298 終わらない僕らの夏休み!
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/* ああああ千早ちゃんも!!!!!!!
(-71) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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― 自宅 ―
[着替えなどを済ませようとしてるうちグループチャットでの話は進み、雛子先輩が『秋山先輩をプールに連れていこう』と提案し、生徒会長が秋山先輩を誘うという流れが完成していた。
それに、秋山先輩からの返事もあった。 生きてる。……よかった……! あたしはほっとする。 『おきてる!プール会堂からきいた!』とのこと。 今頃生徒会長のほうには秋山先輩からの快諾の返事があるんじゃないだろうか。
……えっ。あっ。
秋山先輩と、みんなでプールに? え!どうしよう。どうしようとかじゃない。 喜んでる場合じゃないと思うんだけど。 でもどうしたってそわそわしてしまう。]
(51) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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[そうこうしているとグループチャットに雛子先輩からの着信。は?研人が雛子先輩をブロック……?(>>49)
……………え? 思い出しても有り得ないと思う。 会っただけで固まってしまってた研人が?
IDがわからない……ってことはつまり、研人も秋山先輩みたいに忘れてしまった?
はしゃぎかけていた気持ちが一気に静まる。 あたしはスマホを持った指を動かす。
『もしかして、秋山先輩みたいに忘れちゃったってことですか?』]
(52) 2019/09/06(Fri) 21時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 21時頃
CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 21時頃
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……
[9月1日の0時に戻ったら? 知らなかったIDはみんななかったことになってしまっても仕方ない。見覚えさえなくなってしまう。 え、じゃあ残りは……
あたしは慌てて、まず千早ちゃんにメッセージを送る。
『千早ちゃんおはよう。そっちは大丈夫?』 『今日、みんなでプールいこうかって話をしてて。 千早ちゃんもおいでよ。』
と書いた。]
(58) 2019/09/06(Fri) 21時頃
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[そこであたしは慌てすぎて新着を見落としていたことに気付く。研人に会ったんだろうか。(>>48)
『ごめん!研人のこと今読んだ! 連絡先わかる人に伝えとく。 千早ちゃん、グループチャットがあるんだけど 誘ってもいいかな。』
と追加で返信した。]
(61) 2019/09/06(Fri) 21時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 21時頃
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/* あっ個別で入れようかとおもったけど、いけるならいけてるといいよね。
(-77) 2019/09/06(Fri) 21時頃
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[グループチャットに送信。
『千早ちゃんもここに誘ってもいいですよね?』
いっそ全員分用の連絡になれば楽ちんだな、と思っている。 ろくに返事を待たずに千早ちゃんを追加する。 (権限についてはどうにかして貰っていたみたいだ)]
(73) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
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[9月1日のあたしはせわしく指を動かしている。 そのくせあたしは無関心だ。 9月1日を繰り返すことを止めたい人にも、 反対に、続けたい人にも。
この街の仕組みが仕組みとして機能して、人を平らげ、9月1日を無限に繰り返すことを完璧なものにしたとしたら?
それでも、あたしは『無限』に興味をもたないだろう。
あたしの気持ちが秋山先輩に向いていて、秋山先輩がたとえこころよい返事をくれたとして。 この街がずっと9月1日を繰り返して、嬉しい返事をもらったとして、なにせ元にもどるのだから、先にはなんにも――なんにもない。
それでもあたしは『無限』に興味はなく、でも嫌がらない。 『達成できるまで何度でも試す』ことにあたしのすべては向っているのだ。]
(*17) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
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[きっとあたしは
・・・・ 生きたいというシンプルなことすらわからない。
最早、そういうものではなくなっていた。]
(*18) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
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[夕方に秋山先輩が死のうが生きようが、
何億回ためしたってかまわないなら 『夏休みまでに気持ちを伝えること』はできるかもしれないでしょう。]
(*19) 2019/09/06(Fri) 22時頃
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[根岸には個別に連絡をいれたほうがいいかなと思っている。いや、グループチャットでこれだけ返信が飛び交ってると、なにかしら煩わしいんじゃないかと思ってあたしからは誘うとかは遠慮している。
『根岸おはよ。いきなりでごめん。 みんなでプールいくんだけど、いこうよ』
と送った。 根岸は、
『は?』
と返事をしたっきり。その後パタッと返事はない。 秋山先輩と前回の9月1日の嫌な気配がよぎる。 根岸からの返事は、
『なんで俺? 無理だわ』
…………… あたしは、それ以上を確かめたく、 ……なくなってしまった。]
(87) 2019/09/06(Fri) 22時頃
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[心臓がばくばくいっている。 昨日秋山先輩について図書館で教えたとき あいつどんな顔してた?
