289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村
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……寝てても治ってないじゃないですかー。
[うなだれるのが少し面白くて、笑み混じりにつついてみた。 変に考えこんで気を使わないでほしい、という意図が混じってはいたが、伝わらなくても構いはしない。 とはいえ相手は病人、意地の悪いのもこれっきり。]
(!19) 2018/11/29(Thu) 01時頃
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たいしたことしてないんで、ほんと。 米煮てるだけですから。 元気になったら、チーズとか入れてもうまいですよ。
[本当の本当に、掛け値なしパックごはんとめんつゆ煮てるだけだ。 誰にでもできるし、失敗もしない。 チーズ入りおじやはジャンクの極みだが、なんにもしたくない作りたくないときの、凛堂家自炊定番になりつつある。]
……あ、食べられます? よかった。少しって言ってたから、食欲ないのかと。
[お代わりの要求には声も顔も安堵して笑った。 食べられること以上の薬はないと思う。]
(!20) 2018/11/29(Thu) 01時頃
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/*
稜くんめちゃくちゃ良妻だな!!!!!!!
(-32) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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飲みやすいですよ。 僕、風邪引くといつもそれなんです。 どうせ水分必要だから、倍飲めばいいかな、って――
[薄めポカリが珍しそうな様子に、個人の思い出を交えて語っているうち、マグカップの中身はするすると消えていく。 お代わりが二つに増えれば、つい口元が緩む。]
ふふ。 じゃあ、雑炊もポカリもおかわり持ってきますね。 開いてるペットボトルとかあれば、それにも作りますよ。
[こちらを伺う視線は、おかわりをねだる気まずさだと勝手に解釈して、なるべく気楽な調子で立ち上がった。]
(!21) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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/* パパが功也さん、ママが星歌さん(アマルテアおねえちゃん似)
(-33) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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/* 顔面偏差値を文面から感じられるの嬉しい。明言してる部分じゃなくて振る舞いとか、そういう部分で。楽しいっすわ・・・
(-34) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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[部屋を出れば、改めてポカリをマグカップに注ぐ。 レンジに放り込んで、時間をセット。 その間軽くお椀を洗い、水気を拭いたら雑炊のお代わりをよそった。
レンジが温め終了を叫んだら、また半分水で薄める。]
ああ、そうだ。
[本格的に隣に荷物を持って行こうと、トートバッグに腕通してから、お椀とマグを改めて持った*]
(62) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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/* 凛堂と方徳さんこれ念話使って・・・る・・・!?!?ううううううううたのしみ・・・・!!!!!
(-35) 2018/11/29(Thu) 01時半頃
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………っ、ぁー……
[どのタイミングだったか。 ぐず、と鼻が鳴れば、ティッシュの箱に手を伸ばして また一つ、新しいティッシュの丸まりを作った。]
ティッシュは、いつもんとこ。 ………うちに、体温計なんて、あったか?
