23 きらきら夕日と、なかまたち
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2010/07/28(Wed) 09時半頃
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[源蔵と小鈴を先頭に、森の中を歩く]
なるほどなァ。 俺だったら、百年杉に早く着くならって、もっと急な道進んでるや。
[前後で起きてる淡い想いには、全く気がつかず。 ただ、仲良いなぁ、と思いながら] 滝ン所で昼メシの方がいいってのも、姉ちゃんが言ってくれなきゃ思いつかなかったし、俺にはそーゆーの向いてないって事じゃんなァ。俺も似たようなもんよ。
[勝丸のゆるい抗議の声には、そう返す]
(46) 2010/07/28(Wed) 12時半頃
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[首を流れる汗を、タオルで拭いていれば。 夕顔の弁当の話が聞こえてきて]
そーいや、夕顔もゆりも、荷物大きいな。夕顔は、ほっせーから、荷物の方が大きく見えちまわァ。 後ろにごろりと転ぶなよ?
[ちら、と2人の方へ振り向けば。 視界の端に、何かを見たような気がした]
(47) 2010/07/28(Wed) 12時半頃
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[出来るだけ、後ろのやり取りは気にしないようにして。 ずんずんと進んでいく。
滝まではもう少し、と言う所で。 がざり……と、近くの木々が音を立てた]
(48) 2010/07/28(Wed) 12時半頃
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[足を止めて]
たっちゃん、いまの……。
[ひそひそと、声を殺して]
見ました、よね?
[やけに生唾を飲む音が、大きく聞こえる]
(49) 2010/07/28(Wed) 12時半頃
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ん?源蔵も見ちまったか……。居たよな?
白い、あれ…。
[見たいと思いつつ、見たくないとも思う。 森の中に居るという伝説の"あれ"]
誰か……捕まえてこいよ…。
(50) 2010/07/28(Wed) 12時半頃
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ぼ、僕は……。
[ぎゅっと、小鈴の手を握る。 伝説の”あれ”なんて怖くない。怖くないと、言い聞かせながら]
僕、が……、行きます。
[ちらりと手を繋ぐ勝丸と日向の方を見て、弱々しく口にする]
(51) 2010/07/28(Wed) 12時半頃
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[勝丸と手を繋ぎながら森の中をひたすら進む。 歩くのは速いわけではないので、若干勝丸に手を引かれるような形になってしまってるかもしれない。]
うん。 ヒナもちょっと多めにお弁当作ってもらってるんだ。だから交換しようね。
ゆうちゃんのおばあちゃん、お料理上手だもんね…この前のから揚げ、おいしかったなあ。 今から楽しみだよ。
[夕顔の方を振り返ってそんなことを話したりもした]
…………?
[それから何分くらいだったか。 一拍遅れて、周りのいつもと違う空気に気づく。]
(52) 2010/07/28(Wed) 13時頃
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[緊張でがちがちになりながら、 勝丸に後は任せた…と、アイコンタクト]
ぼ、僕が相手です……っ。 てやあああああああ!!
[先程聞こえた茂みの方へ、 叫び声を上げながら、突進した]
(53) 2010/07/28(Wed) 13時頃
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……え。
[辰次と源蔵の会話を聞き取って、やっと何が起きているのかを感じとったが。 こんな時にも関わらず、どこか間抜けな声が出てしまった。
木々がざわめく音、葉のがさがさとした音が、やけにうるさく聞こえてきて。 まるで、それは何かの咆哮のよう。]
……げんちゃん! あ、危ないよっ。
[珍しく強い口調で相手を制するが、源蔵は茂みの方に向かっていく。]
すずちゃんも! 早くこっちへ……。
[取り残された小鈴には手招きして]
(54) 2010/07/28(Wed) 13時半頃
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てやああああああああああああ……あ?
[勢いよく突進したまではよかったものの、 ぽてっと。 茂みの直前で転んでしまい]
………っ!!
[力いっぱい顔から地面とチューしてしまう結果に]
(55) 2010/07/28(Wed) 13時半頃
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[むくりと起き上がり、ぶつけて赤くなった鼻を押さえながら]
て、敵は恐ろしい罠を仕掛けていました。 みんな気を着けて……っ!
