261 甘き死よ、来たれ
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アイリスは硯友社 みょんこに投票した。(ランダム投票)
レティーシャは受付 アイリスに投票した。
ネイサンは受付 アイリスに投票した。
トレイルは受付 アイリスに投票した。
みょんこは受付 アイリスに投票した。
メルヤは受付 アイリスに投票した。
ヴェスパタインは受付 アイリスに投票した。
エフは受付 アイリスに投票した。
ヒナコは営利政府 トレイルに投票した。
アイリスは村人の手により処刑された。
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みょんこ! 今日がお前の命日だ!
2016/12/17(Sat) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
みょんこが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、レティーシャ、ネイサン、トレイル、メルヤ、ヴェスパタイン、エフ、ヒナコの7名。
桜は舞い、
炎は揺れる。
刻々と人々に近づく、死の足音。
▼レティーシャ[[who]]
▲トレイル[[who]]
(#0) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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ああ、 ……また死んじゃった。
(0) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ぼんやり歩くぼくは何処に行こうと言うんだろうね。 一人で、独りで、確かにずっと聴こえていた聲を整理していた。]
うん。
[無意味な相槌は誰にも届かない。
あなたは、最期まで優しかったね。 さようなら。約束を守らなかった人。
不鮮明な聲の波の中でも、気付いたよ。 だってとてもあなたらしいもの。]
(1) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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会えるといいね
[大切な人と。何もそれは家族だけじゃなくていい。 あなたへの感傷が残っている内に、祈っておこう。]
あ、…………
(2) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[不意に止まる足、 今この瞬間大切なことを思い出した。]
……そうだ
[ 明日はぼくの誕生日だ。 *]
(3) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[明日で大人になる。この終わりに向かう世界の中で。 ……それはどれくらい意味のあることなんだろう。
大人になるというのはこんな空虚なことじゃなくて、 もっと誇らしくてちょっと怖くて、喜ばしいことだと思っていた。
大人になれば夢は叶うと思っていた。
夢があった。小さな頃からの大切な夢だ。 本気で叶える気で、進路もしっかり考えその為に努力して……。]
…………。
[取り出した写真は誰のかも分からない血と土に汚れ、くしゃくしゃで。 焦がれた青空は褪せてしまっていた。]
(4) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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[切っ掛けがなんだったのか。覚えていない。 得意気に将来を語る子供の頭を誰かが撫でてくれた気がする。それだけ。
夢見た翼を持つ鉄の塊は全て地に墜ちた。 志していたその道の為の学校は手に握られたゴミ屑みたいに惨めに潰れてしまったと聞いている。
誰かをあれに、飛行機に、乗せたかった。 その人達もただの肉と骨の構築物になってしまったんだろう。だから思い出せないんだろう。
今はただ空への執着だけが残っている。]
(5) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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[相変わらず何も悲しくない。 今は楽しい気持ちになれなくて、それとほんの少しだけ寂しいだけだ。
今まで以上に目的が見出だせない。]
[大丈夫、死んだって後悔しないのは本当だよ。 だってぼくには何も無いもの!
動く両足がどこへ向かおうとしているか、自分でも分からなかった。**]
(6) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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[通信機があると聞けば>>3:132目を輝かせた。 喜んでノコギリを渡したのは目の前の相手から見れば意外だったかもしれないが。]
丁度それが欲しかったんだよね。 直せばこちらから発信も出来るんでしょう?
[どこに向かって発信する気なのか。 それは聞かれれば残った範囲に向けてと答えるだろうけれど。]
うん、それなら。 今度取りに行くし。
良かったらこれもどうぞ?
