310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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[ 恋人たちの日がまた一日、近付いた。 ]
(16) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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[ あれは演劇という代用品を見つける前、未だ夢を見ていた中学生時代。
悪食か恋に恋していたのかは知らないが、バレンタインデーに同級生に告白された。 恥ずかしげにチョコレートを差し出した彼女の表情と、その後のことは全てよく覚えている。
だからこの時期は、よく夢に出てしまう。 彼女を連れて向かった場所の、引き戸の音やあの独特の香りまでも。 ]
(17) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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─ 翌朝/201号室 ─
[ 浮上した意識が最初に感じ取ったのは嫌な汗ばみ。
重苦しい心地の中、起き上がる。 枕元に置いていた絵画本の背表紙を撫で、汚れが無いことを確認し棚の規定位置へと戻した。
この時間に起きる理由は特に無かったが、二度寝するには身体が不快なべとつきを持っている。 ]
(18) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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─ 二階/201号室前 ─
[ 大きな風呂を朝から使って身体を清めれば、気分転換にもなるだろう。 そう思い至り着替えと共に部屋を出たところで、戸に寄り掛かり佇む隣人>>12に気付いた。 ]
おはようございます……買い出しですか?
[ 珍しい、とは言われ慣れてそうなので言わない。 新米の部類ではあるが二年住んでいる。夜型の圷が朝に起きている理由は想像出来た。
職業を知ったのは当人ではなく、〆切前の彼を役者の一人練習が邪魔する可能性を管理人が心配して早期に話したからだったが。 気にはしているが、当人に教えてもらえないと分からないのが悩みどころ。 ]
(19) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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[ そんな圷は初めて声を掛け買ってもらった時>>11から、時折劇場に足を運んでくれている。
あまり話を聞いてはくれなかったし、顔を合わせることが少なくて忙しそうに感じる。 正直最初は観に来てくれる期待はあまりしていなかったので、彼の姿を見つけた時は内心驚いたものだ。
気まぐれな観客が顔を出してくれた後、賀東荘の廊下ででも会うことがあったのなら 脚本が団員作の時は評価を求めたり、書いている小説はどんな内容か聞いたこともある。 ]
(20) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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数日前、今回の舞台の最終公演を終えました。 暫くはバイトばかりになりそうで、 お騒がせすることも無くなるかと思われます
[ 思い起こされた記憶の理由は、告げた内容の中にある。
一番声による迷惑を被る隣人へとそんな挨拶をするのは今や習慣に近く。** ]
(21) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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/* 別種のコミュ障というかアレな人だからな俺 進行中はまともな人がまともにフェルゼさんに優しくしてくれますように それはそれでヒィィな気もする
(-3) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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─ 二階/201号室前 ─
分かります。 それが無ければ、永遠に食べずにいられるのですが
[ 中身を問い掛けたことは無いが、たまに202号室に荷物が届いていることは知っている。 一つではない選択肢から買い出しを選びがちなのは、圷が今語ったような>>78経験が自分にもあるからだった。 こちらの場合は食事に関心が薄いだけだが。
推測には黙って頷く。 会話が億劫なのではない。隣人と顔を合わせた時はこんな風に静かに世間話を交わしている。 一般的には多いと言えないその機会は、こちらの休みと圷の〆切明けが重なれば常より多くなることもある。 ]
(97) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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事件の容疑者を捕らえて連行する。 さも自分は清らかなように他人を責める、そんな役です
[ 他者の秘密に踏み込んではならない。共同生活において信用は大切だ。 管理人は、当人から許可を貰い話していることも注意の際に伝えてくれた。
作家と役者に重なるものは少なくとも、明かさなければ理解が得難い生活という面には共感するものがある。 何も語らずただ観客として姿を見せてくれる姿勢>>79も、竜海には好ましく感じられた。
今日はどうだろうと客席にその顔を探す行為は無意識に根付いた。しかし、来ない時も気にはしない。 適度な距離感は歪みを生むこともなく、静かに続けられる。 ]
(98) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 不意の一言──というよりは、自らそれに驚いたかのような圷の反応が こちらにとって、そんな関係性に初めて落とされた異物だったかもしれない。>>80 語るものと聴くもの、視点は逆さとなり相手の気持ちは理解が難しい。 ただ静かで冷たい雪の上に、一滴が黒点を作ったかのような。
微動だにしない口角、黒い目。竜海がその疑問に一切の変化を示すことは無く。 無感情で表層を覆ったまま、彼を見つめていた。 ]
俺は非常に無神経なので、存分に騒いでもらって大丈夫です でも、火事になったらなんとかして気づかせて下さい
[ そうして、普段通りの世間話のように振る舞う。 何も語らず話を戻すというのは、そういうことを求められているのだろうから。
いつも掴めない言葉の多い相手>>81らしいと思う。 ]
(99) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 構われることは嫌いではない、誰かの厚意を受ければ有り難く感じそれを忘れない。 嫌悪より好かれるほうが良いに決まっている。
