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[パン、パン―――と乾いた破裂音が数度響き>>2:149>>2:150、沸き立った鴉が、一層けたたましい啼き声を上げて一斉に飛び立つ。
男は一瞬目を見開くも、その破裂音の心当たりが像を結べば、懐の重みに反射に指を掛けたそのままに、唐突とも言える動きでアジトの方へと、…今はまだ知らぬ河の向こう岸へ>>2:133>>2:144と振り返る。]
…聞こえたか、おい。
[袖裏に刃隠しながらどうした>>2、と掛けられる声にそう返せば、苛立たしげな溜息ひとつを吐くと、大股に元来た方向へ、それはけしてアジトの室内で無く、不揃いに停められた車の方へ向かおうとする。**]
(13) 2016/04/12(Tue) 09時半頃
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[ 低い嗤い>>3が、耳朶にかけられた言葉>>2:145と繋がる。 立ち上がった膝はまだ、汚れたまま。
たとえ全ての羊を狩り終わったとて、信用のし過ぎは禁物だ グラウンドゼロに立てば全てを手に入れる。 だが少なくとも今はまだ、その時ではないと 男は、嗤いの消えた男を警戒の範疇から解いた。
複数の乱射音>>2:150 恐らくブルーが噛んでいると確信めいたものを抱え その雨が降り注ぐ先に横たわる骸が あの老人であることを願う。]
(14) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
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[ (「 嵐はそのままがいい
皆が慌てて逃げ出しても
雨がいくら降ったって
僕は笑顔を浮かべている。」)
死んだのは誰でも構わない。 勝手に数が減った幸運に感謝しよう。
(「 口ずさむのは、楽しげなメロディ 」)
抜けるような晴天の下 タップ・ダンスなぞ踊れやしないが
堕ちた者達で踊る、マッドパーティーなら出来る。]
(15) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
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………耳は正常です。 誰かは死んだでしょうね、確実に。
[ 苛立ちが滲む溜息>>13に、真顔でそう返す。 しかし心中では小さな舌打ちもあった。
幸運な事に収穫無く終わりそうだった見回り、 ふいと気の抜ける一瞬で 男は背後から彼の首を撫で切る心算だったのだが 銃声が上がれば、警戒の空気はぐんと濃度を増し。
爽やかに感じていた風は、 今やどこか冷たくすら感じる。
車へ向かう背中>>13を見つめる視界を 飛び立った鴉が一匹、横切った。]
(16) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
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[ Mr.ピンクをちらと見て、柔らかく首を傾けた男は その手に灰色の刃を携えている。
左手でかたどった肌色の銃を 自らのナイフを握った右腕に押し当てて
( Bang )
指先を跳ねるように、腕から天へ。 撃つなら右腕と伝えたつもりだが、どうだろうか。
大股で歩む男に、 息を殺し ”いつものように” 首を切る為 外れていた両目の視線は、今は真直ぐに獲物を追う。
背後から、左腕で頭部を抱え込み 右腕は、愛器で首を真横に薙ぐべく
踏み込んだ足が立てた一歩の下で ざびりと砂が、悲鳴を上げた。**]
(17) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
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/*更新時間的に今仕掛けんの?感半端ないのは理解しつつ 流れ的にどう考えてもヤるしかなかったんです ごめんなさいトレイルさん……_(┐「ε:)_ごめんなさい
いっそ濃密なバトろる回そうぜってきもち←←← アーーーーーん。 24hずれてんよー!今夜更新だったら丁度良いのにー!
アレか、ピンクちゃんへのお誘いが早すぎたか。 ぐぬぬ、ほんとうに進行能力がひくい。ぐぬぬ。
トレイルさん狼狽えてるよね…多分そうだよね…… ごめん……_(┐「ε:)_
(-12) 2016/04/12(Tue) 15時半頃
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ロクデナシのクズどもを見に来た観客は そいつを見たがってんのかもしんねんな。 テメェの価値もねえ命守って まわりに転がる価値のねえ命を潰しちまう、 馬鹿げて滑稽な、クズどものサーカスを。
[ 溜息残して奥へと進むオレンジの背を見つめたまま、離れていく互いの間に皮肉を置いた。外にはずいぶん晴れやかな空が広がっているらしく、薄ら汚れた窓から射し込む陽は明るい。ぼやけた陽射しの中をチラチラ漂う埃が、オレンジの黒い背に光のクズをまとわせる。
ざらついたラジオの音を聞きながら、銃を抜き]
“臆病”なくせして 背中には気をつけろよ
[ 銃口のかわりにオレンジの背に忠告ひとつ投げつけて、拳銃の手触りをもてあそぶ**]
(18) 2016/04/12(Tue) 17時半頃
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[銃声は高らかに響き渡っただろう。その音に駆け付けてきたオレンジの姿に、男はゆらと視線を向けた。露わな警戒、懐に在る片手に、男は掌を――その片方を、もう片方は下ろしたまま――向けた。は、と有音の息を漏らしてから]
……あ、あぁ、あの…… 見ての通り……見た、まま、で…… 二人……あの……
[不十分な言葉の代わり、つ、と其方を一瞥して示す。 広がる赤、二つの屍と転がった銃を**]
(19) 2016/04/12(Tue) 18時頃
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クズどものサーカスねえ。 お代は命で支払わなきゃなんねえのかもしんねえってのにか? そりゃ随分と―――…、イカれてやがる。
[背中の後ろ、グリーンの皮肉に乾いた笑いを返し>>18、 現場が見える方へと歩みを進める。
投げられた忠告と、グリーンが何か取り出した気配にビクリと肩を震わせた。
反射的に体をそちらへ向けると、銃を弄んでやがる間抜けが視界に映る。]
おいおい、変な動きされたら"ビビッて"撃っちまうかもしんねえだろ?
