181 巫蠱ノ匣
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/* やったぁ、久々に希望通ったわぁ(はーと ナイフ欲しいなぁ。
(-0) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/20(Fri) 00時半頃
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ん……
[目を覚まして、辺りを見回す。 訪れた廃墟とは明らかに違う、白いリノリウムの床。 真っ赤な衣服こそそのままだが、持ってきたはずのポーチは、どこにも見当たらない。 そして、着けていたはずのチョーカーの代わりにつけられていたのは、機械的な首輪。
―――いい度胸じゃない。
小さく笑って、周囲を見回せば、見覚えがあったり、それなりに親しかったりする者たちの姿がそこにあった。 彼らも自分と同じような首輪をつけているのが見て取れた]
(28) 2014/06/20(Fri) 01時頃
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何のつもりかしら?
[誰ともなしに問いかければ、それに呼応するように。 突然、ディスプレイに映し出される、女の姿。
合成音声だろうか。酷く無機質な甲高い声で、彼女は語り始める。 この“ゲーム”のことを。 その内容自体は、後に全員に説明されたものと、寸分変わりはない。
相違点があるとすれば、最後に付け足された言葉だけ]
(-28) 2014/06/20(Fri) 01時頃
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『このゲームをドラマチックな物語に仕立てあげるのは、とても難しいのデス! どうデしょう、スムーズな進行に一役買ってみませんカ? 何か良いことがあるかもしれまセンヨ?』
[つまり、こういうことか。 手段―恐らく何かしらの武器を、余分に与えられる。 その代り、場を掻き乱せ。起爆剤となれ。
―――上等だ。 薄く笑って、画面を見上げる。]
いいじゃない。乗ってあげるわ。
[元々、そうじゃないか。 そのつもりで、姿を変えた。“家畜”を育てていた。 それを仕留める手段が増えて、何が悪い?
ふ、と笑って、髪をかき上げる。その瞳は、捕食者のそれだった]
(-29) 2014/06/20(Fri) 01時頃
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[そして、時計は動き出した]
『 メリー メリー ハッピー アンバースデイ! 』
[その言葉と共に始まった、この場のルール。守るべき、規律。 それには、黙りこくったまま耳を傾けて、深刻そうな表情の面々を横目で見る。 彼らは怯えていただろうか、それとも―――。
ひと段落したか、そう思った矢先。 耐えかねたかのように、見覚えのある男―女曰く、日村だったか―が、喚く。 その度にまき散らされる唾に、顔を顰めた]
(31) 2014/06/20(Fri) 01時頃
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[反抗の意思を見せた“駒”が、用済みとみなされるのは、至極当然の事。 彼は、崩れ落ちる。 その姿は、さながら舞台を降ろされた、滑稽なマリオネットのよう]
……あらァ、怖いわねぇ。
[こと切れたらしい男を、じっと見つめる。 怯えの意味を孕む台詞とは裏腹に、その目は縫い付けられたように、死体から離れない。 ちろり、唇を舐め、目を細めた。蛇が、獲物を狙うかのように。
自身の名前が呼ばれれば、デイパックを手に取り、歩き出す。 その場で中身を確かめるようなことはしない。 他人に手の内を見せる気は、更々なかった]
(33) 2014/06/20(Fri) 01時半頃
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[かつり、かつり、ヒールの音を鳴らしながら、歩く。 自身の名が記されていたのは、3の洋室]
(37) 2014/06/20(Fri) 01時半頃
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―洋室C―
[入っていたのは、水、パン、ガイドブックなる冊子。 水とパンは、何の変哲もない。 少なくとも、これが自身の舌を唸らせることはないだろう。
そして、そんな面白みのないものの中に混じった28には、小さく笑んだ]
(38) 2014/06/20(Fri) 01時半頃
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[そして、もう一つ入っていた、手段――1。 こちらは、絶対に他人に見せないように、鞄の底へと隠しただろうか]
(-39) 2014/06/20(Fri) 01時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/20(Fri) 01時半頃
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[ずしりと重く、黒光りするそれは紛れもない―――拳銃だ。 本物らしい。こんな物を用意するなんて、手が込んでいる。 それをくるくると手先で弄んだ後、刃物の方が良かったのに、と溜め息をついただろうか**]
(42) 2014/06/20(Fri) 02時頃
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/* 武器両方とも拳銃引いちゃった☆ いやもうマジすません……
