299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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あわ〜…。
[さすがに毛玉も情けない声を出す。 目をぐるぐるさせながら、それでも必死にしがみついていると、揺れはそのうちおさまった。
別れの時が、来たのだ。]
ん。わかった。 ギロ、みんなにつたえる。 まかせて。
[ぴ、と毛玉は鳥に向けて敬礼した。 そして、鳥が続けて語る言葉に、ぱちりと瞬いた。]
(117) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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まいにち、あえる。 すごい、すごい! インティ、そらにいる、さみしくない。
[毛玉は思わず飛び跳ねそうになったが、狭い籠の中なのでぐっと堪えた。] んー。 インティには、ばいばいじゃない。 ばいばい、おわかれのことば。
まいにちあえるなら、またあした、インティ。
[そう言って、毛玉は鳥に手を振った。]
(118) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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楽しかった! いろんな死にざまと死への向かい方と それまでの生が見られるのおいしいおいしいでしたね!
(-193) miseki 2019/10/21(Mon) 00時頃
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[それからの事は、あまり良く覚えていない。 鳥から離れた籠は風に遊ばれて、帰りもあまり快適なフライトとは言い難いものだった。
そんな中、覚えているのは、誰よりも高く飛んだ勇ましき鳥の姿と。 空から見下ろした、街と、この世界の景色。 それがどんなものだったか、ほんのひと時でこの景色全てを言葉にして持ち帰るには難しいが、とても美しい景色だったと毛玉は記憶していた。
そして、次に目を開けた時にはもう、毛玉は街に居た。 振り落とされていなければ軟体動物も一緒だっただろうか?或いは。
何はともあれ、毛玉はこれから忙しくなる。 勇敢なる鳥の話を伝えていくという新たな仕事を任されたのだ。*]
(119) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ギロも好き……!
ありがとう……
(-194) miseki 2019/10/21(Mon) 00時頃
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―そうして日々は続いていく―
[それから。 軟体動物の生活は変わらない。
相変わらず路地裏に潜み、 相変わらず死肉をあさり、 相変わらず粘液を吐いている。]
ンゴンゴ。
[死肉を食べること。 それは、死者と共に生きることでもある。 軟体動物の小さい脳では、かつての友もいつまで覚えていられるかわからない。元に昔の仲間など、顔しか覚えていない者もいる。
だけど、血肉になるのであれば、たとえ忘れても体の中に息づいているような、そんな気がするのだ。だから食べることは弔いになるのだと。
……実はニジフラシたちが考えた言い訳にすぎないかもしれないが。]
(120) mikanseijin 2019/10/21(Mon) 00時頃
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またあした最高だな
(-195) miseki 2019/10/21(Mon) 00時頃
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コーラは、う〜んすき・・おつかれさまでした
taru 2019/10/21(Mon) 00時頃
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/* ギリギリすぎて見返してないよ何か雰囲気でよんで!!!!!!( わーーーーーーん、最後まで滑り込み! 同村ありがとうございました!またどこかでええええ!!!!!
(-196) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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