214 サンタ養成学校卒業試験
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2015/01/21(Wed) 00時頃
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―校長室―
ふぉっふぉっふぉ、そろそろじゃのう……。
[椅子に深く腰かけた爺の笑い声が、歴史ある校舎の壁に染み込んだ]
(1) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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―教室―
試験とか面倒くせえよな。 どうせなら一晩でどこまでソリ飛ばせるか、みたいなテストでいいと思うんだけど。
[同級生に愚痴をこぼすその手元には、渋々ながらも教科書とノート。 思い切り体を動かしたい、と唇を尖らせる。
尤も、普段の成績がそれを可能とさせるかどうかは別である。
けっして良好とはいえない点数を思い出せば、 外へと飛び出していくわけにもいかない。]
(2) 2015/01/21(Wed) 18時頃
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なー、誰か天候予想のノート貸してくんない? 先週の分ー。
[午前中の実技ではしゃぎ過ぎ、 午後の授業でうっかり居眠りするのは間々あること。 昼食後で腹も満たされて、睡魔の暴走は加速度を増す一方。
気をつけてもそうなるんだから仕方ない、と開き直ってみたところで、 写しそびれた板書が回数を重ねれば さすがに危機感は覚えてくる。
――ごく微量だけれども。]
(3) 2015/01/21(Wed) 18時半頃
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あとね、生物のノートも誰か持ってない?
[運良く誰かにノートを見せてもらえそうで、 慌てて次の要求を。
試験のたびにこの調子なので、周囲も慣れたもの。 級友たちの仕方ないな、なんて視線に 悪びれたふうもなく笑う。*]
(4) 2015/01/21(Wed) 18時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 18時半頃
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── 教室 ──
おう、生物のノートなら直ぐ貸せるぞ。
[上がる声にのそりと動き、名乗りを上げる。 すっと挙げられる手に相手が気付けば。 差し出せるように準備は万端だ。]
(5) 2015/01/21(Wed) 20時頃
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[運動が苦手な自分と違って、ノートの貸出を希望する級友は実技を得意とする。 座学すら今にも投げ出しそうな姿に苦笑し。]
ほれ、要点毎に纏めてあるぞ。 付け焼刃にはもってこいだろ。 ……試験、受かるといいな。
[望む声が上がったならば、ノートを差し出したりもするだろう。 自分はといえば、再び試験対策用に纏めたノートに視線を落とすのだ*]
(6) 2015/01/21(Wed) 20時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 20時頃
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─ 教室 ─
[ノートを貸借する級友の声>>4>>6を聞き、教室に座していた。 見つめる先は、ただ一点。 己が机の上だけである。あるのだが。]
(7) 2015/01/21(Wed) 20時半頃
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[────トン。
机の上。指先を押し付け、微細な音を鳴らす。 周囲のざわめきにも掻き消える小さな、脆弱な音。 教科書は全てある。ノートの板書も抜かりない。
完璧と言っても過言はなかった。 ……そう。消しゴムさえ、手元にあれば。]*
(8) 2015/01/21(Wed) 20時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 20時半頃
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/* あざといまでのどじっこアピ。
有り得んくらいの無茶ぶり待ちをしようと思ったものの、何だか食い付いてしまった。がぶり。 一応、まだ透けはしないはずだが…。まったり鳩からぽちろう。 大人しめが続いたので、これはボツ。 ■年齢:22歳 ■学部:裏方の調査係。 ■性格:冷静沈着。笑みは絶えないが、書類の不備などがあれば背後から冷ややかに怒る。 ■その他設定:気を抜くと不器用さが露呈する。人知れずの努力でカバー。
(-0) 2015/01/21(Wed) 20時半頃
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/* ぶったま村建てお疲れ様でした。
朧の次の設定がめっさ欲しかった…orz って朧って鯖さんだよね、きっと。
でもさ、最初校長の振った設定、誰も入らなければギネスで受けようとしてたんだ。なにそれホント酷い。
(-1) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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/*
実はどじっこ。 朧、実はどじっこ。
ジワリますね。
(-2) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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[挙がる声と手に>>5くるりと振り向き破顔する。]
あんがと!助かったー。
[跳ねるように走り寄って、ノートを受け取る。
提出必須ならば雑でも汚くても、 期日までにはどうにかまとめてしまうのだが、 そうでないものは、つい疎かにしてしまいがちだ。 そんな暇があればトナカイと遊んでたいし、 そりの手入れに没頭する方が楽しい。
まんま子どもたちと同じレベルの落ち着きなさ。 本当にプレゼントを配る側なのか、と 心配されたのは一度や二度ではないだけに、 級友の励ましに照れくさそうに笑った。>>6]
ん、頑張る。
(9) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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[要点が綺麗にまとめられたノートに小さく歓声をあげて、 ぱらぱらと流し読む。]
うっわー、どうやったらこんなにちゃんと整頓出来んの? すっげーな。
[すごいすごい、と級友に尊敬の眼差しを向ける。
実技に関しては落ちる気は全くしてない。 それだけに、試験対策万全のこのノートを ちゃんと活用しないと、と 友人の有難みを噛みしめた。]
(10) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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―教室―
よぉ、お探しモンはこれで合ってるかい?
[机の上に視線を落とす後姿へ、一声。 己に掛けられた一言だと彼が分かれば、振り返ると同時に手を。 二本の指でこれ見よがしに摘んでいるのは、まさしく消しゴムだ]
(11) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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/* oh リンク張り忘れ
(-3) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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なんで分かったって? そりゃお前、ちょいと音立てたろ。 動物が脚で地団駄踏んで音立てたり、鳴き声あげたり そういうのはなんかの不調やストレスのサインの一つだからな。
3km先でトナカイの角が抜け落ちる音を拾える俺の耳に 拾えぬサインはなしってね!
[頼んでもないのに流暢に言葉を並べる様は、恐らくやかましい。 指摘されたとて、動物に対する情熱を止める事など不可能で。 幾分か時間を共にした級友達は仕方なしとしてくれる。 勿論人との相性は避けられぬ以上、そこは無理強い出来ない。
さて、彼はこの消しゴムを受け取ってくれるだろうか]
(12) 2015/01/21(Wed) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 21時半頃
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[消しゴムがなければ、字を間違えなければ良い。 実に単純明快じゃないか、と問題を解くために手を動かす。
──が、そういう時に限って失敗とは重なる物だ。 生成された、誤魔化しようのない脱字を前に眉を顰めた。 トン、と更に指を鳴らし。 諦めて再度集中するが、背後からの声>>11に字が歪む。]
────……。
[文句を口にしようと振り返れば、差し出される白い塊。 今、自分が最も欲している物だった。]
(13) 2015/01/21(Wed) 21時半頃
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/* 見直すとなんか色々おかしいな 人も動物の一種とは思ってそうだけど動物(家畜)としては接してなさそうだが いやそもそも家畜であるトナカイも友人や友達としてみているのか
(-4) 2015/01/21(Wed) 21時半頃
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な…………。
[何故だ、と聞く前に言い募る彼>>12に口を閉ざす。 的確な観察に、的確な判断に基づいた行動。 過剰過ぎる言葉だけは減点対象だが、彼の気質上致し方ない。
不機嫌時の癖。それを聞き取られたことに、抱く不服は瑣末。 無言で雪のように白く、丸い物体を凝視して──。]
礼を言う。
[消しゴムを受け取り、手短な感謝を述べた。 自分が今使う以外のノートであれば、多少の貸出を許す程度には友好な相手なのだから。]
(14) 2015/01/21(Wed) 21時半頃
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