297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/04(Thu) 01時頃
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―山道―
たえちゃぁん
[自分では張っているつもりとはいえ、 些か頼りない声で呼びかける。 こだまも微か、鳥も驚かない。]
……もしかしたらもう戻っとるかもしれんけど…
[探すに粘り強さが足りないのは、己の体力のなさなどに慣れ切って諦めが良すぎるせいもあるか。昼行燈で誤魔化してはいるが、白子は長く生きられない、と言われたのを忘れられるほど楽観的でもない。
>>2 ふと。 より強く大きな声が小気味よく響くのを聞いた。]
(12) 2019/07/04(Thu) 10時半頃
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[がさがさ、と草を踏んで音を立てながら声のした─気がする─方に歩んでいって。]
おおい
[少し離れた位置から白い手を振り、 定吉へと呼びかけた声もやはり些か細いものだ*]
(13) 2019/07/04(Thu) 11時頃
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/* めちゃめちゃええひとやなあ〜〜!
(-11) 2019/07/04(Thu) 18時半頃
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─山道─ [声のする方に手を振ってから、>>31 たえと思って空振りさせ、 ややこしいことするな、と怒られる可能性に思い当たって振っていた手が止まり、ええと、と言い訳を考えるような曖昧な笑みが浮かぶ。]
定吉、……あは、 今日はちょお頑張って探してんねん
[身構えが綺麗に空振りする気持ちの良い声に、ちょっと虚をつかれたような表情を浮かべた後、笑う]
来たんはひとり、途中で朧に会うたよ。 ……叱られたけどなぁ。 たえちゃん、まだ見つかれへんし……
[困ったような笑みになった。]
(39) 2019/07/04(Thu) 21時半頃
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─山道─ そうかあ、定吉の声なら たえちゃんもよう聞こえるんちゃうかな、頼もし。 朧も助かりそ。
[>>33水を勧められ、はたと瞬く]
ええの?あ、いや、うーん、…
ええわ、まだ、大丈夫。 たえちゃん見つけたら飲ませたげなあかんし? でもありがとうなあ。
[やんわりと手をかざしてから、小さく頭を下げた。 定吉は本当に気のいいひとなのだなあ、と眼を細める。 己の生白い様子にも、「そういうこともある」とあっけらかんとした受け止め方をしてくれるのは随分と救いであった。]
(44) 2019/07/04(Thu) 22時頃
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─山道─
まあ、なあ。 心配やし、それに 僕ばっかりのんびりしとってもあかんでしょう。
[困ったような笑いはそのまま。]
うん。 眉間の皺なあ、また深くなっとった気いするわ。
[頑固者、というのだろうか。 芯が強い、というのだろうか。]
……あんま話しかけんほうがええんやろか。
[などと、ぽつっと、はこべの花を胸元から外して、くるくるり。]
(52) 2019/07/04(Thu) 23時半頃
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─山道─ [>>45顔色を見られて、瞬きひとつ、ふたつ。 日に焼けた血色のいい顔はおひさまのようだ。]
大丈夫やよ。 定吉はええひとやなあ。 わかっとうよ。 流石に世話かけるわけにはいかんからなあ…。
[うん、と頷いて。 いまより小さいころはよく熱を出したり、 息切れして座り込んだりしたものだ。 後者は────今もか。 小さくため息を吐いた。]
……無理せん程度にもうちょいみたら、 一回戻ろうかなあ、…たえちゃん、もう帰ってきてたりせえへんかな?…なーんて…。
[こんなのだから昼行燈などと呼ばれるのかもしれないとは、分かっているのだが。]
(53) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 00時頃
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/* 日向ちゃんのうつろなやつ最高に最高ですねいいなあ
(-17) 2019/07/05(Fri) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 00時頃
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―山道で― [歩き出そうとしたころか、 ざあ、っと、風が吹いた。>>0:#8 背筋をふるりと震わすような奇妙に湿った風だった。]
──雨、降るんかなあ…、 …、あれ?
[強い風に乗ってか、 ころころ、と山道の下のほうに転がる白く、きらりと光るものをみつけて亀吉は降りていく。
(58) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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―山道で― ……花?
[息を少し切らして拾い上げたは四片のはなびら。透けて、氷か、山奥で拾った水晶のかけらのようでもある。]
なんやろ、これ…。 紫陽花…にしては…なんか…。
[首を傾げる。白くて、透明で、なんとなく惹かれる。きれいだ。紫陽花にも白子ってあるのだろうかなどと馬鹿なことを考える。 なかまさがしでも、あるまいに。]
これ、何やろ?わかる?
