197 獣ノ國
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 01時頃
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― 明け方・邸宅 ―
[部屋をひとつスザンナに用意するつもりであったが、 同衾を避ける意味を探しても見つからない。 寝室にて腕を枕にし、共に眠った。
朝食を知らせる下男の声が響けば、 大學へ行く前にシャワーに入るかと耳元で告げ、 スザンナの髪を梳き乍、娘が覚醒するまではそうして過ごし]
「――それと旦那様、ポストに本が入っていました。」
[明け方に新聞を取りに出た下男は、一冊の本を攫った。>>2:396 スザンナが起きても起きなくとも、風呂も含め支度は急かさずに ただ、布団をかけ直しておく。
寝室の障子を開け、差し出されたハードカバーを受け取った。]
(1) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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―――… あいつ… ?
[タイトルもカバーも書店で見覚えのあるものだった。 よもや抜き身の本だけを置いていくなどと。 其れは「別れ」としては長年の付き合いも有り、それ「らしい」が 「別れ」を知らぬ者にとっては、あまりに不自然で。
―――携帯を見るが返信は特に無かった
空気を噛み、PDAで一通電子文を拵え、送信する。]
(2) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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―――――――――――――――――――――――― From:錠 To:ルーカス
本文: おい、お前なんかあったのか。 ――――――――――――――――――――――――
[本の貸し借りの折には、必ずといって良い程に、 「無駄話」を楽しむのだから。 あまりにも不自然な返し物に、違和感は拭いきれず。 朝見ても殺しては為らない神の使いが、 糸を伝い、障子を伝い、ぽとりと木床に落ちる。 そのまま蜘蛛は長い節足を動かし、何処かへ消えてゆく
――――気付いたのが、数時間遅かった**]
(3) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 01時半頃
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― 昨晩の話・下男とやり取り ―
――書殿掃除の手が足らない? …ああ、そうか。二人に暇を出してしまったのだったな。
[実家の母親が病気になってしまったと申し出を受け、、 奉公で来ていた兄弟二人に貨幣を包んで返してやったのだ。 学士の書庫は、相当に本の量が多い。 手入れをせねば古いものは虫に食われてしまうし。
買い出しで出かけた下男が風の噂で耳にした 便利屋の話>>0:289を思い出し、顎に扇子を宛行い一考する。]
そうだな、一度電話をしてみてくれ。 二名程臨時で駆り出しができればと。
[便利屋がひとりで仕事をしているとは判らぬまま。 尤も、その人物に手を空かせている者の心当たりがあれば また事情も変わってくるのだろうけれども*]
(32) 2014/10/07(Tue) 08時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 08時頃
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― 早朝・寝室 ―
[メールを送った後、思案していた。
そういえば花屋の配送を頼んでいるのだ。 普段は墓花のみで終わらせてしまうのだが
スザンナは何か入り要がないかと問おうとし、 振り返ろうと畳に落とした足裏を擦れば、 背の辺りを摘む指先>>34に一時目を丸めさせ。]
やぁ、おはよう、スージー。 寝辛くは無かったかな。
(43) 2014/10/07(Tue) 10時半頃
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[きちんと振り返り、前方から腕を伸ばす。 嫌がられなさそうなら、腕の内へ納めようと
ただ一日だけでも彼女を招いた喜びは強く。 ずっと此処に居て欲しいと思う反面で、 先日語られた夢の話を思い過ぎらす。
大事な愛犬を離したくない気持ちと、 留学の後援を預かりたい気持ちは半々。]
スッピンの方が愛らしいんじゃないか。 化粧している時より、柔らかく見える
[そんな話も今日出来たらいい、と考えていた。**]
(47) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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― 朝・寝室 ―
