20 Junky in the Paradise
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─── マーゴが、"天使"、だった けれど…
(-3) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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…
[堕ちゆく女王の面持ちを捉えようと目を凝らすも、 掴めるのは気配と遠く近く響く嬌声ばかり。 女王の口から垂れる舌が歪み伸びてくる幻覚]
アナタはキレイ アナタはステキ アナタはジユウ
だってアナタは―――女王様
[ポケットを探れば先に飴色の箱を物色した折に、 色が気に入り持ち出したカラフルな錠剤。 貢物を献上するように恭しく女王の舌に乗せた]
(18) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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[はあ。と、吐く息に紛れて、 男が紡ぐ言葉は、最後まではっきりとは伝わらない。]
(*5) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時頃
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あっ あ
[絞り上げるような激しい上下動に、男の作り出す律動が混じり、いつしか溶け消えた。 揉みしだかれる胸からも、別種の快感が混じる]
はっ あ あん
[だらしなく突き出した舌の上には、いつしかカラフルな粒が乗っていた。 悪魔の暗示が、錠剤を上等の砂糖菓子に変えていく。 それに染みるシロップは媚薬]
(19) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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私は――女王―― そうよ、堕ちても私は女王
[ごくりと喉に落とすと、快感の電撃が全身を駆け抜けていった。 女は天を仰ぎ]
ああああああっ 堕ちる――っ
[天井が遠くなり、自身が地へと落下していく錯覚に囚われる。 身体の中には、堕天使の精がどくどくと注ぎ込まれ。 女がくずおれれば、それは隙間からどろりと流れて、床を白く染めた]
(20) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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アナタは―――…
[珍しく言いよどむのは酩酊のせいか躊躇いのせいか。 向けられる笑みの気配は感じれど視界を流しはしない]
堕ちてこなくてもイイのよ
[聴こえない言葉を聞き返す代わりに小さく囁いて、 冥い眼差しは定まらず辺りを彷徨う]
天使と悪魔が喧嘩ばかりしてるのは きっとヒトがいるからね
(*6) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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なー。気持ちいいだろ。いい子いい子。
[先端をきっちりと押さえ、戒めながらぐにぐにと弄る。ドラゴン退治などと言う言い訳はすでに忘却の彼方。]
お、さんきゅー。……っと、
[サイラスがふらふらと持ってきてくれた瓶を受け取り、片手でふたを開けようと試みるが、勢い余って少々こぼした。ピンクの液体がヘクターの手と、ヤニクの首元を濡らす。 揮発性の高い液体はひやりと鋭い冷たさを感じさせながら蒸発し、脳を冒す。生じたのは一瞬、腕の中の存在すら忘れさせるような圧倒的な快楽。]
……っ! ほら、お前も。
[彼の鼻先に瓶を押しつけるようにしながら、力の抜けかけた手で開放を促した。]
(21) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時頃
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/* サイモンの 一部が 欲しい 。
とりあえず血まみれにして大丈夫かな。
(-4) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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うゎ ふ
[崩れ落ちてくる身体を脱力した腕で支えて、 腰が引ければ力をなくしたモノがずるりと抜ける。]
はあ…
[下半身と脱ぎきらないスラックスは ところどころがよれて色が変わっている]
…、…が 我慢するより、イイでしょ?
[下から横に身をよじり身体を離して、 疲労の残る目で、崩れた女に──、 そう軽く尋ねてよろよろと立ち上がる。]
(22) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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サイモン。
……サイモン? サイモンでしょう? 此処にいたのね。 綺麗な服。また、ダンスを踊る?
