91 時計館の魔女 ―始―
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時半頃
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[エリアスの答え>>17に]
うん、分かった。
[と答え、もう少し詳しくカミーユの体格や容姿(紋様は除く)を説明した。 そして、蝶について言いよどむ姿を見て]
今、言い難いことなら後で教えてもらえるかな。 今、言えることならばすぐに教えてほしい。 僕は知らないままに、周りが動いていくのが好きじゃないんだ。
[と話を促した]
(21) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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ミケは、この空間にやってきた魔女に抱き着きながら、目を閉じた**
2012/05/21(Mon) 02時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時半頃
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/* 本当に申し訳ありませんでした! 頑張って辻褄を合わせますので、回収、よろしくお願いします。 */
(*10) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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同じもの。
赤、青。
おなじ、蝶…
[思い当たるのは、一つ。 しかし、無意味に動揺させたくはない。 彼女らが、無害な人間で、あるならば、尚更]
これ…は…
[息をつきながら]
(22) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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……、カミーユさん、については、分かりました。 …ありがとう、ございます。
[軽く、礼を言って]
その……。
[言うのをためらった、が]
悪魔に、遊ばれて、いるんです。
……クラリッサさんと、えっと…ソフィアさん、が。
[ぽつりと、告げる言葉は消えるように]
(23) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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悪魔、は。 ……遊ぶのが、好きです。 といっても。 ………普通の、遊びでは、なくて。
殺し合いを、みるのが、好き、なのです。
[言いたくは、なかった、けれども。 ……ただ、これ以上を言うのも、はばかられて]
ごめんなさい、今は、これ以上は。
ただ。
(24) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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[そこで、イアンの方を、みて]
……その、二人を。
………だれかが、放っては、おかない、と。
争いごとを、見たくなければ。
……目を離さないように、願います。
[それは、イアンにのみ聞こえるように告げた声]
(25) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 02時半頃
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[イアンはエリアスの言葉>>23>>24に耳を傾ける。 クラリッサとソフィアが悪魔に遊ばれていて、悪魔は殺し合いを見るのが好き。 それはつまり……]
("悪魔"は自分の興のために二人に殺し合いをさせようとしている……?)
[イアンはエリアスが言い淀んだ言葉を、そう捉えた。 仮にそれが本当であれば、二人は顔を合わせない方が良いのではないか? 思考が渦巻く。 それはまとまることはなかった。
続く言葉>>25に、イアンは小さく頷いた。 それは、考えたことの肯定に違いなかったのだから。 しかし……
仮に止めることが出来なかったら、自分は一体どうするのだろうか
その答えが今出ることはなかった]
(26) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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[イアンはエリアスに短く感謝の言葉を伝えると、クラリッサに]
部屋に戻るのなら一緒に戻っても良いかな。
[と告げた。 クラリッサが了承すれば、彼女を部屋まで送り届けただろう。 拒否されれば、仕方ないと先に部屋に戻ったかもしれない]**
(27) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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[続けて出る言葉は、きっと彼の考えを肯定する]
一番、簡単なのは。 …彼女たちの、顔を。 合わせないことです。
[小さくささやくような声は、得意だった]
しかし。 この、館は、普通の館では、ありません。 鍵をかけて、とじこめても。 きっと、かいくぐる方法は、あるはず、です。
[淡々と告げるそれは、わりと恐ろしいことだった]
(28) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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杞憂なら。
いいのに。
[その声は、きっと誰にも聞こえない]
(29) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 03時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 03時頃
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― 客間、2-6 ―
[ 午前0時の鐘は今夜も鳴り響いた。 同時に、魔女が姿を現す。空間が歪んで見えたのは一瞬。 見る者の驚きが、鈍重な反応にしかならないほどの、華麗な魔法だった。
...は読書用の椅子に腰かけていた。その膝には、図書室で選んだ分厚い専門書。 だが、読書中にしては服装が合っていない。
...は白いバスローブ姿だった。日中は結い上げている金髪が、肩から無造作に落ちている。良家の子女が、誰かと会ういでたちではない。]
時間にぴったりなのね。ちょっと待って。
[ ...は慌てず、椅子に坐ったまま魔女を制した。落ちついた手つきで栞をはさみ、本をテーブルに置く。 それから、一呼吸し、眼を閉じた。
ゆら、と上体が後ろへ動いた。]
(*11) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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[ ...が頭を振った。テーブルに肘をついて身体を支えながら。]
……もう! だから、時間がないと言ったのに。
[ いらだちの混じった声でつぶやく。頭痛を払うように、再度、頭を振った。いつもの、品のよいしぐさではなかった。
魔女を見やる眼も冷静だ。]
ごめんなさい、こちらの事情ね。 ……有名な魔女をお待たせするなんて、失礼だったかしら?
