204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[>>+29まさか、引っ張られるとは予想もしていなかった。 しかし我儘の一つも言わなかったシメオンのことを思えば――そんな彼に甘えていたことを思えば、頬の肉が多少伸びるぐらいは仕方が無い。 それに何より、シメオンの手を引き剥がすことは出来ない。]
……呼び捨てで、いい。
[おにいちゃん、はむず痒い。 照れも何もかもをいつも通りの気難しい表情の奥に隠して、ディーンは必要最低限だけを告げる。
シメオンの記憶に欠落があるらしいこと、それ以外は何ら変わらないように思える時間。 ――しかし、旅はもう終わった。 いつまでも続く時間は無く、ディーンには帰るべき場所が出来た。]
(+30) 2014/11/21(Fri) 00時頃
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シメオン……僕たちは旅をしていた。 でも、それももう、終わった。
……僕は、君を裏切った。 でも、君のことは今でも、大事だと思っている。 ――幸せであって欲しいと、願っている。
[果たして、今の彼にこの言葉は届くだろうか。 ディーンには分からない。 しかし、告げるべきことであると思ったのだ。
>>546名前を呼ばれた。 ディーンは静かに背後を振り返り、口元にささやかな笑みを浮かべる。 再びシメオンに向き合った時、ディーンの片目が失せ、ぽっかりと穴が空いていた。]
(+31) 2014/11/21(Fri) 00時半頃
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[たとえもう一度、山小屋での数日間をやり直すことになったとしても、同じ道を選ぶだろう。 ディーンが選ぶのは、連れ添った弟を守って共にいる道では無く、ずっと待ち続けた太陽に身を捧げる道だ。
ディーンの片目は、ここにはない。 いや、片目だけではなく、命も、心も、全部。 残るひとかけらは、残滓だ。 ――死に至る間際に一瞬だけ見た、眩しい日の光の名残。]
…………シメオン。 君は僕の、大事な弟だった。
[全ては過去形になる。 ディーンからシメオンに手を伸ばすことは、できない。**]
(+32) 2014/11/21(Fri) 00時半頃
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[掴んだ頬を、笑みの形になるように引っ張って その似合わなさに声をあげて笑った]
ディーン か うん、呼び捨てじゃなきゃ変だね
[手を離し、膝の上に戻すと落ちつかない様子で握ったり開いたり。そうしながら続く言葉を、聞いていた]
(+33) 2014/11/21(Fri) 00時半頃
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変なの
[彼の言葉は、悲しいくらい、おかしかった。 死んだ者に、先はない。 少しずつ毀れていく欠片は過去のもので 毀すものすらなくなったら、いつか消えるのだ]
……変なの、そんなの 生きている人に、願ってあげて
[叶いやしない、とは。言わないでおいた。 口にするのは、やはり少し、悲しかったから]
(+34) 2014/11/21(Fri) 00時半頃
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[振り返った彼の顔には、暗い空洞があって それはきっと、最初からあったもの。 遺してきたことを、少しだけ忘れていたのだろうと 自分に照らし合わせてそう、考えた]
家族、って言葉憧れてたけどさ
[それは、無条件に愛される証だと そう、夢見ていたから]
いいんだ、そんなの そんなのもう ……忘れてしまって、いいんだよ
[そうして、笑う。 笑い方を、まだ覚えていて良かった。
早く、この"悲しい"も忘れてしまえたらいいのに]
(+35) 2014/11/21(Fri) 00時半頃
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ありがとう、 ……ディーン
[それでも、呼んでいるうちは忘れない。 忘れないように、もう一度呼んだ。
名前だけ覚えていて、 そして早く――消えてしまおう**]
(+36) 2014/11/21(Fri) 00時半頃
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