[お酒の瓶を、酒がダメじゃないならと持ってきていた。 見えた道筋への彼女なりのお礼だったから。
本当は、ドラム缶などあれば一番良かったんだろうけれど。]
(7) 2016/12/17(Sat) 07時頃
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[話は通信機の話ですぐに纏まった。電子機器には疎い自分には、直せる可能性があるならそれとの交換は非常にありがたい。 しかしそれ以上に喜んだ彼女には驚いた。>>7]
直せれば発信は出来るだろうが・・・ ・・・諦めてないんだな。お前は。
[ただ生きてるだけの者は大勢いる。死に場所を求める者もいるその中で今でもこいつの目は死んでいないように見えた。 それはヴェスパタインから見ても希望だろうか もともと金にこだわる異質な存在 少し考えを巡らせてその場で酒を受け取るのは遠慮した。]
ありがとう・・・酒は嫌いじゃない・・。 が、どうせなら来たときに一緒に飲みたいな・・・。 その方がいいだろ。
[どうせ来るなら別に今受け取る必要もない。それに飲むなら一緒に飲むほうがいいとおもい。預けるような形で言った。]
(8) 2016/12/17(Sat) 09時頃
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・・・そういえば一つ聞きたい。 あんたはこの世界。また以前のように戻ると思うか?
[のこぎりを大事そうに抱え髪に隠れる目で水瀬を見て質問した。 確かめておきたいその意思。彼女なら生き延びるんじゃないかと思いを馳せながら。*]
(9) 2016/12/17(Sat) 09時頃
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う、あ……。
[目覚めれば耐え難い頭痛と吐き気。 ヨロヨロと立ち上がると覚束ない足取りでシンクに向かいそこで胃の中のものをぶち撒けた。]
(10) 2016/12/17(Sat) 11時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/17(Sat) 11時頃
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本当にあったんだ。
[ぼくがそう感心した声をあげたのは、桜並木の公園のこと。 本来と違う華やかな彩りのクリスマス・ツリーを見上げていた。 ツリーというのは桜の木で作るものじゃなくて、リースや飾りも本来と違う物で作られていて。 うんと上に星型に切られた段ボールが見えただろうか。
何だかおかしいなと思う。 そもそも、あの絵本と同じで季節外れだ。]
ふふ、 ……綺麗。
[けれど、そこには 汚れた絵本には無い美しさがあるように見えた。 見上げるぼくの口許は緩んでいた。]
(11) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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[もうお花見に参加する気は無かった。
楽しそうなイベントに喜んだのは確かだ。 でも、それだけじゃない。 あの面白くて優しい人と一緒に見たかったから……
……あれ。]
[あの人はなんていう名前だったっけ?]
(12) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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[この公園に未だ姉妹のように寄り添う女性達の姿があったのなら、 彼女らに視線を向けるぼくは、少し困ったような顔をしていたのでしょうね。*]
(13) 2016/12/17(Sat) 12時半頃
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-昼・危険地帯-
[紙袋を被った人影が、危険地帯の傍で体育座りをしていた。 スーツ姿に手袋、紙袋からあふれ出た長髪が背中まで伸びている。 災厄後はネイサンと名乗っていた女性の、久方ぶりの素の姿だった。]
……ホホ、ホ……
[掠れたように呟く声はピエロの声とは程遠く。 まるで、死に際の鳥のように宙に消える。 眼前には昼も夜も絶えず燃え続ける死の炎の海。 ここは此岸と彼岸を分ける三途の川辺。]
人を笑わせ、人を救い、人を楽しませ、人を勇気付ける。 それが私の………したかったことなのに。
[人は容易く死んでしまう。こと、この三ヶ月は。 毎日撃鉄を落とすロシアンルーレットの中をまだ生き延びているということは、彼女にも何か生きる意味があるのだろうと考えた。 考えて、いた。]
(14) 2016/12/17(Sat) 14時頃
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[ネイサンを名乗った当初は、記憶喪失だった。 災厄時に大きなショックを負ったのか、外的衝撃によるものか。 理由は判別としない。医者も居ない状況だったため、 彼女はろくな診察も受けられないまま数日間放置されていた。 気がつけば心に駆られるままピエロを演じ、数週間が経った。]
[ある朝、彼女は全ての記憶を取り戻した。]
[ピエロを演じていたのは潜入調査の為。 サーカス団で取引される密売の証拠を掴むため、 極秘調査員の身分を隠して潜入していたこと。 サーカス団員も、調査対象も、指示していた組織も、 全ては災厄の前に崩れ去った。]