[口端を引き攣らせて臆病との皮肉にわざとらしく返し、 手をかけた懐の銃を握りなおすとホワイトの方へと向かった。*]
(20) 2016/04/12(Tue) 20時頃
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[近寄った先、ホワイトの奴は見たとこ銃も出してねえ。
だらりと下げられた手と指し示した手を交互に見る。>>19 見たままで、との言葉通り、そこにはブルーとブラウンの死体が転がっていた。]
あーあー、まったくよくやるぜ。 西部劇じゃねえんだから、相討ちなんてよ。
[ホワイトの様子に攻撃はしてこねえかと警戒を幾分か解いて 懐の銃から手を離すと死体の傍に寄るとしゃがみこむ。]
こいつらがイヌかもしんねえからな、 一応調べとくか。
[二、三度小突いてみたが動く様子もなかったんで ホワイトに背を向けたままブラウンのスーツのポケットへと手を伸ばした。]
(21) 2016/04/12(Tue) 20時頃
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[イヌかどうかの確認、勿論それもある―――が、 イヌだったとしても証拠を持ち込むようなことはしてなさそうだと踏んでいた。 俺がこいつを調べようと思った理由は他にある。 タバコを一本くれてやった時の"あの音"だ。>>2:84
ブラウンのポケットに突っ込んだ指先に小さな硬質の感触が数個。]
(BINGOぉ…!)
[伏せた顔の下、口角を上げてそいつらを指先でかき集めると ゆっくりと引き抜き際に掌に握りこむ。]
あー、やっぱ証拠なんてそうそうねえよなあ。
[言いながら立ち上がると スーツのポケットに手を突っ込んでホワイトへと振り返った。
指を開き、ポケットの奥へと落としたそいつらは 微かにぶつかる音を立てたが、 ホワイトが気づいたかどうかはわからねえ。]
(22) 2016/04/12(Tue) 20時頃
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[ブルーも一応調べたが特にめぼしいもんは見つからず (というより俺の頭はブラウンの持っていた石のことでいっぱいだ 爺さんの方は碌に調べもしなかった) 二人の銃だけ念のため回収すると]
屋内の見張りもこれじゃあな、どうせなんもいねえだろ。 こんだけ騒いでも出てこねえんだしよ。
[戻ろうぜ、とトリガーに指もひっかけてねえ銃を二丁持ったまま 顎で入口の方を指してホワイトに促した。
何も気づいてねえだろうなとは表情を窺ってみるが 此奴の表情の変化が俺に掴めるかどうかは怪しいところだ。**]
(23) 2016/04/12(Tue) 20時頃
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/* 1
(-13) 2016/04/12(Tue) 20時半頃
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……?
[どこにいくんだ、なんて声をかけかけたのは ヤツが車の方へ向かうのを見かけたから。>>13
レッドの応答を聞きながら、 視界の端でその左手が ヤツ自身の右手を撃つジェスチャーを見守る。
こくり、と頷いて、 俺は胸に手をあて、銃を抜き出した。 パープルに歩み寄るレッドの姿を見つめて――
軋る砂に紛れ、一歩、後ろへ。 流れ弾に当たって死ぬのは御免だ。]
(24) 2016/04/12(Tue) 20時半頃
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(あの豚なんて言ってたっけ……)
(ああ、そうだ、)
(殺せ、死ね、全て。)
[狂ったパーティ、 莫迦なサーカスに参加した者は、全て。]
(25) 2016/04/12(Tue) 20時半頃
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[胸に手を当てたパープルの右手めがけて、 ベレッタの照準を合わせ
一発。*]
(26) 2016/04/12(Tue) 20時半頃
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[死体らを確かめるオレンジの様を、男は黙って見つめ、 なんの言動も返す事なく、あったが、 ただ一たび、眉を、口角を、震わせた。 その刹那が、彼に見て取られたか否かは、知れない]
え……えぇ、……ええ、そうですね…… もう、なにもない、何も……
[促され歩む、足取りは緩慢に]
(27) 2016/04/12(Tue) 21時頃
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/* あーー本当すいません ほんと、トレイル、 めっちゃころすつもりでいるわ。
喋るし動く子を屠るのは気が引けるのだが めっちゃ殺したい(愛)ので頑張る。 タイミングよくなくてごめんなさい。
(-14) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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愚かだと!