うちの洗髪料の匂いが、する。
あぁ、――通学前にシャワー使うなら好きに使っていい
[>>51腕の中に閉じ込めれば、香水とはまた違う薫りがふわりと浮き、鼻腔を擽る。
昨晩風呂に連れて行った事を思い過ぎらせ。 客観で置いてしまえば教え子を我欲に任せ 爛れさせたという事実は拭えまいが、 何故か後ろめたさは背徳感は巡る事なく。]
そうか、俺も久しぶりに熟睡できた。
……君は、余程俺を悪い講師にさせたいと見える。
(69) 2014/10/07(Tue) 12時半頃
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[今までと代わらず先生、と呼ぶ腕の中の存在に 眉を下げ、苦く笑ってから額と頬に唇を寄せ。
それでも訂正を命ずる事なく、 抱きしめた手をゆるり下方へと降ろしてゆけば 寝着の隙間から飛び出した尻尾が暴れており。 犬の部分ごと愛でるべく、揺れる尾を優しく撫で]
なんだなんだ、 俺にはちゃんとした所を見せなくていいのか
貴重な素顔も俺だけにくれるなら、 その方がうんと素敵な話だがね。
[女としてのスザンナだけではなく 獣としてのスージーも求めている。 飾らない彼女をも、総てが欲しかった。
形の良い唇のラインを指でなぞり、 此処にもお早うの接吻を、と小声で囁く**]
(70) 2014/10/07(Tue) 12時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 12時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 13時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 16時頃
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― →朝・居間へ ―
無理に呼ばなくても良いけどなァ 癖付いて大学で名前で呼ばれたらアレだし。
…へぇ、尻尾も感じるのか。 電車とかバスとか、痴漢に気を付けないと
[>>85無理には呼ばなくて良いと告げる傍ら、 尻尾が柔らかい毛並みを奮い指から遠ざかれば 外に危険が多くなるのでは、と一抹の不安が過ぎり]
や、冗談。 流石に寝る時まで化粧されてたら落ち着かんし。 顔も態度も、此処に居る時は飾ら無くていいから
[真面目な様子で主張を受ければ軽く吹き出す。 繕っていない部分も見られたいという願いは、 そのまま自身の願望へ直結しているのだから 断る道理も拒む道理もある筈が無く。]
(102) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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つっても普段からパンツ一丁うろつかれッと困るが
[目のやり場に、と付け加え。朝食の用意された居間へ誘う]
いただきまーす
[一汁三菜の用意に、生卵と焼き糊が足された繕。 うち一つの前で腰を落とし、胡座をかく。]
ン?あァ、来たい時に勝手に上がり込めば良い。 下働きの連中にはそう言っておくから、さ 日が暮れる前に合流できれば、それで。
[>>86生卵に醤油をかけて箸でときながら、 白米の上へぶっかけて、適当に掻き込み。 焼き鮭の身を解しつつ、残したいものは残せと合間に告げ。]
花と言えば、飾っといて欲しいモンある? もう少ししたらトレイルが配送に来てくれるけど
(103) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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あっ半分は、オスカーにとって雀の涙程の収入源になれたらいいなーと思ったんだが…そうか単独か。 トレイルとは分けて拾うかなぁ…
(-51) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 18時半頃
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あぁ、それなら良いがね。 若い時痴女に遇ったことはあるぞ。可愛く無かったけど
ぅわッエゲツねェー。 それ男が一番地味に傷つく攻撃だわ
[>>109黄色い悲鳴の代わりに小馬鹿にされるとあっては、 露出狂も出した甲斐が無いというものだ。 からからと笑って、解した鮭を口蓋へ放ってから、 茄子と玉ねぎの汁物で風味を整え、はたと気付いた。]
(110) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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……ッあー、コレ玉ねぎ入ってるんだけど。 口付けたらまずいんじゃないか?
