217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
モスキートに1人が投票した。
ジョージに2人が投票した。
ショコラに1人が投票した。
ジョージは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
そして、天に召された魚料理はとてもとても、幸せそうでしたとさ。
|
―悪夢の果て―
[光が、見えた気がした。 暗闇の中で光明が。
それは新しい道を示すもの――…]
(0) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
[…――だった、はずなのに。]
(1) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
聞い―――…
(2) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
『――終いだ。』
『なにもかも、終いだ。』
(*0) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
[襖にかかっていた指が離れる。 離れて、身が落ちて。
鼻と額を床に打ち付けた。]
……ぇ。 な
[亥の身体は―――動かない。**]
(3) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
[粉々になった眼鏡の欠片。 あれは鏡だ。
映して、反じて、封するもの。
黒亥は消える。意識が途切れていく。 形は崩れ、意識は溶ける。]
(*1) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
[否、還るだけ。
元の闇に還るだけ。
何も変わらぬ、何も求めぬ、何も 何もない、暗闇に。
かえるだけのこと。]
(*2) k_karura 2015/02/19(Thu) 00時半頃
|
|
[夏の陽も、
赤金の視も、
白金の言も。]
(*3) k_karura 2015/02/19(Thu) 01時頃
|
|
[届かぬ場所に、
*かえるだけ。*]
(*4) k_karura 2015/02/19(Thu) 01時頃
|
[割れた壺など無かったかのように。
欠片は集まり、いつの間にやら壺を成していた。
悪夢などなかったかのように。
すやと眠る神さま。
疑惑と猜疑に駆られる時間は過ぎたのに。]
(#0) 2015/02/19(Thu) 01時頃
……むにゃ。
もぅ、いたずらしちゃだめだよぅ……むにゃむにゃ。
[唇は他愛もない言葉を紡ぐ。
常のように。
昨日までの、日常のように。
そうして。ただ、夜明けの啼声を待っているのだ。>>1:197**]
(#1) 2015/02/19(Thu) 01時頃
|
―夢幻の彼方― 『嗚呼、またして…や、に…える…か……――』
[その言葉を最後に黒蛇の声は無へと帰した。 それで悟る。邪気はすべて眠ったのだと。]
……哀れだな
[結局、最後まで何を求めていたのかは、わからぬまま。]
(4) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 01時半頃
|
|
龍さ、ま... 龍さま....
[申の手を両手で握り、祈るようにしてその名を呼ぶ。 子が立てないのは、目の前で申が眠ってしまったことによる衝撃だけではない。 もう、その身体を自由に動かせない程に子は限界だった。 人型を保てているのが不思議な程。
辰は子の傍らまで来てくれただろうか。
もう殆ど見えない目が最後の一人をその中に捉えた。]
...................................った... 龍さまは、違う....
(5) springkraut 2015/02/19(Thu) 01時半頃
|
|
[内に視る龍の周り、振る花弁は白く。 子は安堵に涙を零す。]
...これで、皆は....、
[猿くんも。]
戻ってきてくれるのですよね..........?
[縋るように龍に聞く。
今、起きている全員を視た。 呪に犯された気はもう。]
(6) springkraut 2015/02/19(Thu) 01時半頃
|
|
龍さま........
[痛みに軋む心。 ぷつんと切れてしまいそうな糸が、是との応えを求めて震える。*]
(7) springkraut 2015/02/19(Thu) 01時半頃
|
|
[さっきまで霞がかってた頭が、急にすっきりと冴えてくる。同時に襲ってくる言い様のない虚無感。]
まて……まってくれ…!
[カッと瞠目して、宙を仰ぐ。 空気に融けて霧散していく何かを、引き留めるかのように声を張り上げる。 けれど、それに応えてくれるものはなく。
そっと胸に手を当てがい、意識を深く沈める。]
(泣いて、いるのか?)
[孤独を抱えて。絶望しているのか。]
(8) kotsuma 2015/02/19(Thu) 02時頃
|
|
(…私が、一緒だ。)
[己の中で、生きたらいい。共に。 今や小さく、か細い揺らめきになってしまったソレは、震えながら縮こまる。]
(何。また暴れたら、次は手綱を引いてやるさ。)
[手を差し伸べれば、すとんと何かが、己の中に嵌る感覚。 ああ、終わったのだと。男は漸く実感した。]
(9) kotsuma 2015/02/19(Thu) 02時頃
|
|
[それから]
神様!!沙耶ァ!!みんな!!!
[どたどたと喧しく廊下を踏み鳴らして、皆の眠る部屋へ走る。襖に手を掛け、勢いよく開け放てば————。]**
(10) kotsuma 2015/02/19(Thu) 02時頃
|
|
―目覚め―
[どのくらい時が流れたのだろう、意識を手放して微睡んでいた。 遠い昔を夢見たような。あるはずのない日常を夢見たような。
ぼんやりと、戻る意識と視界を開け…――]
う…。ん? あれ。寝てた…――。
[何してたんだっけ…? その思考と同時に伝わるのは手のぬくもり。]
(11) miduno 2015/02/19(Thu) 02時頃
|
|
[嗚呼…――。温かいな。]
[温もりの先を辿ると、くしゃり、と今にも泣き出しそうなくらい顔をゆがめるもう一人の自分の顔。]
……だから泣くなって…。
[にへら、と笑いながらその頬を己の手の甲でひと撫でして。]
おはよう。
[と伝えた。]
(12) miduno 2015/02/19(Thu) 02時頃
|
|
―暗闇に光が…― [暗闇の中、手足をばたばた。一体どれだけそうしていただろう。
ふっと、遠くで誰かの声>>10]
…あっ!
[暗闇の中に、一筋の光が差した。もんぺはその光に向かって泳いだ。必死に。 皆に会える様な気がしたから。]
皆…
[心まで染み入る、温かい光に包まれた。]
(13) アリス 2015/02/19(Thu) 02時半頃
|
|
[ひと撫でして、今までの気と何かが違うと感じた。]
あ、気持ち悪いの…治まった。 嫌な気…消えた…?
[それまで感じていた“嫌な気”…、子や他の者に抱いていた感覚が嘘のように晴れ長い悪夢が終幕を迎えたのだと悟る。]
よかった…。終わったんだ…。
(14) miduno 2015/02/19(Thu) 02時半頃
|
|
[眼を開けると、光の中に、見知った天井。]
…ふわあ〜…、あれ?…ごはんの時間?
[あれ?何か大変な事があったんじゃなかったっけ。ぼんやりとした意識の中で、周りを見渡せば、傍らには愛すべきい仲間達の寝顔が。]
ふふふ、みんな〜!ごはんだよ〜!
[もんぺは、まだ寝ぼけている**]
(15) アリス 2015/02/19(Thu) 02時半頃
|
|
(ほら、起きよ)
[夜明けの歌、響かせる鳥の声。 にこり笑って皆の顔を見渡した。]
善き目覚めよのう。
[ああ、それから。]
(16) 唐花 2015/02/19(Thu) 03時頃
|
|
ちゃーんと、聞こえておったでのう。
[ぎゅーっと、午の頬抓りあげたか。]
懇ろになった女子には重いだなんだと言うて恥かかせぬようにな。 ん?
[ころころ笑って、指先から解放してくれよう。]
(17) 唐花 2015/02/19(Thu) 03時頃
|
|
[無事に起き上がる神の姿に、小さく安堵の吐息。]
ご無事で何より。
[にこりと笑んで、 それから。
改めて皆の顔を眺める。]
此度、幼い者が頑張りましたでな。 労ってやってくださいませよ。
[眠りの最中、聞こえていた声にそっと思いはせた。**]
(18) 唐花 2015/02/19(Thu) 03時半頃
|
|
[暖かな日差しの元、主を中心に皆が仲睦まじく過ごす。 そんな何時も通りの光景を、一歩外から、眺めている。
何時もの光景、 見慣れた光景、 暖かくて、幸せで、残酷な景色。
あぁ、なんて、…――酷い悪夢]
(19) 海月 2015/02/19(Thu) 04時半頃
|
|
(此の侭総て終わってしまえば良いのに)
[眠りの淵で呪いを吐く。 ”良い子の櫻”の仮面を、けれど捨てきれずに抱えた侭に。
大丈夫だと、巳に手を伸ばした兎。 最後に見た光景は、救済であり、絶望だった。 兎が巳に重ねた櫻を救ってくれた気がした。 けれど、同時に、 己の中の孤独の影は、余計に色を濃くした――…
目覚めたってどうせ、独りきり。 もう、目覚めたくなんてない。 独りは嫌だなんて、言える筈も無い。 誰にも添えぬのは己の咎…]
(20) 海月 2015/02/19(Thu) 04時半頃
|
|
[―――…ぽたり、 ぽたり。
萌芽を促す慈雨のように、意識を覚醒へと導く柔らかな音色。 >>5:-105暖かな雫が降り落ちて、眠りの淵に波紋を描く。 まだ眠って居たいのに、もう目覚めたくなんて無いのに。
>>5:-107聲が――…聞こえた気がした。
誰かしら?まるで、櫻みたいね。けれど櫻よりずっと素直だわ。 少ぅし、羨ましい。櫻もそんな可愛げが欲しかった。
己がそれを言うのは、ただの我が儘だと判っている。 我が儘を言って、嫌われるのが怖かった、けれど… 言えたら、何か違っただろうか…?]
(21) 海月 2015/02/19(Thu) 04時半頃
|
|
[ぼんやり虚ろな空色が、見上げる、透き通った深い蒼。
短い前足を伸ばしても届かないから、人の姿を思い出す。 胸の上に落ちた仮面を、夢の中のように胸に抱いて、 爪を隠した手を伸ばす。
傷付けないよう、気を付けながら、そっと…]
あら、…おじさまのお顔、櫻、初めてみたわ。 ……――どうしたの?おじさま、泣いているの?
(22) 海月 2015/02/19(Thu) 04時半頃
|
|
だいじょうぶよ、大丈夫…
[幼子をあやす様な穏やかな声音で謳う様に繰り返す、 何度も何度も繰り返してきた、魔法の呪文。
両手で頬を包み込むように、親指で濡れた頬を拭って、微笑み掛ければ、腕を伸ばして抱き締めた。 抱え込んだ頭を撫でて、宥める様に、背を叩く。
寝惚けた…恐らく最年少の寅は、恐らく一番目上であろう辰相手に何をしているか、あまり理解してはいない。
ただ其処に”櫻”が居た気がしたから、 其処に居る”櫻”が、こうして抱き締めて欲しかったから…]
(23) 海月 2015/02/19(Thu) 04時半頃
|
|
― 燦然と輝く月影の ―
[ あれははじめて 十二支の皆の輪に加わった時 静寂の中に激情湛えた金の瞳に 震え上がった白兎。 仏頂面のそのひとが、怒っていると思い込み、
どうぞどうぞと 差出たる餅は、 その時はまだ供物以上の意味を持たなかった。 ただ、甘味に皆が笑みを零すならば、己も笑えるからと こうすれば皆から睨まれはすまいと、 弱者なる兎の本能の、打算含みの差し出ものだったけれども。]
(24) ゼロ 2015/02/19(Thu) 11時半頃
|
|
[藤の香がするある晩の、 まぁるく燦然と輝く月の、その光をしろい鱗に受けて かみさまの傍ですこうし、笑ったそのひとの 笑顔にいつしか惹きこまれてた。
それでそれから、 白兎はそのひとに率先して餅をあげるようになった 恩など売ったつもりはなく。 ただ、すこし、傍にいて話すことをゆるしてもらいたかった。
それだけ以上の見返りなど、なぁんにも、いらなかった。]
(25) ゼロ 2015/02/19(Thu) 11時半頃
|
|
[そんな小さな変化を知っていたのはかみさまと、
この不思議な絆を結んだ 悪戯な誰かだけ。*]
(26) ゼロ 2015/02/19(Thu) 11時半頃
|
|
― ―
([ 蛇に、そしておそらくは他の誰かに、 とりついていた呪い。 かみさまと十二支に恨み持ちたるそれらが 何を考えていたのか、兎は知らない。])
([ただ――。 泥濘のような闇の中に凝り、 寂寞とした感情を抱き続けたがゆえの凶行ならば それは奇しくも十二支の、孤独抱え込む幾人かの姿に重なる。 だからこそ、呪いを泥舟に沈める覚悟はしても 怨みは、持ちはしなかった。])
(27) ゼロ 2015/02/19(Thu) 11時半頃
|
|
― 目を醒ます ―
[覚醒は突然。 茫洋と、あのひとの姿を探し 酉の声で完全に目を醒ます>>17]
おはようございます、べにはさん
[そして清浄な気が――かみさまの気配がすれば ひょこりと白い耳を出して、それを探り、 どたどた走る 午の姿にぼんやりと会釈をひとつ]
(28) ゼロ 2015/02/19(Thu) 11時半頃
|
|
......おわった、の
[それでそれから、 だいすきなともだちの声に視線を泳がせ。]
もんぺちゃん......! もんぺちゃん、大丈夫?
