290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて
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[アパートを離れあてもなく足を動かした。 桜が舞う春の陽気の中で顔を撫でる風が少しだけ冷たい。
やがて見つけた小さな公園。 その中の小さな二人掛けのベンチの真ん中に腰を降ろす。
カチリと安物のライターの石を鳴らす。 二度三度繰り返して漸く煙草に火が着いた。]
夢ん中でも味はするんだな。
[久しぶりに咥えた本物の煙草。 小煩い事務員に言われて最近は過熱式ばかりだったから。]
で、一体どうしろってんだ。
[思い出す、姉の顔を。 もう十年近く会っていない。]
(22) 2019/02/06(Wed) 22時頃
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[───ザザ…ザザ…… 視界が揺れ、頭の中にノイズのような何か不快な音が響く。]
またか……。
[誰も居なかったはずの公園に見える二人の姿。 小学生ぐらいの男の子と少し大きい女の子。 二人ともグローブを着けてキャッチボール。
男の子がボール投げる。 女の子がボール受けとめる。
端から見ても女の子の運動神経はよくない。 それでも弟の投げるボールを必死に拾う。]
いつも……あんたが相手をしていたな。
[忙しく仕事に追われる良心に代わっていつも弟の面倒を見ていた。]
(23) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
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[ メイに促され、電車からホームへ降りる。 >>21 手をつなぎながら歩く中、大きな桜の木と 根元に佇む人影が目に入る。 あれは恐らく、自分たちとは同じではない気がした。 ]
……ありがとう、何だか照れるわね。 私が、こう思うようになったのは 世間で言われる大人になってから。 目標を早くに持てるに越したことは無いかもしれないけれど、そういうのって自分のペースで良いと思うの。
[ まだ、というが彼女はまだまだ若いのだ。 生きていれば、何かしら見つかるだろう。 問題はその後だが――メイの言葉に、息が止まった。 ]
(24) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
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休める、場所……。
[ 疲れてしまわないか。休める場所はあるか。 過る顔、言葉。言葉。 ]
……そうねぇ、疲れてしまうわ。 休める場所も、あると、休めてると思ってたわ。
[ 遠くを見るように、唇から言葉が零れる。 桜の根元へ向かっていたなら、着いただろうか。 向かっていなくとも、 桜の花びらはひらひらと舞っていた。 **]
(25) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
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[───姉ちゃん!ちゃんとキャッチしろよ! 何度もボールを捕り損ねる姉に男の子は不満をぶつける。
───ごめんね、次はちゃんと捕るよ。 笑顔を絶やさない女の子は元気に男の子へ答える。
弟と姉、まるで二人だけが家族だった。]
これがどうしたって? 今更こんなもの……。
[思い出に浸れとでもいうのか? それとも姉に会うことをやめたのを責めているのか? ───誰が?───誰を───?責める?]
(26) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
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[目を閉じて一秒かそれとも数十分か。 再び瞼を開いたとき景色に色が戻り頭のノイズも消えていた。]
何なんだここは。
[ペっと煙草を地面に吐いて足で踏みつける。 グリグリとなんども踏みつぶすように。 何がこんなにも苛つかせるのか。 遠い過去を掘り起こした”何者”か、それともこんなものを思い起こした自分自身にだろうか。]
(27) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
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いっそ燃やしてやろうか。
[あの大きな桜の木を。 あれがこんなものを見せているというなら、いっそ。]
(28) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
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うん、大丈夫、急いでないっす まわりは色々急かしてくるけど、焦ってないから
[>>24自分のペースでいい、との言葉にはこう応える。 マコトさんが大人になってからってことは、多分、成人とか、学生を終えて社会人になってからとか、それくらいの時期だろうし。 なるほど女神でもぼくくらいの頃はまだ暗中模索状態だったようだ。
と、心のなかで思考していれば、不意に途切れた声。 なにかを考える──思い出してるっぽい、すこしの間隔。 彼女へと視線を向ければ、どこか遠くを見るような瞳。 はらり、ひらり。やわらかく散る薄紅たち]
──えいっ
[繋いでいた手をぱっと離し、ぎゅっと抱きついた。 ぎゅうって両腕で強めに抱きしめて、背中をぽんぽんってして、反応を待たずにさっと離れる。にかっと笑う]
(29) 2019/02/06(Wed) 23時半頃
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ハグはストレスを30%も軽減するらしーですよ!
マコトさんの“休める場所”には敵わないかもですが、 疲れちゃったらいつでもゆってくださいね!
[叫びながら身をひるがえし、桜の木の元の青年へ向かって走り出す]
ヘーイ、ジェントルメン! おにーさんはナニモノなんだい!