[犬は葱系を与えてはいけないという話を思い出し、 大丈夫なのだろうかと心配そうな視線を送る。]
小さな向日葵、かぁ。 確かに置いてるか分かんないよな。一応聞いてみるよ。 …そういえば、日中パソコンで仕事してたンだが 君の名前の語源を調べてみたら、 百合とか薔薇の意味があるらしいね。
成程、花が似合うはずだ。
[目を細めて笑い、彼女の願いを聞き入れると 飯時に少々行儀も悪いが、メールを打つ。]
(111) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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―――――――――――――――――――――――― From:錠 To:トレイル>>61
本文: おぉ、ずっこけて無残な姿にもならずに済んだ。 ついでに可愛い少年を送り狼したぞ。 嘘ですウソウソ。 とにかく助かった。
ちょっと届けて貰うもん増やしていい? 小さな向日葵って今の時期、店にあるもんなん? 急だし、駄目なら駄目でしゃーない。
んでは、家で待ってるぞ。 ――――――――――――――――――――――――
(112) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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「――旦那様、「便利屋」と連絡がつきました。 本日来られるそうです。」
[茶の代わりを注ぎに来た下男より一報>>78を受ける。 一人で来るという話に首を傾げさせて]
え?便利屋って派遣みたいな何かじゃねーの? まァいいか、着いたら通せ。 ジャンル分けと本の手入れもあるし、 一人でやってたら数日は掛かりそうだがなァ
[訪れるなら一度書殿の状態を見せてみて、 しんどそうなら増員の張り紙でも出さねばなるまいと思いつつ。]
君は埃とか厭だろう? 一ヶ月放置してただけで酷い有様だよ
[苦笑を浮かべ、スザンナを見遣り。 「灰かぶり」には喩えようも無い様相の彼女に 本の手入れを頼むのは流石に酷だと。 何より繊細な指を、本で切ってしまっては頂けないと。]
(113) 2014/10/07(Tue) 19時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 19時半頃
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□獣につゐて
DAY:20xx年10月2日 xx:xx NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
前に書き込みをした柿の人です。 お試しで一日獣人を飼ってみたが、 このまま飼ってみようかと思う。
他に獣人と共存生活している人がいるのなら 情報交換してみたいかなーとは思う。
>>=2 社畜は辛いよなあ。
都合合えば会ってみても悪くないとは思うが 国府の監視下にあることを考えると恐いかな…
獣人だってばれたら捕まっちまうとか追放されるとか 警戒する側にとっては、ありえない事じゃないからね。
(=3) 2014/10/07(Tue) 20時半頃
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[掲示板に書き込んで思うことはひとつ。 奇妙な本の返却をした友人のこと。 メールを確認するが、依然として返事は来ず。 豆か豆でないかと謂えば、返信は豆だったような。
自分以上に彼の方が獣人と接触している可能性は高く思えた。 半獣だとばれたら、半獣を匿っていると知られたら、 何処かへ連れていかれてしまうのではないか 国府に監禁されるだとか、追放を受けるだとか リアルに考えるならそんな辺りが脳を掠めるけれど。
それとも、「ありえない」扉を開けてしまったことで 「ありえない」次元に呑まれてしまった、だとか。 神社で過ごしたあの日のこと。 鳥の羽音と木々の騒きに紛れ、狐の鳴き声を聞いた気がする、
――ああ、こうして半獣と生を共にしてしまえば。 傍に寄り添って、愛おしいと思ってしまえば。
獣に連れていかれるなら、悪くないかも知れない。]
(118) 2014/10/07(Tue) 20時半頃
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ダメージでかいと思うぞ。 男には胸のカップみたいなもん無いのが救いだよなぁ。
ホントに?結構肝っ玉据わってる感じがするし。 [>>132自身を痴女に喩えているなどと露程にも思わず。 銭湯で「あぁ…」なソレを目にすることはまああれど、 膨張時を比べない限りは判断もつかない。 経験豊富な目に聞いてみようかと一瞬思ったが、 トンデモな感想が返ってきそうなのと、 再び変態と罵られかねないのでやめておこう。]
って言うよな。飼ったことないから解らんが実際どうなんだ? ――あっ、待て待て、そんな一気に…
[給仕に吸い物でも作らせるかと考えていた所で、 玉葱を食べていく口を見詰め、驚嘆の声をあげる。 これから学校なのに体調を崩したら…というよりも 具合を悪くさせたくないという一心で。]
