25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[二人のやりとりは耳端で聴きながら。 そして、また、何も云わず、
いや、いいたいのだけれでども。 何か聴くもは怖い気もする。
だがセシルの言葉には目を向けた。>>8]
手折られた花でも、手折られていなくても俺にはあまり関係はない。
むしろ、もし、ロビンが狼だったら。 それを危惧している。
[それはセシルが孕んでしまったかもしれないこと。]
(16) 2010/08/07(Sat) 03時頃
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>>16 そして、それは仕事名目としての危惧。 もう片方では、 やはり、放っておけないと思ってしまうのだ。
すまんな。
[明にしろセシルにしろ。 こう、儚げな花に囚われる。]
(22) 2010/08/07(Sat) 03時頃
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>>25
――……
[そして、もし、そうならば、殴るか、と問われ、 それには首を振る。]
殴るなどしない。 殴れるわけがない。
もし、お前が本当にその腹に子を持ったのなら、 人狼病のものから種を植え付けられたのなら…。
それは、
遠い日の自分だ。
[きっと、彼らには意味はすぐにはわからないだろう。]
(29) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
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ともかく、 二人とも、できるだけ、心配かけるな。
[話す二輪の花に、そう告げる。]
そう、お前らは心配なんだ。 そうだ。それだけなんだ。
[彼らの話をきいているうちに、少し、たまらないような声を出した。 そう、冷静さを取り戻さなくてはならない。
だが、その前に、仕事も、やりこなさなければならない。]
――……
[あれから、通信のない相棒は、もう投票箱を開封したのだろうか。 そして、人狼病羅患により、事件は発生しているのだろうか。
きちんと、見回らなければならない。 それが管理センターの者の役目。]
(39) 2010/08/07(Sat) 03時半頃
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始末屋 ズリエルは、話している二人に背を向けて、部屋からは出ようとした。
2010/08/07(Sat) 03時半頃
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>>54
ああ、わかった。休むといい。
[その主張を、花主のために咲くのが花、という主張もまた聞いて、 己はやはり、花主になりうる器ではないのを才自覚する。
といっても、最初から、花主であったはずはなく、 そう、潜入のために。]
明も、頼みごと、ありがとう、
[そして、部屋から出て行く…。**]
(62) 2010/08/07(Sat) 04時頃
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/* >>65に吃驚したんだが、 白鳥処刑はイアンのしらねぇ部分なのか?
そして、投票箱、無記名じゃないk忘れてt
というか、今回投票システムで心底びっくりした。
(-43) 2010/08/07(Sat) 09時半頃
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― 大広間 ―
[投票の時間が過ぎて、大広間に向かう。 すると、すでに管理センターのものがその集計を出していた。]
で、どうなったんだ。 投票というシステムはよ?
[聴けば同数投票が出て、どうすればいいかわからないという。]
ああ、そうだよな。 前からそうだ。この投票システムってやつはこうなる。
仕方ないだろう。いつものやり方だ。 票内容は隠蔽しろ。
[そして、打刀をさすりながら]
(97) 2010/08/07(Sat) 09時半頃
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[そして、どうなさるんですか?という声に、打刀を抜き、投票箱の中、垂直に刺していく。]
誰が誰に入れたかわかねぇなら、 誰を殺そうと一緒だ。
運が悪い奴が死ぬ。
そういうものだ。
[そして刀を引き抜くと、一枚の投票用紙。]
少なくとも一人は、死んでいいって思ってる奴ってことだ。
[そして、それを開き、白鳥の名前を確認する。]
(99) 2010/08/07(Sat) 09時半頃
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― 白鳥が飛ぶ場所 ―
[そして、呼び出し白鳥はどんな表情で来たか。]
来たか。 はじめましてではないが、管理センターの者としてははじめましてだ。
で、今回の顛末知ってるな?
