301 十一月うさぎのないしょ話
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――3人卓へ――
[宅本のオーダー>>222もあり、全てを手に持つことは不可能だったから、店員権限を使って厨房からトレイを持ち出した。 エリカと宅本の分のラザニアと、二人に渡すものの切り口を揃えるために少し切った潰れた切り口の一口分は自分と香子の「おかわり」に、コリンキーのベジヌードルと一緒にピタパンに詰めて証拠隠滅。
それと二つのスープボウルにエリカ作のポトフを。 煮込むと煮崩れちがちなじゃがいもがちゃんとその形を主張している。 シンプルな家庭料理であるが故に「プロ」の技をそこに見る。
側面が割れたソーセージ、波打つベーコン、それとたっぷりのセロリ。>>74 セロリは好まない人もいるが、香子はむしろ喜ぶだろうとエリカのオリジナリティの縮図を作った。 乙坂の分はスープをたっぷりめに。 何故なら裏アレンジ的に用意してある炊飯器からよそった小盛ご飯で野菜の旨味が溶け込んだスープ飯を楽しみたいからだ。
そうして乗せた4人分を持って、話がはずんでいるであろう3人の元に戻る。]
(231) Ellie 2019/12/04(Wed) 23時頃
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お待たせ、話は弾んだ?
? ――何話してた?カオ赤くね?
[香子の表情>>227を指摘して、くすくす。 自分の分の椅子は空いていなかったので、少々行儀は悪いがウィンドウに凭れるように。 カーテンが引かれていても明るかった時間は冬の速足で過ぎていく。壁際の照明のスイッチを明るめに回した。*]
(232) Ellie 2019/12/04(Wed) 23時頃
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/* 有馬さん>>-355 有馬さんは設定が「違いがわかる男」感出てた分きつかったのかなという印象があるので、中の人があまり食べることに貪欲ではない場合「好きなものしか食べない」とかにするとハードルは下げられたのではないかなと老婆心ながら。
きつかった中顔を出してくれて一参加者としてはすげー嬉しいです。パーティにも是非おいでください(手招き)
(-363) Ellie 2019/12/04(Wed) 23時頃
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/* ラザニアをピタに詰めたことはないんだけどラグーソースは小麦粉と結婚すべきレベルに合うから詰めちゃう。合わせるならコリンキーが甘くていいよね。 この村のおかげで俺は毎日かぼちゃが食べたい(愛)
(-364) Ellie 2019/12/04(Wed) 23時頃
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/* >>-357 濡れた米信者なので表でもつい出しちゃうやつですてへ。 ポトフにも米を入れたいしおでんにも入れたい。
(-365) Ellie 2019/12/04(Wed) 23時頃
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直の? いつの間にリクエストしてたんだよちゃっかりとあいつめ……
[当の直の姿を探すが、人の波で見えない。 彼は彼で固定ファンもいるし、忙しくしているのだろう。
花二輪の配慮>>238>>241に「あんがと」と会釈ひとつ、椅子に腰を下ろした。]
ん?
[勿論誤魔化されてなどやらない。>>241 ネタばらしをしたエリカに慌てる様も、今は聞く耳が二人分あるというのについ「可愛いなぁ」なんて言ってしまって。>>242]
(246) Ellie 2019/12/05(Thu) 00時頃
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客の「キリノエ」さんは独占できねぇけどさ、「香子」は俺のだから許せよ。
[彼女の可愛らしい回答>>240は残念ながら聞いていない。 ここにいるのは家族に彼女を紹介するかのような男の姿。]
幸せそう、ってんなら、お前らもな。 二人でいる姿がしっくりくるよ。 最初に宅本さん連れてエリちゃんが顔出した時にもう「カレシ連れて来た」って思ったからな俺。
(247) Ellie 2019/12/05(Thu) 00時頃
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[そして男は「いもうと」が彼氏を紹介する時のごとく、少し改まって。]
宅本さんなら無理強いはしねぇとは思うけど。 ……泣かしたら俺と直がぶん殴りに行きますんで。 店長は――なんかこう、何かしらやると思うんで。
よろしくお願いします。
[頭を下げた。**]
(248) Ellie 2019/12/05(Thu) 00時頃
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/* 健康的に俺も寝るぜーおやすみ。
個人的に情景を思い浮かべて書いてる箇所(ソーセージの割れた側面)に気づいて拾ってくれるの自己肯定感を高めてくれる……香子の福利厚生が手厚い……ありがとう……。
(-369) Ellie 2019/12/05(Thu) 00時頃
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――四人卓――
[トレイに乗せた料理は登場時から大歓迎された。 宅本の賛辞>>252には「Zてなんすか」と笑ったり、照れを誤魔化すように食べ始めを促した香子がそれでもきちんと食前に新しいお手拭きを使用する様>>257に目を細めたり、穏やかで美味しい時は流れる。
ライスが足りなくなれば追加し、黒豆茶のお代わりにも立った。]
そうそう、生食用のカボチャで「コリンキー」って品種。 黄色味が強い野菜が欲しくて、ソウメンカボチャでも良かったんだけど他の野菜との相性考えたらこっちかなって。 ん、甘くて正解だったな。
[既にある「完成された」皿の話題だけではなく、アレンジした味も共有できる幸せ。 香子が隣でポトフもピタパンサンドもひとつひとつ丁寧に味わってくれるから、多分今日は心拍数を落ち着ける隙がなさそうだ。]
(260) Ellie 2019/12/05(Thu) 21時頃
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デザートは「ちょっとずつ全部」で良いよな?
