244 とある生徒会長の日常
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─ 新入生歓迎会《セブンス・ウォー》当日:部室 ─
[>>@4 パ ア ン ッ !! ]
[空高く響く花火の音。さあ、とうとう始まった。 そこかしこで部長たちが凌を削っております。]
さて、さて、さて。
そう簡単に負けてくれる部も無いだろうけどさ。 ……少なくとも、演劇部には負けたかないねェ。 [和服《ユニフォーム》に袖を通し、ふっと脳裏を過りますは、 かの演劇部の部長、狩生の事でございました。]
(16) 2016/01/15(Fri) 02時頃
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[演劇部とは、新入生の勧誘でよく張り合うもので、 「ここはひとつ芝居でもやろうか」って学生は、 大方あっちに取られて、落研にはさっぱり入らない。 悔しいが、知名度からして演劇部のが有利ですわな。]
先代の仇、一泡吹かせてやりたいとこだが…… まァ狭い校舎だ、そのうち嫌でも会うだろうよ。
[腰に扇子《カゼ》、懐に手拭《マンダラ》携えて。 果たして、めでたく仁右衛門超えとなるでしょうか。 新入生歓迎会は、まだ幕を明けたばかり……**]
(17) 2016/01/15(Fri) 02時頃
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/* どうしよう!!!! このメンツ濃すぎて勝てる気がしない!!!!!!
(-29) 2016/01/15(Fri) 22時頃
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― 校舎内:廊下 ―
っとっと。 なんとも物騒な単語が聞こえたなァ。
[通りすがり、廊下の向こうから聞こえた言葉。 >>42 曲がり角から、ちらっと様子を伺うと、 もう戦いの気配がぷんぷん臭って来ますねェ…… 数秒早けりゃいいシーンが見られたってのに、残念だ。]
……おーこわ。 こっちはダメだ、他をあたるとしようか。
[なあに、まだ時間は十分にございますからね。 派手に暴れるってのは運動部に任せておきゃァいい。 音を立てないように、抜き足、差し足、忍び足……]
(63) 2016/01/15(Fri) 22時半頃
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/* 随分と掛け算の多い村だことwwww おれの名前が出ないのが奇跡だと思ってるよ。
この学園、どうせネルとかケイトあたりが 薄い本量産してるんだろ絶対……!
(-35) 2016/01/16(Sat) 00時頃
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[>>91 呼び止められたその声は。 あーあ、嫌という程聞き覚えのある……]
これはこれは、演劇部の。 あてなどないさ、他連中の潰しあいの見物をね。
[なにぶんスロースターターなもので、と。 にへらと笑って、何食わぬ顔で答えますが。]
強いて言うなら…… あんたを探していた。
[藤之助、眼だけ笑っていません。]
(94) 2016/01/16(Sat) 01時頃
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[落語と演劇ってのはよく一緒にされるんですがね、 実は細かーいところに色々と違いがございます。
ふつう役者は一人一役でしょう? いっぽう噺家は、 一人で二役三役当たり前、地の文まで演るときた。 それもいっぺんに! 忙しないったらありゃしないね。 しかも、座布団から一歩も動かないで話すんですよ。
それに、演劇は色々と小道具や衣装を用意しますが、 落語の小道具は扇子と手拭い、たったそれだけ。 服だって和服に羽織と相場が決まってますね 。 ……べつに貧乏だからって訳じゃァありませんよ?
で、結局何が言いたいのかと申しますと……]
(95) 2016/01/16(Sat) 01時頃
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――――……望むところだ。
見せてやろうじゃねェか、本物の《寿限無》ってもんを。
[落語ってのは、道具や衣装に制限がある分だけ、 「話術」というものにずば抜けて特化しているんです。 故に饒舌さ、台詞回しで演劇に負けるなど……あり得ない。 こいつは、二つの部のプライドを懸けた戦いなんです。]
ルールは例年通りだね? 長ければ長いほど、早ければ早いほど良い。
(96) 2016/01/16(Sat) 01時半頃
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こちらも用意は良いぞ。
[互いに邪魔にならぬ程度に距離を取ったら、いざ勝負。 扇子《カゼ》を手に取り、ぐいっと前に突き出します。 生徒達が見やるなら、まるでそこに江戸の街がある如く。]
「和尚! その海砂利水魚ってなァ、一体何なんです?」
『こいつはな、海の砂利も水の魚も、取り尽くそうにも 限りがねぇってんで、大変にめでたい名前なんだよ。』
「なるほどなァ、流石は博識でいらっしゃる!」
[隣に負けじと、藤之助もまた見事に会話を演じ分ける。 落語独特の、滑稽で威勢の良い声調子でございます。]
(99) 2016/01/16(Sat) 02時頃
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[『落語なんて、和風の演劇みたいなもんだろう?』 時々、そうおっしゃる方もいらっしゃいます。 けれどそうして周りの人からいっしょくたに扱われる、 藤之助にとっては、これがなんとも許しがたい。 演劇も素晴らしい芸術ですが、同じじゃァ無いんです。 そんな意味では、編み物同好会も同志であります。]
忘れないよう和尚に紙に書いてもらって、 なんっとか子供の名前を覚えることができました。
[そうこうして「噺(はなし)」を続けていると、 生徒やら、中継やら、多少は集まってきたでしょうか。 ……いよいよ、例の子供の名に差し掛かりますよ!**]
(100) 2016/01/16(Sat) 02時頃
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/* DQN《ダーク・カルテット・ネセサリー 〜闇堕ち待ったナシな魔の四重奏〜》ネームってwwwwwwwwwwwなにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-39) 2016/01/16(Sat) 18時頃
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……食う寝る処(ところ)に住む処(ところ)、 藪ら柑子の藪柑子(やぶらこうじのぶらこうじ)……!