――…… だめだ。 あたしはその先を絶対知りたくない。 無理だ。
『そっか。無理いってごめん! 返事ありがと』
と書いた。 あたしは祈る。 今日について聞いて。 9月1日をどうしたいか言って。 昨日の花火のことでもいい。 なんでも―――なんでも。
でも、それきりあたしには根岸からの連絡はない。**]
(91) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
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/* ここまで大変お世話になっております。 赤COで遊べるタイミングでしょうので、ヒナコ先輩の展開が面白くなるよう遊んでみてくれればいいなと思います! 処刑&襲撃についてのことかと思います。捏造には可能な限り対応していきたいと思いますよ! (私のPCは魂の解釈については尊重しないおそれがありますが)
(*24) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
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/* 私のほうに解釈の齟齬がないか確かめようとしての一言なので、こちらこそすみません…!主観ありがとうございます。 ここまでずっと赤ログ楽しませて頂いておりますので、今日も表が楽しみです!
(*26) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
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/* ね、根岸のログがよすぎる・・・・・・・・・ 力作がすごい・・・・・・・・・・
ぐえーーーーーーーーーーーー! これこれこれこれこれ! これだよねー!!!!!!! いいキャラやんな・・・
(-88) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
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/* 頼られたのなんてはじめてとかさ 泣くくらいならやめてほしいとかさ これですこれ・・・・・・・・・ は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! たまんね〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! 最高ですねえ!!!!!!!!!!!!!
(-89) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
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― 自宅 ―
[颯成からのグループチャットに返信をうつ。
『颯成もいこ。一人心配だし。』
あたしは少し上の空でそう返事をしていた。 バレて何かいわれたって、今はもういいや。
……なんか、途方もない。 今日も研人はお祭りにいくのかな。 一番最初に串焼きを買って?
顔をあわせたら冗談をきっと言ってくれると思う。 でも、ヒナコ先輩のことは忘れてしまってる。
………。
出かけなきゃ、と思うのに。 あたしはまだ根岸の返事を待ってしまっている。]
(126) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
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[根岸も忘れちゃってるかもとアプリの入力欄に書きかけては消す。
昨日の花火は人の輪から少し離れていたかったせいで、 人の輪からすこし外れた根岸の近くに座っていた。
二人とも別に仲がよかったわけじゃない。 塾が同じで同じクラスで 殆どしらないところばっかりで 研人にとっても根岸にとってもそうだろう。
昨日あたしは勝手に頼りにしてしまったぶん、 生々しい拒否感がある。
あたしはまだ受け入れたくない。**]
(127) 2019/09/07(Sat) 00時頃
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/* いいよなこのタイミングではさまってかわいそ感の宝箱やーーーーーーーーーー!!!みたいなの 最高だよ・・・僕大好きだよこんなん・・・
(-91) 2019/09/07(Sat) 00時頃
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― 道すがら ―
[グループチャットに新着。 やば。もう颯成着いてる?
