276 ─五月、薔薇の木の下で。
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なんのことか分からないけれど、 君はやっぱり、ちょっと堅いから。 たまには、ね。
あっ、行き過ぎた非行は駄目だよ。
[自分の言葉を気にしてか、頬を引く様子も>>0やはり ヴェルツ辺りと比べると、真面目に見えた。
じゃあね、そう一方的に別れを告げて 彼とは反対側へ歩いてゆく。]*
(22) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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ヒューは、ベッドに転がったまま、小さなあくび**
2018/05/19(Sat) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/19(Sat) 01時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2018/05/19(Sat) 01時頃
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/* なんでこの魚赤みたいなこと言ってるんですかね。 ケヴィンを、こう、よくない方向に導いてみたかった。
(-1) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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[目に見えて静かになりつつ ヒューが笑ってくれたから包帯に手を伸ばして 解けたそれを丸めながら回収してゆく]
任せろ、変えるだけでいい? ほんとに悪化してねえの? シップとか痛み止めとか、あーもう……
[ふざけ過ぎた事への罪悪感でいっぱいで まじめに泣きそうになりつつ消毒して 骨折とかじゃ無い事に気付いたが それでも痛そうな事に変わりなくて]
(23) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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ひゅー……いてえよォ。 お前ほんとに何処で怪我したんだよ。
[あまり怪我にも無縁ゆえ痛みにも弱く 想像するだけで全身がざわついてしまい 逃げ出したくなるのを必死で堪えている]
(24) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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あっまさか虐められてたりしねえ? 新入りちょっと顔貸せよオラとか。 校舎裏に呼び出されて……とか。
わーばか一人になるなよ!
[ガラの悪い奴らが居ない訳では無いしと 想像に想像を膨らませて先走り ほぼ泣き顔で部屋の静寂をぶち破っている**]
(25) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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── 中庭 ──
モリス君。
[後輩は、来ていいと言っただけ 来てほしいとは言われてないのだけれど。 それでも、そう言われたことが嬉しかったから。 言葉にしたまま中庭まで足を運んだ 毛布に包まる姿>>5に目を細め、名前を口にした時 眠気には負けていただろうか?]
(26) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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随分と準備がいいね。 でも、ここで寝るのは駄目だよ。
[どちらであっても暖かなそれの上に掌を乗せ 年下を撫でつつ、優しく呼びかける。]
パンを貰ったんだ。 一つだけだけど……半分どう?
[そして、しっかり意識が覚醒しているのを確認した後 荷物のうちの一つを示して聞いてみた。]*
(27) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/19(Sat) 01時半頃
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―東屋の中―
別に、ずっとってわけじゃないけど。 ケヴィン先輩がお前の分もくれたから。
[探していたこと自体は間違いない。 最初は不戦敗を謝ろうとおもって。 それから、パンを貰ったから一緒に食べようと。 中庭でモリスにあって、マークから伝言を預かって、それで出てきたオスカーを見て。 フェルゼ>>12>>13の様子を見ていれば沸々と湧き上がる違和感]
……葉巻だろ、これ。
[進路指導の担当がこんな匂いをさせていた。彼は喫煙者だったはずだ。 けれど、同級生がそうだとは聞いてもないし、想像もできない]
(28) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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[話していただけで、煙草の匂いがするなんて幾らなんでもおかしいと理解できる。 話していた、のは多分間違いではないだろう。 けれど、ただ話していたわけではないように思われた。 気にすることはない>>14だとか、スキンシップだとか]
何で謝んの。 …俺に謝らなきゃいけないようなことでもしてたわけ。
[自分の中で不快がじわじわと広がっていくのを止められない。 口ぶりや、謝罪はどうきいてもおかしい。 自分には言えないことが、あったのかと。
視線をそらさないまま、一歩、二歩。 そちらの足が止まってしまったなら自分が近づけばいい。 鍵の開いたままの扉は己の背の後ろにあり**]