[ぎゅ、とその袖を掴み、抱きしめて、 ひどいことをいってごめんなさいと、謝った*]
(29) ゼロ 2015/02/19(Thu) 11時半頃
|
モスキートは、卯と巳にニヨニヨ。仲良きことは良きかな、良きかな。
k0ske 2015/02/19(Thu) 14時頃
モスキートは、儂にとっては皆可愛い孫達だ。
k0ske 2015/02/19(Thu) 15時頃
|
―むかし―
[上佐川次郎とは上佐川の支流のこと。 治水ままならぬ頃、雨が降ると鉄砲水を呼び起こし、その真っ直ぐな進み具合が猪になぞられた。
いつしか幼猪として祀られ、今に至る。
――故に。]
かみさま。 次郎と太郎は兄弟なのでしょう?
今度、戌の席にくる方の名前は、タロという名なのでしょう?
なら……
(30) k_karura 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
モスキートは、/*真面目に仕事して来ます。**
k0ske 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
[名前を変えられるなら。 『時雨ジロ』と改められたら。本当の兄が出来ることにならない?]
……うぅん、なんでもないよ、かみさま。 おやすみなさい。
[お願い事は、閉じた殻の中へ。**]
(31) k_karura 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
|
[嗚呼、口惜しい、口惜しい。
ようやっと器を手に入れたのに。 ようやっと報復が叶うと思うたのに。
また、暗闇の中で眠るのか……――。]
『辰星……――』
[ようやっと、同輩の名を思い出せたというに。 また呼べぬ、呼ばれぬようになるのか。]
(*5) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
|
―夢幻の彼方― [光射し込み、そちらへ向かえば元に戻れる事は判るが。 赤い声>>*5がやけに耳に残り。『淋しい』と聞こえてしまう。 気を読み、相手が何を持っているか読み取れる程の智恵を持つ者。賢しかった筈のこの者が、何故邪気と成りしはわからぬが。 全てが終いとなった今では、もはやそれはどうでも良いことで。]
……ざまぁねぇな
[暗闇の深淵へと毒を吐き、掌に火を灯す。]
……火よ 力を持ち、破壊する焔よ 神火と成りて光と成し、その力を持って邪を囲う檻と成せ
[祝詞を唱え、闇へと焔を飛ばす。 火は小さく別れ、螢の様に瞬くと闇の方へと吸い込まれていった。]
(32) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
|
俺は蛇だ 恩は恩で返すが、仇は仇で返す 皆を苦しめた罪、きっちり償え
[蛇は礼は尽くし、貰ったもに対し相応の物を返す。 それが恩であろうと、仇であろうと。相応な物を、きっちりと。 故に二度と目覚めぬ様、黒蛇に向けて呪を放つ。
闇へ毒を吐けば、光の射す方へと歩き出すか。 首を絞めてしまった卯の、治療をせねば。 その前に、礼もせず、仇成した罪を何と詫びようか……。 増えた悩みに頭を押さえるのであった。*]
(33) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
|
[嗚呼、嗚呼、忌々しい。 ただの眠りのみならず、今度は呪詛も掛かったか>>32>>33。 嗚呼、前より忌まわしい物が増えておる。]
『……だが、汝が犯した罪は変わらぬ』
[深い深い眠りにつく直前。悔し紛れに返す呪詛。]
『罪を償え 南方螢惑……!!』
[忌まわしき名を持つ巳の男。壺を割りし、負の者。 お前がいなければ、この様なことはなかったのだ。 最後にそう囁くが、それがしかと声になったか否かは、判らぬ侭。*]
(*6) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 15時半頃
|
|
[辰の応えを聞いた直後だっただろうか。 両手に包んだ申の指が僅かに動く。]
.........っっ
....――って、猿くんが、嘘.........、ばっかり...... ....いうから............
[目覚めに掛けられる声。 頬を撫でる温もりに笑みを浮かべるも、子の瞳からはいくつもの雫が零れた。]
(34) springkraut 2015/02/19(Thu) 19時頃
|
|
............おはよう....
[その挨拶に、ぎゅうっと、もうひとりの自分を抱きしめる。
耳に届く酉の声、辺りで寝間で、皆が起き出す気配に、子は柔らかい笑みを浮かべ。 そのまま、眠るように意識を手放した。**]
(35) springkraut 2015/02/19(Thu) 19時頃
|
ショコラは、ミナカタさん、お疲れ様です...、[ぺこり]
springkraut 2015/02/19(Thu) 19時頃
ショコラは、もんちゃんだ...、もんちゃん(ぎゅう)
springkraut 2015/02/19(Thu) 19時半頃
モニカは、はう!ぎゅうされてたっ!しょこらに、ぎゅう返し〜
アリス 2015/02/19(Thu) 19時半頃
ショコラは、タルトくんだ...、大きくなったら女装駄目だよ...?
springkraut 2015/02/19(Thu) 19時半頃
|
―友達の声、温もり…― [大好きな友達の声が降って来て、抱きしめられれば]
…ゆり…
[ずっと会いたかった。もんぺは、そっと抱きしめ返し]
私は大丈夫だよ! …私こそ、ごめん…!
[夢の中で、やっと気が付いた。「呪い」の存在。自分はどこまでも、間が抜けていた。「呪い」に侵されている事にも気が付かず、親友の気を揉ませてしまったのだ。]
でも、良かった…。ゆり、大好き…!
[もんぺは、幸せそうに親友の温もりを感じていた*]
(36) アリス 2015/02/19(Thu) 20時頃
|
モニカは、タロをなでなで
アリス 2015/02/19(Thu) 20時半頃
モスキートは、中の人そんなに桃ログ得意じゃないんだ…筋金入りのへたれだから…(震え声)
k0ske 2015/02/19(Thu) 21時頃
モスキートは、ミナカタに、ヒント:ぐずり泣きしそうな顔
k0ske 2015/02/19(Thu) 21時頃
|
―夢から醒めた場所―
ん…ん、
[深い夢の海から身体を起こす。 頭がぼーっとして、上手く働かない感覚。ゆるりと頭を振り、ぱちぱちと瞬き、周囲をぐるりと見回し]
終わった…のか…?
[あっという間の出来事だった気がして、実感がない。 結末がどうなったのか、それさえも朧げ。]
(37) benico 2015/02/19(Thu) 21時半頃
|
|
っていうか鼻いてぇ… これ絶対さるのせいだろ。
[身体を引きずられ、赤くなった鼻頭を擦りながら縁側へと向かう。]
…どうすっかなぁ。
[謝らなければいけなかったり、感謝しなければいけなかったり。 複雑な心を表す言葉を、まだ戌は知らない。 風に当たって、少し落ち着こうと**]
(38) benico 2015/02/19(Thu) 21時半頃
|
|
気が、戻った…
[呪が晴れて澄んだ気に、顔を上げて天を仰ぐ。はらはらと流れる涙はそのままに。 子が名を呼んでいる>>5。 小さき小さき声は必死に辰の耳に届くが、己が足は動かない。 傍に行けぬもどかしさの中、子の前に倒れ伏す申がひくりと動いたか>>11。]
初子羅、大丈夫だよ。 よく、頑張ったね。
皆、直に、戻ってくる。
[震える喉で言葉を紡ぐ。途切れる声は子に届いたか。]
(39) k0ske 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
|
[久方ぶりに流した涙。とうに忘れた止め方など、知る由もなく。 腕の中の寅の子に、ぽたりぽたりと降り注ぐ>>21。
滲む視界に薄く開く空色が。伸ばされた手に頬を摺り寄せ>>23。]
…おはよう、櫻。 ふふっ、どうしたの、だろうね。涙が、止まらないんだ。 [小さき体が己を包む。慣れぬ行為に更に雫は溢れ出し。 幼子の様に寅の身体に縋りつき、ただ胸に溜まる未知の感情を押し出して。]
みな、かえってきたのに、とまらないんだ…。
[―――――――嬉し涙など、流したことがなかったのだから。]
(40) k0ske 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
モスキートは、輝くグラで無双してみた**
k0ske 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
[澄んだ真っ赤な瞳から、零れるのは紅玉だろうか。 その粒を掬いあげて、どうにか微笑みと呼べるその表情に笑みをこぼす。]
はは…――変な笑顔…――。
[その涙は自分のため…――? なんて都合よく解釈してよいのか 心に芽生えた不安を誤魔化すように わざとぶっきらぼうに返すと突然きつく抱きしめられて。]
(41) miduno 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
|
えっ、ちょっ…、ショコラ!?
[自分も抱きしめたことはあるのに あの時とは異なり、赤面し鼓動が早くなる。
馬鹿みたいに暴れだした鼓動が子に伝わるんじゃないか とひやひやした時、急に抱きとめる身体の重みが増して そして規則正しい寝息が聞こえる。]
ぅえ…? ショ、ショコラ…!?
[どうやら寝た様なのだが、今の今では縁起でもない…、と冷や汗をひとつ。]
(42) miduno 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
|
こ、これ…気が抜けて寝てるだけだよな…?
「このお話はもうちょっとだけ続くんじゃ」
とかそういう流れじゃない、よな…?
[起きてくる皆と対照的に眠りに落ちた もう一人の自分を座布団の上に横たわらせると 心配そうに顔を覗き込んで周囲に視線を送った。]
(43) miduno 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
タルトは、櫻子に、あっ、いや、ショコラ起きたら脱ぎますよ!?せふせふ!
miduno 2015/02/19(Thu) 22時半頃
|
[眼覚めの景色は、それこそとりどりに。 寅の仔抱き上げ、涙滴らせる辰の姿。 安堵と引き換えに、自ら眠りの淵へと身を預ける子。 慌てふためく申の姿に、賑やかな戌の姿。
どこか張りつめたもの残すは巳。 卯と丑が手を伸ばしあい――。
穢れはれたを、ようように実感する。]
(44) 唐花 2015/02/19(Thu) 22時半頃
|
|
[割れた壺の破片取り上げ。 唇寄せる。
漂う波動は、 口惜しさ、恨み、嘆き――。
それら全て飲み込むように。]
眠るが良いよ。 癒される日まで。 何よりも、そなたらが安らぐ時まで。
[悪しき気、飲み干す酉が密かに施す呪い。 過ち、ただし、 あるべきものはあるべき姿へ。]
(45) 唐花 2015/02/19(Thu) 22時半頃
|
|
[遍く全てに良き夜明けの訪れあるように。*]
(46) 唐花 2015/02/19(Thu) 22時半頃
|
[朝。目覚めの朝。始まりの時刻。
あれは何の音よ。啼く声よ。]
…――
[金の睫毛を振るわせ、瞼がゆっくりと持ち上がる。
指先は何かを捜し。
真っ先に見えたのは紅の。]
…―――ながい、時を眠っていたようだ。
[吐き出す息はながく、長く。
内に籠っていた瘴気は吸われ、祓われ。]
(#2) 2015/02/19(Thu) 23時頃
みな、苦労をかけた。
宴は途中であったな。存分に休め、労っておくれ。
[目を細め、微笑み溢す。
ふと、唇に指先を当て。
酉を見遣り。
戯れよな――独りごちる。]
……それを、こちらに。
[元凶を。この手に。*]
(#3) 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
[亥は泣いていた。
涙を溢していた。 どうして? ――理由はふたつ。
最長の老辰が涙しているから。
けれど嬉しさに、泣けはしない。]
ぁあっ、ぅ……
(47) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
[請われるままに>>#3 欠片を差し出す。
託す主の手は温かく、 それにほんのりと笑みを浮かべた。]
浄化を――、祈りを 与えてくださいませ。
[慈悲でなく、憐みでなく。 邪気の抱える闇の本質は知らねば、 同情寄せることもないが、 報いに苦しみを求めるよりは、やはり願うは安寧。]
(48) 唐花 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
[待って。行かないで。
黒亥の尾を掴んだかに見えた手の内には、 形あるものはなにも残らず。
喪失。 そう、これは喪失感が流す涙。
辰星の代わりに、零れる雫。]
(49) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
[それは邪気に影響された朋輩たちへも 少なからず及ぶことであろうから。]
可愛い弟分たちゆえに、手加減くださいませのう。 主の尊よ。
[微笑んで、ひらと紅の袖を翻す。*]
(50) 唐花 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
[何かしてあげられると思った。 小さな手で、ようやく、ようやく。
自分にも出来ることがあるんだとおもった。 皆のために、出来ることがあるんだとおもった。
それに。 居るだけで悪だなんて、決めつけないで。 僕は――…]
(51) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
…―――――
[辰星は眠る。 代わりの涙は天に流れ、地に流れ。
安らぎの闇に浮かぶ星とならん。
夏日と、また名を呼べる日を想い描いて。]
(*7) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
―光までの途― [邪気と同化を試みた、そのせいかかなり深いところまで落ちていたようで。 長い長い帰路の途中、邪気の吐く呪詛を聴かされるが一切合切無視を貫いていた。 しかし、苦し紛れに最後に紡がれたは、己を苛む呪いの言葉>>*6。 それを聞けば一度足を止め、歩んできた途を見、赤き声で囁いた。]
(52) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
当然だ 馬鹿野郎
(*8) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[態々言われなくともわかっている。そう返したのは何故だったのか。 眠りに就いたような無音の音を背で聴きながら、今度こそ振り返らずに光の中へと向かった。*]
(53) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[込み上げるは何の香りか。冬の香り。]
『…――忘れろ。忘れて良い。』 『我の事など、忘れてしまえ―――』
『此方に引き摺られるな。』
[忘却を望み、星は―――墜ちる。**]
(*9) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
忘れるなんて――…っ!
