112 燐火硝子に人狼の影.
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[自分の屋台を持ったのは数年程度前のこと。 それ以前は、酒場だったりカフェだったり、時には露天商の手伝いをしていたことがある。 その時の経験が、今の料理の腕に生かされている。]
まァ、実際に出くわしたりしてねェ限り。 お伽話とか、噂話の中だけの存在、って思いもするだろうさ。 その噂をまっとうに信じてる市民もまァ、存外多い訳だけどよ。
[そして今思い出すのは、もっと昔のこと。 13の時にたったひとりでこの町に辿り着く前。遠い遠い故郷のこと。]
………人狼、に襲われて。 滅びた村のことなら知ってるさね。
(62) 2013/02/04(Mon) 23時半頃
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[ふと掛けられた声>>58に振り向けば、凛々しい女性の姿。 先程、自分と同じように広間に集められていた人、だったろうか。]
あ、はい。ちょっと待ってくださいね。
[グラスを探しに行こうとした所でふと、 彼女が足庇う様にして立っている事に気付く。]
……あの、大丈夫ですか? もし良ければ、座って待ってて下さい。
[すぐお水、お持ちしますから。 と、手近な椅子を彼女の傍に置けばグラスを取りに戸棚へと向かう]
(63) 2013/02/04(Mon) 23時半頃
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オスカー君ごめんね。
[巻きこまれただけの哀れな少年に、 多少の罪悪感は湧くけれど。
飢えを満たし、いかにこの檻から抜け出すかを、 頭の中では考えていた。]
(-22) 2013/02/04(Mon) 23時半頃
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[壁を蹴りつける音>>45がした時には、身を竦ませていただろう。 向けられた声>>61は酷く攻撃的なものだった。 棘のある視線に体を固くしはしたが、]
気楽でも、なんでも。 食べて寝ないと、頭も働かなくなりますし。
……今、他に何ができるんですか。
(64) 2013/02/04(Mon) 23時半頃
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[こちらに気付き、応える声に少しだけ笑みを浮かべる。>>63 愛想というよりも、安堵に近かったかも知れない。]
ありがとう。 …いや、いいんだ。
[気遣ってか椅子を引く彼女に、ゆるゆると首を振って。]
水だけ。もらえれば、部屋で休む。 気にしないでくれ。
[そう言った後、かろやかに動き回る彼女の仕草を、壁際に立ったまま眺めて待つ。 傍らのクロスの男と目が合えば、目礼くらいはしただろう。]
(65) 2013/02/04(Mon) 23時半頃
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/* メアリーにしよっかな。 サイコメトラー的なアレ(
(-23) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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/* っていうか、二人のとこに飛び込みごめんな。 すぐ帰る!帰るからさ!(
(-24) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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[出入り口側のフランシスカ>>58に振り向いたのは、メアリーより後のこと。 考え事の所為もあり、声に気付くのが遅れた。]
あ、………悪ぃな、メアリーちゃん。
それにあんた、その……、
[戸棚へと向かうメアリー>>63を一瞥しつつ、続けて投げた言葉はフランシスカに対してのもの。 丁度その時に目が合い、目礼を交わしつつも、ふと気にしたように]
大丈夫、……じゃねェよな。 まァ、気分悪くするのも……無理はねェ、よなァ。
[思ったのは、自警団たちが来てからの、この状況のこと。 庇うように見えた足のことも思考に過りつつ。 彼女がクロスに対して抱いた思いが何であるかまでは、考えが及ばない。]
(66) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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[安堵した様な微笑を浮かべる姿>>65に、小さく微笑み返して]
そうですか?なら、良いんですけれど。 …足、あまり酷くならないと良いですね。お大事に。
[グラスに冷たい水を汲めば、はい、と。手渡して]
…あ、私はメアリーです。メアリー・ヒューズ。
[何だか、変な縁ですけれども。宜しくお願いしますね、と苦笑して]
(67) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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[飲み終わったら、そのまま置いてて貰って大丈夫ですよと。それから、シーシャ>>66へは気にしないで下さい、と告げて。 手伝いへと戻れば、手際の良い調理に思わず関心を奪われるも、 問い掛けの答え>>62に思わず息を飲む。]
本当に。ほんとうに、居るの? …シーシャさんは、知ってるんです?
[困惑しながらも、思わず呟く。信じられない、と。けれども、この短い期間で。彼がこんな冗談を言う様な人ではないのは、どこかで理解していて。]
(68) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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……んと。判った、ミドル。
[「思うように」>>*24、そのこえに頷くように小さく呟く。 とはいえ、今のところ何の策を持っている訳でも無く――。 目の前のシチューのことを。メアリーを、フランシスカを、その様子を確かめつつ。思考は漠然と流れていく。]
(*25) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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/* くっそすれ違いw ごめんなさいすぎる!
(-25) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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[礼を返しながら男が言う言葉にも、少女にそうして見せたようにゆるゆると首を振る。>>66]
具合が悪い訳じゃない。 足も少し捻っただけだ。
[彼の首元にあるクロスを再び視線の先にして。 一時、黙る。]
気にするな。 …人の事を気にしている場合でもないだろう。
[お人よし、という言葉が目の前の二人に対して浮かぶが。 あまりよくない言葉だった気がして。 口にするのは止める。]
(69) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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はっ…… 頭のおかしい連中が用意した食料なんざ食えるか。 それこそ、容疑者とやらを一斉に始末するために 毒が盛られてるかもしれねーだろうが。
[もっともそれを言うなら、最初から 手にした銃を使えばいいということなのだが。 困惑と怒りで塗り潰された思考は論理的な判断を下さない]
寝てる間に人狼に食われんのもまっぴらだぜ。 そんなもんがいれば、だけどな。
[誰も、何も信用していない。 そう言いたげな瞳が暗く揺れていた**]
(70) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 00時頃
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/* 24hはやはり早いなしかし寝る(ばたん
明日は「こんな所にいられるか俺は部屋に戻る!」をやりたいのでな←
(-26) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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[差し出された水を受け取り。 彼女の名乗りを聞けば、瞬きを止めた。>>68]
…私は、フランシスカだ。 ありがとう。
[短く名乗りと再度の礼を落とすと。 クロスの男にも礼を告げてから、調理場の前を離れ、再び歩き出した。]
(71) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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[怖がる少年から憤る青年へと視線を移し。 硝子の奥の目は観察するように動く。 今はただ周りへと八つ当たるだけで済んではいるが、 激化したらどうなるかは分からない。
――人間は、時に人狼よりも恐ろしいものに変容するから。]
(*26) 2013/02/05(Tue) 00時頃
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