(29) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/19(Sat) 01時半頃
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……あ、
[穏やかな声に呼ばれて>>26、舟を漕いでいた意識をゆっくりと浮上させる。 顔を上げて見た先輩の姿に、何故かほっと安堵して息を吐いた。
準備がいい、という言葉の意味がはじめは理解できなくて、何度か瞬く。 やがて肩にかけた毛布のことだと気づけば、ややばつが悪くなって視線を逸らす。]
……や、これは、借りたもので。 待つのに、いいと思って。
[まだ少し意識に薄靄がかかるような感覚で、言葉をほつほつと紡ぐ。 それでも座り方を正せば目も醒めて、レーズンパンを見やる。]
――いただき、ます。
(30) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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―自室―
[ベッドの中で身じろぎし、欠伸をしながら体を起こす。 寝てからどれくらい経ったか。]
んー……
[何だか、寝苦しかった気がした。 空気が重く、微かに甘いような。]
…………。
[枕元に置いた眼鏡をとって、かける。 カーテンを開けると、窓の外の明るさは太陽ではなく、月の光だった。まだ真夜中だったか?と疑問符が浮かぶ。]
(31) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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…………。
[しかし、目覚まし時計で時間を確認して、訝しげな顔。
日の昇りきった時間ではないが、空が明るくなり始めていてもおかしくない時間だった。時計が壊れた?と思いながら、正確に秒針の動くそれから目を離す。
何だか奇妙だったけども、早めの朝食でもつまみに行こうか、とベッドを抜け出し、着替え終われば廊下へ。**]
(32) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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[ 腕に残る、 人肌の温度を、 何も抱え"られなく"なった 掌が擦る。
何処が"道"なのかと、 探すことさえ儘ならないのに ────……全く"生徒会長"は気楽にいってくれるものだ。 一時の彼の瞳と声に、 違うものを感じていながら、 皮肉混じりに思考を混ぜ、 そうして何にも居なくなった、聖書の一頁を見下ろす。 主が求めよと仰有るならば、何度でも。 "正しい道を" "罪には罰を" ─── だぁれも おしえてくれやしない。*]
(33) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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[ 正しくも、 自らの寮室。 三月までは先輩が同室で居たが、今は一人。 ──── の、 筈。
僅かな違和感に首をかしげつつも、 ……ケヴィンという青年は、大抵大雑把なので、 鍵を閉め忘れたり、 していたかもしれないし "誰か"がいたって─── そう "今日限りは"気付かないから 重たい身体を深々と、 軋むベットに沈めてしまう。 大事な だいじな 分厚い本は、 きっと、 ソファーの方に 放られて────、]
(34) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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/* ロビンくんが拾うかな、とちょっと 待ったり した 負縁故はおいしいんだよお…!(怒)
(-2) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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/* ロビンが時間軸冒険に出たな まあ俺らだって時計なんて見てないから時間は何でもいいんだけど
(-3) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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/* ま、ケヴィンはヴェルツだわな
(-4) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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/* そろそろこう、 爛れる雰囲気をだな…… 大分宗教色は抑えてやってる(タブー感がでると此方がやりにくい)ので 頑張ってるんだが ケヴィンの理性が 邪魔である
(-5) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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……あの。
[優しく撫ぜる手に、思わず身を寄せてしまいそうになって慌てて引いた。 あれ、立場が変わっていないだろうか。 ひとりにさせないために、ここにいたのに。]
お座りになったらどうですか。
[イアンがベンチの空いた方に座るなら、肩にかけていた毛布を外して、先程マークがしたように、半分ずつ膝にかけようとする*]
(35) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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/* 区切り記号忘れてたから伸ばした