[出来ないと、思ったのに。 呪は祝になるか。
亥はきょとりと瞬き、落ちていた眼鏡を拾いあげた。]
(54) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
/* [この牙を向ければ独占できる、と。 叶わなかった願いのために。
黒亥は、黒蛇に呪いをかけた。
断ち切れぬ絆があると、知れず。
成就せぬ願いとは、知らず。**]
(*10) k_karura 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[背負う覚悟を決めて歩む巳の男。 嗚呼、吾は結局、報復ができなんだか。 誰にも…… 何も……――。]
『かなしい、なぁ……』
[居るだけで罪だと言われし己。 封じられるその身を恨み、嘆いて、哀しんで。 それでもまだ、誰からも見てもらえず、忌み嫌われ。 何時しか恨みは外へ向き、人を呪い、更に恨まれ。 それを繰返し繰返し積み重ね。]
(*11) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[嗚呼、結局己は何をしたかったのか。]
(*12) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
[火の星を冠し、夏の陽の如く激情に流されし者。 智恵を持ち、能力あるはずの者が最後に願いし事は。]
『淋しい……――』
[忘れないでくれ。 同じく火の星を冠する男に対し、小さく小さく囁いた。 届いたか否か。其を知る前に、赤く黒い火の星は燃え尽きた。*]
(*13) あんもびうむ 2015/02/19(Thu) 23時半頃
|
|
―そして……― [ゆっくりと目を覚ますと、降り注ぐ光に眉を寄せる。 倒れる前に嗅いだのとは違う、清々しい気を胸一杯に吸い込む。 主に言われ、壺を渡すのを視界に捉えながら身を起こす>>#4>>48。 辺りを見渡すと同朋たちは起きており、己が最後かと、子が寝てることを知らぬ男は安堵する。 兎にも角にも、己が眠る前に傷をつけた相手の治療をせねばならぬ。 見渡せば、絆されし相手は見付けられたであろうか。]
(55) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 00時頃
|
加減、加減……努めよう。
そなたの可愛い弟分は、紅羽も含めて私の可愛い柱ゆえ。
最後は任せて貰おうぞ。
[紅衣に触れて労い、神は壷を光に包む。>>48>>50
愛しさを以て。
憎しみも哀しみも、全てを光に 換えて。]
(#4) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
………
[―――ありがとう。
幸福に繋がるように。]
(#5) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
[両腕をあげれば膝上に落ちる羽織あり。]
……おや、これは?
龍世のではないか。
[そぅと布地に触れ、薫きこめた棗の香に安堵する。]
(#6) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
[>>40寂しかった?怖かった?尋ねてもきっと、己では役不足。 吐き出してくれる事も無ければ、受け止める事も出来ないだろう。 結局何も出来なかった。
ずきりずきりと胸が痛むのを、己で刻んだ傷口が涙で濡れる所為だと思い込んで、誤魔化した]
あらまぁ、止める必要なんて、ないわ。 泣きたいときは泣いて良いのよ。
ふふっ、おじさまを心配させた悪い皆をドッキリさせてやるといいんだわ。
[痛みは胸の内に隠して、おどけた風に笑う。 何時も通りの仮面を被って、猫を被って。 優しい人、綺麗な人。 似ているなんて、錯覚だった。己はそんな風には、なれはしない]
(56) 海月 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
|
あぁ、でも…… 困ったわ、
[苦笑いを滲ませて、抱き締めた手を解けば、 涙に濡れたその顔を覗き込む。
先程から、古傷なんてお構いなしで撫で回す掌が、指の背でもう一度その頬を拭って…]
綺麗な目が、蕩けてしまいそう――…
[ぽつりと、吐息交じりに零せば、 新たに溢れた涙に、唇を寄せる。
ソーダ味でもしそうだなぁ、なんて、考えながら 微かな水音を残しその滴を吸い上げて、予想より塩辛いそれに、悪戯に笑った]
(57) 海月 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
|
[>>#2>>#3起き上がる主の声、壺を受け取るその様子を横目に。 けれど、もう警戒する気配を其処に感じ取る事は出来ず、 安堵を零して視線を逸らす]
うーん、これは… かみさまへの”ドッキリ”には少し度が過ぎてしまうかしら?
[もうすっかり血は止まって居れど、溢れた赤に汚れた侭の掌を、 喉を、胸を抉った爪の痕を、思い出して、 取り敢えずは掻き乱したままの襟を整え隠して、名残惜しく思いながらも暖かな膝の上を降りた。
悪戯心で気付かれぬ様辰の仮面をくすねた侭に、席を外し――]
(58) 海月 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
[瞬き、ぼうとしている亥の。
神は名を呼んだ。]
次郎や。
[おいでと。
そうして膝の上に乗せてあやすのだ。
為そうとしたことは無駄ではないと。]
(#7) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
[呼ばれて、抱き締められる腕の中は心地好かった。 かみさま、かみさま。 大好きな匂い。ぽかぽかとしたお陽様の匂い。
涙の跡の残る頬を押し付けて、亥は目を瞑る。]
あ。
――かみさまぁ? 喉が渇いたのではありませんか?
(59) k_karura 2015/02/20(Fri) 01時頃
|
|
[気遣う亥の言葉に神はうんと頷く。 冷たい水をお持ちしますねと、頷き返し。 亥はぺこんと頭を下げて膝から辞した。]
え、と。
[朝露を集めた水瓶を求めて奥に向かう。 足音はぱたぱたと。 先に人が居るとは思わずに、覗いた間に、あっと声をあげた。]
さく―――ちゃ?
(60) k_karura 2015/02/20(Fri) 01時頃
|
|
[くすねてきた仮面を顔に当ててみて遊んでいれば >>60呼ばれる名。 己の顔には大きい辰の仮面を顔に当てた侭振り返り]
あら、…――じろちゃん、 …急いでどうしたの? 身体は、もう平気?
[壺が割れても平然としていたのは、 覚えているのは己と、未くらいだった気がする。 確か亥は子の見立てで邪鬼に侵されていたと聞いたのを思い出し、遊びの時間はお終いに、仮面を外してその顔色を、気遣う視線で伺った]
(61) 海月 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
ひゃあぁっ!
[老辰とは思わずに、亥は驚きに腰を抜かす。 鼻からずり落ちた眼鏡。
仮面の脇から流れる黒髪で別人と知るも、 開けた口はそのままで震え]
あ、あの、え……う、から だ?
[外れた仮面。正体が知れてもドキドキは止まらない。]
(62) k_karura 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
[驚く亥に、仮面の下でひっそり悪戯っ子の笑みを零して、手を差し伸べる…が、その手は一瞬迷って行く先を変た。 ヒビの入った眼鏡へと。 割れてしまった原因が己であるとは知らぬ侭。
すっかりずり落ちたそれを摘み上げて奪い取れば、 光に翳して物珍しそうに眺めた]
ふふっ、平気そうね、良かった。
[問い掛けに、訳が分からないといった様子の亥に安堵の笑みが浮かぶ。 となれば遊びの時間に戻ろうと、持ってて、と辰の仮面を彼に押し付ける様預けて、眼鏡を掛けてみた。 其処から見える景色は何時もと違っただろうか?
似合う?なんて小首を傾げて訪ねてみて、彼に見えるのか、如何か…]
(63) 海月 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
え、櫻ちゃ。なにかあった?
[寅の質問の意図が分からなくて。 ぱちりぱちりと瞬く。
奪われたのは視線だけではなく、眼鏡そのもの。
すんと香るのは、鉄に似た。]
(64) k_karura 2015/02/20(Fri) 02時頃
|
|
[老辰の仮面は重く感じる。 これを顔に被ってみようと動かしても、バレた時が恐くて肩を竦ませる。]
櫻ちゃ、ん。これ辰お爺様のじゃあない? あ、借りたのなら別に良いけど……
[外した仮面の素顔を見たことがなくて。 良いのかなと別の方向に首を傾げ。]
あ、僕の眼鏡……っ えと、その……うん、眼鏡姿も似合ってる、よ。
(65) k_karura 2015/02/20(Fri) 02時半頃
|
|
……、…いいえぇ、なぁんにも。 じろちゃんの夢見が悪く無かったなら、良かった。
[彼の心は、意識は、眠っていたのだろうか? 何も知らぬならそのままで良い、そう思い笑って誤魔化す。
「似合う」と望む言葉を貰えば、ほんと?と 嬉しそうに笑って、仮面と眼鏡をまた交換]
(66) 海月 2015/02/20(Fri) 02時半頃
|
|
[外し奪うは簡単ても、耳に上手く掛けられず、 彼に任せることになっただろう]
うーん、うっかり持ってきちゃった。 ふふっ、今なら辰のおじさまの素顔、見放題よ?
じろちゃん見た事、有る?櫻、初めて見ちゃった。
[仮面を掲げて小躍りでもする様くるりとまわる。 あんなに綺麗なんだから、隠すなんて勿体無いと思えばなんだかとてもいい事をした気分になって、得意げだ。
鉄錆に似た匂いをふわりばらまいたかもしれないけれど、無邪気な笑みでひた隠せば気付かれる事も無いだろう]
(67) 海月 2015/02/20(Fri) 03時頃
|
|
うぅん、見たことはないよ。 辰お爺様は見せてくれなかった。
見るものじゃないよって、笑って止めるの。
…――今の櫻ちゃんと同じだね。 同じ笑い方をしてる。
[身体は平気かと問いた言葉。 皆から離れた場。
仮面。笑顔。]
(68) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
夢見が悪かったのは櫻ちゃんだよね。
身体が心配なのは、櫻ちゃんでしょ。
………見せて?
[重ねた襟を指差す。]
(69) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
[戻ってきた眼鏡は皹が入ったまま。 それでもじっと見上げて。
手を差し伸べて。]
…………ぁ、ごめん なさい。
[あることに気付いた。 だから申し訳無さに視線を逸らす。 腕を引き寄せて胸元で握る。 謝る。]
(70) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
………僕なんかじゃ、迷惑 だよね。
(71) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
[丑の黒い瞳を見つめ返す。 瞼に乗る雫をごしごしと落とし。 だきしめかえされる温もりに、肩に額を預け]
わたしも、だいすきです…… ほんとうに、よかった
[呪いをうけてもともだちはともだちだと。 彼女のことを、再度そう思いなおして、 幸せを分かつ]
またふたりで ごはんをたべましょう
[にこりと笑む。ふたりでたべれば美味しさも、また二倍だ。*]
(72) ゼロ 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
[それで、 それから。 もんぺとはいくらか話しただろうか]
……あ、
[ むくりと起き上がったそのひとの姿を目にすれば ぱちりと黒い瞳にまばたきひとつ。 てっと駆け寄って、 勢い巳に抱きついた]
(73) ゼロ 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
みなかたさんっ……!
