241 線路上の雪燕
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…… …… …… ……。
[平行を取り戻すために何歩分かの不格好なステップが必要になった。 それを終えて小さく息を吐く。
新聞紙を一旦脇挟んで片手を開けると、コートの内ポケットへと手を伸ばした。]
(38) 2015/11/27(Fri) 21時頃
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……………………………………………………………………。
[そこにあるはずの切符が——あったはずの切符が?**]
(39) 2015/11/27(Fri) 21時頃
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/* シビルのチップはよく見ると女にも見える・・・ みえるよね・・・? このシビルは男です 男です
(-8) 2015/11/27(Fri) 21時頃
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[くしゃり、と男の目頭が歪んだのを見た>>17。 空を見上げた瞬間に足を踏ん張りかけたが、 彼が出した声は誰かを叫び呼ぶものではなく。 もっと、湿って、小さい。
それでもじっと、彼の次の動きを読まんとする。 しかし想定外にも、押し付けられたのはクラッカーの箱で。 きょとん、と瞬きをした後、去っていく背中に慌ててしゃがんだままお辞儀を一つした。
それを見送れば、腕の中に残ったクラッカー箱を一瞥する。 未開封だ。グズグズの指先で封を開けば、小麦の香り。 一つ指で摘めば、膿血と泥がジャムの様に付着した。
さくり。
ひとつ、口に含む。 青ざめていた顔が僅に赤みを取り戻した。 ふたつ。みっつ。よっつ。 ほろほろと落ちた欠片が、流されてきた灰と共に、つむじ風に舞い上げられ踊っていた]
(40) 2015/11/27(Fri) 21時半頃
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[ちぅ。
暫くクラッカーを食んでいると、 足元から小さな鳴き声が少年の耳に届く。 見れば、木箱の隙間から白鼠>>0が顔を出していた。 どうやらクラッカーの匂いにつられたらしい]
…ん。
[ななつめ。口に運ばず、爛れた手の上でくしゃりと潰す。 砕けたクラッカーの乗った手を差し出せば、鼠はいとも簡単につられて掌の内によじ登る。 小さな指先が剥けた皮膚にひっかかり、神経を刺激するらしく少年は眉をひそめた。 それでも手の上で欠片を頬張る鼠にもう片方の手を伸ばし、指先で撫でる。 暫く撫でているうちに鼠は満腹感も相乗して安心したのか、丸くなって眠りにつき……
少年はその鼠を新聞紙で包み、ザックの中に入れてしまった]
(41) 2015/11/27(Fri) 21時半頃
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[妹が身分違いの恋をしたのは数年前の事。 叶えてはいけない恋だ。と、 諫めても、恋に恋する乙女には届かない。 そして、愚かにも彼女が恋慕う青年は、その思いを受け入れ。 手に手を取って真夜中を二人駆けて行った。
約束された身分も、輝く装飾具も捨て。 幸せの逃避行に酔った、子どもたち。 その子が、子を産んだと手紙で知らせて来たのは、数日前。 手配したのは、一枚の切符。兼ねてから興味が在った故。 次いでに冒険の旅に出よう。と胸を高鳴らせたのも事実。
妹とその子を祝ってやりたいのも同じく。 高鳴る鼓動の早さは、黒服では隠せない。 ―――何、上手くやるさ。]
(42) 2015/11/27(Fri) 21時半頃
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おっと、失礼。
[ぶつかった。>>37と、気づき。 たたらを踏む人物に、声を掛けるが聞こえたか、確かめる間もなく、人に押され。切符を出しては、ついど立ち止まり。一考。
軽くポケットの中を漁れば目当てのモノは直ぐに手に入る。 「雪燕」へと乗り込む少女>>32に先をゆずると老齢の男に、忘れ物をしたと耳打ち。人が行きかう―――ホームに戻り。 先ほど、ぶつかった者の元に颯爽と歩き寄りて>>38。]
…失礼、之は貴方のですか?
