうだ。 当たり前だ。おれには姉さんがいたけど、 姉さんにはお手本がいなかったんだから。
常に追いかけられる側の「上の子」が どんな思いで「下の子」と一緒にいるかなんて、 弱くて、馬鹿で、小さくて、けれど勢いのある存在に モヤモヤと心が凝ることがある>>78なんて、 想像もつかなかったんだ。]*
(139) 2022/12/28(Wed) 10時頃
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[どれくらい眠っていただろうか。 周辺はすっかり暗くなっていた。 もっとも、今のラメトリーは朝も昼もずっと、うっすらと暗い。
見渡すと、フェルゼとロイエは移動したのか、姿が見えなかった。 何やら話をしている少年マリオと、獣耳のミタシュ。 噴水の傍で小さくしゃがみ込んでいる女性。 警戒されない距離まで近付き、首を傾げて横顔を覗くと やや具合が悪そうな白い顔色が見える。]
あんた──失礼、マーゴだっけ。 気分が悪いのか?
(140) 2022/12/28(Wed) 12時半頃
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[口にしてから、可笑しな問いかけだなと気付く。 世界中が汚染され、僅かな清い水に辿り着いたものの 食べ物のあてもなく、薬もなく 気分良く健康に過ごせている人間のほうが貴重だろう。 現に自分自身、空腹と疲労で気絶するように眠っていた。
彼女の返答はあっただろうか。 城の外、暗く浮かび上がる廃墟を見据えて、ふむ、と思案する。]
何はともあれ、ここには清浄な水が湧いてる。 この城の周辺の植物なら、食べられるモノもあるかもしれない。 誰かが探しに出るなら俺が適任だし、少し見てこよう。
(141) 2022/12/28(Wed) 13時頃
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[その場に居た者たちの反応はどうだったか。 マーゴの様子が大丈夫そうなことを確認できれば、 軽い感じでひらひらと手を振り中庭を出る。 通りすがりにミタシュの頭を撫でそうになったが、 嚙まれはしなくとも睨まれた事を思い出し自重した。
中庭に続く小道を抜けると、広い庭園があった。 来る時にも通った場所だ。 かつては、ドイツのシュヴリーン城のような 美しい庭園だったのだろう。 今では廃墟と化し、暗い夜の底に横たわっている。
夜目の利くラルフは迷うこともせず、 薄緑色の草が生い茂る一帯を目指して歩み寄った。
傍に近づくと、植物から何やら小さな音がする。]
(142) 2022/12/28(Wed) 13時頃
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……フフフ……クスクス……
[音ではなく、声だった。思わず後ずさる。]
やべ。ワライユリの葉っぱか。これは食べられない…
[それは世界が現在の姿になってから出現した 奇形植物だった。 もう少し目を凝らしてみれば、周辺には 不気味な奇形植物がまばらに生えている。 血のように真っ赤なキラーローズ、 人間の女性の横顔のような花を咲かせる美人草、 手を出すと巻き込まれそうな渦巻いた葉を持つ緋回り…]
(143) 2022/12/28(Wed) 13時半頃
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[途中で歯を持つ草に嚙まれたりしたかもしれない。 それでも、まともそうな植物を懸命に見分けては 香りを確認し、舌で一舐めしてみて、 少なくとも毒ではなさそうな物だけを採取していく。]
──火があればもっと良いんだけどな。
[ゆらめく暖炉の炎。 元居た屋敷の中の、令嬢の私室を思い出す。 暖炉の炎も、カーテンもベッドのシーツもオレンジ色で いつも静かに燃えているような部屋だった。 男を見つめる令嬢の瞳も──。
実際、その部屋は、燃え落ちた。 全て、焼失したのだ。 何もかもすべて。]
(144) 2022/12/28(Wed) 13時半頃
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