[呪いを一番に受けていた彼は大丈夫かと そんな心配をしながら彼の人を抱きしめ
白い首には、痣。 それでも、蛇が怖かったことだとか 首を絞められたことだとかは、既に兎の意識から飛んでいた*]
(74) ゼロ 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
[ごめんね。 笑って。別の人を呼んでくるよと言葉を落とし、広間に戻ろうとする。
寅の望みは、誰だろう。
仮面の持ち主の老辰か。包み込む温かさの酉か。 元気な戌か。無邪気な丑か。良い香りのする卯か。 巳、午、未、申、子……
最終兵器の神様か。
自分ではない誰かを、想い描く。*]
(75) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃
|
|
―後の世―
[世が乱れたのは昔。 ようやく平和な世になると誰もが信じ始めた頃。
それでも街を離れれば、村へと足を伸ばせば、目に見える戦禍に昔を思い出さずにはいられまい。]
(*14) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
[上佐川。 夏陽を受けてきらきらと眩く川面を見詰める子は、親を知らず。名を知らず。
クロ。次郎。佐川。
どの名前で呼ばれても、その子は頷き返事をした。 取り立て困ることなく過ごしてきた。]
(*15) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
[けれど、心の内では思っていたのだ。
それは違う、と。 自分のことではない――――と。*]
(*16) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
[座った侭でやっと見付けた絆先は、どうやら友との再開を喜んでいるようで>>29>>36。 邪魔をするのも野暮かと思い、暫し二人の様子を見てようかと留まっていると向こうが此方に気付いた様>>73。]
うおっ?!
[まさか抱き付かれるとは思っておらず、勢いその侭に抱き付かれ。 何故抱き付かれるかは解らずとも、体勢を崩すことは何とか避けてみせようか。 視界に痣>>74が入れば、其に手を当て]
……すまん 俺のせいで
[せめてもの詫びに、痣は消そうと試みようと気を集める。]
(76) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 12時半頃
|
|
[驚く声も、なんのその。 勢いをつけすぎ少し彼の体が強張るのを感じるも、 その胸にすり、と頬を寄せ 首に沿う掌の、ひやりとした感触、ひりりとはしる痛み それに震え、驚き黒い瞳で巳を見上げ、]
う……? どうしてですか? それよりも 南方さんは 無事ですか
[何故謝るのだろうと、首に集まる気を感じながら 不思議そうな顔をした。]
(77) ゼロ 2015/02/20(Fri) 13時頃
|
|
―後の世― [戦の面影が残る村。ひとりの少女が泣いていた。 大粒の涙を溢すのは朱金の目。
その気味悪さから皆からは蛇の目を意味する「鬼灯≪カガチ≫」と呼ばれ、捨てられたその子は親も知らず、名も知らず。 ただひとつ、己の中にあるのは大切な大切な、名前だけ。]
(*17) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 13時半頃
|
|
[ある夏の陽が降り注ぐ上佐川。 そこで佇み川を眺めながら、はらりはらりと涙を流す。]
何処にいるの……『しんしょう』……
[産まれ出でた時より持つ、誰かの名。]
あなたに逢いたいの また、わたしの名を呼んでちょうだい……
[己すら知らぬ己の名。 それはきっとこの者が持っている、と何故か疑わず。 春の日も、夏の日も、秋の日も、冬の日も。 何処かにいるとも知れぬ名を呼ぶ。]
(*18) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 13時半頃
|
|
[神の覚醒に陰と陽が完全に満たされる。 欠けていたバランスが補われ、天秤が一直線に整う。]
あぁ…。
[良かった。 溢れる安堵に目じりが熱くなり 零れたものが一筋 頬を伝う。]
(78) miduno 2015/02/20(Fri) 14時半頃
|
|
[壺の破片を渡す酉と語る神。 辰の仮面を外して戯れる寅が、永い悪夢から覚めた亥と奥で話をしている気配を感じて。 仮面の外れた辰の素顔を数回、盗み見して。 巳を気遣う卯の首には真っ赤なあざがぐるりと一周。]
まだ起きてないの… ショコラと、沙耶?
[未の傍らには午が居ただろうか。 起きている面々の顔を一通り見渡すと]
…ま、おいらが言うのもなんだけど 終わりよければすべてよし…?
[とショコラの髪を撫でながら きししっといつもの表情。]
(79) miduno 2015/02/20(Fri) 14時半頃
|
|
[>>68同じ笑い方をしてる。 その言葉に軽口で返そうとした言葉が止まる。 辰のおじさまのへたくそ。 心の内で思わず八つ当たりをするのは、ただの甘えだ。
引っ込み思案で何時も躊躇うばかりの亥の こんな時だけ真っ直ぐな、その視線が刺さる、 あぁ、如何やって誤魔化そうか、
……――そんな風に考えていたのに]
(80) 海月 2015/02/20(Fri) 15時半頃
|
|
[>>70吃音交じりの”何時もの亥”が戻って来て 思わず毒気が抜かれた。
なぁんだ、みんな、おんなじじゃない。 辰のおじさまも巳のあにさまも、じろちゃんも、 櫻だけじゃない。櫻と同じ、――臆病者
なのに誰かを想って強がるのね。 馬鹿みたい、みんなも、…櫻も]
・…、…じろちゃんの、えっち。
[自ら作った壁から一歩、踏み出すのは まだちょっぴり怖いから、そんな戯言で誤魔化す]
(81) 海月 2015/02/20(Fri) 15時半頃
|
|
[引っ込めた彼の手を取り、傍の襖を引いて誰も居ない場所へ連れ込んだ。 背の後ろで閉じてしまえば、これは二人だけの秘密]
櫻の着物の中が、みたいんでしょう…? じろちゃんの、えっち。
けど、いいわ、 じろちゃんにだけ、見せてあげる。
[ぺたりと座り込んで、辰の仮面を傍らに置いて。 空けた両手で帯下の腰紐を緩め、己の着物の袷に手を掛ける。 戯言で誤魔化して、 勿体ぶるのは、まだ、少しだけ怖いから]
(82) 海月 2015/02/20(Fri) 15時半頃
|
|
……――、―痛い顔しちゃ、嫌よ?
[苦笑い交じりの忠告を残して、ゆっくりと胸元を寛げる。 べっとりと、半乾きの赤に染まる着物の内を
胸の傷を自ら、亥にだけ、そっと、晒した**]
(83) 海月 2015/02/20(Fri) 15時半頃
|
|
俺は平気だ
[本当は、呪いの名残がひとつ、残ってはいたが大した物ではない故に、そう答え。 澱みのない気を流し、痣を消せば申し訳なさそうに濡羽色の目を覗く]
お前は首を絞められ、眠らされたんだろ 俺に さっさと礼を返さなかったら、標的になったんだよ
[だからすまない、と頭を下げる。]
詫びに何か1つだけ、お前の言うことを聞こう できる範囲でな
(84) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 18時頃
|
|
[平気だと、応えた彼の金の目を見上げ、 ふわりと流れる清浄な気に安堵するように目を細めた。 申し訳無さそうな表情をするから、眉を下げ]
……それは南方さん、あなたのせいでは ありません わたしのくびを しめたのは のろいであって あなた、ではないから
それに、ともに眠るなら、……う、なんでもないです
[それでそれから困ったように微笑んで、 巳の手をとって 桃色の頬にぺたりと押し当て目を閉じる。 悪い気配も、奇妙な絆ももう、ないけれど。 ほんの少しこうしていても、罰はあたるまい。 ――巳にとってはわけのわからぬ行動だっただろうけれど。]
(85) ゼロ 2015/02/20(Fri) 19時頃
|
|
[彼は自分のいう事をひとつきいてくれるらしい。 巳の手から頬を離すとはにかんで 名残惜しそうに掌を開放してから、金色を見つめて云う。]
それじゃあ、もう謝るのは やめましょう 自分を責めるのも やめましょう
[この場にいた誰も、悪い気を纏ってしまったひとを 責められない。 「終わりよければすべてよし」と笑う>>79申のこの声が耳に入り]
(86) ゼロ 2015/02/20(Fri) 19時頃
|
|
これがお願い …できますか?
[首を傾げて、巳に微笑む。
兎はエゴイストだ。 律儀な巳が困ると知っていて、そんな願いをまずはひとつ。 いつかは白蛇の笑顔を見たいと望むがゆえに。*]
(87) ゼロ 2015/02/20(Fri) 19時頃
|
黍炉は、ミナカタをつんつんつついた。
kotsuma 2015/02/20(Fri) 19時頃
黍炉は、ショコラマジ天使。
kotsuma 2015/02/20(Fri) 19時半頃
黍炉は、テレテレ///((ノェ`*)っ))タシタシ
kotsuma 2015/02/20(Fri) 19時半頃
|
―― ずうんとむかし ――
「あいつ、巳だよ。けいこくっつーと怒るんだ」
ふうん。
[何の集まりだったかもう覚えてない。代がわりする前だったような気もする。今日みたいに神様と、それから先代の十二支たちが集まって宴だか寄合いだかわからない集会をしていた時だったとおもう。
自分は同世代くらいの奴らを集めてかけっこだかかくれんぼだかをしていた。 神様を筆頭に、大人も子供も浮かれムードで大騒ぎしていたのに、ひとり螢惑だけはむすっと眉間にしわを寄せて、少し離れたところに居た気がする。]
(88) kotsuma 2015/02/20(Fri) 19時半頃
|
|
[ひどく興味がわいた。
巳ってことはすぐ隣の干支だ!こんなに楽しい夜なのに、なんであいつだけあんなにつまらなそうなんだろう?なんで怒ってるんだろう?なんで名前言ったら怒るんだろ?
そんな好奇心は気づけば口から出ていたらしい。]
螢惑、遊ぼう。
[少しだけ目を見張った彼が、物凄く厭そうな顔をしたあと、午の目の前にはチカチカと星が散ったのを、今でも良く覚えてる。]**
(89) kotsuma 2015/02/20(Fri) 19時半頃
|
|
[否定される優しさにどうすれば良いのか悩んだが、素直にその優しさに甘えておこうか金の目を一度だけ瞬かせ。]
共に眠れるなら、何だ?
[探究心の強い蛇。 故に途中で途切れた物>>85の続きを気にするが、口にせぬならまあいいか、とそれ以上は問わぬだろう。 釣られる様に眉を下げた後、微笑む白兎に手を取られ、其のまま桃に染まる其の頬へと当てられる。 其の意味がよくわからぬ。不可解そうに眉間に皺を寄せた。]
(90) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 20時頃
|
|
[云われた事はひどく簡単な、だが己にとっては難しい事>>86。 約束は約束。違える訳にはいかぬ。]
…………時間は掛かるかもしれんが、善処はしよう
[暫し逡巡した後、律儀にそう答え。 解放された手を、そうっと頭の上へと伸ばし]
ありがとう
[乗せることが叶うならば、常の男であれば想像し難い優しさで頭を撫で。 ふわりと笑ってみせたのもほんの僅かで。 すぐに手を下ろせば他の同朋の方へ顔を向ける。]
(91) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 20時頃
|
|
で? 宴だったか?