[叫んだと同時、引き金を引かれた>>2:148。
乾いた音>>2:149。 聞きなれた音だ。
本来なら、手元の銃が発する音だった。]
ぐあぁっ!
[弾を食らう。 痛みで叫ぶ。 叫ぶと同時、倒れた。]
(+0) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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[痛みで呻く。
しかし体を支配するのは痛みよりも怒りだ。 目の前が真っ赤になる。]
貴様ァァァ!黒人ごときがぁ!
[叫びにもならない呻き声。
また一発食らう>>2:150。 今度は肩。また口から呻き声を吐く。
熱い。 痛みが熱になったのか、熱が痛みになったのか。]
(+1) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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[掃き溜めみたいな場所に産んでくれたが、この白人種にまぎれる肌と骨格を与えてくれた事だけは感謝してやってもいい。生きるに使うに便利という理由それだけで。
そんな当たり前の事はどうでもいい>>16と言いたげに、レッドの前を横切ると、恵まれた長さの大股で、子供ならば駆け足も必要な速度でアジト入り口前に停められた逃走車へ向かう。]
何処も何も…>>24
[グリーンが撃たれようがオレンジが撃たれようがどうでもいい。ホワイトの事など思い出しもしなかった。問題は、"誰が"撃ったかだ。千切れた電線の様に火花巻きちらすあのファッキン爺の、どうせ火元はその周りだろう。爺が撃ったか撃たれたか。大人しくくたばってくれているならそれでいいが、そんな二択を確認しに行くほど阿呆じゃない。一旦火の着いた爆弾に好き好んで近寄る奴が何処にいる?
逃げて撒いて棄ててなんて息を吸う前に習った筈だろ。]
(28) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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…あぁ、くっそ。
[キャデラックの運転席の扉を引くが、固い手応えが返るだけ。ご丁寧にロックして行きやがった馬鹿はだれだったか。
今はそれを考えるのも惜しいと、隣のカマロを試そうとして、ハンドルから顔を上げれば、近い場所から躙る砂の音>>17。男の首を掻き切ろうと剥き出しにされた刃がギラリ、カラリ乾いた空の太陽に照らされ、サイドウィンドウに反射した。]
(29) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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[黒人などに大人しくやられる気はない。
しかし隙を狙う余裕はない。 痛みと怒り。 服の下、隠していた銃を取り出し、ブラウンへ向ける。 狙いなどつけられるはずがない。
また一発、食らった。 その衝撃で引き金を引いた。
狙いをつけていない弾は、真っ直ぐにブラウンへと。]
(+2) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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…あ゛ぁ゛?
[懐に忍ばせたままの右手を引き抜くと、グロック17、振り向き様、ナイフか、顔面か、長いリーチで殴り付ける様に振り抜いた。右二の腕を銀色が大きく切り裂いて過ぎた。]
fuckin………!
[反動でキャデラックに倒れるように背を凭れ、ノータイムで目測、レッドの胴体辺りに2発を放った。相手の体勢はどうだったか。
その銃声と被さる様に、ベレッタの嬌声が響き、リアウィンドウを弾けさせる。>>26*]
(30) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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/* よっしゃー戦うぜー! (気合い入れる (すぐ喜々として死にたいマンになるのを耐えるって意味で
(-15) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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――違いねえ。ぐぁっはッ
[ クズたちの殺し合いを間近で見るために支払われた、犬の命もおそらく無価値。視線の先で、オレンジの肩が上下したかと思うと、また目が合う。これ以上の皮肉やジョークは謹んで、緩く握った銃を揺すって肩を窄めて見せて。再びあっさり向けられた背は撃たず、奥へと消えるまでを見送った。
ひとりと、豚の屍骸だけの空間で。
外から届く銃声(>>26)を聞く]
( そうだ、 殺せ、死ね、全て )
[ ――銃を抱いて吐息を漏らす。 心臓は、ドクドク激しく鳴いている。 Like a virgin]
(31) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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/* 引き金は二度引け、鉄則ですね。(笑顔
さーーどーしよっかなー。2
(-16) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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/* 甘党野郎すき。。。。(悶絶) ウッくずやるんや!!!パープルごめん!!レッドもごめん!!!!!
(-17) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
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/* 殺されても良いんだけど!足掻かせて! あと24h以上死体で転がるのつらいからちょっとまって!!
(-18) 2016/04/12(Tue) 22時頃
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/* もういっこ 1
(-19) 2016/04/12(Tue) 22時頃
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