(-6) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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/* なんだかベネットがうまくこじれててかわいあ これには思わずPLもにっこり( ◜ ‿ ◝ )
(-7) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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誰に借りたのかな、僕も感謝しなきゃね。
[視線を逸らしたのは何故だろう>>30 誰かとのやり取りを、自分は知らないから ただ真っ直ぐに受け止めるだけだ。 息を吐く様子も、緩やかに醒めていく様も 常の彼よりどこか幼く見えて、 撫でる手は中々離れなかった。]
ああ、……そうだね。
[相手から切り出され>>35、漸く 手は離れ、隣に腰を下ろす。 膝に掛けられた半分の暖かさに気が緩んでいくようだ。]
(36) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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[本は表紙を上に毛布へ、手にはレーズンパン
ここにはナイフも皿もありはしないので、 自分の手で割ることを許してもらおう。 お互い男だ、そこまで気にしない筈。 少し歪な形に裂ける二つ、大きい方を彼に手渡す。]
そういえば、本当に待とうとしてくれてたんだ。
[やはりケヴィンのパンは美味しい。 ナッツ入りが一番好きだけど、レーズンも悪くない。 惜しむように少しづつ口にする合間、ぽつりと。
あの時は、その内何処かに行くように聞こえて 来た時いなければそれまで、そう考えていたから。]
(37) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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──……嬉しいな。
[口元を緩め、彼を見つめる。 心優しい後輩が何を思ってここにいたか、 しっかりとは分かっていないのだ。
心の奥にあるものにも。]*
(38) 2018/05/19(Sat) 02時頃
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[ 時々パンを食べさせてくれる人>>1:191 ケヴィンとの初対面は今でもよく覚えている。 お腹が空きすぎていて、ラルフは偶然いなくて、そんな時に食べ物を恵んでくれた。
思わず「かみさま……?」と呼んだ事は覚えている。 強ち間違えていないと今でも思っている。 創造は神にしかできないのだし。
そんな彼がパンを持たせてくれたのだという。 ]
(39) 2018/05/19(Sat) 02時半頃
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調理室まで行ってくれたんでしょう。 ……ありがとう。 俺が行った時はヴェルツせんぱいと 何か話してたみたいだから。
[ 調理室に寄らなかった理由を述べながらも 葉巻に関して>>28は答えられない。 困ったように停止すれば距離が少しずつ埋められる>>29 扉は後ろにあるが突き飛ばそうとは思えず。 ]
(40) 2018/05/19(Sat) 02時半頃
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そんな、オスカーとは別に、何も……
[ ない。今度は言い切れない。 紫煙の名残に思い出したのはあの手>>1:233 背筋に痺れが走ってそれから黙り込む。 忘れたい記憶は羞恥を孕み、耳が赤らんだ。 ]
(41) 2018/05/19(Sat) 02時半頃
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なんでそんなに怒ってるの? ベネットには、関係……ないだろ。 なんだかおかしいよ、ベネット。
[ 分からず見下ろしながらも眉を下げた。 友人には知られたくない。 自分が触れられたように他者に触れたこと。 失望などされたくなかったのだから、 突き放して逃げる事しか考えられなかった。 ]**
(42) 2018/05/19(Sat) 02時半頃
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ええと……マーク・メアリーヒルズに。
[後輩どころか中等部だ。心配されて毛布を貸されただけでも言いづらいのだが、穏やかに言葉を投げられると隠し事ができなくなる。 笑われるかと少しだけ警戒する。……いや、笑ってでもくれるほうが気が楽か。 撫でる手が座るその時まで続いたのは、どこか幼い新入生にするような仕草で恥ずかしかったので、止んでくれて助かった。]
待ちますよ。あなたが来るって、言ってくれたので。 ひとりにしないためには、俺がいるしかないでしょう?
[パンを受け取る。 空いたもう片方の手を、そっとイアンの膝の上に重ねながら。]
(43) 2018/05/19(Sat) 02時半頃
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かい――シュヴァルベ、先輩、は。 俺で、本当に嬉しいですか。
[会長、と呼びかけたのを正して、嬉しいなと言った彼の目を、じ、と見つめ返す。 独りにしない、ただそれを満たすだけの、可愛い後輩でしかないはずの自分だけれど。 ざわり、薔薇の香りが立ち込めた*]
(44) 2018/05/19(Sat) 02時半頃
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