[そしたら>>3>>4>>5この世界にまつわるアレコレが聞けるかな**]
(30) 2019/02/06(Wed) 23時半頃
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/* 忙しくて浮上してない間に割と進んでた
(-4) 2019/02/07(Thu) 00時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 00時頃
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[ 犬と、少年と、幼い自分。……そして、少女の声で紡がれる歌。その姿を見て、「やっぱりか」と思った。 なんせ、それは彼女の「生」のほとんどを占めていた。アイデンティティ……とでも、言えばいいのだろうか。 それなのにすべて意味をなくしてしまった。……すべて、重荷に変わってしまった。 ]
……。お別れしなきゃってこと?
[ 愛犬は死んでしまった。幼馴染とは連絡先すら交換していない。歌も辞めてしまった。 それが愛しい思い出であればあるほど、苦しい。 ]
……あ
[ 公園でうずくまって、泣く少年を見た。 幼馴染の少年は、いじめられていた。……正確にはいじめられそうなさとみを庇って、逆にいじめられたのだ。 ……「さとちゃんの分まで頑張る」なんて笑うくらいなら、いっそ、見捨ててくれた方が良かった。 結局不登校になって、顔すら見せなくなって、連絡も途絶えて、そのまま卒業と同時に引っ越して…… ]
ばっかじゃないの
[ どうして。 ……どうして何一つ、守れなかったんだろう。 **]
(31) 2019/02/07(Thu) 00時頃
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/* 公園同士つなげていいのかな? ワンクッション待つか
(-5) 2019/02/07(Thu) 00時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 01時頃
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[ 忘れていたもの、隠していたもの。 それを見つけるのは、容易かもしれないが。 それを見つめるのは、容易ではないかもしれない。
神様は、それを、提示する。 導くのは、私の役目だが、 答えを出すのは、彼らの役目。 ]
間違いなく言えることは、 此処にある「絶望」さえも、 無意味なことではない、ということ。
[ そう、誰に言うまでもなく、呟く。 その声は、風に乗って、もしかしたら、 遠くにいる人物まで、届くかもしれない** ]
(32) 2019/02/07(Thu) 01時頃
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/* お互い待ってたりは、しないか。
(-6) 2019/02/07(Thu) 11時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 12時半頃
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[男の人の言葉<<137に、雛子は大きく目を見開いた]
人形作家……! 凄いですね。
[あまり聞いたことのない職業名に興味を惹かれた。この人が作る人形とはどのようなものだろう。可愛らしい少女? それとも陽気な少年? 初めて会った人なのに、彼が作る人形の姿を想像してわくわくした。あるいは、目的は違えども同じ絵を描く人に出会えたことに興奮していたのかもしれない。]
(33) 2019/02/07(Thu) 14時半頃
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[興奮すると同時に、雛子は彼を少し羨ましく思った。彼は「人形作家を目指している」と堂々と言ったから。誰にも漫画を描いていると言ったことがない自分とは大違いだ。どうしたら、このようにはっきりと言えるようになるのだろう。
実際に聞こうとした時、電車が一度ガタンと大きく揺れて止まった。無機質な声のアナウンスが響く]
まどろみの……?
[聞いたことがない駅名だ。けれど、終点だから降りなければならないらしい。外はどんなところなのか、恐怖は少しも感じなかった。何故ならここは夢の中なのだから。
スケッチブックをしまい、再び男の人の方を見る。もう少しこの人と話したいと思った。絵も見せてもらいたい。一緒に降りることを提案しようとして、まだこの人の名前を知らないことに気づいた。そういえば自分もまだ名乗っていない。]
あ、あの。私、朝倉 雛子といいます。貴方の名前も教えて頂けませんか。 それと、良かったら一緒に降りませんか……?
[精一杯の笑顔を浮かべ、男の人に手を差し出した。*]
(34) 2019/02/07(Thu) 15時頃
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といっても…端くれですよ。
[ 情けなく笑いつつ彼女の様子を見る。 良かった、引かれていない。それどころか興味を持ってくれている。 無機質な聞きなれない駅名のアナウンスが響き渡った]
まどろみの?
[ 奇妙な駅名だ、流石夢の中というか。 でも、今回は悪夢ではないらしい。あぁ、気持ちが良い夢だ。 この女の子ともう少し話していたかったのに。降りたら何処かで話せるだろうか。そう思っていたら彼女から誘ってくれた。
一瞬ドキッとしてしまった。自分と同じ事を考えているなんて。 とても嬉しい、わくわくする。どんな話をしようか。
あ、あぁ、名乗ってくれた。そうだ、まだ互いの名も知らない。 自分も名乗らなければ。]
(35) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
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是非、一緒に降りましょう。 俺は、賀沢 イアンです。
[すぅっと深呼吸をする。]
宜しくお願いします、雛子さん。
[よし、はっきりと名前が言えた。**]
(36) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
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/* イアンずっと待ってたのか。
(-7) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 15時半頃
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/* あぁ〜このふたり可愛い〜癒される〜
(-8) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
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/* 時間とかタイミングとか難しそうだけど、いつでもウェルカム。
(-9) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
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/* 二人ずつペアになってるとこ、まだかかりそうだなー タバサのとこに行くか、ソロを続けるか
(-10) 2019/02/07(Thu) 16時頃
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[ 焦っていない、という言葉に >>29 なら、良かった。軽く微笑んで。 ]
……、!