[気分はテイコクジャーの博士になり切って。 皆を守ろうと、両手を広げる]
(56) 2010/07/28(Wed) 13時半頃
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…げんちゃん!?
[突進して顔からすっ転んだ源蔵を見て、痛ましそうな顔になる]
ちょ。 だから、げんちゃんも早くこっちへ……!
[言わんこっちゃない、と両手を広げる源蔵に必死で手招きするが、正直年下の自分の言うことに従ってくれるかはわからない。]
ええっと……“あれ”に効く物って……何かあったっけ……。
[おじいちゃんやおばあちゃんの昔話などを高速で思い出す]
(57) 2010/07/28(Wed) 14時頃
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ごめんね、かっちゃん! ちょっと手離す。
[断ってから勝丸の手を離した。 しかしはっきりとした決定打は靄がかかったように思い出せない。
とりあえずいつも持ち歩いている小さな水晶付きのお守りなら代わりになるだろうかと、ナップサックをあさり……]
ええっと、確かお守りが何個かあって……これだったっけ?
……えいっ!
[一つお守りを闇雲に掴んで、字面を確認もせずに茂みに投げた。 ……ただし、そのお守り袋に立派に書かれていた言葉は「学業成就」]
(58) 2010/07/28(Wed) 14時頃
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テイコクピンク! だめだっ。 君たちは逃げるんですっ!
僕が時間稼ぎをしますから……っ!!
[ぽーんと投げられたお守りの軌跡を見守った後、 ずり落ちる眼鏡の向こうから声を掛ける。 手は未だ、皆を守る様に広げられたままで]
(59) 2010/07/28(Wed) 14時頃
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全くもう。 そういうのは、勇気と言わないで無謀って言うのよ? ほら、手当てするからこちらにいらっしゃいな。
[源蔵を呆れ顔で見た]
(60) 2010/07/28(Wed) 14時頃
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だって……僕は男の子ですから。 女の子や小さな子を守るのは、男の仕事なんです……。
[常々父親に謂われている言葉を口にして。 すんっと、鼻をすする。
それでも此方にと謂われれば、素直にユリの傍へ行くだろう]
(61) 2010/07/28(Wed) 14時頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2010/07/28(Wed) 14時頃
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[とはいえ、みんなを守ろうとする「気持ち」はとても頼もしく思える。成長を喜んで、ふふ、と笑った]
(62) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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優しいじゃない。これで来年も安心ね。
[素直に近づいた源蔵の土を払い、おしぼりで顔を拭く。赤くなっている箇所には、軟膏を]
お姫様を、守ってあげなきゃね?
[絆創膏を貼った場所をぺし、と叩いた]
はい、おしまい。
(63) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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[傷の手当てをして貰いながら、 護ってあげなさいの言葉には、こくり…と確り頷いた]
でも、ゆりちゃんの事も、ちゃんと護りますから!
[ずり落ちる眼鏡を直しながら、そう謂おうとして。 ぺしっと叩かれれば、後ろへと吹っ飛んだ]
な、ないすぱんちです……。がくりっ。
(64) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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……大丈夫、なのかな。
[お守りを投げてから今はうんともすんとも言わない茂みを、おずおずと見つめる。 棒きれで突いて確かめれば確実だろうが、そこまでの度胸はなく]
もう。 ヒナの言うことは聞かないのに、ゆりちゃんの言うことは聞くんだから…。
[自分とゆりとでは威厳が雲泥の差であることは一応自覚していたが。 素直にゆりの所に向かう源蔵を見ると、ぷーと軽く頬を膨らませた。]
(65) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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[初めは自分が前に出ようと考えた少年だったが。 源蔵からの視線>>51>>53を感じ、小さく頷いた。
一部始終に一切手を出さず、黙して見守るばかり。 ゆりが源蔵の手当てを終えるのを見て]
源ちゃんすげえよ。 よく、頑張ったな。
[両腕を胸元で組んだまま、にかっ、と笑った。 頬を膨らませる日向にも気づくと可笑しそうに、にやにやと。]
(66) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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えへへ……かっちゃんみたいに頑張ろうって思ったけど、 僕には少し無理だったみたいです……。
[起き上がりながら、勝丸へと笑いかける。 自分に対する悔しさを少しだけ滲ませて]
やっぱりここはかっちゃんに任せます。 テイコクレッド、がんばれ!!