だけど、正しい者達にとって人間らしくないという大田竜海は、その評価の通り人間についての理解が低くて。 正直に言ってしまうと「あいするひと」に対してよりも関心が薄かった為に。
そういう圷の態度は接する度好ましく感じる。 ]
(100) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 気紛れで親しんだ者に断片を零すことと、唐突な一言ではどうも受け取り方が違うようだ。 その男と圷とでは築いた関係性に差があるのも理由かもしれないが。 踏み込まれるよりも、ほんの少しの投げやりと意地悪のほうが良い。 ]
家賃が払えなくなったら、立ち退き前に挨拶しますから その時は最後に書いてる本の名前を教えて下さい
[ 鉄面皮の奥の思考が返答を遅れさせた。 自分なりの冗談を受け止めることとなるのは、階段に向かう遠のく背中。
大田竜海は同じ場所に立ったまま見送るように動かない。もし振り返っても一礼するだけだ。* ]
(101) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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タツミは、ヨスガに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 18時頃
タツミは、レイに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 18時頃
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[ 大田竜海は恋をしている。 その相手は賀東荘の住民で、ずっとここに住んでいる。
──他の誰もがその数にはカウントしないのだが。 ]
(112) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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─ 一階/ロビー ─
[ 風呂を終えてから暫く立ち、もう昼が近いか。
明日からはバイトがまた連日入る。 時にセットや大道具の運搬も行い、バイトには肉体労働も含む竜海は鍛えていないわけではないが、そろそろ年齢も気になる頃。
本来なら充分な休息を取るべきところだが、此処にいるほうが眠るよりもずっと癒やされた。
部屋の外にいる時のお決まりの定位置で、いつもと同じように絵を眺める。 ]
(113) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ 賀東荘のロビーにある絵は、『氷海』というタイトルの無名の画家による作品だ。 旅館時代から同じ位置に飾られ続けている。
薄氷と白と灰色で殆どを彩る世界は、海の雄大さと冬の厳しさを表現している。 何処にも人工物は見当たらない光景、繊細な筆がその極寒に幻想を宿していた。 現実性の主張が抑えられている為に日本の海のようにも海外にも感じさせられ、和の多く含む建物の中でも浮くことは無いまま目だけを惹く。
唯一の暖色は、その海を眺めるように凛と立つ白い外套の青年の肌の色。 ]
(114) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ 生活も危うい収入の息子に結婚を急かす両親は、何も考えていないわけではない。 彼らには良いところの女性を紹介してもらうだけのツテがあった。 婿がその気になれば以前よりも更に大きな、一般人でも知るような劇団に移籍させられるような家だ。
大田は代々医者の裕福な家系である。 ゲームやアニメーションは教育の方針で許されなかったが、芸術に触れさせることには積極的だった。 かつての旅館に家族で泊まりに来たのも、海近い地の美術館に行く為だった。
本当の運命は旅館のほうに佇んでいたわけだが。 ]
(115) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ それは竜海には、何よりも鮮やかに見える。
こちらを向くことのない海より深い色の瞳が何を抱いているのか、いくら眺めても底は深く心を捉えて離さない。 凍てつく潮風で髪が乱れずとも、吐いた白い息が見えなくても、彼はその世界で生きているようにしか見えなかった。
少年時代の初恋だった。 それ以来、絵画の中の人物にしか想いを抱いたことはない。 何故付き合えないのかと詰め寄ってきた少女に想い人がいることを打ち明けさせられ、諦められないという彼女に美術室の婦人画を紹介させられ 嘘をついて人気者の女子を馬鹿にしたと虐められることになっても、変われなかった。
人間が経験と時間を積み重ね、容貌を変えていく様と、丁重に塗り重ねた絵の具で生まれる小さな世界の住民の姿
両者に何の違いがあるのか分からなかった。 ただ、より美しく感じた方に恋をするようになっただけのつもりだ。
あの劇の中の狼少女ならば、理解してくれるのかも知れない。 彼女は人間も一皮剥けば同じであることを、その裏を覆う表皮の層が人物を構成していることを、二つの意味で知っていたから。 ]
(116) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ 『氷海』を眺める目にも温度は無い。 ただその執着が、真っ直ぐに額縁の中に注がれる。* ]
(117) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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/* 会話も縁故も、どこまで返してどこから返さないべきなのか難しいな。 特にここポイント少ないし、俺が人と上手くエンカウント出来てないからな。
(-35) 2021/02/15(Mon) 00時頃
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─ 現在 ─
[ もう一つの無表情が、玄関から内部へ戻り何処へか通り抜けてゆく圷>>176へ突き刺さっていたりもした。
以前何気ない会話の中で、海辺に直接足を運ぶことはあまり無いと聞いたような聞かなかったような……?
直前まで一点を見つめ物思いに耽っていたことに加え、二年彼の隣室で過ごして尚初めての姿を見せられ、咄嗟に声は掛けられずに見送ることとなる。 先程>>123と似た状況、心境だけが様変わり。
冷蔵庫に直接物が届かないから>>121、外に向かったのかとばかり思っていた。 買い物をしてきたとはとても思えない────手掴み漁? だとしたら、成果は無かったようだが。 ]
(177) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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お淑やかとは……?