[ 唐突に、繋いでいた手が離れ ぎゅうっと抱きしめられたかと思えば 背中をぽんぽんとされる。 意識、思考は戻ったが、同時に混乱する。 ハグはストレスを軽減させる。 >>30 そして続く言葉に、少女の優しさを感じた。 ]
(37) 2019/02/07(Thu) 16時頃
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って、もう!
[ 礼を言う前に、メイは走り出している。 慌てて追いかければ、桜の木の元にいたのが 若い男だと分かる。 おにーさんはナニモノなんだい! >>30 メイが元気よく話しかける。 なんとか追い付けば、男によるこの場所の話が 聞けるだろうか。 >>3 >>4 >>5 *]
(38) 2019/02/07(Thu) 16時頃
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/* 動かなすぎだな
(-11) 2019/02/07(Thu) 20時頃
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[物騒なことを口にしてようやく人の気配に気づいた。 夢の中だからか、それとも苛立ちのせいか、それは珍しいことではあった。]
よぅ、よく会うな。
[肩を出したラフな格好も、この町の季節感であればおかしくもない。]
……”視た”のか?
[何を? 辰巳とかいう男の説明通りであればおそらく”視て”てはいないはずだ、少なくとも自分と同じものは。 で、あればこの女の表情は別の何かを”視た”のだろう。]
辛気臭いツラだな。
[それはもしかしたらお互い様だったかもしれない。]
(39) 2019/02/07(Thu) 20時頃
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……フカザワさんも、酷い顔じゃん。
[ >>39 相手に呼応するように、告げる。本当は、今すぐにでも誰かに縋り付きたかった。 ……けれど、相手の苛立ちからは、何か、同じように抱えた「重荷」が伝わるような気もした。 拳を握り、足を踏ん張る。 ]
……ね、フカザワさんって、名前なに?
[ 偽名だと悟ったわけではない。ファーストネームについて問うたつもりだった。……相手がどう捉えるかはわからないが。 ……少しだけ、彼の抱えたものを知りたくなった。 ]
(40) 2019/02/07(Thu) 22時頃
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[>>37ぼくの女神、ちょっとは元気でたかなあ? 彼女の理想は綺麗事で、でもその綺麗事を笑わずまっすぐくちにできる大人ってどれくらいいるんだろうね。もうそれだけで、目がくらむくらいにはまぶしい。マジ女神。 >>38そんなマコトさんが追いつくのを待って、スーツの青年の話を聞く。
彼の名前は、じんぐーたつみ。 桜の木の神、ゾーイ。 ここはゾーイが守るまどろみの世界なんだって。
きたー、リアル神。 否定とか疑心とかはとくに沸かない。 ここが引き寄せられた夢のなかだと疑う気持ちはまるでない。 不思議だね、きっと心のどこかでわかってんだろうね]
ふうん、なるほど、隠した目標、願い、弱さ、絶望…… なかなかデリケートな部分に触れてくる感じ?
おにーさんは、ええと、タツミだから、たつみん? いや、それだと車内で会ったさとみさんと被るな? じゃあ、たっつんで
(41) 2019/02/07(Thu) 22時頃
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ぼく、この桜の木、登っていーい?
(42) 2019/02/07(Thu) 22時頃
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うるせぇよ。 元からこういう顔なんだよ。
[明るい表情をしていない自覚はある。もちろん努めて明るくしようなんてことを考えたこともないが。]
んなこと聞いてどうすんだよ。 そっちは”さとみ”だったよな。
[客と店の女。それこそ本名なんて本当は教えないところだろう。ただシチュエーションがシチュエーションだった。かたや店の客、かたや店を知らない者。それで仕方なく本名を教えた。事故のようなものだ。]
フミノリだ。 文学のブンに香典のデンだ。
[隠すような名でもなし。そもそも店の女の子に偽名を使う必要はなかった。実際、さとみの店でも”藤枝”の名を知ってる子は何人もいる。特に意味なんかない、たまたま”タバサ”には成り行きとか癖とかでそう名乗っただけ。 大体───名前なんか識別できればなんでもいい。]
(43) 2019/02/07(Thu) 22時頃
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