[最後に残った呪い。 何があってもこの事を、操られし時の事を忘れられぬ。 だが、酒を飲んで少し位は浮かれても良かろうと。 そう思考する顔は、常通りの仏頂面。*]
(92) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 20時頃
|
|
― 光 ― [その時だった。 黒に染まった空間から、ぽつ、ぽつ、と光の雨が降り出し。
辺りが白に塗りつぶされる。 その中で、黒に紛れて見えなかった輪郭が姿を現した。
影。黒い人型を保っていたが、それは]
―― …… だよ。
[己の様に思えた。 黒き影は、もう一度、言霊を。]
(93) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃
|
|
……一緒に、行こうよ。
[そう言って影に手を伸ばしてみるも。 影は首を緩く横に振り。 「おかえりなさい、を。言わないと。」 そう、口元が語ったように思える。一瞬自分の心を一部置いていくような錯覚さえ覚えたが。 元は、彼女は……]
……ありがとう、ひつじさん。
[せめて、笑顔で。会い見えることはもうないだろう、直感的に感じる。ならば、良き別れをしよう。
影もまた、口元を綻ばせた。]
(94) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃
|
|
― いつもの光景 ― ――……。
[辺りが騒がしい。 幾つもの声が聞こえる。温かい。心地よい。 そう、一人ぼっちじゃない。]
……ぁ。
[上半身を起こして周りを見やり、影を探すも。 やはり、もう、彼女の姿は見えず。 少しばかり、心に穴が空いたような気もするが。 勢いのある彼の呼ぶ声に、思わず目頭が熱くなる。
嗚呼、夢じゃない。我儘を聞いてくれて、ありがとう。]
(95) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃
|
|
おはよう、しょろ……!
[この言葉が言えることが。 この日常的な挨拶が、幸せに思えるとは。 今はとびっきり特別な言葉の様に思えた*]
(96) kuryu 2015/02/20(Fri) 20時半頃
|
|
ありがとうございます
[善処してくれるというならば、それ以上は言うまい。 ぺこりと頭下げれば 律儀な彼の、大きな掌が黒髪に乗せられ、 ゆるりとなでられる。その感覚に、 兎はくすぐったそうに笑ったけれども、
続いて見えた 優しい笑みに、目を見開いて、驚いた。 それでそれから、頬を染めてふふふと笑う。]
(97) ゼロ 2015/02/20(Fri) 20時半頃
|
|
( ……やっぱり 笑顔がいいなあ )
[そんな声を心にとどめ、ほくりと温まる胸を抑えた。 宴だったか、と問う巳の声に、]
今宵は望月。月の宴。 うたげの準備を、しなくっちゃ。
[小さく呟いて、 皆の姿を黒い目に映し、 それでそれから、確か、 ――かみさまが倒れる前に、もう、支度は済んでいただろうか? そっと確認をしに行っただろう**]
(98) ゼロ 2015/02/20(Fri) 20時半頃
|
|
[主たる神へと欠片渡して、零す吐息は安堵。 したが、気を抜いていられぬのは年嵩の性分と経験ゆえ。]
これ、和むも良いがまずは穢れ祓わぬか。 天の川で禊し、さっぱりするとよかろう。
[ん?と視線巡らせれば、 邪気に触れた面々の内何人が下を向いたことやら。]
血の穢れものう…はよう労らねば。
[微かに漂う血臭。 寅の仔が自らに立てた爪と叫びは夢路で聞いた。]
(99) 唐花 2015/02/20(Fri) 21時頃
|
|
[案じるように視線送って、 そっと笑み浮かべる。]
もう傷つけるものはないゆえな。 労り、安らぐがよかろうて。
(100) 唐花 2015/02/20(Fri) 21時頃
|
|
―ずうっと昔― [巳に選ばれて然程経たぬうちだったか。 午の次代のお披露目があり、先代が次代の午をよく連れてくるようになった頃。 くだらない内容で呼ばれた時、神様含め皆で行われたかくれんぼ。 子供も大人もお構いなしに皆ではしゃぐ中、己は一人、隅の方でその光景を眺めていた。
己は気難しいと思われている故に、誘われることもなかったが、誘われたとしても乗るような者ではなく。 乗らぬ理由はただ単純に、遊んでる者等が怪我をせぬかを見守る為。 己は蛇故隠れるとなれば、必ず木の虚やらに隠れてしまう。呼ばれた時に出てこぬのでは意味がないと、参加はせずに次代の午を観ていた。]
(101) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 21時頃
|
|
[一の印象は『騒がしい者』 同年代のみならず、神様までもお誘いし遊ぶ姿は、己と同じ火性の者としては相応しいのやもしれぬが、己にとっては煩いと思ったのが始。]
……しかしまあ、元気なことで
[そう皮肉っている時だったか。 此方を見ていた午が此方へ近付いてくる>>89。 怪我でもしたのかと思い、凭れていた木から離れていると時に言われた言葉。]
「螢惑、遊ぼう。」
(102) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 21時頃
|
|
[当時は今より気が短く、手が出るのが早かった。 故に然程話すらしてなかった様に思うのに、いきなり己が厭う名を呼び捨てにされ、目を丸くした後に手をあげた。
午の次代を殴った事は咎められ、誰かだったかに、今思い出しても身震いのするような説教を食らった。
彼奴とは金輪際関わらない 彼奴は俺にとっての疫病神だ
そう二の印象を持ったのは、説教が終わり、足の痺れで立てなくなりし頃。 そうは思いはしても、男は律儀故に話し掛けられたら返す者で。 諦めが入る方が、ずっとずっと早かった。*]
(103) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 21時半頃
|
|
-遠い昔-
.....ぇ?
[酉の優しい声に、泣いていた子は顔をあげる。]
どうしてって....、ねずみが...、わたしが...わるいこ、 だから...、だから.....っ、っ
[絵本を抱いて、しゃくりあげて。]
べにはおねーちゃん...
ずるしたの.. ねずみ、わたし..、ずるいこなの..
(104) springkraut 2015/02/20(Fri) 21時半頃
|
|
[暖かい日差し。 頭を撫でられれば、抱きついて。 近くで喧嘩する、申と戌の声を聞いていた。]
(105) springkraut 2015/02/20(Fri) 21時半頃
|
|
....私、そんなこと言わな...
[戌を騙す申に言う。 見てられなくて、そんな風にい話しかけるといつも手を引かれて。 何故か自分まで一緒に逃げることになって。
気付いて怒る戌と楽しそうに笑う申におろおろするのはいつものこと。 あの日から、一緒に居ることが多くなった。]
(106) springkraut 2015/02/20(Fri) 21時半頃
|
|
どうして私なの......?
[何度聞いたことだろう。 性別も違う、真似るなら適当なひとが他に居るのに。
軽く、繋がれる手。 目があえば、ふざけて。]
.................
[会うたびに聞く度に。 その時々で変わる理由。
会うたびに、触れる度、揺れる心。 胸の奥、話したいことばかり増えて行く。]
(107) springkraut 2015/02/20(Fri) 21時半頃
|
|
[強くなれなくて、強くなりたくて。 でもいつも、誤魔化して逃げていたのは自分のほう。
「どうして、猫さんに嘘を吐いたんでしょう。」
それは―――**]
(108) springkraut 2015/02/20(Fri) 21時半頃
|
|
―昔昔― [しゃくり上げる小さな子の背中を優しく何度も撫でる。]
何故嘘をついたのか、のう。 それは我にも分からぬ。
けれど、当代のねずみは大層心優しいのでな。
猫もきっと、嘘をついた相手ではないと分かろうて。
[ぽん、ぽん、と一定の感覚で軽く背を叩く手のひら。 賑やかな戌と申の声に小さく肩揺らす子の頭をそっと撫でた。]
(109) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
お主は優しいこ。
優しくあるはのう、それだけで強いことよ。
[謳うよう。祈るよう。 言い聞かせて囁く。**]
(110) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
―風の当たる場所で―
[皆がそれぞれの想いを伝え、日常に戻る中。 戌はと言うと柄にもなく縁側に一人座り、宴前に先に酒を飲み始めていた。 自分の考えは間違っていなかったと思う。けれど、頭を冷やせばもう少し言い方があったのではないだろうか。他の方法も探せたのではないか。 無意識に、逃げていた部分があったのではないか。]
…逃げるって、何からだよ。
[何かも分かっていないから謝れず、だからといっていつものように騒いで喜べるかというとそうでもなく。 ただ、目を覚ました神の声を聞き、犬の耳と尻尾を出してぱたぱたと揺らす。 半獣になるのもまた、無意識の嬉しさから。]
(111) benico 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
月が…綺麗だなァ。
[今宵は望月だ。 盃を目の高さまで持ち上げ、月を酒に映す。 月光に映え輝く酒を、ぐいと一呷り。]
蛇じゃないし…月は、呑みこめないか。
[ぱたり、ぱたり、茶毛の尻尾は揺れる。]
(112) benico 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
泣きたくは、無い筈なのだけれどね。
[寅はいつも何かを隠して笑う。何故かは知らぬが、寅はいつも、痛く笑う。 気付いてはいけないのだと、何も言うべきではないのだと言い聞かす。 寅の矜持を傷つけるなどと己に説いて、誤魔化す様に笑って見せる。]
ほんに、寿命が幾分か縮んだ気分だよ。 主様にも言わなければいけないね。
[澄んだ空色が顔を覗く。己が目に溜まる雫にゆらりゆらりと空が、揺れる。 頬を撫でる指がこそばゆい、ぱちりと一つ瞬きを。はらりと一つ涙の雫。]
(113) k0ske 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
[雫に寄せられた唇に、久方ぶりに感じる感触に、目を見開けば。 映る悪戯な笑みは―――――――――――思わず見惚れる程、眩しくて。
この子もきっと、健やかに大きく育つのだろう。 眩しさに思わず目を閉じれば、離れてゆく体温を少し名残惜しく思う。 再び開いた視界に移るは、次々に起き出した同胞達。]
元通り、いや元より以上か。 ふふ、人間万事塞翁が馬…いや、雨降って地固まる、かな。
[皆の様子に笑みが零れる。この光景も主様の見通しどおりか。 ふらりとまだ足元が覚束ないが、よいせと立ち上がり仮面を探せば。 どうにも何処にも目当てものが見つからぬ。]
(114) k0ske 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
[はたと思い当り寅の姿を探せど、時既に遅く見つからぬ。]
櫻。これ、櫻は何処に。
さくら、悪戯が過ぎるよ…
[袖口で顔を隠し、其方此方をふらりふらりと。
慣れぬ日の光に目が眩む、髪色と同じの睫毛では日の光を防げぬ。 細めた視界にふらつく足取りで座敷を目指せば、誰にとんとぶつかり。]
(115) k0ske 2015/02/20(Fri) 22時頃
|
|
[背にとん、とぶつかる感触。 近づく声音を避けもせずに、振り返れば、 そろりと顔隠した辰の姿。>>115]
おや、主の尊起きたゆえ、眩さに目が眩んだと見ゆる。
[くすくす笑って、手をとり。 座敷の中、定められた席の円座まで導く。]
(116) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
[久方ぶりに露わにされたその面。 本人がどれほど厭おうとも、 酉にはただ懐かしく慕わしいばかり。]
心配をかけたのう。 見たところ、穢れはうつらなんだようで何よりよ。
これも年の甲かの?
[我もまだまだ、と笑い。 未だ十二支揃わぬ座敷でこっそりと神酒の杯を手に持たせる。]
(117) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
ほれ一献。 禊代わりよ。 まして、心痛慰むる百薬の長であれば咎めようもあるまいて。
[朋輩に心砕く辰の、今までも気持ち思えば、 およそ平静ではいられぬであろうと。
穢れ清める酒の杯を手に持たせる。]
(118) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
[賑々しく宴の準備が進む中、一人姿の見えぬ者がいる。 クリアになった視界できょろりきょろりと辺りを探せば。
縁側にぽつりとひとつ、月を肴に酒を飲む人影が。 静かに近寄り、尾を振って酒を呷る背中へと声をかけ――――――。]
タロ。
[振り向いた頬へと平手をひとつ。パシンと乾いた音がその場に響く。]
(119) k0ske 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
[戌はどんな顔をしていたか、見る事もなく傍へと膝付き戌の頭を抱え込み。]
タロ、すまなかった。 でもね…あのような事、今度したら平手では済まないよ。
あんなに肝の冷えるようなこと、やめておくれ。
[戌を抱く己が腕は少し震えていたか。己より高い体温が冷たい体に沁みてゆく。 常の様にゆるりと頭を撫でて身体を離し、戌の瞳を見つめ。]
約束して、くれるかい?
