124 Acta est fabula.
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/* どうなるかな!と思っていたけれど、やっぱり弾かれ村人でした。てへ。
想い人をこの手で殺してしまった所為で殺人へのハードルが低くなるか。 或いはもう彼女の後を追って仕舞おうかと弱気になるか。 なんとなく、どちらでも行けそうな感じになっていたので ちょっと動いて見ながら、考えよう。
ちなみに、首飾りで狂人の彼女のイメージはカトリーナでした。
(-2) 2013/06/05(Wed) 00時頃
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― 玄関 ―
あぁ、顔色は良く無かったが、それでも なんとか戻ってきて良かったさ。
[ベネットのことで、ミルフィ>>1にそう頷きながら。 感謝の言葉に、ほんの少し口角を上げようとして―― 結局、笑みらしくない堅い表情を向けるだけになってしまった。
それからシメオン>>3と、またミルフィ>>5に、 ほんの、ほんの少しだけ目を逸らしたのは、 止むまでまた濡れてしまう、ということに気付かされたから。]
あぁ。 直ぐにでも晴れて、此処から出ていけるなら、 別にこんな場所の掃除なんてする心算はないな――。
[何日も何日も雨が止まぬ――などとは 然程は思っていなかったし、また、思いたくも無かった。]
(7) 2013/06/05(Wed) 00時半頃
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[結論から言えば、床掃除の必要はないか、ということだったが。 この男は、そこまではっきりと言葉にしないままだった。]
――こんなところで立ち話ばかりしていても良く無い。 さぁ行こうか、ミルフィ。
[シメオンが着替え部屋に向かうなら、此処で一度彼とは別れることになる。 チールーは、その足先を広間の方に向けた。]
(8) 2013/06/05(Wed) 00時半頃
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あぁ――、 俺だって、此処に何時までも残る心算はないさ。
[シメオン>>9に対し、その時はぽつりと返していた。 「そんなに気にする」ことがあるとするならば。 多分、己が人よりも綺麗好きの節があった、といったところ。 そういう部分がふっと出てきてしまったのも、 態度を取り繕う中で滲み出た、冷静さを奪う疲弊の証。
風邪引かないように、という言葉が聞こえれば、 何処となく感心でもしてみせるかのように頷いて、 ここで、彼とは離れることとなった。]
(13) 2013/06/05(Wed) 01時頃
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[家族を失いながらも、普段の調子に見えたシメオン。 ――失った故に、かもしれなかったが―― そして一瞬だけでも、笑みを見せたミルフィ>>11。 その時の顔を今一度思いながら、広間へと歩いていく。 その途中でのこと。]
ミルフィ。 本当は、泣く場所――… ひとりきりになれる場所でも欲しかったのかい。
[自分自身にそうした思いがあったからこそ、 今、彼女とふたりきりの時に、零した問い。]
(14) 2013/06/05(Wed) 01時頃
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[ミルフィの意地っ張りは判っていた心算だったし、 ただ一度――幼馴染の一人が処された時を除いて、 彼女が人前で泣いた姿を見たことも無かった。 故に、口を突いて出てしまった問いにも、 否定だけが返ってくると思っていたのだが――。 揺れる視線を見遣る瞳は、その返答>>18に瞬いていた。]
あぁ、あいつの過保護は、俺も解ってるさ。 先ずは自分のことを労わって、ちゃんと食え、と 言いたいところだが。
[先程彼女から聞いたベネットのこと>>11が思い出され、 ついそう零してしまいながら。 自分にもまた、年嵩故の過保護な面があると 内心、認めたりもしていたが――。]
(24) 2013/06/05(Wed) 02時頃
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[心配させてしまうから、と告げられた答えに やはり重なるのは己自身。それ故に隠していた感傷。 その心もミルフィには判ってしまっていたのだと覚る。]
そうだな。悲しいのは――… 君一人じゃ、ない。皆、誰かをなくしているんだ。
[それでもなお、俺も、とはっきり言えない強がり。 まるで冗談のようにも聞こえてしまった言葉にも、 直ぐには何も言えないままで居たのだが。]
だったら、俺からも。 何時でもこの胸は貸せると言っておくさ。 ――お互い様、ということで。
[漸く、「泣きたい」という言葉を認めて ふっと苦笑いを浮かべたのは、広間の扉を開ける前のこと。]
(25) 2013/06/05(Wed) 02時頃
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― 広間 ―
[扉を開いた時にはもう、ポーカーフェイスに戻していた。 その場に居たシビルにもミッシェルにも、 また前髪越しに此方を見遣るブローリンに対しても、 如何しても拭いきれない表情の固さ。 それがほんの僅かだけ緩んだのは、茶葉の香りに気付いたから。 そしてミッシェル>>26から丁度、それを勧められた。]
あぁ、ありがとう。 じゃあ俺たちも頂くとしようか。
