3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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− 回想 −
[壁にもたれて休んでいると、ヘクター>>0:834の声が。 自分に対してか声の方を向くと、オスカー>>0:841のツッコミで オスカーがディーンを支えているのに気付いた。] …こんな時だもの。自分のできることは自分でしなきゃ。
[不意に襲ってきた立ちくらみをやり過ごしてから、 ゆっくりと皆の後をついて職員室へ行こうとした。] でも、ちょっとだけ下心に甘えてみたかった、かも…。
(9) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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長老の孫 マーゴは、小さな呟きは誰にも聞かれなかった…はず。{5}
2010/02/27(Sat) 00時半頃
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−職員室へ向かう途中−
…何っ?
[窓から闇が侵入してくるのがみえた。 黒い塊が体を通り抜ける感覚。大きくのけぞって、倒れ込んだ。]
な、何なの?
[床に手をついたまま、呆然としたが、 咄嗟に右手親指の爪を噛んだ。痛みに耐える時の癖。
すぐに指から血があふれ、驚きより痛みで我に返った。 一瞬だけ濃くなった手の甲の毛が、見る間に消えた。]
(31) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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長老の孫 マーゴは、暗い窓にうつる自分の姿を凝視している**
2010/02/27(Sat) 01時頃
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ぞわり、ぞわり…。
[自分の体の中で何かが蠢いている。何かが…。 ふと右手を見ると、既に血は止まっていた。 強く手を握りしめれば、オスカーの呼びかけ>>34]
…大丈夫。ちょっとよろけただけだから。
[それでも床に座り込んだまま、右手は後ろに隠し。 ただ誰かが近づこうとすれば、後ずさってしまうだろう。]
(64) 2010/02/27(Sat) 02時頃
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[やがて異形の者が周りにあふれ出る。 耳障りな嗤い声。不快に思ったのは自分なのか憑依した魔物なのか。]
『うるさい…。見つけたらただじゃおかない…。』 [ペロリと舌なめずりして、ニヤリと笑った。]
…!
[慌てて両手で口を覆う。]
私、どうしよう…。
[1人は怖い…けど、みんなと一緒にはいられない。 ずっとこらえていた涙を零しながら、人気のない場所へと。]
(75) 2010/02/27(Sat) 02時頃
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/* 1日目どう過ごそう!+゜。・。・゚ (;゚´Дフ。
もうどうにでもなぁれ!な気分だ。 楽しいけど、辛いw
(-43) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
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/* せっかくだからミッシェルに会いにいこうかと思ったけど、 …この状態で人に絡みにいっていいものか悩む。 ので、ひとまず寝ます。
(-50) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
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− 南棟西階段1階から2階へ −
[泣きながらも自然と体は自分の教室へと向かっていた。 階段にも腐臭を放つ死者達がうめき声を上げ揺れ動いている。 自分が平常であれば立ちすくんでいただろうが、構わずに進む。
3階から誰かの悲鳴が聞こえた。男の人の声ー。]
(131) 2010/02/27(Sat) 09時頃
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[2階に辿りつき、階段を見上げると、 ミッシェルが声の方へ向かうのがみえた。 実際には匂いで気付いた。後を追うかどうか*逡巡している*]
(133) 2010/02/27(Sat) 09時半頃
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− 南棟階段 −
[2階付近で立ちすくんだままでいると、 ミッシェル>>192の姿がみえ、話しかけられた。]
…上は危ないって誰がいたの…?…何かいた? さっきの悲鳴、ミッシェルさんよね?
[彼女の悲鳴を聞いた瞬間、駆け上って現場に向かおうとしたのだが、 胸の内に沸き上がった感情が喜びだったことに、理性がストップをかけた。]
(217) 2010/02/27(Sat) 12時半頃
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[何があったかははぐらかされたかもしれない。 気にはなったけれど、自分で確認しにいく気にはなれず。]
保健室に行くの?私も一緒に行っていい?
[1人になりたい気持ちよりも、 級友を1人にしたくない、という気持ちの方が勝って、 共に引き返すことにした。 自分といることが、安全ではないかもしれないけれど。]
(220) 2010/02/27(Sat) 12時半頃
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長老の孫 マーゴは、美術部 ミッシェルの{6}m後からゆっくりと階段をおりていく。
2010/02/27(Sat) 12時半頃
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−回想・南棟階段−
[ミッシェル>>223から、バーナバスから襲われた、ときいて、 血の気が引いた。]
バーナバスさんが、襲って、て!? 怪我はしなかった?大丈夫?
[思わずミッシェルの両腕をつかんだが、すぐに離した。 彼女からは、自分は怪我はないと返ってくるだろうか。]
音楽室に…?でも、どうして…? [言いよどむミッシェルを見つめながら、自分の中に答えを見つける。 もしかしたらバーナバスさんにも何か…。それは確信に近い予感。
ふと音楽室の方向を見上げるが、ミッシェルが先を歩きはじめると、一定の距離をあけてついていった。]
(237) 2010/02/27(Sat) 13時半頃
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[廊下に響く女の子の声>>@23、耳障りな嗤い声。
好かれた子、拒んでる子、自分はどちらだろう?
激昂するミッシェルの背中を見つめながら複雑な表情。
突如ミッシェルの前に現れた少女に、思わず悲鳴をあげた。]
(239) 2010/02/27(Sat) 13時半頃
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[ミッシェルに逃げるように促されたが、体が動かない。 おさげの少女から目が離せなかった。 少女の手がミッシェルの首にのびているのに気付くと、]
いやっ、やめて!
[ミッシェルを抱きかかえて、引き離そうと試みた。]
(243) 2010/02/27(Sat) 14時頃
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[間に合わなかった。伸ばした腕は空を掴んだだけだった。
ミッシェルの叫びに反射的に、]
いやっ、置いて逃げるなんてできない!