(120) k0ske 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
…身代わりたらんと勢い決めても、 怖さはあるでのう。
待っていてくれる人がいればこそ 心根も強う持てようて。
[他の若輩には零せぬ本音。 露わに艶めくには気恥ずかしい心持ちに、 まだまだ己も未熟なものよと笑う。]
待っていてくれはせぬかと、期待して突っ走ったのは 鳥頭の浅慮ゆえ許せよ。
(121) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
邪気からもたらされた眠りより目覚めて 常と変らぬ辰の翁が居ってくれたは……
なにより心強かったし嬉しかったのう。
[にこり笑う酉の頬。 化粧施さずとも淡く紅さし、本音が花弁の如くこぼれた。]
(122) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
[禊よ、祝いよ、と差し向ける酒杯。
今ばかりは似合わぬ照れがあっても 見過ごせとばかりに芳醇滴らせる*]
(123) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時半頃
|
|
[もんぺは幸せだった。大好きな親友に、大好きな仲間に囲まれ。
「またふたりで ごはんをたべましょう」>>72
もんぺの瞳は、更に輝き]
…うん!うん!…宴だ〜〜!!
[そう。二人で食べれば、美味しさ倍増だ。
それから、いくらかゆりと話した後、彼女は駆けだす>>73 一瞬何かと思ったが、その先に見えた人を見て。きっと彼とも仲よしなのだ。彼とも、感動を、幸せを分かち合いたいのだと理解し、彼女の背を見送った*]
(124) アリス 2015/02/20(Fri) 23時頃
|
|
[何かを呟き駆けていく卯の背を見送った後>98、暫くしてから宴の席へと向かうと、酉と辰が飲んでいたか>>118。]
なんだぁ? もう飲んでんのか?
[決まった座、辰の席の隣へと腰掛けながら尋ねて。]
……世話掛けたな
[謝るなと卯に言われたから、年長二人には謝らずにそう告げて。]
(125) あんもびうむ 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
―悪餓鬼どもとの昔話― [ひらりかざす緋色羽。 ようよう馴染んで落ち着き始めた頃のこと。
巳が午を殴っただの騒ぐ小童どもの群れに>>103 すたすた押し入り、
食らわせる拳骨は二人分。]
(126) 唐花 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
殴る方も悪いが嫌がることをする方も悪い。 周囲で囃し立てたも同罪ゆえな。
[呆気にとられる小僧たちに容赦なく同じように制裁くだし、 ああ、爪が歪んでしまうわ、と嘯いた。]
午よ。 正直が悪いとは言わぬがな。 嘘も方便、他者の傷つかぬ言の葉選びにそなたはこころ砕け。
――で、巳よ。
(127) 唐花 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
この馬鹿者。 名前一つでお主が矜持と巳のお役目が地に落ちるほど安くはないわ。
己をしかと保て。 胸を張れ。 さすれば、他者の評価など後からついてこようて。
[にこり笑っていい諭す。]
(128) 唐花 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[――が、]
したが、主の尊の御前騒がせたは重罪ゆえの。 御老のお叱りはたんとうけよ。
[微笑み、悪がきどもへと示すは先代の亥の大老。 酉の一喝で多少は雷も威力も和らごうこともあるやもしれぬが。 小童どもにはその加減とて分かるまい。
たっぷり叱られ、涙目になったちびどもを 改めて抱きしめてやれば、小さくごめんなさいと聞こえて。
その無邪気さに微笑み返す。
そんな昔の小さな思い出話よ。**]
(129) 唐花 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[壷が割れた。眼鏡が割れた。 次に何が割れるのだろう。
割れた壷は清められた。 割れた眼鏡は視界を歪ませる。 次に割れる何かは、元に戻るのだろうか。]
――――え?
ぇぇえ、えっ? そそそそ、そん、そっ
[亥の鼻先が羞恥に赤くなった。>>81 そんなつもりで言ったのではない、下心はないのだと弁明に首を振る。 手を取られ、閉じ籠った場所は灯りの遠い場所。
(130) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[軽い衝撃に袖の端から覗いてみれば、小さく笑う酉の姿。 手を取られ向かうは座敷、座る様にと促され。 あれよあれよという間に手には、神酒注がれたる清めの杯>>117。]
ほんに心配したよ、無事で何より。
でも紅羽、少し待っておくれ。 ちがうんだ。話を…
[手で傷口を覆いかくし、眉を寄せて酉を制すが聞く耳持たぬ。 次ぐ話には遂に口も挟めず、ただ静かに耳を傾け。]
(131) k0ske 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[ぁ、と溢したら吐息が大きく聴こえ、亥は慌てて口を閉ざす。]
………ぅ ん、ぇと
[着物の中が見たいのは本当だから、僅かに頷き。どきどきと心臓の音が煩くて堪らない。] ―――いいの?
[確かめる言葉を紡ぐのは、不安だから。自分で良いのかと。別の誰かが良かったのではないかと。 ふたりきりになっても。
『じろちゃんにだけ』
その言葉に、腰紐がしゅると解かれる布音に、亥は己で良いのだとようやく得心し、腰を下ろした。>>82]
(132) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[露になる赤色。 苦し気に亥の顔は歪み、忠告を思い出して首を振る。]
さく、らちゃん……。 違うよ、違う。
痛そうな顔をしないといけないのは、櫻ちゃんだよ。
これ……
[もっと近くで見たいと顔を寄せる。 爪の跡。あぁ、この爪は。]
(133) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[にこと頬染め笑う酉。微笑ましき姿に小さき息つき苦笑い>>122。]
お前達は、すぐ爺を置いていくのだから。 私が何時までも待っていると思うてはいけないよ。
…なにせ一人で、泣いてしまうぐらいだ。 寂しさ故に、いなくなってしまうかも知れないね。
[いつから酉にはしなくなったか。 巳が来るまでの幼き頃は、己が特権と言わんばかりに頭を撫でてやったもの。
傷隠したる手を離し、ぽんと酉の頭を一撫で。]
(134) k0ske 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
………ぁ
[零れた涙を両手で拭う。 きっと、きっと。
代わりに泣いているのだと思うから。]
櫻、ちゃん…… ごめん、ね。
[肌に触れること。傷に触れることを先に謝った。
――忘れて、忘れて。
そぅ身体に望む。気を送る。]
(135) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
大丈夫、だよ。もう痛くないから……。
もう痛くしなくても、大丈夫だよ……。 僕が――
[ぽろぽろと零す涙をそのままに、赤色に唇を寄せ。 微笑みかけた。*]
(136) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃
|
|
[酉と酒を酌み交わし、喋りたる所に巳の姿>>125。]
準備は若い子等に任せるよ。 爺はゆっくり一足先に、美人の酌で酒盛りだ。
[隣の席に腰を下ろし尋ねる巳に、杯をゆらと揺らして見せて。]
…おやおや、何の話だろうね。 世話を掛けられた覚えなど、私にはないよ。
[小さく告げたる巳らしい言葉に、はてと首を傾げ。 くつりくつりと肩を揺らして、はてさて何の事やらと恍けてみせる。]
(137) k0ske 2015/02/21(Sat) 00時頃
|
|
[ふと聞こえた辰の声に>>134、小さく指先が跳ねる。]
なれば…次はもう少し抗わねばのう。 泣くを見るは切ないゆえ。
[片手でもゆとりあるほど小さなひよこ。 抱き上げてくれた温もり思いだし、 せめて涙零さず済むほどには傍にあろうと、 そっと思った。
久方ぶりに頭に触れた手のひらは、 やはり大きくて温かくて、 顔を隠す仮面があってもなくても、慕わしいのだと 笑みを浮かべる。]
(138) 唐花 2015/02/21(Sat) 00時頃
|
|
時に螢惑、櫻を見てはいないかい?
[居心地悪そうに右眼を潰す傷を撫ぜ、巳に問いを返す。]
私の、仮面を持っていってしまったようなんだ。 櫻の悪戯にも困ったものだ。
まるで、いつかの誰かの様だよ。
[ちらりと見たる酉の顔。すぐに巳に視線を戻すが、酉には気付かれただろうか。]
(139) k0ske 2015/02/21(Sat) 00時頃
|
ショコラは、タルトにバナナを差し出した。
springkraut 2015/02/21(Sat) 00時頃
黍炉は、モスキートにニヨニヨ。
kotsuma 2015/02/21(Sat) 00時頃
タルトは、ショコラにうっきー!!と飛びついた
miduno 2015/02/21(Sat) 00時頃
|
一応俺は三番目で、そこそこ長くいんだけど
[暗に飲ませろと言ってみるが>>137、まだ若いと言われればまあ仕方あるまい。宴まで待つ心算。 恍けられればそれ以上は言わず、名を呼ばれればまた不機嫌そうな顔をする。]
名を呼ぶな 寅のか? 知らん 珍しいと思ったが、そういう理由か
[誰かとは誰のことか。 酉の顔を見ていた気がするが、まさかと思い直すのであった。]
(140) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 00時頃
|
|
[それは遥か昔のこと。 初めて緋色の衣身につけ、 皆へお披露目して。
けれどまだまだ童ゆえ、 すぐに体力尽きて大きな龍の膝で微睡んだ。
ぱちりと目を開いた時には先達は皆酔いつぶれ、 仮面つけた龍もまた、夢うつつ。
好奇心と悪戯心。両手に宿って伸びたは仕方ない。]
(141) 唐花 2015/02/21(Sat) 00時頃
|
|
[傷痕を醜いとは思わなんだ。 初めて見た素顔に、じっと視線注いで。
その瞳が開いたのが嬉しくてにっこり笑った。]
「お顔が見えても、見えなくても、大好きよ」
[困惑した表情に、年上の男を初めて可愛いと思うたは内緒。
ちらりとこちら見やる視線に>>139 その折の面影重ね、微笑むばかり。]
(142) 唐花 2015/02/21(Sat) 00時半頃
|
|
-宴が始まる頃-
..................き、だったから?
[目が覚めると座布団の上。 髪を撫でる手は未だ、そこにあっただろうか。 ゆっくりと頭をあげて、辺りを見回した。]
始まってる....?
[霞む世界に目を凝らす。]
(143) springkraut 2015/02/21(Sat) 00時半頃
|
ジョージは、タルトに眼鏡を押し付けた。👓
k_karura 2015/02/21(Sat) 00時半頃
|
私にしたら、皆若い若い。
[口ではそう言いつつも、杯を渡して酒を注いでやって。 気にもせずに名を呼べば相も変わらずの仏頂面に、楽しげに笑って見せる>>140。]
ははは、呼ぶよ。これからも、ずっと。 私は螢惑の名が好きだと、言っただろう?
そうか、知らんか。 これから宴だ、あまり気の良うないものを見せたくないというのに。
[俯き袖で顔を隠せば、羽織も返っておらぬことに漸く気付く。 ちびりちびりと酒を呷って大きく溜め息をひとつ。]
(144) k0ske 2015/02/21(Sat) 00時半頃
|
|
[何だかんだ言いつつも注いで貰えた盃>>144を手に取って、あのおっかない先代の亥の大老に教わった通り、掲げてから飲み干す。]
凶星の名を好きだなんざ、酔狂だとしか思えんが
[溜め息吐きつつそう溢し、己の顔を気にする内容を聞けば不可思議そうに顔を顰めて見せる。]
貴方が気にするほど、皆は気にしてないと思うがな その傷含めて貴方だろう 其にその傷、俺は綺麗だと思うが
[そう事もなしに言ってみせ、空いた盃に次の酒を注ぐ。]
(145) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[赤き血潮に染まった頃も。あったという。 怨嗟の声が止まぬ夜も。あったという。
お伽噺にするには新しい、昔ばなし。]
………だれ?
[岩陰の、奥から人の声が聴こえた気がして。 少年は足を向ける。]
(*19) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[血に染まり、怨みに染まる事もあった上佐川。 そうと知っても其処に佇み、飽くることなく泣いたのは、其処にいれば己の持つ名を持った人に、必ず逢えると思ったが故。]
逢いたいわ 逢いたいの……
[何時までも何時までも泣いていると、誰かが此方へ来た気配がして。]
誰なの……? 『しんしょう』……?
[それは、そうであってほしいという、願いにも似ていて。 肩までの長いとも、短いとも言えぬ黒髪を靡かせながら振り返る。]
(*20) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[振り返ったその少女は。
川面の光を黒髪に受け。まるで光の輪を冠しているかのよう。
初めて聞く声が、初めて聞く名を呼んでいる。
それは誰の名?]
(*21) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時頃
|
|
[いや。 己の名だと―――信じることができた。]
なつひ!