[定吉のほうを振りあおいで問う。 農家で土に触れている彼なら知っているのではないかとそう思ってのことだったが、既に別の場所を探し始めていないとも限らない。]
(61) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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―定吉との話―
定吉は忙しうしとるもんなあ
[つられて笑って、はこべをくるり。>>59]
そっか、おいしいか、摘んでいこか。
[食べれるんかあ、と、呟いた。 葉の先をちぎって齧る。青い香りがした。]
……なかま、
[>>60 口に出すと少しばかりからっぽの気配。]
どうやろうなあ
[薄く笑った。 多分、仲間とは思われていないのだろうな、という重ねてきたやり取りから考えていた。一線ひかれて、こちらとそちらは違う、と薄い膜の向こう側。]
(65) 2019/07/05(Fri) 00時半頃
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―定吉との>>62―
力ありすぎちゃう?
[ふふ、と小さく笑った。 鍛えた足腰ならではといったところだろう。 健脚で羨ましいことだった。 村のあちこちで頼りにされているしっかり者。 体調を崩し座り込んで世話になったことも一度や二度ではない。]
なー、…ほんま。 雷門さんも心配してるやろし……
[そんな時だった。風が吹いてきたのは>>58]
(67) 2019/07/05(Fri) 01時頃
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―山道を少し降りて―
[>>63 追いついてくれた定吉の顔がぬっと近づくのには少し驚いた様子で。透明な花びらのかけらの検分を見守って。]
……そうなんよなあ、 なんや、氷かな?って思うてんけど冷たないんよな
……へ?
[はた、と瞬く。]
……保津川下り
[あっけにとられて目を丸くして、 それから、]
……ほんまに?
[真面目に真面目を返してしまった。]
(70) 2019/07/05(Fri) 01時頃
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や、酷かったとはきいとったけど、 ……そんなにか……。
そうか、…うん、 はこべみたいに気軽に齧らんようにするわ……
[いつになく真剣な様子に、素直にうなずくのであった。]
(72) 2019/07/05(Fri) 01時半頃
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…せやなあ。 不思議や、…こんな細工あったら 誰も彼も夢中やろなあ…
[じい、と定吉が花びらを押すさまを見つめる。 透明な花びらの端が、ほんのりと光るようにも見えたのは目の錯覚か。]
……なんや、 この花も色を置いてきてしもたんかな…。
[ぽつん、と呟く。]
…む。
[自分の白い指先をじっと見る。]
……気ぃつける。
[体力があまりない状態で保津川下りは、命とりに違いない。]
(74) 2019/07/05(Fri) 02時頃
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そうかあ、 はこべ、そないして食べたことなかった。
[こんなだから「坊ちゃん」と呼ばれるのかもしれない。 日向がもしかしたら食事に淹れてくれたこともあるかもしれないが──ちゃんと聞いたことはない]
…なんやろな? これ、ちゃんと咲いてるとこ見てみたいな。 きっと奇麗やで。
[透ける色合いに、 なんとはなしに白子の己を重ねて笑む。 はこべは一蹴されたが、朧とてこの花なら興味を持つのではなかろうか、とも思う。]
せやなあ、…… 一旦降りる、が、ええかも。 たえちゃん、帰ってきてるかの確認も兼ねてや。
(76) 2019/07/05(Fri) 02時半頃
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食べるんは今度やってみる。 日向ちゃんなら知っとうかな……?
[>>73じつはそれと知らず食べているかも知れないが、こんなだからお坊っちゃんと呼ばれるのやもしれない]
……落ち着かん、かぁ 確かになんか、ひやっとしとるというか……、
……不思議な感じはする。
珍しな、そない言うの。 定吉はどんな花も好きやと思てた。
[好き、は愛でるではなく食べる方だが。 ふふ、と笑いを小さく添える。 また、湿った風が吹いた。ふる、と背を震わすのはなにが原因かわからないまま]
……せやなあ、一旦たえちゃん帰っとるかの確認も兼ねて、合羽とりにいこか。
[透明な花のかけらの茎を指先で摘んでくるりと回す]
(78) 2019/07/05(Fri) 08時頃
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―山から戻りながら―
……青とかええなあ、空の色やん 白、……白かあ……花やったら綺麗やんな。 見つけたら……紫陽花やし、 食べるとか言わんと、 誰ぞに贈ったら喜ばれそうやん
[定吉があえて白と入れたと気づいたかは怪しく、>>75 ひとり身であるのをちょっとだけ揶揄うように謂った。 額から落ちかかる自分の髪の毛を指で目にかからぬよう横に避ける仕草をしながら遠くを見る。 片手にはまださっき拾った透明な四片の花びらを持っている。]
……、なんか寒いな
[ぽつ、と呟き、ふと怪訝そうに目を細める。]
(91) 2019/07/05(Fri) 18時頃
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[遠目に見ればほの白い手毬のような何か。 さっきまであんなもの、あったろうかという小さな違和感。]
……あんなんあったっけ
[呟きは小さく、首を傾げつつも降りていく。 情けなくも少々息が上がる。 たえより先にへばってしまいやしないかと自分でも情けないのだが、定吉に気づかれたなら笑ってごまかしたのだった*]
(92) 2019/07/05(Fri) 18時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 18時半頃
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/* 雰囲気昔話やしべっこうあめくらいあるやろ!