ほんとは自分で案内をしてあげるつもりだったのだ。 スマホみてて、何分使ってしまっただろう。 家でぼんやりしすぎてしまった。
あたしは手早く文字で道案内をしようとする。 門から見てえーと……と学校を思い浮かべながら、そのまま記入&送信。
『もしわからなかったら門にいて。 つれてくから』
と書いた。**]
(133) 2019/09/07(Sat) 00時頃
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― 八月の回想(4) ―
[車のなかであたしは眠った。 いや、意識を失ったっていったほうがいいのかな。 寝てると思ったお母さんは、 お父さんを呼んであたしを家のなかに運んでくれた。
結論からいうと、あたしはもう目覚めることはなかった。 叶い橋で願ったのが最後だった。
あたしはその夜、寝たまま吐いて、 吐いたものが喉につまった。 起きてすらいなかった。 あたしの痛む頭ももうだめだった。
あたしはあたしの吐いたものに 溺れるみたいにして死んだ。]
(*29) 2019/09/07(Sat) 00時半頃
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[お母さんがあたしを先に見つけた。 お父さんを大声でよんだ。
二人にもあたしが死んでることはすぐわかった。 吐いたものはもう半分乾いてた。
お父さんは怒った。なんでちゃんとみててやらないとか、やぶ医者だとか、おまえがちゃんとしてたらだとか、そういうことからまずは怒った。 癇癪もちだから、お母さんは黙りがちだ。
それでも、お父さんも気づかなかったわけだから あたしは二人のなかで 『取返しのつかないミス』になってしまった。]
(*30) 2019/09/07(Sat) 00時半頃
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[根岸のところも親が大変ときいた。 あたしの我慢癖に真っ先に気付いた根岸。
ねえ根岸、根岸はえらいね。 『知らねえよ』とは、言えないよ。
あたしは二人に迷惑なんてかけたくなかったんだけど。 あたしは迷惑みたいだ。**]
(*31) 2019/09/07(Sat) 00時半頃
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/* 見せ場だなあ・・・! さいこうだよ・・・!
(-98) 2019/09/07(Sat) 00時半頃
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― 夏呼西高校 ―
[もう着いてると聞いたから、あたしは急いで来た。 校門前に颯成がいる。 来年には颯成も一年生って話をした。 それを思い出しながら声をかける。]
おはよ、颯成。
……人いないね。学校。 見つかんないんじゃない?
[と気楽なことをいいながら、あたしはプールに向けて歩き出した。手招きをして案内する。
太陽がまぶしくて窓ガラスの向こうは暗く見える校舎。 校庭に植えられた何年の卒業生だかが植えた樹。 見慣れすぎて物珍しさのない景色を歩いていく。]
(142) 2019/09/07(Sat) 01時頃
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[あたしはいまも返信を待ってる。 プールへ行くことに罪悪感がある。 あの言い聞かせるような声を思い出してる。**]
(143) 2019/09/07(Sat) 01時頃
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・・・・・・ [未来があれば颯成も来年は一年生。
日付けの未来も、 颯成の未来もないとすれば?
きっとあの子はこの学校に通うことはない。
あたしはそのことを聞かされていない。 『もうじき死ぬかも』という未来をしらない。
もしもしったとして?]
(*32) 2019/09/07(Sat) 01時頃
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[きっと未練を思うあたしは、仲間だったことも ひとりがいやなことも、減っていくことも、
――まだ生きていたいということも
生きたいと思う誰かのことも
あたしにとってはもう、 つかみきれないものことなんだ。]
(*33) 2019/09/07(Sat) 01時頃
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[1440分間待ち、試行を繰り返す。1440蛻間待ち、試行を郢ー繧願ソ斐☆。郢ー繧願ソ斐☆1440分間待ち、試行を郢ー繧願ソ斐☆郢ー繧願ソ斐☆。1440分間待ち、郢ー繧願ソ斐☆試行を繰り返す。1440分間待ち、試行を繰り返す。1440分髢灘セ?■縲∬ゥヲ陦を繰り返す。1440分間待ち、試行を繰り返す。1440分間待ち、試行を繰り返す。1440蛻間待ち、試行を繰り返す。1440分髢灘セ?■縲∬ゥヲ陦を繰り返す。蠕?■縲∬ゥヲ陦1440分間待ち、試1440蛻間待ち、試行を繰り返す。1440分髢灘セ?■。蠕?■縲∬ゥヲ陦1440分間待ち、試行を繰り返す。試行を郢ー繧願ソ斐☆郢ー繧願ソ斐☆。1440蛻間待ち、試行を郢ー繧願ソ斐☆。]
(*34) 2019/09/07(Sat) 01時頃
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[たとえば、電気刺激で指は勝手に動く。**]
(*35) 2019/09/07(Sat) 01時頃
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