[3人を順繰りに見回して、にっと口角を上げる。 彼等を見る視線が柔らかい自覚はある。 自分が煮込んだのは牛の頬ではなく己の頬だったのかもしれない。蕩けてずっと戻らない。]
……他の人と楽しそうに話してる彼女を見てんのも楽しいっての、この歳になって初めて知った。 すげぇよな、どの瞬間も可愛いとか。
[席を立ってからそっと宅本に相槌を求めたのは、仲良く話す女性二人の姿を見る彼もきっと同じ気持ちだと思ったから。 二人きりでいたい、独占したいという気持ちとは別に、ただ楽しさ美味しさを堪能している彼女を見ているだけで幸せな気持ちも胸の同じ位置に存在している。
デザートを堪能する彼女にもまた新しく恋をするのだろうと確信しながら何度目かのサーブを。*]
(261) Ellie 2019/12/05(Thu) 21時頃
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――巣穴から抜け出して――
[その場で料理を作る業務はないけれど、パーティの後片付けというものはやはり店員の仕事。 いつもより長くかかるだろうそれに臨む間、一度彼女には自宅に帰ることを勧めた。
合鍵を用意していたとはいえ、此方も同じものを用意しているとは思っていなかっただろうし。]
店のやつがよく泊まりに来るから歯ブラシとかは新品置いてあるけど、メイク落とし的なのはないしさ。 あ、パジャマは俺のシャツを着るっていう選択肢も考えといて。
[つまりはそれらを己の自宅で行って欲しいということで。 準備出来たらまた店の前でと約束して、働き黒兎は夢の去った巣穴がまた夢を紡げるように磨いていった。]
(262) Ellie 2019/12/05(Thu) 21時頃
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[それから二人で乙坂のマンションに帰り、合鍵は細い丸カンつきで香子の手、というか指に渡された。 丸カン自体はキーホルダーをつける為だけれど、「薬指」にリング状のものを差し込む動作が欲しかったから。
己のテリトリーに案内して、テレビをつけたけれどすぐに消したり、後輩の結婚式や己の卒業アルバムを肴にほんの少しアルコールを入れたり。]
香子、
[互いの名前以外に意味のある言葉を持たなくなる時間には、ずっと固く手を握っていた。 この手がいつか包丁を握れなくなる日が来たとしても、どんなに手入れをしても彼女の手がつるりとした光沢を取り戻せなくなる日が来たとしても、こうして手を握って眠りたい。
それを言葉に出す日が来るまで、あと――――――**]
(263) Ellie 2019/12/05(Thu) 21時頃
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/* うおお最終日なのにまんまと体調を崩してしまい、表はここで打ち止めになりそうです。鳩で覗くのは頑張るけど。
この度は幸せな時間をありがとうございました! ほんっとーに幸せだった! 香子に出逢えて良かった。
またいつかどこかでよろしくしてやってください。
ごちそうさまでした!
(-382) Ellie 2019/12/05(Thu) 21時頃
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/* あっ 直がいた!良かった!最後に顔が見られて嬉しい。お大事になー!
(-383) Ellie 2019/12/05(Thu) 21時頃
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/* 気持ちは元気だよ!みんなやさしいありがとう。
(-393) Ellie 2019/12/05(Thu) 22時頃
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