[くいっと眼鏡を直しつつ、 頬を膨らませる日向には気付かず、無邪気に声援を送る]
(67) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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白い、あれ? ……げんちゃん?
[二人が声を殺して喋る言葉の内容 白いあれと妖精が同じものと理解できてない
少しだけ強く握られた手にハテナを浮かべる]
げんちゃん、気をつけてね? あ、うん……
[日向に手招きされれば、そちらへ向かう]
[何かをする事もできないため、皆の行動を見守る 日向が投げたお守りのお陰か 木々が揺れる事もない]
(68) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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町娘 小鈴は、餓鬼大将 勝丸に、がんばれレッドー! と、声援を送った。
2010/07/28(Wed) 14時半頃
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いや、俺なんかより凄かったぜ。 レッドみたいに、格好良かった。
[やや悔しそうに見える源蔵には、 確りした声で伝えて、緩く頷いた。 けれど、任せる、と言われ]
えっ ……お、俺?
[既に事が終わったと思い込んで居た為、 源蔵や小鈴の声に押される形で、おろおろと茂みのほうへ。]
(69) 2010/07/28(Wed) 14時半頃
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餓鬼大将 勝丸は、『……なんかいるのかー』と恐る恐る声を掛けた。
2010/07/28(Wed) 14時半頃
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[茂みを掻き分けて、恐る恐る声を掛ける。 しかし返る声などあろう筈も無い。]
おーい。
[わしゃ、わしゃ、と草木の擦れる音。 先の地面に日向が投げた御守を見つけ]
……うお
[御守に、てしてし、と前足で牽制をかける "白いあれ"かもしれない物を、目撃した。]
(70) 2010/07/28(Wed) 15時頃
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[辰次の命令は、捕まえること。
こくり、と頷き返して]
かっちゃんなら、あいつを捕まえられます!
[頑張ってと、小鈴と二人で応援モード]
(71) 2010/07/28(Wed) 15時頃
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……心配、したんだもん。
[ぷーな頬を元に戻すと、小さな小さな声で呟いた。]
? …かっちゃん。 なんでにやにやしてるの。
[こちらを見て、可笑しそうににやけている勝丸の心の内は読めない。]
くわっ。
[それがもどかしくて、効果音つきで相手をじーっと見つめ返した。 およそ効果音とは似ても似つかない顔だったが]
(72) 2010/07/28(Wed) 15時頃
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発明家 源蔵は、餓鬼大将 勝丸に、いたんですか?!と、後ろから声を掛ける。
2010/07/28(Wed) 15時頃
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……だいじょうぶだ
[声を向けた先の"白"。 其れは勝丸にフゥー、と小さな威嚇を放つ。 どうにもこの手のものには好かれない、少年。]
ちちちち… こっちこい、って
ああ、もう
[距離は縮まらない。 くる、と振り返ると、其処には『くわっ』の日向。]
ヒナ、ちょっとこっち来い!
(73) 2010/07/28(Wed) 15時頃
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餓鬼大将 勝丸は、発明家 源蔵に『……白いのが、居る!』と小さな白を驚かせないように返した。
2010/07/28(Wed) 15時頃
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[皆が盛り上がっているなか、最初に「何かいる」と、けしかけた自分は、少し後ろで眺めていたが]
…げっ、やべ。マジで捕まえやがった…。
(74) 2010/07/28(Wed) 15時頃
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発明家 源蔵は、餓鬼大将 勝丸の声に、ごくりと生唾を飲んだ。
2010/07/28(Wed) 15時頃
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/* 白いあれで初っぱなにケセランパサラン思い出した俺を許せw 某森の妖精だっつのw
(-8) 2010/07/28(Wed) 15時頃
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