68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―
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[未だ視界を覆ったまま。壁のこちら側で、男は口端を持ち上げた。ゆる、と口を開きかける。 声だけでも理解できる震えは、喉に触れていたらより知れたことだろう。離した右手を少しだけ後悔した。
尋ねられる言葉に、男は視界も解放させた。すうと壁にのまれて消えていく両手を、長身の男は見たのだろうか。 選択肢だけ与えて、それ以外は知らないと。 少しく開いた口元で男は言う。声音にも少しの笑いが混じるよう]
さあ……? 俺には、保証できません。
ですが。 死んだはずなのにこうして“生きて” いつ終わるか分からない、苦しい思いをするよりも。
[とん、と壁際から離れる。声はさらに遠く、静かに。]
救われるのでは、ないでしょうか。
……試すときは、教えてくださいね。待ってますから。
(+96) 2011/10/29(Sat) 04時頃
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/* 正直ここできるのはアレかなぁとは思うけど。 ネイサンの基本思考から逸脱するので自分から手は出せない。
戦うの悪くないって言ったのは生きるためだった。ので 死んだ後に戦う・殺すのはちょっとずれちゃう。 くそう。
(-145) 2011/10/29(Sat) 04時頃
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/* そいえば友達がコミケうかったわーい。 俺関係ないけどとりあえずわーい。
(-147) 2011/10/29(Sat) 04時半頃
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[すうと引いた手が可視範囲に帰ってきて、男は一度緩く握る。 開きながら、再びの屋根の上を目指して歩き出す。今度は通り抜けるのではなく、階段を使って。 途中キッチンを抜けた。誰もいないのに掛かっていた薬缶は暖かかった。途中寝室を抜けた。赤ずきんよろしく、狼の化け物が寝台で寝ていた。途中子供部屋を抜けた。クラウンの布人形が落ちていた。]
子供には、クラウンは人気なんでしょうか。
[止まってしまった足はなかなか歩き出さない。ふ、と手を伸ばすが決して触れることはない。 埃の被った白い肌と赤い口、頬には涙と星のペイント。彩り鮮やかなクラウンは、にっこりと笑っている]
(+99) 2011/10/29(Sat) 10時半頃
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[メイクが為されているような手付きで、男は頬に触れた。赤い笑んだ唇を、全てを隠すペイントを想像した。なぞるように、反対側まで引っ張ってから。 力を抜いた。]
[男は再び歩き出す。階段を登り終えれば、天井を抜けて屋根の上に出た。足音を立てない散歩を開始しながら、ゆっくりふらふらと。]
(+100) 2011/10/29(Sat) 10時半頃
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[歩きながら、爪を心臓付近の皮膚に立てる。だいたいこの辺だろう、突き刺さったのは。 凍えるほどに熱かった一瞬を思い出そうとして、男は眉を寄せた。]
――ああ、やはり分からない。 思い出せるのは、少なくて。
……あんなに怯える気持ちが分からない。
[この手にまだ爪があったなら、皮膚を引き裂き体験出来たろうか。まだ粘着質が溢れ出ていたなら、染み込む毒液から辛さを思い出せたのか。]
ねぇ、貴方は何にそんなに怯えていますか。
[言葉を放りなげた先は、>>+50]
(+101) 2011/10/29(Sat) 16時頃
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/*
最終日の皆さん本当にお疲れ様です。
至らぬ狼で申し訳ない。同陣営には迷惑をお掛けしました
(-159) 2011/10/29(Sat) 16時半頃
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