[僕のポケットに入ってしまった様なのですよ。と、明るい声音と、人好きのする様な笑みを浮かべ。悠々と上着から取り出したのは、ハンコが押されてない切符だった**。]
(43) 2015/11/27(Fri) 21時半頃
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/*シビルって女性、…ではないみたいですか? えっとどっちでしょう
(-9) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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― 雪燕・二等車両 ―
[老齢の男と若い男に見送られて、汽車に乗り込んだ。
二等車両内にいくつも並んだ扉のひとつを開ける。 一発目で空き部屋を引き当てることができた。 扉の向こう、簡素な荷物置き場と、座席がある。 向かい合って並ぶふたつの座席は、合わせて6人はかるがる腰かけられそうだ。 窓にはごていねいにカーテンがかかっている。今は開いており、 窓ガラスごしに駅構内の様子を見ることができた]
うわあ……。
[広い、と。とっさにそんなことを思った。
彼女に切符を譲ってくれた一家にとっては、この部屋はちょうどいい広さだったろう。 だが――降って湧いたような一人旅を繰り広げる若い女性にとっては、 やや持て余し気味の広さが目の前にはあった]
(44) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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なーんかもったいないよね。 うーむ。
[腕を組んで考える。 脳裏には人づてに聞いた三等車両の様子が浮かぶ。 吊り革しかない車両で、乗客は押し合いへし合いしながら夜を越えていくそうな。 そんな車両を使うのは出稼ぎ帰りの屈強な男達が多いともっぱらの噂で……]
(45) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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――やめやめ。
[そんな趣味はないと、浮かびかけた案を一蹴]
せいぜいがあたしみたいに一人旅の子くらいよね、現実問題。
[相席に預かるなら。 そりゃあ人並みに身なりの良い男と相席したいという願望はあるけれど。 そういうお方はだいたい一等客室の切符を持っていると相場が決まっている。
ため息ひとつ。 ぽすりと座席に腰かけて窓の外に視線をやる。 部屋面積だけでなく時間も余っている。要はヒマだ。
そんな折、ひとりの客>>36から離れ、うろつき始めた新聞売りを見かけたなら、 やることは、ひとつ]
(46) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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―――おっちゃーん、新聞一部ちょーだい!
[窓を開けて呼びかけながら手を振る。 彼がこっちに気付けば、いったん手をひっこめて銅貨を握る。
――おっちゃん呼ばわりした客に対しても新聞売りは平等だ。 銅貨を受け取り、片手いっぱいにもった新聞のうち一部を、 抜き取ってこっちに投げ渡す。 向けられた顔が少々こわくなってたけれど、 満面の笑みを返して誤魔化した。つもり]
(47) 2015/11/27(Fri) 22時頃
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――お兄様。どこにいらっしゃるの?
(48) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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― サラグニット駅 ―
……この国は、寒いですわね。
[ほう、と櫻子は息を吐く。 白い靄が一瞬にして虚空に溶けていった。 漆黒の瞳と、長い黒髪が目を引く少女だった。 ひと目見れば、彼女が異国の者であると知れるだろう。 この国では黒髪の持ち主は珍しい]
お兄様。こんな寒い異国の地にいらっしゃるだなんて。 お体を崩されていないと良いのだけれど。
[長い長い戦争があった。 自分の兄は戦死したものだと、半ば諦めかけていた。 その兄が、かの地にて抑留されて生きている。 そんな知らせが届いたのが3ヶ月前のこと。 居ても立っても居られず、祖国を飛び出した]
(49) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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爺や、遅いですわね。
[櫻子は大きくため息を吐いた。 何か温かい飲み物を買ってくる。 そう言って彼女の元を去ったお目付け役は、未だ姿を見せない]
仕方ありませんわね。 先に汽車に乗り込みましょうか。
[気紛れに買った異国の新聞>>#3を読むのにも飽きてしまった。 日常会話くらいはどうにかなるものの。 母国語以外の言語を読むのは、やはり疲れる]
まったく。どこの国も物騒ですわね。
[殺す、殺される。そんなの、もうあの戦争だけで十分だ]
(50) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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それにしても凄い人混みですわね。
[呟いて、「雪燕」の乗車列に並ぶ。 老齢の車掌にウインクされれば>>#2。 一等車両の乗車券を差し出した]
ふふ、この国の殿方は。 とても紳士的でいらっしゃるのね。
[東国の訛りのあるイントネーションで、車掌に笑いかける。 彼女の爺やは、未だ姿を見せない]
どうしたのかしら。
[遠い異国の地で、ただひとり。 呟く声は、微かに震えていた**]
(51) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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/* シベリア抑留をイメージしつつ。 ひょい、っと入村しました。