(-46) 2014/06/20(Fri) 02時頃
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―個室C―
[は、と熱い息を吐く。ぞくぞく、泡立つ腕を握り締める。 怯えは微塵もない。押さえきれない欲情、好奇心の方が強かった。
脳裏をよぎる、男のこと切れた姿に、じゅるり、垂涎する。 数刻前までは喚き散らしていた者が、ああもあっけなく転がるのは酷く滑稽で、そして、同時に―――。
―――酷く、食欲をそそられた。
恐らく自分より長い年月を歩んできた、あの男。 あの口ぶりからして、何か重いモノも抱えて生きていたらしい。 それを孕んだ肉体は、一体どんな味をしているのだろうか? 甘酸っぱい過去?苦々しい、忘れたいような記憶? それとも―――]
(61) 2014/06/20(Fri) 10時頃
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[ふらふらと、操られるように、ベッドから立ち上がる。 デイパックを肩から下げ、部屋を後にする。
目指すは、先程の白い部屋。 誰がいようと、自分には関係ない。 邪魔するなら、相応の対処をするまでだ。
紅い衣服、紅いルージュ、紅い靴。 黄金の髪、白い肌とのコントラストは、さながら覆輪の薔薇が意思を得て、歩きだしたかのよう。
その魅惑的な姿のアクセントには、黒光りする拳銃を携えて]
(62) 2014/06/20(Fri) 10時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/20(Fri) 10時頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/20(Fri) 20時頃
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―広間―
[踊るように、広間に足を踏み入れる。 そこに見覚えのある白髪の青年がいるなら、軽く左手を振って笑いかけただろう。
そうして、ホールにいる人間には気を配ることなく、絶命している男―日村の亡骸に近寄り、見下ろす。 目立った外傷が無いことを確認すれば、躊躇いなくそれに触れ、転がす。 やはり、傷口らしきものは見当たらない。舌打ちする。 切り傷のようなものがあれば、そこからどうにか味わえたのだろうけど。 流石にこの場所で隙を見せるような真似はすべきではない、そう思えた]
(77) 2014/06/20(Fri) 20時半頃
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[思案する時間も惜しい。腹が減った。早く、食べたい。
―――致し方ない。 片手に持っていた拳銃を両手で構え、物言わぬ死体の腕に突きつける。 躊躇いなく、引き金を引く。
―――ぱん。
乾いた、派手な音を発して、ずれ上がる銃口。 同時に、狙いも僅かに逸れて。 なるほど、これがよく聞く反動というものらしい。 もう一度、今度は慎重に、狙いを定めた]
(78) 2014/06/20(Fri) 21時頃
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[―――ぱん、ぱん。
再度、響き渡るその音に、鼓膜がひりひりと痛む。 だが、今度は、狙い通り。 太い、豚のような腕に2つの穴が開く。 その腕を、容赦なく身体から引っ張る。 ぶち、ぶち、肉を裂く不快な音を立てて、それは身体から引きちぎられただろう。
まるで、家畜を屠殺するかのように、その動きに躊躇は一切存在しない。
絶命して少し経ってる為か、出血は余りない。 それでも、ぽた、ぽたと紅い滴が垂れる。 その滴を啜って、にぃ、と笑顔を浮かべた。 それはそれは、幸せそうな顔で*]
(82) 2014/06/20(Fri) 21時頃
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[そこで漸く、広間に訪れた新しい顔に気付く。 見覚えのある、同業者>>80と、見知らぬ青年>>81 目の前の光景に、彼らはどのような表情をしていただろうか。 それを見て、くすくす、笑い声を漏らす]
アタシは食事をしたいだけよぉ。 腹が減っては、って言うでしょ?
[あんなパンと水だけじゃ足りないわ。といつもの調子で微笑みを返す。 その傍らには、腕が握られていたのだが*]
(85) 2014/06/20(Fri) 21時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/20(Fri) 21時頃
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[>>88問われれば、齧った肉を咀嚼したのち、笑む]
美味しいものは好きよ。 幸せな気持ちになるでしょう?
[ただ、これはイマイチかしら、と呟いて、千切った腕を、再び男の元に放った。 垂れる血こそ甘いものの、肝心の肉は、脂ばかりで舌に残るようなしつこさばかり。 もっと運動しなさいよ、と既に物言わぬ死体をヒールで蹴りつけた]
(102) 2014/06/20(Fri) 22時頃
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[口元にこびりついた血を指を使って舐めとりながら、怖気づいているらしい同業者>>89を鼻で笑い飛ばす]
信ちゃんってば、ホンット玉の小さい男ね。 ビビってるなんてかっこ悪いわよ?