(*12) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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[何かを聞かれたなら、それについて多少は説明をしただろう。 そうして彼女は、図書室を後にする。 重い扉を開き、螺旋階段を上がって。
その頃には、もう大広間で朝食をとっていたひとも、既に残っていなかっただろう。 ……どうにかして、会いたいと思ったが しかし、きっかけが見つからぬまま。
その日は、幾度も自室で本を読み返して、夜を迎える*だろう*]
(30) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/21(Mon) 03時頃
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[ 相手のいらえに、...は笑みを浮かべた。]
ええ、いろいろと……複雑なのよ。あなたは知っているでしょう?
[ 立ち上がり、魔女に近づいた。]
そうだ! お願いがあるの。 ……いいえ、ゲーム用の“お願い”ではなくて。
いわば、おねだりかしら。 魔法を見たいのよ。こんな機会、2度あるものじゃないでしょう?
(*13) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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[ 屈託のない笑顔を向ける。]
本当に? 嬉しい。 だって、自分の身体で魔法を体験できるんだもの。
私を移動させて欲しいの、魔法の力で。
大浴場があると聞いたわ。 ミケは得意そうだった。古代ローマ式の、いつでもお湯がたっぷりの浴場だと。壁のタイルも、床のモザイクも見事な細工だと。
[ からかう魔女に、...は腕を組んで不満を伝える。]
仕方がないでしょう、お嬢さん育ちだもの……。 男性と同じ浴室に、入れるわけがない。
(*14) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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……え、そうなの? 女性用もある? ああ、でも別室なのね。古代ローマでもそうだったのよ。時代が下がってから、だけど。 最初は時間制だった。午前中と午後で、利用客を分けていたの。
[ ...は腕組みを解き、胸の前に落ちてきた髪を肩の後ろへやった。 白いバスローブから、袖口と胸元の素肌がわずかにのぞく。]
(*15) 2012/05/21(Mon) 03時頃
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[ 魔女に指摘され、...は後ずさった。視線を落とし、口ごもる。]
ええ、下は、何も……。 わかっているでしょう、言わせないで。
そうよ、準備していた、の!
……ちょっと待って、言わせたからには……。
(*16) 2012/05/21(Mon) 03時半頃
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― 大浴場 ―
[ ...が口を開いたその瞬間、移動していた。
床一面の広い湯船には、なみなみと湯が満たされ。 白い湯気に曇る壁には、古代ローマの神を模した彫像が並び。
頭上からは、月光が斜めに差し込んでいた。天井は半分しかないうえ、壁も一面が扉のように開けられている。]
(*17) 2012/05/21(Mon) 03時半頃
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[ しばし、...は呆然としていた。 それから、興味深そうに浴場を見回し、壁際の彫像や、天井を支える太い柱に近づく。溢れる湯を気にもとめず、床にしゃがみ込んで、モザイクとタイルを細い指先で確認した。]
すごいわ……。
[ つぶやいて顔を上げ、魔女に感嘆の意思を伝える。]
すばらしいわ。頼んでよかった。すごいものを見せてもらえた。 ありがとう。
[ ...はにっこりと微笑んだ。]
……では、合図を始めましょうか。
(*18) 2012/05/21(Mon) 03時半頃
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[ ...はバスローブを床に落とした。 青みを帯びた月光の中に、白い裸身が浮かび上がる。
痩せてはいても、若い女性の一糸まとわぬ肉体は、その趣味があるという魔女を満足させただろうか。
たとえ、
一瞬 で も。]
(*19) 2012/05/21(Mon) 03時半頃
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― 大浴場 ―
[ 魔女の喉笛めがけて飛びかかったのは、狼だった。相手の反応を無視し、その牙を首に突き立てる。
後ろ向きに倒れた魔女のドレスを、湯船から溢れた湯が濡らした。
