261 甘き死よ、来たれ
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ねえ。 イザナギとイザナミが離れ離れになった世界は、もう終わるだけなのかな?
[再び戻って来たこの場所、奈落へ向けて無造作に放り出した足を揺らしながら ぼくは隣の女の子に問い掛けた。
ここは滅びた文明の名残が見当たらない 自然のまま、空に近い場所。
返るのは沈黙だけ。何かを期待していたわけじゃない、それは当然と知っている。 ぼくの恋人は生まれつき声を持っていなかった。
今ならこう思えるんだ。 死を選ぶまでの短い時間、聴こえない筈の音を聞き取っていたのは 彼女の聲を聴いてみたかったからなんじゃないかって。
この世界はお話の中には無いけれど、そのほうが幻聴で片付けるより素敵でしょう?]
(34) miseria 2016/12/21(Wed) 17時頃
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そうだね。 そんなの、分かるわけないよね。
[こちらへ向けて緩く首を傾ける様子にふっと笑った。 そう、分かるわけがないんだ。 ぼく達は終わった。まだ終わっていない彼等と交わることも、全てを見届けることもない。 それは死者に対しても一緒。
小さな呟き>>29は確かに彼女に届いていたし、 わたわたとした様子>30の意味を今のぼくはちゃんと理解出来る。
けれど、あの人とぼくの還る場所は違う。 互いは互いの大切な魂の傍へ。
おわります。 ここでほんとうに、ぼくのすべてはおわり。 二人で、終わります。]
(35) miseria 2016/12/21(Wed) 17時頃
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ねえ、でもさ。 気が遠くなるくらいの時間が掛かっても、元通りになったら素敵だね?
[もう滅びるだけ、それが当たり前で何かを思う必要もない。 そう考えていたぼくがこう口にするのは、最期の大きな変化だったのかもしれない。
彼女はどんな顔をして何を思ったのか、抱き合っていては分からなかった。
二人の躰が、傾いてゆく。]
(36) miseria 2016/12/21(Wed) 17時頃
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[抱き合ったまま墜ちていく男女 二人は岩に叩き付けられることも、海に沈むこともなく
朝焼けの中光の粒子と化して、幻のように消えていった。
その光景を見下ろしていた空は 男が焦がれた色、女が名前とした色。
雲一つ無く、美しかった。*]
(37) miseria 2016/12/21(Wed) 17時半頃
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/* 皆さんお忙しそうなので随分早いですが〆 ありがとうございました。
(-88) miseria 2016/12/21(Wed) 17時半頃
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/* 藍さん良かったね!お幸せにー。
(-95) miseria 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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/* ラブラブ百合カップルを横目にお疲れ様です 突発村が最近少なくて、この村を見た時は本当に嬉しくなり飛び込んでしまいました。 拙い中身に素敵なコンセプトのこの村に合ったロールは回せませんでしたが、とても楽しかったです。
ではでは。 参加者の皆様、村建て様ありがとうございました。
(-99) miseria 2016/12/22(Thu) 00時頃
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