(140) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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薔薇が似合うとなると、高級感溢れる美人ってことかな。 なぁに言ってんだか。 今のままで充分、君は若くて綺麗だよ。
あぁ、でも。歳を重ねて大人っぽくなった君も見てみたい。 …半獣は時間をどう経ていくんだろうな。
[>>134同じように同じ速度で歳を重ねるのだろうか。 今見ている限りでは耳と尻尾がある以上の変化は見られないけど しかし、美男という形容には首を傾げさせ。]
美丈夫ってのはそれこそトレイル君や ルーカスみたいなヤツに飾る言葉だと思うがねぇ
あ、そういえば紹介し損ねたな、あいつのこと。 カフェテラスで若いお姉ちゃんと一緒に居たヤツな
[彼女の目を通すと自身がどう見えているかよりも 彼女が自分を好いてくれているかどうかがずっと重要で。 リップサービスの一環程度に聞き流してしまう。]
(141) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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[それこそこの男を照れさせるなら、表で抱きつくような 暴挙に出るより他に無さそうなもの。]
んぁ、そうかぁ? いや中紙の硬いやつもあるから、指や爪が傷んではと。
[箸を握る細く白い指を目で追いながら、小松菜のお浸しを咀嚼し しかし、ポルノ雑誌を探したいと言い出す無邪気さには、 ちょっと突っ抱えて、軽く咳き込んだ。]
……そんなん興味ある? スッチーさんとか好きだぞ、わりと。
[冗談とも本気ともつかない呟きを落としてから。 ごちそうさまと此方も手を合わせた。
下男が来客を応対する声が聞こえる。 50分とあったメールの記載よりはやや早いが、 恐らくはトレイルが到着したのだろうと。>>139]
(144) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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喜べ、向日葵あったらしいぞ。 今見たいか?
[スザンナに笑いかけ、腰を上げる。
わたわたと動揺する様子>>142を端目に置き、 取り敢えず耳は隠せと告げて。
まあトレイルなら見られても大丈夫ではと思う反面、 向日葵を所望した時点で、自身が望むような花ではないと 何かを察せられていそうなものだから。
特に助言は与えずに廊下を歩き、玄関まで足を運ぶ。]
いやぁ、荷物を増やしちまって悪いねぇ。 今、茶と菓子を用意させてるから、どうぞ。 最近はどうよ? 繁盛してる?
[上がるように促すのと同時に、縁側のある居間へ案内する。 膳は下げられていたが、愛犬の姿はそこにあったか。]
(145) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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錠は、ジャニスの姿を最後に見たのは大通りだったはず*
2014/10/07(Tue) 22時半頃
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そういえばトレイルチップとの同村は結構多いけど このトレイルはすごく好感がもてる感じ。 飾り過ぎないイケメンっていうか、ほっこりする
(-70) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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― →居間 ―
[廊下を進んだ所で、手荷物のやり場を考え。
白い大きな華を基調とした墓花は、いつもの通りに 池の直ぐ脇にあるスタンドへ供えるように下働きに言いつけ。
贈り物だと意図を汲まれたらしき向日葵のブーケは 両手で受け取り、面白そうに目を細め。]
小振りだがちゃんと向日葵だ。 秋を忘れるね。
[大輪とは言い難いが、慎ましい大きさがいっそ愛らしく思え。 綺麗な黄色に、自然と表情も綻んだ。 居間と廊下を隔てた襖を開くがそこには彼女の姿は無く。]
(153) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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これは花瓶に活けて貰うとするかな。
[片腕でブーケを抱きながら、下男が茶と饅頭を揃え顔を出せば 下がるのと同時にブーケを預けてしまう。]
一番花が売れやすい時節は三月と四月だっけか。 いまは少し落ち着いてる位なのかな。
へぇ、新規客は大事にしねぇと。 新しい風は福も一緒に運んでくれるというからね。
俺はまぁ、ぼちぼちだなぁ。 本の印税はそれなりに入って来るし…。 センター試験が近づいて来ても、俺の学部は関係ないしねェ
[朝食のデザートに残したむかれた柿の皿に気づき、 饅頭は後にしてこちらを先に食おうと。 テーブルの上に用意された灰皿は、真ん中に置き。]