否、風もないのに、湯は波打っていた。まるで、それ自体が生き物のごとくうねり、床を走る。 白い湯気も意思を持ったかのようだ。狼の攻撃に合わせて、その濃度を変える。]
(31) 2012/05/21(Mon) 04時頃
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[ 伸ばされた魔女の腕が空をつかんだ。 その瞳は最後に、古代ローマの神を模した彫像を見ただろうか。壁際に並べられた、12神の姿を。
タイルとモザイクで飾られた浴場の床に、血だまりが広がる。 しかし、それも長い時間ではなかった。波打つ湯が湯船を越え、魔女の血を洗い流していく。
この空間を支配している魔女さえ、血は赤い。無力な人間と同じなのだ。]
(32) 2012/05/21(Mon) 04時頃
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[ 青みを帯びた月光が、狼の背中を照らす。
大浴場の天井の半分と壁の一面は開閉式になっている。大きく開けられた天窓と扉にも似たそこから、湯気は外へ出ない。外気は入ってこない。
月光だけが、この魔法の空間を通過していた。]
(33) 2012/05/21(Mon) 04時頃
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[ 動かなくなった魔女に覆いかぶさっていた狼は、牙でドレスを裂き、爪で邪魔な布切れをのけると、あらわになった白い腹部に、改めてかぶりつく。
温もりのある内臓のうち、狼が一番に選んだのは肝臓。ぬめる赤い塊を、がつがつと一気食いした。
それから、他の内臓をいくつか食い散らかし、湯に濡れてしぼんだドレスの下の脚にかぶりついた。 筋肉の詰まった女の太腿は、人間の男には別の意味で“美味”と表現されるだろうが、食欲に支配された狼には意味も意図もない。腹を満たすため、ひたすら喰らい続けた。]
(34) 2012/05/21(Mon) 04時半頃
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[ 2本目の太腿をその大きな口に収めたころには、勢いが落ちていた。満腹したのだ。
狼はそれでも、しばらくは足首をかじっていた。骨を砕き、床に落としては前肢で転がしたが、やがて鈍い動作で浴場をうろうろし始めた。
床には湯が溢れ続け、魔女の血をすっかり洗い流していたが、狼の口の周りは血まみれだ。 濡れた前肢を舐め、毛づくろいをしかけるが、床の湯が気になるのか、落ちつかない。]
(35) 2012/05/21(Mon) 04時半頃
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[ だが、いつしかその頭が下がっていった。 四肢をふらつかせ、場所を探すそぶりをしながら、狼はやがて濡れた床に伏せた。前肢に頭を乗せ、丸くなって眠りにつく。
天窓から斜めに差し込んだ月光が、その獣の姿を、柔らかく包んでいた。]
(36) 2012/05/21(Mon) 04時半頃
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[ 数分後、狼がふたたび頭を上げた。不快げに鼻を鳴らすと、浴場へ飛び込む。湯に沈んだ獣の姿は、若い女性の姿となって浮かんできた。
その朝、同じ浴槽を男性客らが使ったとは思わず、...は広々とした湯船で手足を伸ばした。]
(37) 2012/05/21(Mon) 05時頃
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[ 湯船から出た...は、白いバスローブを拾うと、すっかり濡れてしまったそれを無造作にまとった。 2階の部屋へ戻るには、自分の足で歩かなくてはならない。]
……頼んでおけばよかったかしら……。
[ 低くつぶやいた。]
(38) 2012/05/21(Mon) 05時頃
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/* 大連投です。 そして、全裸なのに色気がない!! 致命的です。 なぜか狼のほうに力が入ってます。……配分、間違ってます……orz。
手探りですみません。 赤と白の使い分け、こんなのでどうでしょう。 */
(*20) 2012/05/21(Mon) 05時頃
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ミッシェルは、濡れた足跡に気づき、タオルで*ぬぐう*
2012/05/21(Mon) 05時頃
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/* 注意点や気づいたことなど、よろしければお知らせください。 とりあえず、休みます。
自分でもはっきりわかる間違いは……。色気とエロ……ドコー? */
(*21) 2012/05/21(Mon) 05時頃
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