(-20) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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>>芙蓉のその姿を想像したら急に胸が苦しくなった。何てこったい!
おじいちゃんかわいいよおじいちゃん
(-21) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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/* 夜途切れぎみだったのはほんとうにごめんやで…。
(-22) 2019/07/05(Fri) 19時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 22時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/05(Fri) 22時頃
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─山道>>114─ せやね。まだ探してないとこどこか話そ。
…根っこまで。 それおもしろいなあ、 やっぱり育ててる人はちゃうなあ。
[さくさく歩くについていく。 下りのほうが何かと疲れがちなので、慎重に。 加減を忘れて倒れないように。]
(119) 2019/07/05(Fri) 22時頃
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─村への道>>115─
お浸しとかに混ざってたりするんかな。 …せやったら、わからんなあ…。
[なるほどなあ、と料理に思いをはせる。 体は弱いが偏食ではない。そも、残したり除けたりはご法度だ。栄養をつけるのが大事だと、ご老人方にも言われた。 ──生まれつきのこんな身なりだ、信心深いものには何かの使いだとか、神様がどうとか、重ねられるゆえの扱いだとはわかっている。]
草抜きはせななあ。 働き者や。
[ふふ、と笑って深く息を吸う。]
あー、なんか…なん、かみさま、の、前…みたいな… 会(お)うたことないけど……ふ、
[風に指先でつまんだ花が揺れる。]
(120) 2019/07/05(Fri) 22時頃
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─村への道>>116─
……んーん、おらんよう
[どうにも自分の虚弱さを鑑みるに、 誰かに懸想とは迷惑にしかならぬと思ってきた節がある。が、へら、と昼行燈めいて小さく笑う。]
そうかー、 …継ぐ、は、…大変やんなあ。 定吉ええひとやからな、 考え出したらすぐなんちがうかなあ
[…家継ぐ言うたら朧もか、と、ぼんやり思う。 皆々、なんだか遠い人になっていく気がする話だ。]
だい、じょうぶ。……むう。 休んだし…。
[ふう、と息を吐いて、吸って。それから。]
(121) 2019/07/05(Fri) 22時半頃
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─村への道>>116→雷門の家の方角へ─
……なんやろなあ…?
[首を傾げつつも道を歩いていく。]
雷門さんとこかな、まずは。
[定吉に確認を取りつつ、 歩きはゆっくりとになるのは 歩幅があまり大きくないからだ。
>>#1 途中、中年の女性とすれ違ったとき、 「日向ちゃんもなんか、探さな、言うて雷門さんとこかなあ、歩いとったよ」 と、言われ、きょとんと眼を瞬かせた。]
……さがさなって…?
[なんやろ、と定吉のほうを首を傾げ乍ら見遣り、まあ、行ってみよか、と足を向けたのだ。]
(126) 2019/07/05(Fri) 23時頃
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─村へ向かう道>>130─
…紫陽花の神様かあ、 なんや、ええなそれ。 お祈り、しとこか。
[そっと目を閉じ額の辺りに花を触れさせる。 早く戻ってきますように。]
……日向ちゃんも 心配してまうやろし、 夕顔ちゃん、朝顔ちゃんも年近い子おらんくなったらこわかろうしなあ…。
(141) 2019/07/06(Sat) 00時半頃
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[歩く速度は生来遅いため、時々早歩き、小走りにしては息を吐いてゆっくりに戻る。]
…なんや、僕、歩くの遅いから、 合せるんめんどうやったら、先、行ってええからな?
[申し訳なさそうに笑う。]
……よぉ気ぃつく子かあ……
[そんなんは僕にはもったいないなあ、とは飲み込んで笑む。]
せやな、だいじな宝物や。 …けど、せやな、…考えて、 のんびりするくらいの時間、欲しいやんな…。
[大人になれば背負うものも増えるんやな、とどこかしみじみ呟いた。]
ぅん。…ありがとうな。
[こういう気づかいに生かされていると思う。白子だから余計にか。]
(142) 2019/07/06(Sat) 01時頃
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─村へ向かう道>>132─
ん、…どしたん
[定吉に言われたほうを向いてみれば、小柄な姿があった。>>125]
……ほんまやな、 朝顔ちゃんは、いつも家におるもんな。 夕顔ちゃんのおつかいかな?
[定吉に同意する。 朝顔は本を読むのが好きな少女。 あまり外に出ない同士、少しの興味で好きな本について話したことがある。]
(155) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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>風に舞う花弁のように村へと流れていった。 定吉さんめちゃくちゃきれい
(-38) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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