214 サンタ養成学校卒業試験
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/27(Tue) 00時半頃
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── 校舎裏 ──
[小さき級友に尋ねられた問いに、男は目を瞬かせる。>>253 口には出来ない、訳ではないが。 今口にしてしまっては、夢が遠のくような気がした。
男は逡巡した後に、小さく口許を緩めながら。 小さき級友を見つめて言葉を紡ぐ。]
そうだな、何れ忘れられる存在であっても。 いつかは再び存在を必要とされ望まれる、 そんなサンタクロース、*だな*
(260) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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[空に飛ぶ前、テッドが口ずさんだメロディ。けれど、違う歌が聞こえてくる。ピートが首を傾けると同じくイアンも不思議そうにする。けれど、]
…すっごいな。
[メロディに乗せられた想いは確かに届いていた。雪のように降り注ぐ光はソリやトナカイにもかかり、星のように瞬いて空をかけるソリたち。思わず自分も口ずさんだ想いは夜空を流れて]
If you did not twinkle so, He could not see which way to go, Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are!
[星は、年月を共に過ごした仲間たち。
お祭りのような瞬間が終わりを迎えるのが寂しくなる。けれど、何があっても絶対にこの思い出を忘れることはない。ピートの言葉には大きく頷いて]
(261) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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やっぱ……お前ら、すげえなあ。
[ふ、と。 純粋な憧れの言葉を口にして、そして。
こいつらと働こうと、ごく自然に、そう思った。
それから気を取り直して、テッドたちへ大きく手を振る]
おおい、俺も入れろ。
[貰った紐が、手首で揺れていた**]
(262) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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/* ( ・ิω・)ノิิิ
[言葉に出来ない何かがこみあげたので、眉毛をあげる絵文字を使って宥めようとするココロ。]>>257
(-37) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2015/01/27(Tue) 00時半頃
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もちろん、 ──…俺もそんな未来を信じてる。
って、よそ向いてんなよな。
[目を逸らしたピートが何だかおかしくて、笑い声が月に昇る。欠伸しながら、尋ねたピートには元気よく問題なし!と返した。
いつまでも、なんて、欲張りだけど、お星さまにお願い。一筋の流れ星がサンタクロースの卵たちの上を横切った**]
(263) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/27(Tue) 00時半頃
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じゃあ、一緒に見直しをして、一緒におやすみなさいをしよう。
[同じ部屋で、おはようとおやすみなさいを言える日々も終わりが近いから。>>251]
言葉……内容よりも、書く側の見えない気持ちってことか。
――ねぇ。 それって、だぁれ?
[純粋な疑問。幾人か、思い当たる人物は零ではないけれど。]
(264) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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─ 廊下 ─
[外の空は、賑やかだ。 窓から見えるソリの軌跡。 あれは、配達学部の未来のサンタクロースたちと。]
モニカ?
[思わず、窓を開けて目を凝らす。>>247 それは二人乗ってるソリが珍しいからではなくて。
点々と光りの玉が尾を引く。>>237 トナカイの蹄の跡に残る軌跡が、夜空に浮かぶ。]
(265) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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サンタクロースの、ソリだ。
[子供の頃、こうして空を見上げて。 ずっと願ったもの。夢のように思い描いていたもの。
軽やかな鈴の音。 落ちてくるきらきら星。>>261 見上げたまま、白く煙る息を霞ませた。]
(266) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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/* ミナカタ、昇天してるの!? 昇ってるけどさぁw
(-38) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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そうそう、ちょっと試しにね。やりたいことがあって。 でもぉ、こんなに落ち着きなくなっちゃうんじゃ、まだ到底実用段階じゃないかなぁ。
[>>259たはは、と頭を掻きつつ、一面零れまわる星々みたいな金平糖を口に放り込む。 ニンフが目ざとくこちらを向いてきたなら、一粒くらいはおすそ分けしよう。]
――When you wish upon a star, Make no difference who you are, Anything your heart desires,Will come to you――
[サンタのたまごたちの歌う声、声。 それらとは違うメロディを、歌詞を。夜空に重ねるように紡ぐ。 心を込めて願うなら、きっと願いは届くと、歌う。 自分の夢も、皆の夢も、叶えばいいと思う。 そのためには、明日を無事に――**]
(267) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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はいっ、一緒に頑張りましょう。
[普段の定期考査なら遅くまで付きあわせないよう 早めに切り上げて寝るより、先に寝ていてもらう方を 選んだかもしれないが。おやすみなさいを言い合えるのが 残り少ないことを思えば、瞳を細めて頷いた。>>264]
えーと……他人に言わないよう口止めはされてないから、 お名前を挙げても問題ないとは思うのですが。
サミュエル殿です。 わたしの言葉はよく響くと、言って下さいました。
[普段の明るい笑顔とは少し印象の違う、 どこかはにかんだような表情を浮かべた。]
(268) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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痛い所じゃなければ、突いても面白くないだろう? 問題は、押しすぎて落ちることだが、早々落ちんだろう。
[しれっと言い放ち羽毛に指を絡めていただけなのに>>242 頭皮に容赦なく刺さる嘴は、馴鹿よりも凶悪だ。>>244
この謎の被襲撃っぷりの所為で、生物学部や動物学部の適性がないと分かったのは有り難いような、悲しいような。 頭髪の心配をするのなら、せめて早くても十年後が良い。*]
(269) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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――歩きながら話そっか?