[やがて見つけた「恋人」の姿に、今いるのが何処かもわからないまま、ただ彼だけを見て近付いていった。景色と一緒に歪んでいる姿。緑と、黄と、青と、それ以上に、赤で、形作られたヒトの形。その姿は、漂う匂いは、普段ならきっと、一目で―― 死んでいると、わかるものだっただろう。 けれど酩酊した脳髄は気が付かない。トけたノウズイはキがツかない。ただ、綺麗な、動かない「恋人」に、抱きついて]
(23) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[背凭れに体を預け、震える手で口元を覆う。 足元の男が声をかけてきても、それを鼓膜は受け付けない。 音は脳を突き刺すだけ突き刺して、反対側から零れでる。 手から始まった震えはいつしか呼吸までも震わせて、 浅くしかできない呼吸に酸素を求めるように彼は喉をそらせた。]
は、光が見え、 ああ。燃え てる 俺が、あれ、海に落ちて
[細切れの映像が網膜に張り付いて、そのたびに足先をピンと突っ張る。目を見開いて、けれど何も映さない瞳孔が光のあるなしに関わらず拡大していく。 過剰摂取による意識の混濁、バッドトリップ。 体温の冷えていくのを、背筋で感じられた]
あ、キー…ンてなんない。寒い、雪が降った
(24) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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…
[女王の足の間から零れて床を汚す白濁に収束を知り、 事後に興味は薄く二人から離れて。 伸び縮み歪む視界は彷徨いふらと歩き出す]
アタシもキャンディーホシイな
[女王の舌に乗せたのが何であったか既に認識に乏しく、 呟きながら大広間の箱へとふらふら歩んで、 辿りついた頃にはどれを女王の舌に乗せたのかも曖昧]
たのしそうね …其れ そんなにイイの?
[自分が選んだ事すら既に忘却の彼方。 絡みあうヘクターとヤニクの手にする瓶に気付き問う。 キャンディーを求めていた事も失念していた]
(25) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[女の秘所から放出を終えたものが抜け落ちる。 ぜいぜいと荒い息を吐きながら、男に倒れかかった形の体を両腕で支える]
――っふ。もちろ ん ですわ
[こちらもふらりと立ち上がる。 臓腑と脳髄の熱さを感じながら――]
我慢するより、こうする方がキモチイイのよっ
[立ち上がり掛ける白衣の男の腹部を突然蹴り付ける。 抵抗されねば蹴倒す勢いの一撃]
あっひゃはははははははっ!
[悪魔に与えられた薬が効いてきたか、女は体を仰け反らせ狂笑を上げた。 腿には白濁と血が伝い、足元はまだおぼつかぬまま]
(26) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時半頃
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幻覚が見たいよう。 虫がわらわらわらって這いずりまわるのが見たいよう
(-5) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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独り言に残すと 自分が危ない人に思えてきた不思議。
(-6) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[マーゴと対するときと違い外されなかった眼を覆う硝子 来なくていいは、来るなと言われているようで]
…… ど、ど…どうして? ぼ、僕は……、……
[向ける眼差しと表情には、必要とされていないらしく感じた故の落胆と怯えが入り混じる。
珍しく置かれた間から、男が得られたは不安だけ。 ──その僅かな間に、本来何が含まれていたとしても。]
(*7) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[首筋に冷たい何かが滴り落ちる。 最初はほのかに、すぐに間近から甘い刺激臭を嗅ぐと、快感はもはや耐えきれないところまで高まった]
ああッ!熱い……助け…テ!
[抑えきれない衝動に、何度も何度も体を震わせた。]
(27) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[──不安を孕む話題を続けるには、その男は臆病に過ぎて]
そ…それは、
ひ…ヒト、を 獲り…あ、あう、か、から?
[変ったように感じる、天使と悪魔の話題の方に、 話の興味の流れをすすめて、きょろきょろとあたりを見回した。]
(*8) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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/*
ノーリーンさんがすげえ
テンション上がってきて噴くすげえ 蹴られておこう。
(-7) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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[吐き出せば吐き出した分だけ身体は軽くなる。 おぼつかない足元で動こうと立ち上がり]
…う
げ、 ぶっ!?
[響く高笑い、 突如、腹に衝撃>>26。]
…あぎっ
[尻餅をついて、仰け反った頭を椅子にぶつけた。]
(28) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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/*
おんなのひとこわい!
