18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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[ 同胞の言葉をあざ笑う。>>*20]
ったく、すだけ殺して腐らせたって勿体ねえぞ? ……ああ、美味そうに見えないってか? あれはきっと上物だぜ?
[ 殺すなら、首筋に噛み付いてその悲鳴ごと――。 その味を想像して、笑いを殺す。]
(*21) 2010/07/02(Fri) 22時半頃
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[ ヘクターの言葉に怪訝な顔をする。>>250]
ああ? お前が人間ならお前が占い師でいいだろ。 テッドが本物だったとして、お前を人間だと言う意味がわから――
[ そこまで言った所で、左頬に何かがばさりと当たった。>>252]
痛えな。そっちは見えねえってのが分からねえか?
[ 不満を言いながらも目を通す。]
……もっとシンプルに書けっての、読む気にならねえんだよ。
[ 読み終えて一言。]
ああ、どっちも狼じゃないことも有るらしい……が、「絶対」じゃねえ……逆に問うがな、テッドが狼でない証拠はあるのか?
[ タバサに視線を投げつけた。]
(256) 2010/07/02(Fri) 22時半頃
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決まっているだろう……何度も同じこと教える気はねえぜ?
[ 一度鼻で笑い、首を回した。]
アイリスじゃダメな理由はあるのか? ……ああ、「女の肉は食いたくない」ってのはナシだ。 俺だって昨日サイモン食ったんだしよ。
[ あれはあれで悪いものではなかったが、と心のなかで付け加えた。]
(*23) 2010/07/02(Fri) 22時半頃
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[ 間に入るテッドに構うことなく。>>257]
ウザってえぞガキ……退けッ!
[ 容赦なく蹴り飛ばそうと足を振り上げた。]
(260) 2010/07/02(Fri) 23時頃
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……ああ、お前の獲物か、そいつは悪かったな。 だが、独り占めは良くないぜ?
[ テッドを前にして苛立ちを覚えつつも、そう皮肉る。]
ああ? こんなもんビビったヤツから死んでくんだよ。 俺のやり方に口出すんじゃねえ!
[ 怒りに任せて怒鳴る。]
(*25) 2010/07/02(Fri) 23時頃
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[ 蹴り飛ばした先には目を向けず、タバサを真正面から睨む。>>270]
人の前を塞いだんだ。 蹴り飛ばされる覚悟くらいあったんだろ?
まあ、テッドのことはどうでもいい。 で、だ。
[ 証拠など出せないという言葉聞いて眉を潜めた。>>259]
証拠はないならコイツだって狼かどうかも分からねえ。 お前、こいつが狼だったらどう責任取るんだ?
[ 歯を向く勢いで、睨む。]
(279) 2010/07/02(Fri) 23時頃
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ほう? じゃあどんな意味だ? まさか「友達」だとか言わねえよなあ? ハハッ、いくらテメエが底なしの間抜けでもそれはないだろう?
[ 笑い転げたかったが、皆の手前険しい顔を作り続ける。]
(*27) 2010/07/02(Fri) 23時頃
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[ 苛立を真っ向から返す。]
「証拠もない」なんて無責任なコトのたまうくせにそれか? ああ、テッド単品でみりゃそうだろうさ。だがなぁ!
[ 腕を大きく振り回す。 殴るためではなく、辺りを指さすように。]
この中で嘘をついてるかもしれねえテッド以上に疑わしいヤツを挙げてみろッ! お前は、証拠もないテッドを無責任に人間扱いして……誰を殺す気だ!?
[ 怒声を響かせて、問う。]
(287) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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マジか! ハッハハハハハッッ!!
[ 友達、という言葉に哄笑を抑えられなかった。>>*28]
そうか、友達か、ハハハ! だったら言ってやるがいいさ!
[ 湧き上がる可笑しさを殺すために、一拍を取る。]
友達の間には隠し事なんて無いんだろ? わたしは人狼だけど、あなたを食べたりしません。 これからも友達でいてくれますか……てなぁ!?
アイリスのヤツどうするんだろうなぁ?
ハーッハハハハハハハハハ!!!
[ 一度止めた哄笑が、再び堰を切る。]
(*29) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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[ ヘクターの怒鳴り声に、面白くないと鼻を鳴らす。>>289]
は……! このガキが目の前に飛び出てきたから撥ねちまっただけだろうが。
[ すぐに視線をタバサに戻して宣言する。]
ああ、俺は疑うぜ。コイツを狼だと思ったらきっちり追い詰めて処刑してやる。 証拠はねえ、誰が狼かも分からねえ、だからただなんとなく――そんな救えねえ理由で殺すのなんざまっぴらなんだよ!
(296) 2010/07/02(Fri) 23時半頃
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リ「ねえ、今回の本当のテーマって……」 モ「あー、気づいたー?」 リ「……マジ?」 モ「そー。『怒鳴るドナル―― リ「言うなぁッ!!」
(-70) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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[ 戸惑うような同胞の話に、低い声で呟く。>>*30]
経験者からの忠告だ……一度しか言わねえぞ?
人間を信用して正体をバラせば、こうなる。
(*32) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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小悪党 ドナルドは、苛立たしげに眼帯を叩いた。
2010/07/03(Sat) 00時頃
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まあ、俺はこの程度で済んだがな。 親友だと思ったところで、ヤツら人間は必ず刃を向けてくるぜ?
アイリスだってテメエを人狼と知れば、憎み、怒り、刃を持ち出すだろうなあ……。 それでもお前は、「親友」だなんて思えるクチか?
