241 線路上の雪燕
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/* >>35は「いつしか眠りに」のほうがよかったかなあ。
(-16) 2015/12/01(Tue) 13時頃
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[ ラシード王子は我慢強い性格だった。 そうでなければ、運命に立ち向かえなかったのかもしれない。
罪なくして国を追われた王子という運命に。]
(38) 2015/12/01(Tue) 14時半頃
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[ 物語ならば、強大な力を持った魔法使いなり魔女なり妖精なりが現れて、王子に助力を申し出ただろう。 そして、難なく王座を奪還し、王子を城へいざなっただろう。
夢物語だ。 現実ははるかに冷たく、厳しい。
ラシード王子の人生の結末は、焦がれた故国アイラに近づくこともできないままの、 無念の死、 だったのだから。]*
(39) 2015/12/01(Tue) 14時半頃
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[ ペラジーには、首筋をすっぱり切られた王子の遺体に取りすがって泣いた記憶しかない。 村長や自警団の者が何か説明していたようだが、耳には入らなかった。
断片的におぼえているのは、 村長や自警団の者だけではなく、 宿の者も、いや、村の誰に聞いても、
これは人狼の仕業だと
口を揃えたこと。]
(40) 2015/12/01(Tue) 15時頃
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[ 人狼!
ペラジーは顔を歪めて否定した。 怒りをぶつけた。 人狼なんて、おとぎ話の中にしか存在しない。 あなたたちは、そんなものに罪をなすりつけるのか、と。
しかし、村の者は誰もが、大真面目な顔で繰り返すのだ。
集会所に集められたのは人狼の容疑者であり、夜じゅう集会所を外から見張っていた自警団のうちの数名も同じ傷を残して殺されている、と。
集められた中で、遺体になっていないのは2名だけ。 つまりは、その2名が人狼で、この惨劇をもたらしたのだろう、と………。]
(41) 2015/12/01(Tue) 15時頃
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[ ペラジーにはわからなかった。
村の者が嘘をついているのか、 人狼の存在を信じているだけなのか、
それとも、本当に人狼がいて、王子をその手にかけたのか。
………わかっているのは、ただひとつ。 ラシード王子の命は失われ、2度と戻らない、ということ。]
(42) 2015/12/01(Tue) 15時頃
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[ アイラへ戻りたいと切望していた王子の願いを、乳兄弟であり、腹心の従者でもあった自分が引き継ぐべきか、 否か、
ずいぶん迷った。 悩んだ。
王子のいない国に自分だけが戻って何になるだろうとも思う。 生まれ故郷かもしれないが、ペラジーにとってのアイラは、母に聞かされた昔話の舞台でしかない。]
(43) 2015/12/01(Tue) 15時頃
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[ だから、決心がつかなかった。 半年もの間。
この夜行列車『雪燕』に乗ることを決めたのは、暖かな南海沿いの都市スウェルグの観光ポスターを見たせいだ。
そこには、丸く黄色い実をつけたレモンの木があった………。]*
(44) 2015/12/01(Tue) 15時頃
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― 一等車両・コンパートメント ―
[ 近くで何かが揺れる感覚に、ペラジーは起こされた。 隣のコンパートメントだろうか?
寝返りを打とうとして気づいた。 音がしない。 揺れていない。]
停車している………?
[ ペラジーはベッドから出て窓の外を眺める。 駅ではないようだ。 満月>>1なので、深夜にしては比較的明るい。
車両の先でランタンの光がぽつぽつと揺れている>>#0のが見えた。]
(45) 2015/12/01(Tue) 15時半頃
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[ ペラジーはいぶかり、窓を開けて身を乗り出した。
車掌室のある辺りだろうか? ランタンの光の移動を追うと、複数の人間がこの列車に乗り込んでいる>>#0ように見えた。]
なぜ………?
