297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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欲しい子なんて決まっておろう?
(+5) 2019/07/13(Sat) 06時頃
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[ ただ、健やかに育つ君
芙蓉の花が花開くのを見守れればそれで良い **]
(+6) 2019/07/13(Sat) 06時頃
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/* 朧何でおるん!?って思っちゃった笑 今回はバラけたねぇ
(-5) 2019/07/13(Sat) 06時頃
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/* >>4:*12 正解(´;ω;`)
(-6) 2019/07/13(Sat) 06時頃
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/* 青ログが皆に見える設定だったら呼んだかもしれない(シレッ)
(-7) 2019/07/13(Sat) 06時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2019/07/13(Sat) 07時半頃
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これは夢や。 誰かの怖い、悪い夢…
せやから、もうええよ。もう覚めたらええんよ……
[そして夢の登場人物は、夢が終われば消えてしまう。 それでいい。少女は思う。早く消えてしまいたい。消えて、嫌いな自分を消してしまいたいと思った。
止まない雨がないように、覚めない夢もきっとない。 …ほんとうにないのだろうか。夢で栄華を極めたという邯鄲も、覚めなければそれが彼の一生だったのかもしれない。]
(+7) 2019/07/13(Sat) 07時半頃
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せやったら… やっぱり紫陽花がええな…
[彼は愛でてくれるだろうか。(>>4:39) 夢のように咲く紫陽花を、そうやって、毎年足を止めて見つめてくれるだろうか。ああ…あの紫陽花がいい。]
坊ちゃんも夢を見るやろか… 蝶になって…あの紫陽花を舞う夢…毎年…毎年…… **
(+8) 2019/07/13(Sat) 07時半頃
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/* 邯鄲は地名やろ…(どうでもいい
こんにちは!もののけです!! 誤爆恐怖症を克服できないもののけです!! さいきんツイッターはじめたもののけですおともだちになってね!!(どうでもいい
(-8) 2019/07/13(Sat) 07時半頃
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/* 朝夕同日落ちができんからな…
(-9) 2019/07/13(Sat) 07時半頃
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――社を離れ――
[山奥への道を進むうち、紫陽花はその身に花を湛えきれず、はらはらと落として道を埋めるようになっていた。 そのうちのひとつを、確かめるように拾おうとして]
……な、
[指先がすぅと透き通っているのに、気付いた。 だが、気付いたところで止める術など持たない。 ああ、本当に宣言通り迎えが来たのかと思うだけだ。
叫べと言われたが、叫んだところで定吉が来る頃には、事を伝える口を持たないだろう。 なら、せめて。 何も言わずにこの身を委ねるつもりだった、が。]
(+9) 2019/07/13(Sat) 10時頃
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[最後の抵抗とでも言うように ぶわり と濃密な藤の花の香りが、風に乗って流れていった>>2**]
(+10) 2019/07/13(Sat) 10時頃
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ねぇんねん、ころりよ
おころりよ
坊やは良い子だ、ねんねしな
[ ゆっくり、ゆっくり歌を唄う
その手は誰かの頭を撫で。
まるで怖い夢を見た誰かを護るように ]
(+11) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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[ ―――……今度こそ寄り添えるだろうか?
翁が「大人」として見ていた>>2:26が故に その内心を思う事も無かった少女に ]
(+12) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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……日向、おるのかい?
[何処からか声が聞こえた気がして>>+7 そっと声を放る
声が聞こえるという事は、そうか、きっとあの子も――…。
自分は、良い。 老い先短い身だ。それにこうなる事は願いでもあった
…だが、まだまだ此れから日向を歩いて行けるであろう子が神様の傍に来るのはひどく忍びなくて ]
(+13) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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日向や。 すまんかったのぉ
ワシには、おまえさんのおとうとおかん。 見つける事は出来んかったよ
[ 聞こえてなくても良い。
ただ何時かの心の叫びに向かって訥々と話す その口調には苦いものが混じって。
町で診療所を営む息子夫婦に頼んで、紀夫婦を見なかったか聞いてみたりもした
…けれども、紀夫婦の事情は分からなくて。 少女を落胆させるだけだ、と告げる事も無かった ]
(+14) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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日向はえらくしっかりしておったから。 甘えておったのかもしれんな
子守りをして、奉公に出て… よく頑張ったのぉ。
[ 手を伸ばして小さな頭を撫でようと
…が、このまま手を伸ばして良いものか 立ち去る間際漏れ聞こえた言葉が>>1:203思い留まらせる
日向が限界を叫ぶまでは その内心に全く気付かなかった翁だ ]
(+15) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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……日向が苦しいと思った事 ワシにも教えてくれんか
[ 代わりに困った風に笑いかけた
声が届くかさえ分からぬというのに** ]
(+16) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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/* ※距離感に迷うジジイの図です
(-10) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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[強く香る藤に
息が詰まるような心地がした。]
(*7) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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/* 何が辛いってな… そろそろ歌のストックが無いんだよ…
(-11) 2019/07/13(Sat) 10時半頃
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─山中─
…うん。
[ たえが呼んでいた>>4:105という話に頷いて、]
わかる。 呼ばれんでも、ついていきたいよなぁ。
[ 消えて、残る紫陽花にそこまでの確信は持てず。けれどふわふわとそういうモノだと思い始めている。感覚の麻痺は、きっと雷門が消えた時からあった。]
そうかもしれん。 神様を敬って、奉って、 忘れないように、語り継いで、いって、 忘れないように…、みんな。
でも、
(4) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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神様は、―――… 神様は、ただ、優しいだけかもしれん。
[ たえが消えたから雷門を消したなら。 寂しいと言ったから日向を消したのなら。]
(5) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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―― !
[ 藤の匂いに気付くと口元が戦慄く。 不安を言葉にされると顔が顰められた。]
朧ちゃん、
[ 待っていてと言う言葉にも動けずに。 ただ頷いて定吉を見送った。]
(6) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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[ 強い強い藤の香に、眩暈がしそうだ。]
(7) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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じいちゃん、 …… おるの?
やったら、 朧ちゃんも、そっち、おる?
[ ゆらりと辺りを見回して、さく、一歩、歩を進める。 けれど向かう先は社の方ではなく、最初にたえが消えたとされる場所の方。]*
(8) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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[ 声が優しい、 泣きそうだ。]
(*8) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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― 山の中腹 ―
――…
[ 小さく歌を刻みながら歩を進める。 たえが指示したあの指を思い出す。
たえちゃん、
透明の紫陽花がてんてんと咲いていて、まるで道案内のようだ。その先の紫陽花、もうここには居ない、紫陽花の花。 中腹、滅多に行かない場所だけれど、全く行かなかったわけではない。そして、この辺りに…
暫く足元を探し続ける。 大人が探した痕跡もあり、足跡や折れた木の枝、踏みしめられた木の葉っぱ。あるだろうか。ないだろうか。消えているだろうか。
葉を掻き分け、漸く見つけたのは、目立たない、小さな小さな、子供の片足分の。何かが滑り落ちた跡だった。この跡があっても、身体がなければそうとは繋げないだろう小さな跡。
だけどどうしてか、それは彼女のものだという確信があった。]
(9) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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[ もういいかい まあだだよ もういいかい もういいよ ]
(10) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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あぁ――…、…
[ 小さく声が漏れる。もう、そこには誰も居ないけれど。]
みいつけた、…
[ しゃがみ込んで、少しの間紫陽花を見つめる。]*
(11) 2019/07/13(Sat) 14時半頃
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『もう いいよ』
『もう いいよ』
『もう いいんだよぅ』
(*9) 2019/07/13(Sat) 15時半頃
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