[ 問いかける。]
(*33) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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[ ヤニクの提案に、顔を歪めた。>>298]
はッ……面白え発想だがよ、俺はコイツ以外に投票するつもりはねえぜ?
[ そう言って、先程蹴り飛ばした少年を顎で指した。]
ヤニクの提案に乗りたいヤツは乗ればいい! だがなあ……殺す気で書けよ!?
[ それだけを言って、どっかりと椅子に座る。]
(304) 2010/07/03(Sat) 00時頃
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[ 予想外の言葉に戸惑いを覚えたが、誰が占い師か理解する>>316 だが、安穏とはしていられない。 まさかとは思う。荒唐無稽に過ぎる。だが――。]
未来、だと? じゃあ、答えてみろ。 この中で人狼はどいつだ?
[ 真っ先に疑われた身。 この男は占い師よりも危険と、本能が告げる。]
(324) 2010/07/03(Sat) 00時半頃
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……ふん。
[ テッドという名と共に上塗りされた記憶。 自らの体験だと信じこまれていたそれが剥がれ、得体の知れない感覚が残る。]
自分から死んでくれるってよ。
[ 今日は逃れた――胸を撫で下ろし、席へと戻る。]
(341) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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くっ……はは。
[ 椅子に座り、笑いをこらえる。]
は……あのガキが何者かは知らんが……助かったぜぇ?
[ ヤニクに決選投票を申し込まれた時を思い出す。 ――冬の空の下に放り出されたような、骨の髄まで凍る思い。 だが……。]
たまらねえな、このスリルは……。
[ くつくつと笑いに身を歪めた。]
(*35) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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[ 同胞の囁きに、唇を歪めた。>>*37]
……楽しくない? 楽しくない、ねえ?
[ くつくつと笑い、告げる。]
その割には随分と悩んでるみたいじゃねえか。 初めての時はあんなにきっぱり嫌だと言ってた口がよぉ?
(*38) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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[ 怖がるように体を抱く同胞を見た。>>*39]
へえ、その割に歯切れが悪いじゃねえか。 自分自身をどう騙そうかってツラだぜ? それは。
[ 首をすくめてみせた。]
(*40) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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他人を騙すよりはよっぽど楽だと思うがな? その証拠に……。
[ 盗み見るような視線をアイリスに向けた。 その空気だけで、何を伝えたかったのか知れるだろう。]
……な? 考えないようにしてて、そして忘れてただろ?
[ 意地悪く哂う。]
(*42) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[ 視線の先に気づいたらしい。>>*43]
言ったぜ? 俺はアイツを喰いたいってなぁ?
[ 視線は獲物の首筋を捉えたまま。]
(*44) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[ 弱々しい、吹けば飛ぶような細い声に顔をしかめた。>>*45]
みっともねえ声出してんじゃねえよ。 言っただろう? もう忘れたかこの馬鹿野郎。
[ 喰いたい奴が居るなら優先してやる、そう言ったのを思い出して、暗い笑みを灯す。]
(*46) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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[ 大人しくしていればいい。その言葉にわずかに首を振った。>>*47]
今更無理だな。 俺も、お前も、人間どもも、今更止めることなんざ考えられねえ。
例え俺達が食わなくても、奴らは俺達を殺すまで誰彼構わず殺し続けるさ――俺達を殺すまでは、な?
[ 鼻を鳴らす。 過去を思い出し、一瞬だけ面白くない顔をした。]
(*48) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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[ 視線を感じ取り、天井を眺めた。>>*49]
ああ、殺すまで、だ。 俺とお前が抵抗しなくたって、奴らは危機として殺しに来るぜ?
なんつったって……。
[ 怒りを押し殺すように、呟く。]
俺達はな、奴らにとっちゃ殺すべき敵だ。 その辺に転がってる本を見てみろ、確実にそう書いてある。 で、だ。
誰も、その事を疑問に思う奴は居ねえ。 お前の大事な大事なアイリスだってそう信じこんでるだろうさ。
(*50) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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アイリスは……何だって?
[ 続けられるものなら続けてみればいい。>>*51 覚めた目で続きを待つ。]
(*52) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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「違う」……と思いたいだけなんだろう? 自分を騙して安心したいだけだぜ、それは。
[ 唯一縋るものを砕くように呟く。>>*53]
(*54) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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[ 黙りこくる同胞に、溜息をつく。>>*55]
まあ、生きてりゃ、その内嫌でも思い知るさ。嫌でも、な。
[ アイリスが出て行くのを目で追う。 結局は、止めなかった。 もはや同族だと、心中でほくそ笑む。]
(*56) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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善、ねぇ……?
[ 同族の囁きに集中していた意識に、何故か割り込んできた言葉。>>411 男の吐息が一定のリズムを刻むのを待ってから口を開いた。]
確かに善も悪もあそこにゃなかった。だがなあ――。
[ 凶相に顔を歪めるた。
自身を駆り立てるものが耐え難い乾きと、破滅的な衝動のみだという事を知るが故に。]
(413) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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―集会所・深夜―
[ 目を覚まし、そっと辺りの気配を伺う。
起きている者は居ないようだ。]
(418) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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フランシスカ! 飯の時間だぜ?
[ 立ち上がり、首をこきりと鳴らす。 空気を震わす声なき声。 同胞の少女は何を思ったのだろうか。 その顔色を見て、嘆息した。]
しゃあねえ、今日も俺が殺ってきてやる。 ただし……だ。
[ 振り返り、睨みつけた。]
必ず、喰わせるからな?
[ 人の味さえ知ればもう面倒なことは考えないだろう。 己の辿ってきた道から、彼女から人間らしさが消えない故をそう結論付けた。
そして、階段へと――。]
(*57) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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