234 麻雀邪気村-3rd season-
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[勝利の証。権利書が破れた冥王の手から放たれた]
ああ、龍帝《カイザー》。その権利書はお前の物だから。
俺は飽くまで、自分の打ちたい様に打っただけ。 だから――
本当にその権利書を手にする資格があるのは、お前だよ。
[また牌を共にしてくれ、と冥王へ向けていう龍帝の姿に苦笑した。 冥王などと再戦したいという奇特者は、自分以外にこれまで何人が存在しただろうか。
…これが後世の雀史にまで伝わる、龍帝と冥王の宿命のはじまりとなるかは、今は誰も知らない]
(265) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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じーさんもよくもやってくれたね、まぁ。
[そして勇者は絶望の面持ちで崩れ落ちたルパートに近づいた]
(266) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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まったく。あそこまでレートを馬鹿上げした麻雀は初めてだ。 最高に狂《たの》しかった勝負だ。
[にい、と軽く口端を釣り上げる表情は、或いは嘗て隠者もまた牌を重ねあわせた、闇の聖女によく似ていたろう]
その背中を護った女雀士。ねぇ。 女帝《エカチェリーナ・リッキィ》の功績はそんなに安い者ではない。
この伝説の愚者《レジェンド・オブ・フール》は…… 幾多の名だたる一流雀士を退け、その爆上げレートで滅亡に陥れてきた 最強最悪の雀士のひとりに数えられる程の実力者なんだ。
それと敵対して、尚且つ止めれた――
それが、どれだけ多くの雀士に不可能だった偉業か…
(267) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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……まぁ……龍帝《カイザー》もまた望んでいる事だし……
俺は、どんな形でも麻雀が打てるならそれで良い。
[今はこの場所にいない雀使も含めたこの面子での麻雀。 また再び混沌とした対局様相になるが。しかしそれも存分に愉しめるだろう。 この場にいる者達、ここまでの終局を見届けた人々の顔を見渡して…]
(268) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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――――…それが麻雀なら存分に愉しめるさ。
[結局最後にも、雀闘狂の勇者はそう口元を微笑ませたのだ**]
(269) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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――すまないな、だが。 これで終わりじゃないさ……
(*1) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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次は、この俺が勝つ――
(*2) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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何言ってんだ。 オレだって、何の力もないさ。この周りの連中もだ。
だけど、皆の声援が、確かに二人の力になった。 雀使《アンジェ》とか、そうじゃないとか、関係ねーよ。
[力の有無ではない。 心の強さが、祈りが、確かに力となり、共鳴し合い、何者にも勝る光を齎したのだ。]
それに、歌姫が一人だけで十分だなんて誰が決めたんだ? 音楽性も違うのによ。
(@66) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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/* 最後に全員を持ち上げていくのを忘れない!!! そこに痺れる憧れるゥ!!!!!!
勇者オスカー先生の次回局にご期待下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-100) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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楽園の歌女神《エリュシオン・オブ・ミューズ》ってのはどうだ?
――それに
(@67) 2015/08/11(Tue) 00時半頃
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