[叫んだ。開いた口から飛び出た名前。 駆け寄り、腕の中に抱き締めて頬を擦り合わせた。]
夏日、夏日、なつ……ひ
[手は黒髪を乱す。光を払うかのように。]
(*22) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時半頃
|
|
[振り返った前にいたのは見知らぬ少年。 駆けてくるその少年が紡ぐ名は、聞き覚えのない、知らぬ名ではあったけれど。 其が己を示す名であることは、すぐにわかって。]
しんしょう……? 辰星なの……?
[尋ねなくとも、己の中で答えは出ていて。 駆け寄り、すりより、されるが侭に髪を乱れれば、今度は嬉しさで目が熱くなる。]
今度はちゃんと、忘れなかったわ 貴方もちゃんと、覚えててくれたのね
[抱き締め、その温もりが本物であると実感すれば安堵し。 やっと逢えたと、鬼灯色の目からまた涙を溢した。]
(*23) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 01時半頃
|
|
[弱みを晒す、強さは無い。 先に釘を打ったって、どんな顔をするか目に見えていて だから、本当は見せたくなんて、ない。
>>132「いいの?」と問う言葉に、曖昧に笑う。 本当は、嫌だけど。心の中でそんな返事を押し殺す。
自分の所為で傷つき、悲しみ、苦しむ顔なんて、 受け留める、強さは無い。
けれど、己の為に勇気を出して、おっかなびっくり差し伸べてくれその手に、応えなければならない気がして]
(146) 海月 2015/02/21(Sat) 02時半頃
|
|
[肉を裂く痛みには随分慣れた。 甘えて嘘泣きはするけれど、けれど本当はどうってことない。 だから、そんな顔しなくて良いのに…
予想に違わぬ>>133亥の顔に、浮かべた苦笑の苦味が増す。 ずきり、ずきり、胸の奥が痛むから、そんな顔、させたくないのに]
ほらね?みんなずるいの。 痛がるのも、涙を流すのも、ぜんぶ先に取っちゃうんだもの。 そんな顔して先に泣かれたら、 櫻は何時まで経っても泣けないわ?
[何処か困ったように、大人びた顔で笑う。 あんなに欲しかった>>135「大丈夫」の言葉、 けれど、結局受け取り方が、判らなくて…]
(147) 海月 2015/02/21(Sat) 02時半頃
|
|
[目の前で揺れる柔かそうなくせ毛。 耳を澄ませば聞こえる暖かな吐息の音と、二人分の鼓動の音。 …じろちゃんの匂いがする。 目を閉じてじっと彼の存在を感じている間に、 気付けば胸の内を苛む痛みを忘れていた。
水生木の理の侭に、餓えた心を満たしたのは彼の持つ水の気か、はたまた、……大きな眼から零れて、降る、暖かな慈雨か。
じんわりと、訳も判らず、目頭が熱くなる。 けれど、零す涙は彼の目から、もう零れてしまったから 何かが溢れる事は無い、それでも、泣いていた気がする。 彼の暖かさが、切なく胸を締め付けるから
痛みでは無い、どこか心地よく、けれど苦しい]
(148) 海月 2015/02/21(Sat) 02時半頃
|
|
[知らぬその感覚は、きっと彼の流す涙の所為だとあたりをつけて。 両手で包み込むように顔を上げさせ、親指の腹で零れる涙を拭う。
次から次へ溢れては拭っても拭っても、きりがなくて、 深い海の色の目が溶けてしまわないか少し心配になってくる。
しゃっくりみたいに、吃驚したら、止らないかしら?]
…汚れちゃった、ね。
[涙に溶けた赤色が乗る、亥の唇にざらりと 毛繕いでもするように、舌を這わせた。
悪戯に笑う眼を細めて、驚く顔を探す。 …上手く涙は止まっただろうか?]
(149) 海月 2015/02/21(Sat) 02時半頃
|
|
[涙が止まっても、止らなくても、意表を突いたその隙に 「はいお終い」と手早く寛げた着物を片付ける]
…そういえば、じろちゃん、 何か、急いで居たんじゃないの?
[何処かへ向かう途中だったような、出逢った時の彼を思い出して、話題を変える試みを。 己も身を清めて衣を替えて、何事も無い顔で戻らなければ。
彼が神主の為に水を取りに行く用事を思い出せば、一度別れることになっただろうか。
別れ際に、もうすっかり癖の付いた笑みを描く唇に 人差し指を立てて見せて、「ふたりだけの秘密、ね?」 なんて、揶揄すればもう一度、 愛らしく恥らう亥の姿を見る事が叶っただろうか…?*]
(150) 海月 2015/02/21(Sat) 02時半頃
|
ショコラは、櫻子をふるふるぎゅう....
springkraut 2015/02/21(Sat) 07時頃
|
-とある日の出来事-
..........うん
[あれはいつだったか。 物真似をされるようになって、ある程度の時が流れた日のこと。 いつもの悪ふざけ。 手を引かれて走っている時に躓いてしまって。 集会所の申の部屋で手当てを受けていた。
膝を少し擦り剥いただけなので、消毒して。 飲み物を持ってくると出て行った申を見送り、ふと机の上。 置かれている薄い本に子は手を伸ばした。]
...................
(151) springkraut 2015/02/21(Sat) 09時半頃
|
|
[文字がないその本を子は凝視する。 紙面上では、部分的にしか衣を纏わない大人の女性達が様々の姿勢を取ってこちらを見つめていた。 その、いずれの女性も皆、胸が大きく肉感的で妖艶で、子とは何もかもが程遠く。 中心に居る女性の容姿はどこか酉の面影があった。]
(152) springkraut 2015/02/21(Sat) 09時半頃
|
|
........紅羽さ――――
[そういえば、よく申は酉のことを「判っている」と誉めていたか。 そんなことを思い出しつつ、頁を捲りかけて。
背後、大きな声。 有無を言わさず取り上げられる本。]
.....か、勝手に見て、ごめんなさい......
[申の本を奪う、勢いと速さに子は謝罪する。 何だか、色々言われた気がする。 持ってきてくれたお茶を呑む間、目も合わせてくれなくて。]
(153) springkraut 2015/02/21(Sat) 09時半頃
|
|
.......................
[子は申の知られたくない秘密――酉が好きなこと――を見てしまったのだと誤解したのだった。**]
(154) springkraut 2015/02/21(Sat) 09時半頃
|
|
お、じっちゃん!
[声をかけられ振り向けば、仮面を被っていない辰がそこに>>119。 そういえばじっちゃんの素顔見るのはこれが初めてだなとか、どうやっていつも通りに振舞おうか考えていれば、]
…へ?
[耳に響く音、頬に走る熱。 ぽかんとした間抜けな顔を、辰に向け]
(155) benico 2015/02/21(Sat) 12時半頃
|
|
あ。
[叩かれたのだ、と抱きしめられて初めて理解する。 冷静になった頭で考えれば、なぜ平手が飛んできたのかもすっと飲みこめ。 普通の犬より寿命が長いとはいえ、一つしかない命。 大事にしろと言えるのは年長者ならでは。]
…ごめんなさい。
[だから素直に言葉にできた。 心が少し、軽くなる。]
(156) benico 2015/02/21(Sat) 12時半頃
|
|
[血の穢れを清めて戻る座敷。 ちっちゃな仔虎の姿で、目立たないように、そっと。
真っ先に向かうは神の御前。 けれど礼節なんていまいちだから、改まる事無くずぼっと衣の裾に突っ込んで隠れる。 ひょっこり顔だけ覗かせた、その口に咥えているのは、辰の仮面]
ないしょ。ないしょ、ね?
[主たる神に、悪戯っ子の楽しげな声音で一方的に頼み込めば、辰の羽織の影に仮面を隠した。 そしてご機嫌に尻尾をぴんとたてて何食わぬ顔で辰の傍へ]
(157) 海月 2015/02/21(Sat) 15時半頃
|
|
[間一席まだ空いている卯の席を陣取って、辰の脚を勝手に枕にごろんと仔虎が寝転がり、甘えてゴロゴロ喉を鳴らす。 もう”甘えん坊の櫻”に戻っても良いだろうと、そう判断して。
仮面の行方を問われれば、しれりと]
櫻しらなぁ〜い。 ……ねー?
[なんて主に同意を求めて困らせたりしただろう。 子供の遊びに神主が付き合ってくれたか、否か**]
(158) 海月 2015/02/21(Sat) 15時半頃
|
|
[もぞりもぞりと辰の脚にやって来た、幼い寅の姿>>158の特有の声を聞けばそちらを目にし。]
……なるほど、悪戯っ子ね
[主神の方へ見やる視線に、己も釣られてそちらを見るが、相手が相手故に御存知か否かを尋ねる訳にはいかず、また視線を盃の方へ。 そういえば、寅のは怪我をしてはおらなかったか。 己の鋭爪で付けた傷。あるならば治そうとは思うが、血の匂いがせぬ。 大した傷ではなかったのであろうか、と盃を傾ける。]
(159) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 16時半頃
|
|
―とある日の出来事―
[青天霹靂とはまさにこのことか。
ゴクリ。
自分の喉が鳴る音が耳に響いた。]
わぁーーーーーっ!!! なっ、ショコラ…!! 違う、それは違う!! おいらのじゃない!勝手に机の上に…!! 誰のかわからないから返すに返せなくて…。
すっ、捨てようと思ってたんだ!!
(160) miduno 2015/02/21(Sat) 20時半頃
|
|
[小さな声で謝罪が聞こえたがそんなことはお構いなしに 掠め取るように子の手から本を取り上げる心に平常心はなく 頭の中では
どこまで読んだ…!?袋とじ開いてたのバレちゃったかなぁ…!?『日本ぶらり旅おっぱい百選』…!見ちゃっただろうか…!!
子の考えとは裏腹に目の前の本のことで頭がいっぱいだった。]
(161) miduno 2015/02/21(Sat) 20時半頃
|
|
―いつぞやの事― [ある座敷を何の気なしに覗いてみると、申が何かを眺めていた。 其処に午や戌もいたであろうか、何をやっているのだろうと入り込み、申の手にある其を後ろからそっ、と取り上げ、中身に目を通した。 載っていたのは女性の胸の写真。]
……ふーん 申のもこういうのを見る年頃になったか
[それだけいうと元のページを開いて返した。 さすがに実(子)をなし始める時期の者。全く興味がないわけではなかったらしい。]
(162) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 21時頃
|
|
[いつともなく居心地悪そうな南方に、小さく笑い。]
ほれ、お主も飲もうて。 独り占めしたくなるような甘露だが、共に飲むがよほどの美味よ。
[杯に注いだ透明な酒精押し付け、 まさか我の酌が飲めぬとは言わぬであろう?と小首傾げる姿はいつも通り。]
(163) 唐花 2015/02/21(Sat) 21時半頃
|
|
[取りついていた翳りが既に遠ざかるを改めて見て、 そっと笑み深く。]
(あの子らとも――、 いつか誰ぞ飲み交わしてやれる宿縁巡ると良いて)
[とうに感じ取れない邪なる気の行く末思い、 己の喉灼いて滑り落ち行く酒の香に、こくんと白い喉が揺れた。]
(164) 唐花 2015/02/21(Sat) 21時半頃
|
|
[酉は邪を飲み喰らうもの。 喰らいて退け、清めるもの。
胃の腑に落ち行く熱に、いつか邪気の浄化されるの願って。
今はただ、宴の声に微笑むばかり。]
皆の顔が、一番のつまみよのう。
[はしきやし、と零す呟きは誰ぞ聞いたか。 酔うた酔うたと笑いながら、 主の神へと他愛ない悪戯しかけ、 辰の背に寄り掛かって、杯掲げる。
見渡す座敷、思い思いに過ごす朋輩はどれも愛らしい者。]
(165) 唐花 2015/02/21(Sat) 21時半頃
|
|
…ひと騒動あったが、こうして幸せを感じられるのであれば ま、幸福呼ぶ壺というのも全くの嘘ではないのやも知れぬの。
[尤も、主の尊の耳に入れば、また何を購うことやら。 一人呟くにとどめた声に、込められたは
何の変哲もなく、ただ常に溢れるばかりの
かけがえのない―――しあわせ、と呼ぶもの。**]
(166) 唐花 2015/02/21(Sat) 21時半頃
|
|
[いくら目を細めても、視界の輪郭がはっきりするこはない。 けれど、辺りから洩れ聞こえる声に。気配に。 いつも通りの日常が戻ったのだと子は改めて実感する。]
...............よかった...
