276 ─五月、薔薇の木の下で。
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ちゃんと人の目を見てせんぱい。 そういう言葉に笑顔はいらない。
[ 触れる事はせず代わりに差し出したハンカチ。 視線が交われば彼自身の表情を映し出し。 ]
せんぱいにあげる。穢していいよ。
[ 無理に押し付け立ち上がった。 仰ぎ見る月。 月光の照らす薔薇の花を背景に、 ]
(290) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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せんぱいの代わりに俺が薔薇を好きになるから、 いいんじゃない。無理に好かなくても。
[ それだけ告げれば踵を返した。 ]**
嫌いなものがある方がよっぽど人らしい。
(291) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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/* 人らしいと謂われてしまったあーーっ!!!
や、嬉しいことです( ・`д・´) 少しずつ自覚していくのかもね。 嫌いなものがわからなければ、好きなものもわからないから!
(-162) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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……うん。
[どういうつもりか、冗談か、おふざけか、それとも……告白か。一体何なのかを確認してから対処しようと思っていたので、額と聞いて、幾分か落ち着いた。どうやら告白ではなさそうで。>>284
冗談だよ、とふざける様子もないので、何か理由があるとみて。]
……よし。
来るなら来い。
[腕を組み、目を閉じた。*]
(292) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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[静かな部屋がかえってきていた。 欠伸をして、そのまま口元に添えた左手が唇に触れる。 微かな痛みで知れていたこと、乾いた唇が切れていた。 水を飲めばぴり、と響くだろうそれをなぞって、部屋を見渡した。 片付けた洗濯物の代わりに散らばる色鉛筆。 その一本を拾い上げようとして、取り落した]
あ、
[左手じゃ上手くいかない。 ゆっくり拾い集めて、それらは机の上にまとめた。 部屋を出る時手にしていたのは、スケッチブックだけだった]
(293) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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[こんな突拍子も無い事を言い出す奴に 付き合ってくれるロビンはいい奴だ]
…………お、おう。 ロビンこういう時かっこいーわ。
[>>292どーんと構えられると 逆に言い出した方が恥ずかしくなるが 捕まえていた手を離してから向かい合うと 宣言通り額へとそっと唇を押し当てる]
(294) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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(……あれ?)
[一度しただけではどうにも物足りなくて 答えを探すように何度も押し当てた]
っあー、やっぱデコじゃわかんない、かも。
(295) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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――図書室――
[優しくする、とは言われても、その全ては未体験の世界。 恐怖も緊張も溶けても、物理的な痛みだけは避けられなかった。 割って入る熱杭が身体の中を埋め尽くす感覚に、短い息を吐いて苦しさを逃がした。 こうして喘ぐ間、どれほどの優しさで彼は抱いてくれていたのだろうか。 それに気づく余裕もないまま、腕を回ししがみついて、欲望が吐き出されるのを受け止めた。
熱を注がれてからは、荒い息を整えるのに必死で、思考を紡ぐことすら出来ぬまま、謝られたこと>>255だけを認識してゆるゆると左右に首を振った。]
(296) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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ヒューは、フェルゼの姿を見かけたかもしれない
2018/05/20(Sun) 22時半頃
ヒューは、ユージンのことを思い出す、薔薇の香りで。
2018/05/20(Sun) 22時半頃
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[衣服を正される間も、まともに動くだけの力は戻らず。 まだここに居たほうがいいというのに同意の意で頷いた。 ソファの隙間でなく椅子に座ったことで、顔を見ることが出来た。 視界にイアンが入る喜び半分、少し距離を感じて、そのまま離れてしまわないように、きゅっと袖を握った。
瞳はイアンを見ていて、窓の外は見えない。 その視線も疲労と薔薇の香りに誘われるように、うっとりと細まる*]
(297) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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モリスは、イアンの様子を見つつ、ほぼんやりと疲労に溶けている。
2018/05/20(Sun) 22時半頃
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/* なんか凄い懐いてる!わんこだわんこ。 しかしそれでいいのかどうか。 とんでもないことされてる自覚あるのか。
(-163) 2018/05/20(Sun) 22時半頃
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…………。 何、探ってるんだ?