大変申し訳ないが、投票は絶対だ。 狼かどうかわからぬが、そう願って
[そう白鳥に告げながら、太刀を引き抜く。 彼は逃げただろうか。それとも静かに受け入れただろうか。
いずれにせよ、若い花を摘むのではなく、潰すことに、躊躇いを見せず…。]
何か言い残すことがあれば、伝えよう。
(103) 2010/08/07(Sat) 10時頃
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[そして、彼の胸に一太刀、あまり苦しまぬよう、それを突き立てる。]
[きっと思った以上に静かだった。]
[その身体が崩れ、そして、
白鳥はもう飛ばぬ。]
(104) 2010/08/07(Sat) 10時頃
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[そして、白鳥の処刑が終わったあと、あとの処理は頼み、仏間へと引っ込んでいく。
心神深いわけではない。 ただ、殺めたあとは、あえてそこに行き、
そして、ただ、座禅を組んで、
長く、居る。**]
(107) 2010/08/07(Sat) 10時頃
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投票の結果、 白鳥を落としておいた。
[まさに報告のみ**]
(=0) 2010/08/07(Sat) 10時頃
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― 仏間 ―
[そして、男はカッと目を開けて、立ち上がる。 託されたものは、あの鈴。
そう、運が悪いものが死ぬ、といいながら、 それでも、これは……。]
早く、済まさねば、犠牲が増えるのみ……。
[相棒からは何の連絡もない。 彼がどれくらいの経験者かは、まだ図れぬが…。 猪突猛進な部分、心配であった。
のとき、ロビンと法泉の報告を使い人がもってくる。]
ロビンは、狼だったか…。
(152) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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[眉を寄せる。 ロビンはセシルに種を植えただろうか。
もし、それでセシルが懐妊していたのなら…。 彼は、センターからは保護対象に入る。
もちろん、この閉鎖空間が解かれた時に生きていればの話だが…。
そして、その身はセンターの対象施設に隔離され、生まれる子どもへの関与が始まる。 そもそも無事に生まれる可能性は低い。元が病原による妊娠出産になるのだから。そして、無事に生まれたとしても、そこでセンターからの管理が施される。 それがその子にいいことか悪いことか、もうわからぬ。それが嫌ならば、ただ、孕み主はセンターから逃亡するしかない。]
(154) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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[うまく世間にまぎれ、美しく人を殺戮する狼になるのか。
それとも、センターで人工の手をいれられたおとなしい化け物になるのか。]
(158) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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― 仏間 ―
[そして、また考え込むが、 使用人を呼ぶと、白鳥の花主になろうとしていた高嶺、そして、その双花になろうとして華月に来るように頼んだ。]
白鳥の伝言があると伝えよ。
[そして、そのまま、仏間に座り、今後を考える。]
(狼は、あざとい…。 発症したばかりの狼なれば、まだ、わかりやすくもあるが…。 それと自覚して生き続けてきたものは、
あざとい)
(164) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
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[イアンが云っていた邦夜さんは情報を出したろうかとも考える。 いや、その邦夜も本来ならば疑うべきかもしれないが、閉鎖する以前から言い出したのは、信じられる部分だった。]
閉鎖されてから以後、それまでとは違う行動をするものは怪しまねばならない。
[それは、セオリーでもあった。 管理センターと知れて、そこにもってくる情報は吟味せねばならない。イアンも当然わかっているだろうと思っている。]
(165) 2010/08/07(Sat) 13時半頃
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― 仏間 ― >>176
[待っていたのは、白鳥の主と花片方。 されど訪れたのは、霞月…。]
霞さんか、どうされた。
[座ったまま、ただ、視線を合わす。 すると、イアンに自分のことはきいたかという。]
いや、知らぬが…霞さんがどうかされたか?
[そして聴いただろう。 ロビンが狼だとわかったという話を…。]
――…そうか。 それはいつからの話だね?
[眉寄せつつもそんなことを問い返す。]
(189) 2010/08/07(Sat) 16時頃
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霞月夜の件、なぜに教えない?
[低い声が響く。]
(=2) 2010/08/07(Sat) 16時頃
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ああ、違う。 イアンのことではない、あんたのことだ霞さん。
[そして、またその顔を見る。**]
(192) 2010/08/07(Sat) 16時頃
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― 仏間 ― >>193
ほお、ロビンが枕にか。 では、まんまる…ヨアヒムはどうだったか?
[問い返す。 いや、もちろん、ヨアヒムはまだ、死んではいないのだが、所在はセンターのもの以外はわからないだろう。]
(202) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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[そして、どのような答えが出たかはさておき。]
いや、疑うようなことを言ってすまない、霞さん。 今までの経験で、
そのようなことを伝えてくる者が実は狼だった事実もあるのだ。 人狼病同士は話が通づる。 彼らにしてみれば、誰が狼だったかなど、わかって当然だしな。
[そういって、また話は頼むと霞月夜を送り出す。]
(204) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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― 仏間 ― >>198
[それから訪れたのは、高嶺。 華月が一緒でないことには眉を顰めたが…白鳥の遺言と鈴を託す。]
高嶺さん…
[できれば話をしようとしたが、彼は取り乱し、そして、気もそぞろに去っていく。
考えなくても、深刻なことだ。
話はまたと考え、その姿を見送った。*]
(206) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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何を魘されておる?
[あきらかに様子がおかしい。 仏間から立ち上がる。]
どこにおる。
[一応訊くが……。]
(=4) 2010/08/07(Sat) 17時半頃
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[やはりおかしい、放っておくわけにはいかない。]
お前は狂わんよ。 お前は狂わない。
(=6) 2010/08/07(Sat) 18時頃
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[やはり混乱した様子しか窺えない。 どうしたものかと考える。]
――……
(=8) 2010/08/07(Sat) 18時頃
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イアン……
舞ってこい。
(=10) 2010/08/07(Sat) 18時半頃
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――……
[ともかく、落ち着いたみたいなので、そのまま黙っておいた。]
(=12) 2010/08/07(Sat) 18時半頃
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始末屋 ズリエルは、仏間から出る。通信は切って・・・・・・。
2010/08/07(Sat) 18時半頃
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/*
精神グロwwww 本当にもうみんな好き放題wwww
(-76) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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― B棟自室へ ―
[そして、自室へ様子見に戻る。 途中、使用人に、セシルの部屋から、絵画の道具をそっくり持ってくるように命じた。]
――……約束だからな。
[そう、きっと彼にとって大事だったロビンの訃報。 気を紛らすものにならないかと。
いや、ただ、悲しみを増長させるだけかもしれないが。]
(213) 2010/08/07(Sat) 19時頃
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