3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―南棟・西靴箱―
[直ぐ近くから、どこかで聞いた声がした気がする。 顔を上げてみたのはまた違う探し人だった。]
こっちも探しに行こうとしてたところだよ、 すれ違いにならんくて良かったさ。
[手首から先だけでも起こし、挨拶代わりに]
……話は聞いてる?
[用務員室のほうに目を向けて]
あっちを当たるか、用具室を探すか。 どっちが間に合うかな。
[土でざらざらの靴箱の板を持って、倦怠感と戦いながら立った。]
(150) 2010/03/05(Fri) 16時頃
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[死ね、と 言わずとも。 思っているのか、と。]
『そうだね、仕方ない、仕方ないよね……。』
『でも、見つけるのは 鬼 だから。』
『皆 みつけて 送ってあげよう。』
[ 皆 を そうすれば さびしく ない から ]
(*119) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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[するする、すとん。 闇の中、結った鳶色が揺れる。]
……くらい
[降り立って初めて思った、その暗さ。 少しでも油断すると飲み込まれそうになる思考を繋ぎとめて 辺りを見渡した。]
っ……ディーさん…… スティ先生……
[共に引きずり込まれた金色の髪と 山吹色の光を思い出す。 姿を求めて、ゆるゆると歩き始めた。]
(+51) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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[闇から声が
聞こえた。 聞こえ、]
…――嗚呼、
…… さみしくは
[おにさん、 こちら。 手の、] [おに、 はんぱものの、 おに ] [力のない、 鬼は どうして ]
[かえるばしょなんか、 ない のに]
(*120) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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/* PC的にCOしちゃってもよいかしらん、と思いつつ 今日夜居ないので自重して。 まあ吊られちゃってもモーマンタイ な具合。
戻って余裕があったらCOしよう。溶けは無しよ無しなし 数ギリギリだからね! って思うんだけど。
GJ出したいなあ。
(-65) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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……、 ――
[――ないのに。]
(*121) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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『皆』
*『送ってあげよう』*
(*122) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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― 保健室 ―
用具室?
んーー 普段使わないあそこだよね
北棟にあったはず…だけど 行ったことないからよくわかんない。
そこがどうかしたの?
[きつく巻かれた包帯をちらっと見てか ロミオに対する口調のせいか ふふっ、と小さく笑った。]
(@29) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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先を見ると、さみしくて
(-66) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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―南棟・西靴箱―
話つーか。用務員さんが赤で、担任がそうでない。 ミッシェルと今後を相談してくれぇか。 メールでのやりとりだったからなぁ。
―――……調子悪そうだな、手かそうか?
[右手を差し出そうとして、一瞬指先を見詰める。 そちらはまだ、変化がない。]
どう、だろうなぁ……――― 根本絶つなら、用具室なんだろうが。 南棟の1階はそれらしいのなかったぜ?
[ただノソノソと歩いてきたわけではなかったようだ。]
(151) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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―保健室―
――…、―― 北。
[謂い、窓の外を見遣る。 改築された、其処。三階がない。]
そうか。
[包帯の隙間覗く指は透ける紫水晶。 同じような侵食が、かれ を 苛み始めているとは知らず]
詳しくは、わからない、か。 いや、……ちょっと、…用がある、だけだ。
…わらうな。
[――緩く指先を握りこむ。それから、少しグロリアの方を気にしてか眼を向け]
(152) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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―南棟・西靴箱―
[相手の指が光って見え、 とうとう目まで駄目になったのか判断に迷う。 右手をぼんやり眺めてもそこに変化は無い様だが]
……いや、借りたら移しそうだし。 遠慮しとく。
[ゆるゆると首を振って断り]
3人、らしいんだけどさ。 歩き回ってた死人がそうなら、後は一人だけだから。
[ディーンは元々は違う色だった事は知らない。 あの時転がっていた色はもう変化の後で]
2階もC組が消えただけだった、3階は……良く見てないけど。
[こちらの建物は変化は少なそうだと見た範囲を教えた]
(153) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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[――窓向こう。廊下。]
[歩いていく、 ――「国語教師」 を、 見た。]
(154) 2010/03/05(Fri) 16時半頃
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― 保健室 ―
セシル知らなかったんだ。
んー、まあそうだよね。 三年いても行かない場所くらいあるかー。
[顎を少し上に、天井を眺めながら眉を下げて]
放課後に学校ぶらぶらするのも 朝に校長せんせとお話しするの みんなと一緒に勉強するのも
あと、少し…だね。
んっ? あはは、ごめんごめん。
(@30) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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―南棟・西靴箱―
移るようなもんなのかぃ?
