人狼議事


306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの

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【人】 夜笑国 メイ

[コテージでの日々は楽しかった
メイの知らなかったはなし 知らなかった世界
そういうものを知れた気分になったし
単純に遊ぶ――もとい、過ごすのが楽しかった

かくれんぼするのに適していたからというのも大きかった
メイの日々は一番いい隠れ場所を探すのに費やされた、
そう言っても過言ではない
まあかくれんぼ以外の遊びをしたこともあったけどね
だけど]

  おねえちゃんや、
  おとうさんおかあさんには悪いことをしちゃったな……

[コテージを訪れる前、取り憑けてしまった姉のからだ
ずっと憧れていたその姿でメイはコテージでの日々を過ごしていた
だけどずーっと、ってわけにもいけないから、
燃え盛る炎を見つめたあとにからだを返した
さいごにひとことふたこと、残して]

(40) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[その声はちゃんと届いたようで
おみやげに渡された南瓜でつくられた煮物がああしておそなえされている

だけど姉はメイに取り憑かれていた時のことを覚えていない
もしも語り部たちと会えたとしても
戸惑ってしまうばかりだろう
何もしらないのだから]

うーーーーん、 まいっか。
遊びにいこうっと!

[音もなくメイは縁側から外に出る
今日も今日とてひとりかくれんぼ
メイの世界は今日も変わることなく
成仏とやらのやりかたも未だ知らず]

(41) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ



  もういいかい

               「……」

  もーういーいかーい

               「…………」


**

(42) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 懐刀 朧




        …… 彼奴らは、いったか。



[人として生きる者。人にあらざる者。
嘗て人であった者。人のかたちを為す者。為さぬ者。

語り部たちが過ごした宿が夢の跡へと燃えゆく様を、
結えた髪の鋒先より ぽたりと滴を垂らしつつ眺め、
送り火にも似た怪火にかんばせを染めさせていた。

去りし者も、手合わす者も、散りし花瓣も、
影もかたちも消え失せたあとで─────漸くと。
いつか吹き消した蝋燭の余煙を仰ぐように天を見、
それから足元にある、残されたものへ視線を落とす。]
 

(43) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 懐刀 朧



   ……生憎、地獄の釜の蓋が開こうとも、
   己が一度沈んだのは三途川ではないのでな。
   萍水の身には、決まった行先など何もない。

   斯様に立派な手土産を貰っても────


[既に語ることを終えたあとかたへ、遅れて答え>>2
手渡された風呂敷の結びをしゅるりしゅるりと解き、
掌へ乗せた南瓜を、軽々と宙へ放る。>>4
美味しく出来ている筈だ、と小さな影は言っていたが、]


            " 能 "
   ─────斬るしか用途がないのだ、己は。

 
 

(44) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 懐刀 朧


[音もなく、再び南瓜が掌上に戻る頃には、
皮に緻密に掘りだされた模様が黄を映えさせていた。
宿で供されていた食事には舌鼓を打ったものの、
男は本来、飲食の類を必要とはしないが故のこと。

出来上がったそれを幻の残火に埋め、蒸焼きながら、
怪談として語った身の上と、逗留の日々を振り返る。]



   昨今の" でぃじたる " 化では、
   夜行も催しきれぬ程使い捨てが横行するとか。
   そちらの方が後腐れがなくて良いと己は思う。

    …  要らぬ念など、覚えずに済むからな。


 

(45) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 懐刀 朧


[男は懐刀の付喪神であった。

雨が降ろうが槍が降ろうが、
物であるが為に老いもなく、壊れなければ死にもしない。
行き届かぬ手入れが身を錆びさせてはいるものの、
妖に近い性質を帯びながら ただ彷徨い流れていた。

それが偶々、此の迷い家へと行き着いただけ。
終わりがくれば、限りなく人の居ない場所を往くばかり。

人にとってよくないものとなろうとも、
護る為に打ち出された刀に宿る八百万のひと りが故に、
怪談として語った恨みの情はいつまでも灯しておられず、
それどころか、もう恨みたくはないとすら思っていた。
         殺め

斬ってしまわないかと内心肝を冷やしはしたが、
斯様な事態が起きる前に、別れが来たのは僥倖だった。]
 

(46) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

【人】 懐刀 朧



   しがらみは断つに限るが、
   此処での日々は、しがらむほどのものではない。
   …… だから、話の種にはなるだろう。
   語り草へ芽吹かせるほど、交わる営みもないが。


[残火に埋め蒸した南瓜を鞘で掘り出し、触れると
綺麗な断面から、絮と種とが湯気をあげて顔を覗かせる。
調味も施さずにひとかけを頬張りつつ、男の指先は
ぴかぴかと淡黄にかがやく種一粒をつまみあげた。]


   ────── 然様ならば、此れにて御免。


[懐の中へと収めたのち、森深くの樹々を分け入って、
粼粼たる川のせせらぎへと足音を紛れさせ、それ限り。]**
 

(47) 2020/08/24(Mon) 22時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2020/08/24(Mon) 22時半頃


夜笑国 メイは、メモを貼った。

2020/08/24(Mon) 22時半頃


【赤】 ランタン ジル



  ぱた。ぱた。

 

(*0) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【赤】 ランタン ジル



   燃え盛る炎の中で、うさぎのこの身は
   ちいさく、ちいさく 焦がれていました。

   重かった南瓜頭を抱きしめながら、
   散る火花を すうと 肺腑におさめていました。

   熱くは、ありません。
   生きては、おりませんので。

 

(*1) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【赤】 ランタン ジル



  「 わたしは、 」


   人を喜ばせるあやかしでありました。
   誰かのために在るあやかしでありました。
   生前がそうであったので。 

   ―― この性分が変わることは、未だ なく。

   奥方の魂を喰らうても、
   ちいともおなかは満たされなんでいました。

 

(*2) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【赤】 ランタン ジル



  「 南瓜を、ようやっと 
    食べていただけたようでした。 」

  

(*3) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【独】 ビール配り フローラ

/*
わ〜メイちゃん...切ない...!!!そしてかわいい...!

朧さんは儚くてすごい綺麗だな...!

(-42) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【赤】 ランタン ジル



  「 やつと。
    使いに釣り合うやうなものを、戴けて。 

    わたし、おなかもこころも、いっぱい です。」


[ 死後に見る走馬灯など可笑しなものではあるが。
  そっと、身体を横たえる。
  お前も、そう思うでしょう、と コテージに笑む。 ]
 

(*4) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【独】 ランタン ジル



   「 いや燃やされたくはなかったけd 」

   「 ……賑やかで、良かったよ 」

 

(-43) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
なんかこう細部を語りきってはいないのですが
とりあえずぎちぎちなのもどうかと思って余白としておく 本当に細部だしな

(-44) 2020/08/24(Mon) 23時頃

【赤】 ランタン ジル



 「 ……引き際が大事なのですよ。こてえじ。」

 「 さて、燃え落ちるまでまだ時はあります。
   すこおしばかり、思い出に浸りましょう…… 」*

 

(*5) 2020/08/24(Mon) 23時頃

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