[けれど、ケイト>>@30の言葉に、 ああ、やっぱり…と暗たんとした気持ちになり…、 ミッシェルの手が自分の首に伸びるのを目にしながらも、 身動きがとれなかった。]
(247) 2010/02/27(Sat) 14時頃
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[ぼんやりと白刃を見つめていたのはどのくらいの時間だったろうか。 ミッシェルがナイフを握り込んで血が流れ出すのを見て、 我に返り、呪縛がとけたかのように体が軽くなったのを感じた。]
ごめんなさいっ。
[踵を返して、元来た道を駆け出した。 私が、私が側にいたから、怪我をさせてしまった。 やっぱり誰かの側にいちゃいけない。]
(252) 2010/02/27(Sat) 14時半頃
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/* 先生、マーゴも保健室にいきたかったです!+゜。・。・゚ (;゚´Дフ。
(-110) 2010/02/27(Sat) 15時頃
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/* すぐ逃げたがる癖をどうにかしないといけない。
(-111) 2010/02/27(Sat) 15時頃
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− 南棟1階廊下→→→南棟3階廊下 −
[闇雲に駆けていたら、気が付けば1年生の教室前の廊下で。]
あんなに「逃げて」って言ってくれていたのに、 私がもたもたしていたから…。
[さきほどの出来事を思いだすと、また涙がにじむ。]
『早く帰らないから、こんな事になるんですよ。』 [従兄に言われた言葉>>0:750が胸に刺さる。]
『そうさ、お前のせいさ。もう諦めろ。 何もかも手放してしまえ。楽になれるぜ。』
[頭の中に誰かの声が響く。耳を手で覆っても消えることはなくー。]
(264) 2010/02/27(Sat) 15時半頃
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[突き当たりには音楽室がある。]
バーナバスさんが言ってるって、ミッシェルさん言ってた。 [彼女>>223は、近づかないで欲しいって言ってたけれど…。 多分同じ“好かれて”しまった者として会って話がしたくなって、 そのまま音楽室の方へと歩みをすすめた。]
(266) 2010/02/27(Sat) 15時半頃
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−音楽室付近−
バーナバス、さん?
[扉の前に人影がいるのをみれば、バーナバスと思い、声をかけるだろう。 闇にとりまぎれて、すぐ側にいかねば誰かわからないだろうから。]
バーナバスさんと話がしたいの…、そこにいるの? [誰もいなければ、ノックをしてドア越しに声をかける。 バーナバスは、長期休暇中の水やりなど手伝ってもらったことがある。 お礼に畑でとれた野菜をおくったこともある。 がさつそうにみえて、水やりが丁寧で好感をもっていたのだ。]
(269) 2010/02/27(Sat) 15時半頃
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バーナバスさん…?
[人の気配がしたので、扉をそうっと扉を開けて覗き込む。 床に座り込んだバーナバス…そして、その背後には…。]
いやあぁぁぁーーーーっ!!
(274) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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[体が震える。 また逃げ出したくなったが、どこへ行っても同じだろう。 それならば、と。 ]
バーナバスさん!こっちへ。
[せめて、目の前の人がもう傷つかないようにと、 駆け寄って手をのばした。
無駄かもしれない、けど、また間に合わないかもしれないけど。]
(284) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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日誌…?
[少女の囁きに眉をひそめた。]
(285) 2010/02/27(Sat) 16時頃
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[少女の呟き>>@36に、「ああ、やっぱり」と呟いて、 躊躇うバーナバスの手を無理矢理引っ張ろうとした。]
あ、あなたなんかの好きにはさせないんだから!
(291) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[不意にきこえた従兄>>287の声に、一瞬意識がそれたー。]
(292) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[従兄>>294の言葉に、]
うん、私は大丈夫、大丈夫よ。 [自分に言い聞かせるように答えた。
少女>>@37ににらみ返すと。]
楽しくなんか、ない!
(297) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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ケイト?
[少女の名乗り>>@38に思わず復唱する。 よくある名前だけれど、この子は知らない…。 知っているわけがない。
バーナバス>>298に手を取られれば、 両手でしっかりと握って、こちら側に引っ張ろうとした。]
(300) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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[ケイトの名前を知っている様子のスティーブンをちらりと見る。
本当に?とたたみかけてこられて、一瞬泣きそうな顔をしたが、 ふるふると首を横にふった。涙の跡はもう渇いているだろうか。]
(303) 2010/02/27(Sat) 16時半頃
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>>304 [何やらケイトに話しかけた途端、 てこでも動かなかったバーナバスの体が軽くなり、 バーナバスと共に床に倒れ込んだ。]
痛っ。
[床に打ちつけられた痛みと、バーナバスの重みで顔をしかめたが、 ケイトから引きはがすことができたことに、安堵の溜息をついたー。]
起きれますか? 兄さん、バーナバスさんを…。
[バーナバスに声をかけて、助けを求めるように従兄の方を向いた。]
(307) 2010/02/27(Sat) 17時頃
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長老の孫 マーゴは、用務員 バーナバスの血が、手のひらにべったりとついていることに気づき、小さく悲鳴をあげた。
2010/02/27(Sat) 17時頃
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>>314 [バーナバスが唸り声をあげて飛び退くのをみて、呆然とした。 自らの腕の血を掬って舐める様子をそのまま見つめ、]
…あなたの中には、何が、いるの?
[よろよろと立ち上がり、従兄の方へ近づき、 上着の裾を掴もうと手を伸ばしたが、すぐにおろした。
自分の中にも…何かいるから…。]
(318) 2010/02/27(Sat) 17時半頃
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