[また力が抜けて、申がそこに居たなら、その肩に頭を預けるような形になったかもしれない。]
楽しみだね.....、宴会...
[杯を手に語らいあう皆を眺めながら、傍らの申に子は幸せそうに微笑むのだった。**]
(167) springkraut 2015/02/21(Sat) 21時半頃
|
|
ぁ……と、えっと。
[しかしまぁ。いざ、言いたいことがあっても。 午の彼を目の前にしてみれば、なかなか口から言葉が出てこない。 いつも通りの一線を越えてしまうのでは。もし拒絶されてしまったら。そんな後ろ向きな考え。私らしくもない。]
しょろ、おんぶー。おんぶったらおんぶー!
[じわりと熱くなる頬を誤魔化すかのようにいつものように我儘を。 実のところ憑き物が取れたせいか、身体の方は力が入らず。 午の彼におぶされば、自身の重みを彼の背に預けて。]
(168) kuryu 2015/02/21(Sat) 22時頃
|
|
……ねぇ。
[宴会場へ向かうであろうその足取りの途中、彼に囁くように。]
―― …… だよ。
[もしかすると、彼は聞き取れなかったかもしれない。 そうでなくてももう一度聞かれたかもしれない。 そんな時は顔を真っ赤にして、一寸の沈黙の後。]
大好きだよ、黍炉。
[今度はちゃんとはっきりと言葉を紡ぎ。 返事がどうであれ、顔を隠すように彼の背に埋まった**]
(169) kuryu 2015/02/21(Sat) 22時頃
|
|
[かりゃり、かちゃん。 宴の支度を進めてく。
かみさまと上戸な大人達には旨い酒。 酒飲めぬ者には甘い菓子。 無論、腹を満たす魚や米やも用意して、 (騒動の前に準備してくれていたから、 苦ではなかったのだけれど )
それでそれから、餅をあげていないひとの席には兎餅。 それぞれしっかり並べれば、ほどなく宴会は始まるだろう。]
じゅんびが すみました
(170) ゼロ 2015/02/21(Sat) 22時頃
|
|
[かみさまにそう告げて、 辰に甘える寅>>158のこの、姿を見れば 先ほど亥と連れ立ったとき薫っていた血の匂いを案じつつ
十二支になりたての幼子の、ふわりと白く柔い毛を 見て ふるりと頬染め震え、]
……さわってもいいですかっ
[そう問いかけ手を伸ばした日を思い出す。 だから、微笑み、自分の席には戻らず。 そっと縁側に座り込んだ。]
(171) ゼロ 2015/02/21(Sat) 22時頃
|
|
[宴の声に笑む酉の、零した声>>166に、ふと頷く。
なにより巳>>91の笑顔を一日に二度も見れたのだから 卯にとっては あれはあながち悪い壷とも云えぬ。 だいすきなともだちに 辛い思いをさせたということはあるものの。
そういや、おいしそうなご飯があったのだった。 あとで丑と一緒に食べようと考えて、]
(172) ゼロ 2015/02/21(Sat) 22時頃
|
|
[ まだお酒は飲めぬ年の頃。 それでも とろりと杯満たす上等の酒に うつる酒まで飲む戌>>112の真似して一献傾けた。
甘く、馨しい香り。 かみさまの傍にいた時と同じ気分。
ほう、と頬に朱がのぼる。 ゆっくり外を見上げてみりゃ 夜空にひとつ、潤むうさぎの目にひとつ。 まぁるい月が、浮かんでた*]
(173) ゼロ 2015/02/21(Sat) 22時頃
|
|
[猪は匂いに誘われやすい。 だから隠されるといっそう辛くなる。胸がきゅうとなる。
見せたくないものなのに、隠しておきたいものなのに、気付いてしまってごめんねと思う。
棚の奥に隠されていたお餅みたい。]
ず、るい? ずるくなん、か……
[涙袋に溜まった雫は留まりきれず、また落ちる。]
(174) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時頃
|
|
――ずるいのは、櫻ちゃんの方 だ。 何でもないよ、平気だよって、いつもいつも心配させないように、してる。
逆、だよ。 いーんだよ、心配させてよ。 悲しませてよ、痛いって……思わせて、よ。
ねぇ。
(175) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[堰を切ったように涙は止まらない。 ごめんねと言葉にならない謝罪。 己が泣いていたら、いつまで経っても寅が泣けぬから――と。
顔面が上がり、喉を晒しても。 涙は止まってくれなかった。]
(176) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[移った赤は唇を僅かに飾り。 指先ではない感触に、亥は言葉を忘れる。]
―――っ!
な、なななな、なっ
[ぼふりと煙が見えそうな程、亥の身は赤に染まる。]
(177) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[広間から離れた理由を思い出させる言葉。 驚きのあまりに飛び出していた尻尾を後ろ手に抑え。 神様に運ぶ水を用意する為、寅と暫し別れることを選ぶ。
人差し指は内緒の証。
閉じられた襟、弧を描く唇、涙を拭った指、見詰める瞳。
どれもかれもを直視出来ずに、亥は俯きこくりと頷く。癖っ毛から覗く耳は赤いまま。]
じゃあ、また後で……。
(178) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[着替えもあるからと先に出ようとして。引かれた手首、上から手を重ねて。 振り返った。]
――櫻ちゃ ん!
[名前を呼んで。 腕を伸ばして。
身を引き寄せて。 うんと背伸びして。
唇を目端に掠めさせる。]
(179) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
えと、予行演習 だから。
[今度こそ、先に痛いと感じれるように。泣けるように。 また、己だけに見せてくれるように。 ずるくないように。]
………じゃ、あ!
[ふたりだけの秘密を重ねた。**]
(180) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[酉に盃を押し付けられれば、やはり酉のには敵わぬと渋い顔をしながら美酒に口をつけ>>163。]
……ああ、やはり旨いな
[この喧騒の中で飲む酒は。 酉の言葉に頷き>>165、思案にふける。 淋しいと最後に呟いた、己に憑きしあの邪気は、この喧騒の中に混ざりたかったのではないかと思えてきて。]
……何れ、夏日の呪いを解かねばな
[恩も仇も、過ぎたるは返さず相応を返す。 ならば己の掛けし呪いも、いつぞやは過ぎる物となる。 ならば何時か、呪いを解くときは。 彼奴が幸せになれるよう、手伝うのも良かろうと。]
(181) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
……そうだ、申のに言わなきゃなんねぇことがあんだった
[夏日のことで思い出した。 どうやら亥のに憑いていた邪気は、子と申を間違えて呪を掛けたらしい。 その事は邪気を探っていた時、感じており。]
いい加減、申のは知恵者だと認めねばな
[何時かの昔に言ったこと>>0:230。 邪気を誤魔化せる程の猿真似ならば、立派な物。 果して彼の者が覚えてるかは定かでは非ず。 だが其でも構わぬ、と申の姿を探し始めた。*]
(182) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[巳 火性 陰 その方角を司る神は『おそれ』を表し、凶とされ 司る星も凶星たる星『螢惑星』 別名『火星』
方角も、星も、司りし神も、己が名でさえも 凶事ばかりを示すもの
軈て来る吉事を、深く味わう為に在るもの]
(*24) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[禍福は糾われる縄の如く、表裏一体を成すもの 何れ程願い、神にすがろうとも、大吉は何れ凶に還る
其は禍とて同じこと 身に振り掛かりし厄は、廻り廻って何れ吉へと還る
――だが、その何れも必要な事に非ず 大事は、禍福は神が決めるに非ずと云うこと 総て己が決めし事、と云うこと]
(*25) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[己を不幸と思う者よ 己の禍を嘆く者よ 禍凶を知りし時、初めて幸福を知ると思し召せ
禍凶ありてこその幸福だと思し召せ]
(*26) あんもびうむ 2015/02/21(Sat) 23時半頃
|
|
[総ての禍福は意味あること 総ての禍も福も、己が決め、定めたと云う事]
(*27) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 00時頃
|
|
[其を胸に刻み、己が手で幸福を*掴み取れ*]
(*28) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 00時頃
|
|
[―――――――幸せだ、
と思えたのは久方振りだった。]
(*29) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[その瞳は赤橙。 遠くからでも招き、誘う色。
胸焦がす名前を呼べる幸せは喉を震わせる。]
……あぁ、そうだとも。 僕が「辰星」だとも。
(*30) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[遠い記憶。暗闇のなか。光のなか。 確かな感触、甘やかな香り、心地好い声。
なつひ。
其れ以外の名前など知らないとばかりに、繰り返す。
なつひ。 夏日。>>*23]
忘れさせるものか。赦さないと――言っただろう?
忘れるものか、忘れるなんて――… もう一度喪うなんて。
(*31) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
――――嫌だ。
(*32) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
……今度こそ離れず、共に生きていこう。
夏日。 君の全てが―――欲しいんだ。
生きる時間も、何もかも。 もう待たせないで済むように。
[奪わせて欲しい。
独りにしないで――と 請い願う。恋願う。**]
(*33) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[露を乗せた笹の葉を神様に届けた後、亥は戌と子の間に座す。
宴の品のひとつひとつ、皆が楽しめるようにとの想いが伝わってきて。ほくばぐと思いの外腹に詰めてしまった。]
―――あの人は、幸せを見付けたの、かな。
[何となしに紡ぐ言の葉。 あの人は……さて、誰のことだったろう。
――忘れてしまったナニカ。]
(183) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
|
[皆の視線が集まった気がして。 亥は緊張に背を震わせた。
いつもの通り。 いつもの通りの、幸せな時間。**]
(184) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
[穢れの落ちた陶片を酒の器にして。
神様は宴の輪の中にいた。
壷の中に在ったもの。
届ける声あれば聴かぬ振りをして。
明日も善き日になろうぞと笑うのであった。**]
(#8) 2015/02/22(Sun) 00時半頃
|
[己が紡ぎし名を肯定せし少年>>*30に、繰返し繰返し名を呼ばれ、幸を噛み締める。 赦さないという愛しい名を持つ相手に暫し目を見張るが、軈て笑みへと変えて]
そうだったわね 赦さない、と言っていたわ
[嫌だと紡ぐ口に、ふふ、と笑いを溢し。]
いいわ 全てをあげる あの時叶わなかった、全てを――
[あなたに奪われてあげる。 其は、娘なりのもう二度と離れないという契り。]
(*34) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
|
[愛しいあなたと共に あなたと*永久に*]
(*35) あんもびうむ 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
|
―― 目覚めて、それから ―― [目を覚ました彼女の瞳は、欠伸でもしてたのかほんの少し潤んで見えた。おはよう、という当たり前の挨拶ですら、こんなにも愛おしい。
ただただ、そこに居てくれることが、嬉しくて。
また自分の目の前から、この可愛い人が居なくなることが恐ろしく感じられたから。 じっと見つめて瞳に焼き付ける。
それが居心地悪かったのか、途端口籠る未に>>168少しだけ首を傾いで。 どうしたのだろうと傍らまで歩み寄れば]
(185) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
|
[おんぶをねだられた。 開口一番それかと、思わず破願してしまう。]
お望みとあらば、お姫様。
[嗚呼、心地いい。 彼女の体温が、柔らかい肌が、…我儘が。 背中にかかる重みに、心が締め付けられた。
やがて小さくねぇ、と呼び掛けられて。 続く言葉に息をのんだ。]
(186) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
|
[ドッドッド、と早鐘を打つ鼓動が煩い。 頬に集まる熱を感じながら、ちゃんと聞こえていた癖に]
沙耶、なんだって…?
[などと。 半分意地悪で、半分もう一度聞きたくて、聞き返す。 一寸の沈黙。 拗ねてしまったろうかと、首を後ろに捻ろうとしたら、今度は先程よりもはっきり聞こえてきた言葉。>>169 すぐにぐりぐりと背に顔を埋める感触がして。
午は思わず駆けだした。]
(187) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
|
沙耶ァ!私も大好きだ!!
[大声で愛を告げれば、皆の注目を集めただろうか。 そんなこと、気にも留めずに。
背中に未を乗せた午は、幸せそうに*笑っていた*]
(188) kotsuma 2015/02/22(Sun) 01時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る