[ 互いの部屋の前での語らい>>122は記憶に新しく。
珍しく、語尾には不可思議の感情が滲んでいた。
先程、引きこもり仲間としてその認定>>123を受け入れ肯定したばかりだったが。 この件に関しては仲間意識は芽生えない。 ]
(178) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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[ 彼女もまた、驚いたのだろう。 いつの間にかロビーを覗き込んでいた管理人と目が合い、十数秒無言の時間が流れた。 常日頃から赤の他人とは思えないが、全く血縁関係は無い。 それにこの人はちゃんと、人間らしい。 ]
……おはようございます
[ 圷の水遊びの理由に加え、この状況に関しても何を言えばいいのか分からなかった。 その挨拶の時間は恐らく、とっくに過ぎている。** ]
(179) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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/* 場面場面を丁寧に描写したい人の多さと村内経過時間の早さがこうアレでソレに
(-47) 2021/02/15(Mon) 14時頃
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/* 最初の発言だけ投下されていた時 ぬいぐるみにしか恋しないメルへンおじさんかと思ったことを深くお詫びします 隣の絵フェチより
(-56) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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[ 疑問はつい口に出た、独り言めいたものに過ぎず。 返る言葉はなく圷は階段へと向かう。>>226
大田竜海は人の心を理解しようとする時、自分の思考と経験を参考にする。 その為に知らないものは分からないままにする。未知に踏み込む程人間に興味が無い。 フェルゼが自分に怯えていることに気づかないように、不審物を届けて礼をしたつもりになっているように。
何があったのかは分からないが、早く身体と服をどうにかしたいだろう。大人として他人に見られたい姿でもないだろう。
隣人への親しみは、向ける当人にとっての心地良さに満ちて適度に遠く冷えている。 泡は潰える、黒点は埋もれる、疑問は水に流れてゆく。 追い掛けてまで気づいてもらおうとすることはなく、また視線は額縁の中の冬に戻った。* ]
(240) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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─ 『氷海』への想い ─
[ 止まった時の中の君は永久に美しい。 ]
(241) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 今まで沢山の美術館に足を運び、時には意外な場所で、数多の恋をした。 体温を分かち合うことも結婚を意識する必要も無い為か、性別はどちらでも良く年齢も気にしないらしい。
しかし『氷海』の青年は十数年の時が過ぎても特別だった。掠れゆく記憶に恐れを抱く程に、彼の上を行く美には出会えなかった。 そして思い立ったのが二年前。ただ一度幼い頃に行っただけの美術館を記憶を頼りに調べ、出向いた其処から旅館があった場所を探し歩いた。
出会った管理人は現在この建物がどうなっているのかを教えてくれて、前のめりに食いつく自分に見学を許してくれた。 再会を果たした時、既に引っ越しは自分の中で確定事項だった。 ]
(242) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 同じ空間に存在しながら観る者と観られる者になる。 両者の間の見えない壁が、容易に世界を違わせる。 表現したい何よりの瞬間を、精一杯に演出する。
演劇と絵画は似ていると思う。
中学までは美術の道を志していたが、近親姦を避ける如く自分の絵には愛を抱けないことに気づく。 そして、未だに忘れられない嫌な思い出も出来た。
逸れた道は夢ではなく、唯の代用品だった。 客席から遠く見れば其処は額縁の中の絵のようでもある。 いつも演劇の最中は、自分を作品の中で描かれた者達の一人だと思っている。 だから人が変わったようになれるのだろう。そこにいるのは人間の大田竜海ではないのだ。 ]
(243) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 悪魔に魂を奪われず、常人に正偽の判定を下され勝手な救済を受けることもない。 盲人が叫び望んだままに止まった、美しい時。 停滞とは死ではない。その証拠に、あの瞳は自分の目よりもずっと輝かしい生命力を宿しているではないか。
彼と暮らすことと比べれば、家の金も安定した道も大きな劇団も全て無価値だ。 例え振り向くことが無くとも、愛を告げられない苦しみがあってもそれでいい。
演劇の中でも恋とはそのように、痛みを伴いながらも全て捨てる価値のある至上として描かれる。 何も、他の者たちと変わりない。
正しさなど、古い絵の具のように容易に崩せる。社会という群れの中のルールと評価に過ぎない。 誰もがその奥に間違いを抱えている。自分の幸せが偽りだと思う必要は無い。 ]
(244) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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……海が好きなので 子供の頃に家族と元の旅館に来たことがあって、 ずっと印象に残っていたんです
[ 誰に話したか忘れた、入居当初に答えた引っ越しの理由。 嘘ではない、が。竜海も隣人同様海岸にはあまり足を運ばない。
愛する海は額縁の中にいるのだから。 他にもあっただろう空室から201を選んだのは、窓からの海の見え方があの絵と少し似ている気がしたから。 ]
(245) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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