[少しでも油断をすれば舌を噛んじまうような。 少しでも詰まれば一息には言いきれないような。 そんな長ぁーーーーい名前を、すらすらと唱えます。 これはこれは、相手もなかなかやりますねェ。]
(104) 2016/01/16(Sat) 18時半頃
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そんな長ぁーーーーい名前を付けたもんだから、 朝子供を起こすのにも一苦労でございます。
[途端に、藤之助の身振りが急に柔らかくなりました。 実際には何もない虚空を揺すっているのですが……
あなたも、「噺」に引き込まれたなら見えるでしょう? 床に臥せた寝坊助の少年と、それを起こす母親の姿が。
紡ぐ言葉が、聴衆にありありと情景を思い起こさせる。 これが「噺家」の力、落語の醍醐味でございます。]
(105) 2016/01/16(Sat) 18時半頃
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「おおーい寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処藪ら柑子の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助ェ!
いつまで寝てんだい、今日は手習いと算盤があるでしょう? 起きなさい寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処藪ら柑子の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助ェー!」
……名前を呼んでいるうちに、もう日暮れ時でございます。
[滑稽な語りに、聴衆からどっと笑いが起こります。 つらつらつらつらつらつらつらつら…… 噛まずに呼ぶから面白いというもの。一番の腕の見せ所です。 なに、もう略して長助と呼べば良いじゃないかって? いけませんよ、折角のありがたーーーい名前なんですから。 はてさてこの戦い、どちらに軍配が上がるやら……*]
(106) 2016/01/16(Sat) 19時頃
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/* なんか来やがったァァァァァ!?wwwwww ┌(┌^o^)┐
(-41) 2016/01/16(Sat) 21時頃
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[さて、そろそろお話もお仕舞に近づいてきた頃。 >>116 見やった聴衆と、かちーんと視線が合いました。]
(おや、あれは確か……)
[数研部長が観戦なんざ、珍しい事もあるもんだと思い。]
(さあ、よく見てっとくれよ。 こちとら部のメンツが掛かってるんだ!)
[こちらの寿限無とあちらの寿限無、どちらが上か。 いかにも評価してほしそーな目で訴えてみます。が。]
(135) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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(! な、何……聴衆が離れて……)
[>>121 あ、あららららららら……行っちゃいました。 彼だけじゃァありません、聞き入っていた筈の聴衆が、 ぱらぱらと離れて校庭に向かいます、なんてこったい。 だが藤之助も感じます、何かとても禍々しい力の気配を…]
(おいおいおい……何が起きてるってんだ……)
[―――――見たい。正直に申しあげますと、見たい。 だが今は真剣勝負の真っ最中、ここはぐっと堪えます。
……それにしても、何者なんでしょうね? 二人の部長の寿限無結界を破った猛者ってのは。 きっととんでもねェバケモノに違いありませんね。]
(136) 2016/01/16(Sat) 23時半頃
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/* 鎮まれーーー! 鎮まりたまえーーー! さぞかし名のある部の主と見受けたが、なぜそのように荒ぶるのかーーッ!?
これが見られないのは残念だwwwwwwwwww
(-55) 2016/01/16(Sat) 23時半頃
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(……お?)
[>>150 おや。狩生と目が合いましたね。]
(やっぱり、あんたも気になるかい?)
[なんだか、必死具合がそれだけじゃなさそうですが。 狩生の言わんとしている事をくみ取ろうと、 そのままじぃっ……と長いこと見つめ合います。 公演中です、素直におしゃべりできないですからね。
それが誤解を生むような絵だとは、藤之助もつゆ知らず。 っと、誰だい、今写メ撮ったのは。眩しいじゃないか!]
(155) 2016/01/17(Sun) 00時頃
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[暫くして、漸く中断の願いと見受けた藤之木は、 うむと一つ頷いて、聴衆たちに切り出しました。]
……ふーむ。 噺を続けようにも、 どうにも外が騒がしいようですなァ。
お集まりいただき大変に申し訳ありませんが、 お噺の続きは、もう少し静かになったらという事で。
[どのみち、こうも騒がしいと噺が聞こえないですからね。 静かになるまで、いったん勝負はおあずけにしましょうか。]
それでどうだい? 演劇部の。
[そう言って、狩生の様子を伺います。]
(156) 2016/01/17(Sun) 00時頃
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あんたの寿限無だって大したもんだ。 演劇から学ぶものもまだまだありそうだねェ。
[そうして、差し出された右手に己の手を重ね、]
ああ、次こそ決着をつけようじゃないか。 それまでにへばるんじゃァないぞ?
[男同士の、かたいかたァい握手を結んだのでした。 ……だから誰だい、また写真撮ったのは!?]
(161) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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