[そう言って。アリスは窓枠に足をかけた。お行儀の悪いことだけど、ここにはエルフもニンフも先生も、他の生徒だって居ないから。
貰ったばかりのランの花。白と紫の色を胸元に。>>236 雪の上に落とさないようにと手を添えて。えぃっとジャンプ。>>252
クリスは深くを聞かなかった。 きっとそれで良かったのだ。
ぽろと零してしまえば、表層に出してしまえば。どんな顔をして顔を会わせて良いのか分からなくなるから。]
(270) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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[永遠とはまた、常に先頭を走る彼は大きく出る。>>254]
なあ、我が親友アシモフよ。汝は知っているだろうか?
[顔色の代わりに染まる鼻先は、照らす先も明るかろう>>255 光源は自らの墓穴掘りにも、一役買っているらしい。>>257
いつも澄ましている彼の、狼狽える様が面白可笑しくて。 仰々しい口調では、笑いを噛み殺すのに効果がなかった。]
それはな、人の薬指に合うサイズなんだ。
[ぼそりと付け足す、意地の悪い言葉の爆弾。 全身が桃色に、誰かさんと同じ毛色になっただろうか。
見届けた後、ついでに渡してくれとサンタ役を任命する。 優しい桃色三本と、雪と遊ぶ姿から白を二本の飾り紐。
掌に握らせ、未だ残る紐を届けに、二人から離れていく。*]
(271) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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…はい、アリス嬢がよろしければ。
[窓から外へ行こうとする彼女が必要とすれば、力添えに。 なくても、開けた窓を閉めるぐらいはとしただろう。>>270
建物からこちら側を飛び越えた瞬間、 アリスが大事そうに持っている花の香りがふわりと漂った。]
(272) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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/* 残りは……空を飛べば良いんだろうか[空を見上げた]
ちなみにエピ=テスト当日だと気付けなかった馬鹿です。 翌朝にしなきゃと内心焦っていたのが無駄になり……。
(-39) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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うんっ、頑張ろう! 一緒に!
[一緒に。だから。 クリスの手に手を添えて、アリスは跳ぶ。>>272
踏み締められて、固い雪の上に着地した。閉まる窓の音、アリスのココロの窓は開いたまま。
校舎裏の方にと二人で歩く。 寒いね、と小さく呟いて、アリスはクリスの腕にぴたりと寄り添う。]
(273) 2015/01/27(Tue) 01時半頃
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………っくちん。
[くしゃみがでた。 空を駆ける級友達にひらひらと手を振って、窓を閉める。
まだ夜空に残る、サンタクロースのソリの跡。 きらきら、きらきら。 運んでくるプレゼントは、きっと。]
(274) 2015/01/27(Tue) 01時半頃
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/* ミナカタ殿のメモの現在地に盛大に吹き散らかしました。
(-40) 2015/01/27(Tue) 01時半頃
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さっきの話だけど、ね。
クリスは言葉をちゃんと選ぼうとするから。そんなところを、サミュエルは知っていたのかも知れないよね。
[サミュエルといえば。 彼のソリを欲しがった理由は3つあった。ひとつは、気難し屋のT-633号が一目惚れしたから。もうひとつはフォームが美しかったから。最後は――ないしょ。>>206]
(275) 2015/01/27(Tue) 01時半頃
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/* アリスもかわいいな!!!!!!