[>>22>>59問われる答えは、曖昧なもの。 普通の家なら常備してて当たり前だが 普段世話にならないものの場所を、青年が覚えている筈もなく。]
(63) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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あー
[幼馴染が息を吹きかける様子をじっと見ていたが、 それが口許へ近づけば、言われるままに口を開けて 運びやすいようにこちらからもスプーンへ顔を寄せれば 整っている方らしい、その顔は瞼を閉じて]
…………ん、……んまい
[火傷するほどの熱さはなく、病人の胃にも馴染んでいくようだった。 正直な所、鼻が詰まっているせいで味はほぼ分からなかったけれど 幼馴染の作るものは、美味しいに決まっているのだから そう、呟いた。]
(=4) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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して欲しいと思わねえし された事もないけどな。
[付き合った女性の数は、幼馴染のそれより多くとも 大半は男をアクセサリーか、荷物持ちか、 快楽を得る為の相手としか思ってないような連中だった。]
……まあ、お前が本当にするとは思わなかったけど。
[なんて、その気恥ずかしさをさらに煽るように 最後に余計な一言を付け足しながら さすがにそれからは、自分の手で食事を口に運ぶだろう。]
(=5) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[しかし、恥ずかしがるくらいなら最初から言わなきゃ良いのに。 そんな思考が過りつつも、その声色に言葉程の棘はない。 むしろ、その逆の感情すら感じて───………
………ああ、きっとお前は 目の前の男が何を考えてるかなんて、 気付きもしないんだろうよ。]
(=6) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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顔には出さない。 言葉には出さない。
それでも確かに そんな恋人のようなやり取りに 抑え込んでいたどうしようもない感情が蠢くのを、
確かに、聞いた。
(-36) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[>>60すすめられるままに蜂蜜入りの生姜湯も一口。二口。 一人暮らしであれば確実に入らなかったであろう甘さが広がって 咳で傷ついた喉が、じんわりと温まってゆく。]
………まだ寝る時間じゃねえんだけど
[>>61聞こえた言葉に文句を言いながらも 目の前に置かれた薬に手を伸ばして、飲んでおく。 幼馴染がマスクを付け直すタイミングで 合わせたようにこちらも付け直した。]
(64) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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いやそれ言われると……。
[>>!19その通りです……、って。 声がものすごく小さくなった。]
や、その「煮るだけ」ってのが、料理できない民にば、でぎだい
……ズピッ できないんでずよ。
[>>!20うちのキッチンに立つ凛堂さんなら、気付いてしまってるかもしれない。 まず調理道具や皿やコップが、かなり少ない。 ガスコンロやシンクがきれいなのは、そもそも使用頻度が低いからだ。 そしてゴミ箱の中は、コンビニ弁当のトレーと、冷凍食品のパッケージが大半を占める。 そんな具合。]
(!22) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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……さあな。 季節の変わり目ってやつじゃねえの。
……───ゴホッ、ゴホッ
[適当に、当たり障りのない返事を返す。
心当たりという 心当たりはない。 だがもしそれが浮かんだとしても この幼馴染に伝える事でもないと思いながら 部屋の扉が閉まる音を聞いていた**]
(65) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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ちーず、すきです。 いいなそれ。 風邪治ったば、作りがたおじえてください。
ぺとぼとるば、ごび箱にたくさん。 そんでだいじょぶだば。
[一応すすいでから捨ててるし、カビたりなんかはしてない、はずだ。]
凛堂さんあれですよで。 気遣いとか、すごい"、こまかぐて……ありがとです。
[>>!21キッチンへ向かう背中に、ぺこんとお辞儀。 きっと、彼女にも優しいんだろうなー、って、ちょっと思った。]
(!23) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[そして。 キッチンから聞こえる調理の音を聞きながら。
ちょっと、うらやましいな……って。
思ったりもした**]
(66) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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/* おっさん達まじで秘話なに!?wwwww気になるwwww
(-37) 2018/11/29(Thu) 02時頃
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[開いた口に粥を運んだ時のこと>>=4 様子を見ながら、表情は自然に穏やかに緩んでいた。
嗅覚が鈍れば味覚も違って感じられてしまう 症状がどれ程かは、本人でなければ分からないが。 その中で呟かれた内容は、まるで、そう 料理や弁当を褒めてくれた時を思い出すものだったから。