[ 胸騒ぎに、ペラジーは慌てて着替え始める。 列車はふたたび動き出し、すぐにスピードを上げてトンネルへ入った。>>#0]
(46) 2015/12/01(Tue) 15時半頃
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[ トンネルが終わった。>>#1 コンパートメントの扉を開けて廊下へ出ようとしたペラジーは、勢い良く開けられた扉>>#0の音に驚き、足を止める。 そっと廊下を窺うと、数名の男たちの影が確認できた。
きびきびした動きは訓練された兵士か、官憲のそれだろう。
隊長とおぼしき男の声>>#2がわずかに聞こえ、ペラジーはドアノブを握りしめる。 「外套」と「8歳程度の少年」だけで、特定するには充分だった。]*
(47) 2015/12/01(Tue) 16時頃
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/*箱がないとむりか……
(-18) 2015/12/01(Tue) 16時半頃
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[ 車掌室の床のどさりという音>>#2は、廊下を駆ける>>15男たちの落ち着きの無い足音>>1にまぎれて聞こえなかっただろうか。
隣の部屋でも誰かが窓を開けた>>1ようだ。 自分と同じく、停車や足音に起こされたのだろうかとペラジーは思う。 当の少年とは気づかずに。
すぐに廊下の向こうからサクラコの、 「鉄道警察の方ですの?」 「わ、わたくしは。切符泥棒じゃありませんわ」 「……え、違うのです? 家出少年?」>>16 という声がして、ペラジーはそちらに意識を向けた。]
(48) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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[ サクラコと鉄道警察隊のやりとりは続く。 「家出した少年を匿ってなどいませんわ」>>32 上品ながらも、憤慨の混じった彼女の声は意外と大きい。
ニズ出発後の車掌の態度が思い出された。 ペラジーは廊下へ出ようとする。
が、見かねたのはペラジーだけではなかったらしく、 「あら、ルーカス様」>>32 サクラコは少し慌てたふうに謝罪していた。
ルーカスも起きてきた>>31ようだ。]
(49) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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[ サクラコの声は、その細身の外見に反してよく通る。
ラジオの実況中継さながら、 「……まあ、イアンまで」>>34 という声に、コンパートメントから出ていないペラジーにも、誰がやってきたかわかった。
イアンは天井を気にしているらしい。 「まあ、8歳の少年がそんな危ないところに隠れますの?」>>34 というサクラコの声で、
ペラジーははっと気づいて窓へ駆け寄った。 開けて、外へ身を乗り出す。 満月>>1の下、誰の姿も見えなかったが、隣室の窓は開けられたまま。]
ま、さか………?
[ 信じられない思いで、ひとつの可能性を脳裏に浮かべた。]**
(50) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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[雪燕が切り裂き進む風が外套をバタバタとはためかせる。 窓から登り上がった人影は前方から噴出する蒸気に晒された。 それは吹き飛ばされぬ様に四つん這いになり、 ず、ず、と擦れる音を車両の屋根上に上げながら、 風に逆らって後方に進んでいくのだった]
(51) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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[深夜。 目が覚めて居たのは、妹を考えていたからだった。 これからどうするか先は決まっているのに、彼女に会ったときが分からない。こうして悩むのは、あの異国の少女の瞳があまりに似通っているからだろう。
だから、一度雪燕が止まった事にも気づいていた。窓の外に見えた何かに少し身なりと身支度の準備を整えだす。まさか、バレたか。いや、自分など…路上の小石にもなれないはず。―――>>#0
行動を起こそうか。と思った矢先。 トンネルにより辺りは暗さを増し、足を止めた。 待つべきだ、そう思ったのはまた静寂のリズムが続いた為、何かがあれば逃げだす準備だけは用意して]
(52) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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[廊下が騒がしくなった頃、扉を開ければ其処に櫻子と知らぬ人物が居ただろう。部屋の中。という言葉に僅か眉を顰めたのは、自分が渡した二枚の切符の行方故]
いや、…妹の事を考えていたら、眠れなくて 起きて居たんですよ。 だからそんな心配をしないでください。
[顔を赤くする彼女に正直口をはさみ>>32。 気にしないでくれと頭を振り、微笑みを浮かべ]
家出少年が?