(-10) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/11/27(Fri) 22時半頃
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/* これは後から来る誰かが爺やフラグ……!(言うだけならただ)
それにしても次々と第二希望で来ているのを見ると どのみち第二希望はほぼ飾りで変えるつもりはなかった罪悪感が若干……
(-11) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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/* バーナバスでえせカウボーイっぽいのも面白そうだと思ったけど どのみちとある人におにゃのこ見せるつもりでいたからなあ
(-12) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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― サラグニッド駅 ―
[ 検札を待つ間も、あの赤い手の少年が気になってペラジーは振り向く。
少年の姿は見えない。 今も、壁際に積み上げられた木箱の陰にしゃがんでいる>>1のだろうか。
新聞記事を読んでいたのだから、文盲ではない。 けれど、小さな顔は薄汚れ、>>33 何日も何日も、おとなの世話を受けていないようだった。
ペラジーを見つめ返した瞳には明らかな怯え>>33の色。
声をかけるべきだったか、と思う。 だが………、]
(52) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[ ペラジーは唇を噛んだ。
見知らぬ者に人狼の話を、]
できる、わけがない。
[ あの町に行くまで、自分とて信じていなかったのだ。 おとぎ話の中にだけ現れる幻だと考えていた。
それが大きな誤りだと知ったときには、 もう―― ――遅く。]
(53) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[ ペラジーは暗い顔つきで検札を受け、列車に乗り込んだ。
すぐ後ろの紳士然とした乗客が、検札係に、 「君はじいやに似て居るな」>>28 と叩いた軽口も耳に入らなかった。]*
(54) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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/* 2
(-13) 2015/11/27(Fri) 23時頃
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あら。 ありがとうございます。
〔前方の男性>>37とコートを着た人>>43がぶつかったようで、それから少女は瞬きを数度。 先をゆずってもらったので、遠慮はせずに列車の中に乗り込んだ。〕
わぁ……!
〔少女を出迎えたのは二等車両の長い廊下。
後がつかえてはいけないから、かつ、かつ、と足音をならし早めに進んでいくが、視線はきょろきょろ、とせわしない。
切符に目を落とす。 そしてある部屋の扉を開けて、その様子にまた感嘆。 椅子が二つ向かい合わせになっている室内に、ふわりと日光が薄く射しこんでいた。
今の少女はなんにでも感激してしまうのかもしれない。〕
(55) 2015/11/27(Fri) 23時頃
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ちょっぴり、広いかな?
〔椅子に腰をおろし、荷物を置いた。 カーテンは開いていた。窓を開けて、外を見る。 せわしない駅構内の様子が目に入る。〕
……いたそう。
〔痛々しい手の少年>>41に目をとめ、眉根に皺を寄せた。 おかあさんはいないのかな――と視線を彷徨わせるうちに、彼の姿は雑踏に紛れてしまったけれど。〕
〔ふと、元気の良い声が聞こえてきたのでそちらを向いた。
赤毛の女性>>47が新聞売りに呼びかけている。 新聞売りの「おじさん」の顔つきが少々険しくなっていたから、思わずくすっと笑ってしまった。〕
(56) 2015/11/27(Fri) 23時頃
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/* 1
(-14) 2015/11/27(Fri) 23時頃
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/* さくらこに声をかけていいのか悩ましい。
(-15) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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[新聞売りが去っていく。 開けっぱなしの窓は寒さと――汽車の外のざわめきを運ぶだけとなる。
…さむっ。
[窓を閉めようとして、ほんのちょっと、硬直した。 長い黒髪の少女が見えたから。>>49 自分の赤毛も珍しい部類に入ると自覚しているけれど、 黒髪なんて。普通なら海を隔てたずっと向こうの大陸とか、島国でないと見られないはずだ。そう、普通なら。
それにしてもなんて癖のない髪なんだろうね! あんなにまっすぐ伸びてて……うらやましい]
(57) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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……。
[見とれる。しかし寒さには勝てなかった。 いそいそと窓を閉める前、もう一度周りを見回して。 同じ二等車両からこっちの方を見る人影―― 同い年くらいにも見える少女のまなざしがまだあるなら。>>56
ちょっと不思議そうに首を傾げてみせるのだった**]
(58) 2015/11/27(Fri) 23時半頃
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