(-8) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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[がくがくと震えだしたバッドトリップ真っ最中らしい男を見ても反応は薄く、ようやくソファによじ登ると隣に座って頭を撫でた。]
ワンちゃん、寒いのかー?海に落ちて雪が降って、そりゃー寒いか! あははっ、じゃあ焚き火とか…でも木がないなぁ。マッチもなし…
[わしゃわしゃと相手の髪を混ぜながら、瞳孔の開いた目を見つめて目ぇ大きいね、などと暢気なことを呟き。 相手が暴れたり逃げたりしなければそのままむぎゅっと抱き締めてしまうつもりで腕を伸ばした。]
(29) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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/*
膝に青タン、額にもたぶん擦った痕。
蹴られて腹にダメージ。椅子に頭をぶつけている。
白衣は端がワインでピンクになっていて、 スラックスは精液だの分泌液でぐずぐず。
生き延びても正当防衛です><って言えるかな
まあ無理だな。
(-9) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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うあー。
[ヤニクを腕から開放して。ばったりと後ろに倒れ込む。もう少し遊ぶつもりだったけれど、今はそれよりも倒れていたい気分だった。]
なんだあれ。すげー。
[即効性の薬に感動しながら、もう一度使おうかと考える。いったいどこまでいけるのだろう?]
……んあ、マーゴも? ほしい? ちょっと待ってろよ。
[瓶を床に置いたまま、ごろんと転がってうつぶせになり。こぼさないような形にしてから思いっきり吸い込んだ。その後の瓶の行方は知らぬまま。]
(30) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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見習い医師 スティーブンは、頭を抑えて痛みに顔を歪めながらも、逃げよう、と尻で後ろ向きに這いずる。
2010/07/08(Thu) 02時頃
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あっははは 頭が高イのよ 身の程ヲ知りなサイ?
[無様にも尻餅をついた男に向かって、先程天使様と呼び諂っていたのも忘れたかの如く高慢な笑み。 悪魔の暗示が効いたか、呂律の回らぬ声で言い放つ]
コレで私が屈するト思ったナら大間違イですわ。 次に跪くのは貴方の方ヨ?
[仰け反る男にぐぐっと顔を近付け、耳元で囁く。 其処で興味を失ったか、高笑いを響かせ辺りを彷徨い出した]
(31) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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昔の彼女を解剖の為に殺したことにしちゃおうかと思ったんだけど 死体見つけてから解剖ごっこやる楽しみが減ってしまう。
謝り続けながらってやってみたかったんだけどな。
(-10) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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が
[蹴られた腹を押さえて、顔を近づけられるも 吐き気を堪えるように頬に力を入れて 耳元の囁きもはっきりと耳に入っているかどうか]
う…、
げ ぇっ…!
[ろれつの回らなくなった女中が男を解放する横で 胃に飲み込んでいたビールを、床に吐き戻す。]
う… うぇえ…ッ
(32) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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…莫迦ね
[スティーブンの言葉に対してなのか、 続く言葉の解釈に対してなのか、 或いは女王様に蹴られる様に対してなのか、 食堂を出る前に囁いた短い一言]
[ Down ] [ Up ] [ Down ]
[噛まずに飲み込んだ錠剤が徐々に溶けはじめる。 混濁する意識は形を定め切らず、 肩越しにスティーブンを顧みても焦点はあわない。 ただ蕩けそうな微笑みを浮かべて]
アタシがホシイんでしょう? 壊シテ見せて
(*9) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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[頭のてっぺん、髪の毛を掻きまわされるように頭を撫でられた感触がして かっぴらいた瞳孔を右に左に回してみるけれど、 焦点の合わない目は網膜の上に何一つ満足に像を結ばない。 辛うじてぼんやりとした金髪のようなものと、仄暗い水底のような青を見つけた。]
昨日会った、海 が燃えて。 [そこに飛んだ。な? 同意を求めるように言葉を紡いで、体を覆う腕に体温を求めて擦り寄った。逃がさぬ様に片足で相手の腰を寄せて。バッドトリップで萎えた、けれど半立ちの自身をもすりよせる]
無私の虫が死んで、中を開いたら 触覚で脳みそ引っかけ。気持いい。
(33) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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ヒトも世界も価値観も アタシもアナタも
一緒に堕ちるくらいなら
天国へ連れてイッて
[ノーリーンから逃げ惑うスティーブンを助けもせず、 言い残せば大広間へとよろめく背は消えた]
(*10) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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