[それにしては、仰々しい。 男たちは鉄道警察だと話している。だが、…信じられないな。何を探している。か、推測と憶測を重ね。 ふと過るのはぶつかったあの少年の事。 小さな笑みには、いや。と横に首をふっていれば 違和感を覚えているのは自分だけではないか。>>33と。櫻子を見る。大丈夫ですよ。と微笑みと共に声をかけ。]
(53) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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おや、君もか。
[窓をという言葉。では、僕が土台になろう。 そう言いだしたのは、訝しむ彼と自分を見比べて。]
…なあ、君は記者か、何かだろう。
[一応と確認の為、彼に近づき、土台の話をする振りをして。>>25鉄道警察が聞こえないよう声を顰め。尋ねたのは好奇心めいた顔をのぞかせた、ペラジーとのやり取りと白い鳩からの推測で]
……櫻子さん。 八歳の少年なら列車の上に隠れても気づかれにくいともかんがえられませんか?。
[率直な疑問には少しだけ深刻そうに。 急がないと落ちてしまうかもしれません。と 部屋の中、起きて居る青年には気づかずに>>49>>50**>>34]
(54) 2015/12/01(Tue) 17時頃
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ルーカスは、ペラジーが窓を開けた音はわずか聞こえるくらいか。
2015/12/01(Tue) 17時頃
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[ そういえばイアンも人狼の存在を否定しなかった。 食堂車で話した>>2:35ときの表現は、むしろ曖昧に肯定しているようでさえあり、ペラジーは混乱する。]
逃げてきた、のでは………、 殺人犯に狙われて、 それで逃げ隠れしているのだとばかり思って……。
………違うのですか?
(55) 2015/12/01(Tue) 17時半頃
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[ ぶかぶかの外套という動きづらそうな身なりでも、フェンスを軽々と飛び越えていた>>2:27少年。]
……人狼……? きみ自身が………?
だからあんなに怯えていたのですか?
[ その場にいない相手へ話しかけた。 車輪がレールの継ぎ目を通過するたびに響く、がたんごとんという鈍い転動音が、ペラジーの問いかけを誰にも届けないだろう。]**
(56) 2015/12/01(Tue) 17時半頃
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─ 回想 ─
〔貴公子の優しげな笑みは崩れない。 遠慮せずとも──とは言われつつ サンドイッチを頼めば彼も同じものを頼んだので、何だかランチですねと笑った。 自分の分は自分で支払った。
何処かの席に座っているかもしれない大柄の女性を思い浮かべ、そういえば列車の中では見かけないわね、なんて柔らかなパンを嚥下してから相槌。
興味本位で彼に旅の目的を尋ねた。 返ってきた言葉に眉根を寄せて〕
(57) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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あら。そうだったの……。 それは残念ね。 ご家族の体調がよくなりますように。
〔彼以外の全員が病気とは──風邪でも引いたのだろうか。 シェリーは静かに彼の家族の健康を祈る。 彼の妹もまた彼と同じく、華やかな人なのだろうと勝手に想像した。
それから、どうして? と聞かれたので おばあちゃんの家を訪ねるの、と心なしか嬉しそうに応えただろう。
穏やかな時間はゆるりと過ぎ去り、 食事を終えたなら、ルーカスに再三ありがとうを伝え、二等車に戻ったことだろう*〕
(58) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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─深夜二時─
「ねえ、パパ。どうして虫を殺しちゃうの?」
「それはね。折角成った実を食べちゃうからだよ」
「一つの木だけ虫にあげることはできないの?」
「あいつらは遠慮ってものを知らない。 ──一つあげたら。全部食われてしまうんだよ」
「ふぅん……」
(59) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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(なんだか、それって。) (人間もいっしょね。) (お父さん)
(60) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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〔 身じろぐ小さな命の悲鳴は、届かない。
指先で潰されて逝く虫の体内から滴り落ちた黄色い体液の色がいつまでもいつまでも脳裏にこびりついて
幼い少女は、 冷めた冷めた目で父親を見ていた。
今、シェリーは。
同じような冷めた目で 鉄道警察の目を見ている。〕
(61) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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確かにそんな子はみました。 三時ごろに三等車で。 だけど、走ってどこかに行っちゃったわ。
〔家出少年の捜索だという。 けれど少年のみすぼらしい姿と、警察が彼を家出少年の捜索として探しに来る現状が釣り合わなくて、シェリーは怪訝そうな顔をしていた。
こんな真夜中に叩き起こされた事も不機嫌の一端を担っている。 さらに言えば、──これは完全に八つ当たりだが、シェリーの部屋の扉をノックした警察官の顔が父親に似ていたのも気に食わなかった。〕
疑うなら、荷物でもなんでも漁るといいじゃない。
〔つん、とした態度を逆に白ととったのか、去っていく彼らを扉の前で見送って、
それから、静かに雪燕の床に視線を落とした。〕
(62) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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/* 4d予定
時刻は午前4時。 最後尾車両まで逃げていた人狼が発見されますが 狂乱した人狼は緊急ブレーキを下げると狼の姿へと変わり、汽車外へと飛び降りて逃げ出しました。
(-19) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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……あの子、大丈夫かな。**
(63) 2015/12/01(Tue) 18時頃
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