[首を少し傾げるも、差し出した手を引いた。 ドナルドはあまり情報を得ていない部類に入る。 そもそも何故キャロライナが、ミッシェルを信頼しているのかも正確には分かっていない。おそらく視たからかと、そういう予想しかできない。 故に、ミッシェルの零す言葉に、あまり良いとは言えない頭を捻った。]
鬼役は3人つー話だったか。 ヘクターと、ラルフと、化学教師以外に死んだ奴が、居たのか? 嗚呼、俺が知ってる逝った奴は、みんな鬼役じゃなかった。
[同時に闇に多数が呑まれても、1人しか知れないのは 嗚呼―――それほど 知る ということはきっと重いのだ。]
(155) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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つーと、やっぱあっちかね。
[ミッシェルに南棟の2階の様子を聞くと。 南棟ではなければ、北棟かと、濃紺の視線を向けた。]
(156) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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――会議室――
あっ……。
[取ろうとして逃げられた手を呆然と見詰める。 どうして、今更になって彼は自分を避ける?――触れられたくない?]
(あぁ、そっか、そういうことなんだ)
[きっと、自分の裡から臭いがするから、胎からは、あの異形の蒔いた種の臭いがするから。フィリップにはそれが分かるから、汚らわしい手を避けたに違いない。
ドナルドやピッパが言っていた匂いが自分には分からなかった。きっと嗅覚がおかしくなっていて、自分の臭いすら分からないのだろう]
(157) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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あはは、ごめん、ね……。
[離れて顔を背けて俯くフィリップに近付くこともできずに立ち尽くす]
……話を聞いてくれて、ありがとう。
[ポケットから飴玉を取り出し、長机の上におく。その色は少女と同じ "蒼" ] これ、あげるね。……疲れたときには、甘いもの、だよ。 ――……これは、私と違って、汚くなんか……ないから。
[俯いたフィリップの口に浮かんだ言葉も、その嗤みも知ることなく、逃げるように会議室を飛び出した]
(158) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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― 保健室 ―
…――ああ。
[知らない。知るはずが、ない。 だってここは違うのだから。]
…――
……卒業、 か。
[――先が見えない。ない。在りはしない]
…別に。
[謝る様に、そう返す。]
(159) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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―南棟・西靴箱―
さあ、ね。 なってみてからだと遅いでしょ。
[説明を抜かしすぎて混乱させてしまっただろうか。]
どこから話すかねえ、ちょっとややこしい事があって。
[人より情報量が多かったのは、少し前までの話で]
……多分、そこにジェレミー、委員長、メアリーが加わるよ。 後ろ二人はまだそのへんうろついてるかも知れないけど。 あと、ピッパともさっきから連絡がつかない。
[遺体の確認されたディーン、同じと言ったメアリーは確実。 三人目は少し離れたら消えていた。]
(160) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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―南棟・西靴箱―
ラルフが違うのは知ってる。 ……ちょっとした連絡係やってたから、さ。
[3人は鬼では無い、には納得して]
……ただ、メアリーは赤い方じゃなかったはずなんだ。
[これはキャロからの情報、と加え]
この二人は例の3人とは違う、のかな。
[確かにあの色だったガラス球、赤くなかったはずのもう一つ。 思案を中断したのは向かう先の話が出たからで]
うん、多分あっちだと思う。 行って見るまで確実かは分からないけど。
(161) 2010/03/05(Fri) 17時頃
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―南棟・西靴箱―