[キスをしやすかったのだろうか。 何度もされたデコを撫でる。>>295 言い分から、何か確かめようとしていることはわかって。]
なんだ、他の箇所もとかいうのか? もう、好きにしろ。
[自棄になっているというわけではなく。 受け止めてやると言わんばかりに構え。*]
(298) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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[与えられたことのない優しさを向けるのは大変。 好きでもない、恋愛対象でもない男にこんなことを 薔薇に侵されきってはいない思考が 可哀想だと、あの頃のお前ではないかと嘆く瞬間もあった。 だけど最後まで止めなかったのは やっぱり、俺がそういう人間だからなのか。]
……うーん。
[考え込む顔は別に袖を握る手が>>297嫌なんてことじゃない だから離そうとはしないし、少し椅子を引き摺って距離も詰めた。 窓を見るのは止めて、彼の微睡むような様子を見つめる。]
(299) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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眠いの?……ここで寝るのはあまり、良くないな。
[部屋ではないし、風邪も引くし。 だけど起きろと引っ張ることも出来ず。 少しだけならいいかなと、口にした以上は咎めず。 再び黙せば見守る姿勢。]*
(300) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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[ 月は相変わらず、薔薇の匂いが充満した此の場所を見下ろしている。
窓の外をぼんやり眺め遣り、此処で見た夢のことを思い出す。 深い深い眠りの中に一人でいる>>0:#4長髪の彼は、寮でも見た事があるような気がした。
ついでのように、まだ着替えていない汗ばんだ服を思い出す。 煙草の匂いもするかもしれない。 シャワー室に向かおうと、談話室の扉に手を掛けた。]
(301) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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[香りの元を探ろうと思っていた。 だから、中庭目指して階段を下る。
この一ヶ月でようやく無意識にたどれるようになった道のりの間、眠りに落ちる前のことを考えていた。 手にしたスケッチブックのことを考えていた。 切れた唇の意味を、]
………いや、まさか
[夢、かもしれない。 でも、夢だとしたら。 その意味はなんだろう。 ―――願望、だろうか]
(302) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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[ 上背のある顔を見上げる。 二つ結いの長い髪>>276。 中庭で見つけてしまった逢瀬>>1:234>>1:235を思い出して、心臓が跳ねるのは自分一人。]
──……こんな夜にどうしたのかな。 悪い狼がいたら食べられてしまうかもよ。
[ 悟られまいと隠した理由は自分でも分からない。 口元は正しく笑っていた。 見上げた眼が揺れるのを隠すように細める。 其れはきっと相手が想像したままの優等生>>0:129の顔。]
(303) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 23時頃
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[ 先生から褒められる時、特に嬉しくも無い引き合いに出さていたのは彼の名前。 遠くから少女にも見える姿を眺めていた。 少女から、大人の身体になっていくのも、 冬を迎えて少女の姿を脱ぎ捨てたのも。
全て知っている。 自分の望む姿を諦めた彼を。]
(304) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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←キスしやすそうなデコ
(-164) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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[ 自分に足りない"あと少し"を持っているのに。 先程の遣り取り>>196でささくれ立ったまま、 図るように言葉が吐かれる。]
あぁそういえば少し前、「中庭」で──
[ 言葉を切って、探るような眼が相手を見つめる。]*
(305) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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/* ログ読み途中なのをごまかし発言なんですけど もりすいあん二人ともめっちゃかわいくない????
あとそこ同級生二人なにしてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(しっと
(-165) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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…………ロビンてさ、見た目可愛いのにすげえ男前だよな。 ちょっとドキッとしたわ。
[包容力すげえやと言いつつ顎に手をかけて 唇をふにふにと指先で触ってみる ヒューにはこんな確認までしてないから 他人の唇の感触は新鮮で]
てか、これはこれでなんか目覚めそ。
[幾分かは落ち着きを取り戻した筈なのに キスしたいという欲は無くならないから 言葉に甘えてそっと唇を押し当てた]
(306) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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/* 人狼→ケヴィン? 妖精→ユージン 聖痕→ピスティオ 占い→マーク 降霊→オスカー 片思→モリス 魚人→イアン
かな?噛みはどこになるのだろう…
(-166) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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/* ピスティオとロビンのやり取りメチャクチャ癒される
(-167) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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[薔薇の香に紛れて漂うのは、ハーブティーと、苺とバターとチーズの色。クッキーや土の残り香までは判らぬくらい微かだったろうけれど>>97。 そんな談話室の扉を開けるなり、マークの鼻が真っ先に捉えたのは、煙草と汗の混ざった色>>301。]
っ、 あ、 オスカーせん……ぱい?
[そんな匂いが全く想像できない相手が、すぐ目の前に居る。それも不穏な問い掛けと共に。 けれど彼が浮かべる笑みの形は、まるで「想像する通りの」オスカーの通り。 混乱に視線移ろわすこと、数秒。漸くおずおずと、見下ろす形でオスカーに向き直って]
ラルフ先輩のタルト、貰いに来ました。
[こんな時でも、実に素直な言葉を吐いてしまった。]
(307) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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/* 一応リール初期のままにしてるけど…
(-168) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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[単に「完璧」な人間を前にした時以上の緊張に――否、戦慄に見舞われたのは、「中庭」>>305の語を聞かされた時。
まだ陽が昇っていた時、中庭で悠人と話していたところをオスカーに見下ろされていた。 それにも関わらず、今、マークは全く別の記憶を呼び起していた。そう、少し前の――]
僕が、……フェルゼ、先輩と、 いた、ことですか。
[思わず、自分の唇を両手で覆った。呼吸が荒くなる。瞳が揺れる。 探るように覗き見るオスカーの瞳に圧されたかのように、一歩、後ずさる*]
(308) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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/* 俺と死ぬほど関わりない後輩が目覚めていく姿を見ているよ。
なんか、等身大でいいよね。ピスティオ。
(-169) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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/* あっかわいい
(-170) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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可愛い? そんなこと言われたのは初めてだ。
[どちらかと言えば、男前と言われた方が嬉しい。>>306
が、しかし。]
……っ、おい……?
[顔が近づいて、止めかけたのに止まらない。>>306
そこは、ちゃんと好きになったら用、ではなかったのか。>>284
だからそこにはしないだろうと高を括り、好きにしろと許可したのに、伝達に問題があったらしい。ふにふに触られた唇に、唇を押し当てられ。]
(309) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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…………。
[しかし、今更「そこは駄目なつもりだった」と言っても後の祭り。
表情の堅い顔が熱くなるのを感じつつ、二の句が告げられずにいた。*]
(310) 2018/05/20(Sun) 23時半頃
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