(-41) 2015/01/27(Tue) 01時半頃
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――この1年は、そうだねぇ。
[さっきは即答出来なかった。>>252 今も考えている。]
あ、クリスの言葉がちゃんと分かるようになった!
……違うね。 クリスがちゃんと頑張ったんだ。
わたしは、……頑張れた、かな。
約束を果たして、次は此処で頑張ろって思ったけど。
トナカイの一部だけど、ね。 どんなに言い聞かせても角で人を突いたり、髪の毛を食べちゃうんだもの。
いいじゃないかって、言われるの。
(276) 2015/01/27(Tue) 01時半頃
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……それって、調教師失格じゃない?
[それとも、ソリを引く時だけ、サンタクロースの言うことを聴いていれば良いの?
言葉が通じるのに通じなくて。 泣いた夜もあった。
だからミナカタは、諦めきったおっさん臭を時々発するし、朧は冷たい言葉を口にするし。
自信を無くす昼も、あった。]
(277) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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─ ソリ置き場>>206 ─
さあ。どうだろうな。 案外、普通の家に生まれていても同じだったかもしれん。
[描かれる流星の軌跡。動く筆を横目に見ながら。 分からないのは事実だ。環境で全てが決まってはつまらない。]
……話す程のことでもなかったからな。 面白くも何ともないだろう。
[こちらを見てくる目は、級友達は、誰も彼も純真だ。>>207 己が持ってない輝きを見るのは、少しだけ気恥ずかしい。
頬を叩いたのは悪手だったようだ。一度外れた視線が集まり。 赤いと言いたげな目には、眉間に皺を刻み無言の抗議。 慣れない自分語りと、顔を叩いた所為以外に何があるのか。]
(278) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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ああ。だらしない面をしていた。 歪む? それくらい何とかしろ。
[頭を揺らすのは、筆がソリに触れない時に。>>208 ゆらゆらと揺れる声を聞き、先程の鬱憤を晴らしつつ。
冷たい指が首筋をなぞり、上げ掛けた悲鳴を噛み殺す。>>210 人の善意を何だと思っているのやら。 離すぞと凄めば、捏ねられる駄々。同年とは思えない。]
手袋もそうだが、手が悴んでも描きにくいだろう。
[至極真っ当な意見を口にし、温まった手を首から離す。 立ち上がった彼に倣う形で腰を上げ、下肢に付いた雪を払い。]
大事なことならな。それをもう少し他に……は、蛇足か。
[四苦八苦する姿に、言えばやってやるものをと呟いて。 余計な一言は、輝きに飲み込まれただろうか。*]
(279) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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─ 研究室 ─
[研究室前。 アリスとはたぶん、すれ違い。>>270 中のエルフを脅かさないように、小さなノックを。 来訪を告げ、扉を開く。]
……ギネスは、不在?
[働き者のエルフに、聞いてみる。 首を振る姿に、そっか、と短く息をつく。
ふわふわ、ふわふわ。 何をもってるの?と手の周りにじゃれつくエルフに、首を竦めた。 空いていた本棚の隅に、そっと模型を置く。]
(280) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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これ。ここに置いていいかな。 おれが初めて作った模型なんだ。
[卒業が決まっても、ここに残ることは知っているから。>>1:286 面倒見がよく、さり気なく気遣うのが上手く。 仏頂面だけど、人一倍情が深い級友へ。>>1:52 残すなら、この場所がいい。]
あのさ。 ギネスに伝えてくれる?
[何かをねだるエルフの目に、ポケットを探る。 飴玉があった。これがお駄賃。 喜んで跳ねるエルフに渡して、伝言を頼む。]
(281) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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──……「ありがと」って。
[昼間伝えられなかった感謝を。 クリスの時のように、ほんの微かな声だったけど。 それは校舎裏から戻った級友へ、届くだろうか。>>256]*
(282) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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/* あー、それか、と思いつつも。 馴鹿的には毛色が似てるからじゃれついているだけかと。
ミナカタには力加減効かないんじゃ、と。 間接的な劣等扱いしていたのか……反省。
(-42) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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/* 朧がかわいい。うん、知ってた。 アリスのとこも回収したいけど眠くて頭が回らない。
(-43) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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