[移ってからでは遅いには、違いねぇと苦く笑って見せた。 その後、知らされる情報に、濃紺の奥を暗くして、返す。]
そんなに、か……――― 嗚呼、化学教師が逝くときには、傍に誰か居た気がした、が。 うまくいえねぇけど、化学教師のビー玉の色は、そういう色だった気がする。
[ふっと、そういえば、サイモンとピッパのあれこれに対して、ミッシェルとジェレミーと賭けをしたことを思い出す。]
(162) 2010/03/05(Fri) 17時半頃
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ジェレミーの奴、勝ち逃げしやがった。
[ボソリ零して、天を刹那仰いだ。]
ラルフは、そうかなの、か。 嗚呼、メアリーの件は、キャロルから聴いてる。
なんつーか、情報が錯綜してんな。 用務員のところいくのは、ちと待ったほうがいいかもしれねぇ。
[呟いて、ミッシェルが北棟に向かうなら、付き添う心算*]
(163) 2010/03/05(Fri) 17時半頃
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――中庭――
[砕けてしまった "蒼" が天を振り仰ぎ、叫ぶ]
ケイト! 見てるんでしょ!? もう、いいよ! 私の負けでいいから、もう、終わりにしてよ!!
――……友達にでもなんでもなるから――早く、連れてってよ。 もう、嫌なんだよ。……叩いたこと、怒ってるなら、謝るから。
だから、もう、終わりにしてよ……。
[力なく、座り込んだ]
(164) 2010/03/05(Fri) 17時半頃
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―南棟・西靴箱→1階渡り廊下―
……もう、かなりの数になってるんだ。
[考えないようにしていても、逃げられる物でなく]
スティーブンス先生が? ……連れて行ったんなら、メアリー達の事だと思う。
[やる事がきっとそれだったのだと]
勝ち逃げ? 何か賭けでも…………あ。
[コンテ1セット、買っても使う人は既に]
(165) 2010/03/05(Fri) 17時半頃
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―渡り廊下―
…………だねえ、今はまず用具室だ。 他の話は後でもできるよ。 まだ、間に合ってくれれば、だけど。
[北棟へ向かおうと気力を奮い立たせて、 メアリー達の件や自分の事で尋ねられれば答え、 渡り廊下に足を運ぶその途中。]
キャ、ロ。
[叫んだ声と座り込んだ姿は友人の]
(166) 2010/03/05(Fri) 17時半頃
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― 保健室 ―
[グロリアの様子はどうだろうかと視線を送る。 その後、セシルへと戻して]
教室戻ろっか。
[何も知らないからそう返すけれど]
あ、
[窓の外――― 歩いていく教師に視線が自然と向いた。]
(@31) 2010/03/05(Fri) 18時頃
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文芸部 ケイトは、いきもの係 キャロライナが中庭で呼んでいても 今のケイトでは気付けるはずもなく
2010/03/05(Fri) 18時頃
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卒業、もうすぐ なんだよね。
[廊下を見ながら、ぽつりと寂しげに呟いた。 自然とスカートのポケットに手が伸びて何かを握り締める。]
(@32) 2010/03/05(Fri) 18時頃
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/* ははは 鳩が力尽きたとか ふいた ケイトの時代に鳩なんぞ不要ということか
と思ったよ
(-67) 2010/03/05(Fri) 18時頃
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―保健室― ……、
[考え込むように薄紫の双眸を伏せる。]
…、ん、いや、俺は――
[何気なく見た、筈だった 1人の、教師。ケイトの反応に視線を流す]
…――… 今の、…先生って ?
[誰だったか、というようなニュアンスで訊ねる。 スカートのポケットの中、 何か握り締めるのに不思議そうな顔をした。
自分のポケットの中には、 ひび割れたビー玉が、あって]
(167) 2010/03/05(Fri) 18時頃
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