おれの自意識過剰でも、それでも良い。 ただ一時、恥ずかしさを忘れられただけ。 きっと伝えることも無い感情だ。]
(=7) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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クールだなぁ。
[結構、正しいことを言ったつもりだったけれど柊真の様子は変わらない。>>=5 らしいとは思う。一方で少しだけ気になりもした。 じゃあ、どんなことを女の子にして欲しいのだろう、と。 今の自分達が恋について語らった経験など、ある訳もなく。 幼馴染の恋愛観も、どんな付き合い方をしていたのかも知りはしない。]
……だって、柊真が言うから。
[数秒の硬直、理解した馬鹿は視線を泳がせ最初に仕掛けた責任を棚上げした。 余計な一言は、中々の効果を発揮している。
そう、いつもこんな感じだった。 柊真の言葉を真面目に受け取ってしまって、 後から指摘されてしまうのだ。]
(=8) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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[再現された思い出は、むず痒いものを含みながらも甘やかで 渡した後も食べてくれることに確かな喜びを覚えながら。
出来ることなら、風邪が治った後もこんな風に 言う勇気も無いことを一人考えていた。 目の前の幼馴染が何を思っていたかなんて、 誰よりも知っていた筈の彼の気持ちを、少しも知りもせず。]
(=9) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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[そこまでが、部屋を出るまでの出来事。 納得がいく返事──浮かれる頭では他の見方をすることは出来ない──へ、 短く相槌を残し、やはり頻繁な咳への気遣いの視線を扉が遮りって 閉じる音が空間を隔てる。>>65]
体温計、どこだろうなー……
[先程のやり取りを思い出しつつ、独りごちながら歩く 中々衝撃的な言葉だったけれど>>63まあ、確かにそうだ。 体調を崩すことが珍しいと思うなら、聞くべきでは無かった。 ペットボトルを片付け、食器を洗ってしまえば次は捜し物 星夏さんなら、と立てた予測は的中する。 きちんとしまわれていた救急箱の中に発見。]
(67) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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柊真、入るよ。
[戻って来たときに持っていたのは、勿論体温計だ それに加え、新しい箱ティッシュにアイス枕とタオル。 本人に体温計を渡して、箱ティッシュはテーブルに そして彼の枕にタオルで包んだアイス枕を乗せておく。]
救急箱の中にあったんだ。 星夏さんがまとめておいてくれて、良かったよ。
[そう話しつつ、散らかった服を勝手にまとめ始める。]**
(68) 2018/11/29(Thu) 04時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2018/11/29(Thu) 04時頃
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/* 朝起きて幼馴染の新しいロールが見られるの なんかもう幸せすぎてヤバイですよ
ゲロするべきかどうか迷ってたけど この幼馴染にゲロの処理させたくないなーwwwwww
(-38) 2018/11/29(Thu) 08時頃
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/* しかし4時……………うっ………・くーちゃん健康してる………? 大丈夫………?
(-39) 2018/11/29(Thu) 08時半頃
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/* >>=8 うー可愛い この男は女の子じゃなくて君にされた事が何より嬉しいんだよ
しかし思ってたよりクールなムーブになってるのかな 上手く隠せてるんかね(中身がこうだからデレてないか心配
(-40) 2018/11/29(Thu) 08時半頃
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………へえ、 俺が言ったら何でもしてくれそうだな?
[>>=8僅かに笑いを漏らして、また返す。 そういう反応が見たいばかりの意地悪だ。
友人がいない青年にとって こんなやり取りが出来るのは、この幼馴染だけだった。 どう思われているかは分からないが その時間は、かつて青年がよく笑っていた頃と同じ 手放してはいけない、大切なものだったのに。]
(=10) 2018/11/29(Thu) 09時頃
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/* アンカミスっても共鳴は消せない!!!!!!ちくしょう!!!!
(-41) 2018/11/29(Thu) 09時頃
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あ゛ー……サンキュー……、
[>>68持ってきてくれたアイス枕に頭を預けると、 その冷たさに熱が溜まった脳が冷えていく心地で、 落ち着いたように、大きく息を吐いた。
全く、この幼馴染はよく出来ている。 父子家庭に育つとこうも気がきくようになるのか。 自身との違いを肌で感じながら、散らかした服 ──彼と色違いの黒いニットとジーンズ、それから上着──が 彼によってまとめられていくのを視界の端に捉えながら、体温を測った。]
(69) 2018/11/29(Thu) 09時頃
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