(154) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[さて、スザンナは何処へ行ったのか。 家人に視線で問うも、首を横に振るだけで。
ふと目についた物置の襖>>152に視線を向け。]
(頭隠して尻隠さずとは、このことだな。)
[取り敢えずは何も居ないふりをしておこうと思うも、 トレイルが気付くようなら、隠しだてるつもりは無く。
適度な大きさに切られた橙の実に爪楊枝を立てて、 口にいれては、笑いを咬み殺す。]
(156) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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□獣につゐて
DAY:20xx年10月3日 xx:xx NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
>>=5 趣味が仕事に生きてるのか、いいね。 俺も大体そんなもん。飯食うなら好きなもんで食いたいよな
ありがとう。 なるべくあの子の好きにさせてやりたいので、 半同棲くらいのつもりではあるけど
解らないけれど、政府にとって好ましいかどうかと考えると。
月の満ち欠けの具合か、遺伝子的なもので変貌を遂げたか解らないが 何かがトリガーになって凶暴化するとも限らない。
それなりに豆な知人が昨日から連絡つかなくてね。 少々気になっている。
(=11) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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□獣につゐて
DAY:20xx年10月3日 xx:xx NAME:柿食えば鐘が鳴る也名無しさん
>>=7 ???変なものでも食った?
>>=8 追放かどうかは解らないけど、何年かの周期に 突如行方知らずになる話は民話として根付いているね。 目の前で人が消えるなんて話、信じられる?
今回、半獣騒動は実在として明るみになったけれど 過去に似たケースがあるのではと文献を調べてみるつもり。 実験で生み出され、記憶を今まで封じられてたとか 本人も周囲も知らない所で突然異変が起こったのか その辺りが謎すぎてどうにも。 実験によって種の改良を遂げたのなら、サンプルとして回収されるのは有り得るのかも知れない。 あまり良い言い方ではないけれど
(=12) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時頃
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そうか、行きおくれみたいなもんだな。 買い手になれて良かったよ。
そうか、ならば浮いた分で君は本でも買うといい。 賄賂のことはミナカタさんにはシークレットでね
[>>171此処からは伺えない台所では、 恐らく花瓶に水を満たされ、 飾り花として支度がされている事だろう。
人差し指を立て、秘密だと緩く笑う。 花屋のバイト代が高くない事は知っている。 はした金でも何かの足しに為ればそれでいい]
(175) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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それに退社や移動の時期でもあるからなぁ。 サラリーマンも学生もご苦労様だな、ほんと。 勿論君も、よく働いてる。
あの花屋で働き出してから、 何年目になるんだっけ。
そう言ってくれて嬉しいな。 トレイルみたいな好青年が教え子なら 答案用紙と解答用紙をうっかり間違えても良いんだがなぁ
まー、テストってのは頭に入ってるかどうかを 確かめる為にやるものだから、な。 あんまり重要視していないんだけどね
[掲示板に書かれた、好きでやっている仕事、 という記述を思い出し、腔内へ納めたものを飲み込む。 適当につけたHNをふと過ぎらせたが いまは男の胃袋の中だ。]
(176) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[興味があれば覺えは良いだろうし、 そうでなければ抜けていく分野だ。 社会で飯を食うのにさして役に立たないものだから 試験よりも必須提出のレポートが面白い生徒に色をつける。
伺い立て>>172には是を返し、煙管を取ろうと一瞬考えたが、 トレイルの出した煙草の箱から一本を貰うことにし。]
あぁ、外で吸う時はコレだな。 他も試してみたが、これじゃねーな感が強くて。 刻み煙草と紙巻は大分別物感あるからね。 教えて貰って得をしたよ。 そうなんだよなァ、スタンド灰皿は街からどんどん消えてくし、 飲食店はこぞって禁煙ブームに巻き込まれてくし。
(180) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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