[親しみを込めたあだ名を使って、普段のようなからかいの言葉を。 足早にこの場を去ろうとする彼に、その言葉が届いたかは分からないが]
(103) 2014/06/20(Fri) 22時半頃
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/* ( ^o^)ノ<カキマワセー
(-76) 2014/06/20(Fri) 22時半頃
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/* とりあえず空気を動かしていくのを頑張ろうかと思います。
ラ神<フランク[[who]]美味しそうだお
(-77) 2014/06/20(Fri) 22時半頃
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/* 富良野さん超好かれてんね……? クリスちゃんのラ神も好いてたし
アイリス[[who]]とかは?
(-78) 2014/06/20(Fri) 22時半頃
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/* 貧弱そう でも女の子ってふわふわしてそうだよねぇ。 中の人の好みを言うなら千秋食いたい
(-79) 2014/06/20(Fri) 22時半頃
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ふふ、話が分かるじゃないの。
[どこかの誰かと違って、落ち着いた様子の彼―上嶋だったか―に口角を上げる。 一見無感情な声音とは裏腹に、熱を孕んだ視線。 そんな彼の、血に塗れた舌は、とても魅力的に見えた。
―――食べてしまいたい、と思えるほどに。
こんなものか、と感想を漏らした彼>>109の横顔に、笑いかける]
どう?美味しいと思わない?
[なんて、小首を傾げて見せた]
(114) 2014/06/20(Fri) 23時半頃
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/* スージーって誰や思ったら私や
(-83) 2014/06/20(Fri) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/20(Fri) 23時半頃
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[この場に不釣り合いな調味料の名前を挙げた彼に、思わず吹き出す。 全く、本当に面白そうな青年だ]
それも美味しそうね。
[次はそうしてみようかしら、と冗談めかした調子で返して。 何かを推し量るような問い>>117には、値踏みするような視線を彼を向けた。
暫しして、にっと、歯を見せる。 一瞬見せたその表情は、まさに、獣]
そうね。人は格別よ。 一度味わったら、忘れられないわ。
[ぞくぞく、湧きあがる情欲は、自分を抱きしめるようにして、抑えつけた。
“あの時”から、どれだけ忘れようとしても、それは叶わない。 それほどまでに、極上で、甘美。
―――本当に、素敵な“食材”だ。人という生物は]
(142) 2014/06/21(Sat) 08時頃
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アナタもそう思わない?ボーヤ。
[くすくす、笑いながら振り向く。 そこに在るのは、血を舐めとり、『食事』と称する青年の姿>>126
その瞳に宿るのは、出会ったことのない種類の人間への、純粋な興味。 『他人の血を貪った者は、どんな味がするのだろう?』と**]
(143) 2014/06/21(Sat) 08時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/21(Sat) 08時半頃
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立場、って意味かしら? ここじゃ、どっちも同じよ。
[美味しさは違うけどね。 そう、彼の呟き>>147に答えて、唇を歪める。 血に塗れた左手で、取り付けられた首輪を撫でた。 これこそが、何よりの証。
自分たちは、主催者にとっての駒。 そして、自分にとってもそう。 ―――全員、“食材”でしかない。
笑みを湛えて、目の前の青年を吟味するように見る。 そして、漸く、彼の奇妙な出で立ちに意識を向けた]
アナタ、随分変わったものを持ってるのねぇ。 服が好きなの?
[彼が右手に抱えたハンガーを指差して、問うた**]
(154) 2014/06/21(Sat) 16時頃
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/* イケオネエになりたい。なれない。 おなか減った千秋食べたい
(-105) 2014/06/21(Sat) 19時頃
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あら、同感。 気が合うわねぇ、ボーヤ。
[>>155冷静な分析に、小さく笑う。 飽きた、と日村の死体を蹴り飛ばす様まで、自分とそっくりだなんて。
そうして、彼自身の口から飛び出した『吸血鬼』という単語には、微笑を浮かべた>>156 西洋の伝説。血を糧として生きながらえる“化物” 形こそ違えど、他人を糧とするその様には、多少なりとも共感を覚えた]
(160) 2014/06/21(Sat) 21時半頃
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