[ミルフィにそう促しながら、己の分の茶器を手に取り、椅子の一つへと。 それから、家に戻ってくる、と告げたミッシェルを見送る際、 彼女の背に小さく呟いたこと。]
――…君も一先ず、持ち直したようで良かった。
[ブローリンと話していた彼女の笑みが 垣間見えた気がしたこともあって、だった。]
(27) 2013/06/05(Wed) 02時半頃
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――ん。身体を冷やす心配ももう無い、な。
[後から来たシメオン>>21の髪と、着替えられた服を一瞥して 安堵滲む息を吐く。 そして、やはり何時も通りに聞こえるその口調にも、 一先ず、その安堵は崩れることは無く――。
ベネットも含め、その場に残っている面々を見渡しながら。 啜る茶の温もりと、少しは日常に近づいたような空気に 幾らかは心身の疲れも取れた――ように、思う。**]
(28) 2013/06/05(Wed) 03時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/05(Wed) 03時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/05(Wed) 09時頃
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[シメオン>>32に肩を竦められた時は、そんな彼に対してか 己のいわゆる過保護さに対してか、小さな溜息を。 その彼が続けたこと>>33に、チールーが答えたのは ブローリンの頷きや、シビルの返答を確かめた後。]
あぁ。出立までには俺も一度、 荷を纏めてこないと、な――…
[と言っても、騒動の前から家族の居なかった男が 手荷物を取りに行く先は、埃を被った実家では無く 亡き想い人の――クラリッサの家。 この時独り暮らしの女の家に、帰郷して直ぐに招かれたのも、 人狼に与していた者として、思うところあった故だろう。]
(47) 2013/06/05(Wed) 22時半頃
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[集会所を出る際に少しだけ振り返ってきたミッシェル。 返答無いその表情ははっきりとは見えなかったが――。 特にそれ以上何をいう事も無く見送っていた。 他の者が彼女に掛けた声も聞いて居たから、 雨には注意するだろう、と思ったこともある。
そんな男は、粗方茶を飲み下したところで、 今一度、ベネットに視線を向けた。]
――…ベネット。 はっきり言うが、今の君の顔色は良く無い。 君に倒れられても、俺が運んでやることは出来るが――。
[ミルフィ>>42に言い返す彼に、割り込む形で告げたのは 先程の彼女の困ったような笑み>>40を思い出しながら。]
だから、君を大切に思うミルフィの言う通り。 先ずは己のことを気遣え。
(49) 2013/06/05(Wed) 23時頃
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[肩を竦めたベネットに更に言葉重ねたのは、 幼馴染だけでなくひとりの大人からも忠告を、といった風。 はっとしたように振り向いた彼の瞳を、じ、と睨む。
その目も、ブローリン>>46に振り向く頃には また先程と同じような、特に感情を滲ませないものに。]
飯の用意なら俺も手伝うさ。 皆にも、食の細い誰かさんにも、 確り食って貰わないといけないしな。
[手元にあった空の器は、ブローリンに集めて貰ったが、 食餌の方まで彼ひとりに手伝わせるのも、と思う。 席を立ち、ブローリンの後を追った。]
(52) 2013/06/05(Wed) 23時半頃
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[用意、と言えば温かな茶もそう。 ミッシェルが勧めてくれたそれを用意したのは、 シビルだったのかもしれないと思えど。 その姿は今は、広間には見えない。 礼を告げることもないまま、男は席を立った。]
重荷を担いで旅するのは慣れてる。 だからいざって時は、俺に任せてくれていい。 ――出来ればそういうことが無いようにして貰いたいが。
[最後の言葉はわざとベネットに聞こえるようにして、 ミルフィ>>51に一度振り向き、返した言葉。]
――――…
[己の言葉に視線逸らしていた彼女の 小さな呟きも聞こえた気がしたから、 ほんの少しだけ、その目を覗き込むように視線向けも したのだったが。]
(54) 2013/06/05(Wed) 23時半頃
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[ブローリン>>50>>55の後から、厨房に入った。 洗った器を元の場所に戻す程度の手伝いの後。 集められた材料と、これから作るものを確認した。]
じゃあ、パンケーキの方は任せとけ。
[左手に巻きつけていた首飾りを、一度解いて 上着のポケットに仕舞ってから。 残りのスープの方はブローリンに任せ、 混ぜ合わせた生地を広げたものに火を通した。]
――リッサから、散々教わっておいて良かったさ。
[騒動の時と相変わらず、固い無表情を保っていた男は この時だけ、ほんの一瞬目を伏せたのだが、 前髪越しにチールーを見遣っていたブローリンに 一瞬の表情の変化を覚られたかは判らない。]
(59) 2013/06/06(Thu) 00時頃
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