[それよりも彼女の心を襲った衝撃は。 記憶を取り戻した時に、自分の知り合いは全員死んでいたこと。]
(15) 2016/12/17(Sat) 14時頃
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[大切な人の死に目に会えなかった、ということですらない。 大切な人が死んだことさえ認識できていなかった。 心配すらしなかった。探そうとすらしなかった。
それこそ―――道化に相応しい罰の形。]
[もし傍に誰かいたとしたら、ネイサンとは名乗ることなく、 今想起した自分の来歴を独白しただろう。 それにどんな言葉が返されようと、話し終えるまで、その場を立ち去らず。 どんなに空虚なピエロを演じていようとも、その心は人間なのだから。]
(16) 2016/12/17(Sat) 14時頃
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-夕方・十字路-
[今日も今日とてピエロは一人サーカスの幕を開ける。 遅くなったが再演と相成った。 本日のお題目は一輪車とジャグリング。 壊れた自転車を改造したハリボテ一輪車にまたがって、野球ボールとテニスボールの混合お手玉を六球、手際よく放り投げていく。 さあお立ち会いお立ち会い。 例え人っ子一人居なくとも、見えぬ観客相手にネイサンは芸を振るう。]
[―――これが、それしか生きる術を知らぬ、哀れな道化の日課だった。**]
(17) 2016/12/17(Sat) 14時頃
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ぉえ……ゴホッゴホッ……ぁ。
[腹の容量物をいいだけ吐きだして胃液で胸のあたりや喉を荒してようやく吐き気が収まった。 置いてペットボトルを掴み乱暴に口の中を濯ぐ。 あとには異様な気怠さと酷い頭痛だけが残った。]
はぁはぁ……ッんな。
[誰もいない薄い暗がりの中で悪態をつきながら重い体を引きずるようにしてソファへと戻れば、目の前にあるテーブルの上を腕で払いのけた。 ガシャガシャと酒瓶やら何やらが床に散らばる。 そうして片付いたテーブルに錠剤を一つ。]
さっさと……くたばりやがれよ。
[一体誰の事か、一体誰に向けた言葉か。 ガシガシと乱暴に錠剤を砕けば直接鼻を近づけてそれを吸い込んだ。]
(18) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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[ なにかがはじける音が、 うるさく鳴り響いた。 ]
(19) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ どれくらい 時間が経っていただろう。
飛んでいた意識を取り戻して、それから痛む頭を抑えつけた。 喉が灼けるように痛い。 今までよりも酷く咳き込めば、足元が真っ赤に滲む始末。 ]
( あ、れ ? )
[ どうして? おかしい。私、今までこんなにひどかっただろうか。
こふ、と血が零れて滴り落ちる。 だめ。苦しくて痛くて、身体が軋んで悲鳴を上げる。 ]
(20) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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いかな、いと 、
[ ヴェスさんがどこに行ったのかは分からない。 意識を飛ばしてから経過した時間も、よく。
ただ震える足を動かして、道を走って。 廃教会の方に駆けていくだけ。** ]
(21) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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― 廃墟→川 ―
[水瀬とあの後どれだけいただろう。 話を終えると道具を貰い、帰りにトラック用のシートを見つけるとそれと形の良い廃材を選んで川へと向かう。
川へ到着するとシートを洗い。乾かしてる間にノコギリでシートの中で形が変わらぬよう底を支える底板と手すりを作る。]
(22) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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[お風呂の土台はシェルターにある脚の長いテーブルを裏返して使えばシートをかけてロープで形を整えて固定し、足板と手すりさえ取り付けらればなんとかなるだろう。
水は雨水を待つしかないが、溜まったら下から火をかけるだけでいい。ビニール袋だろうと水を容れた物は直接火に当てても燃えたりはしない。 これなら竃さえ作れば沸騰させて飲料水にも使える。 冷たい水ご飯ともおさらばだ。 シートがあるだけで何だか色々便利に使えることに気づき未来が何だか明るい気になっていく。]
(23) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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― 夕方 川 ― [作業を終える頃には夕方になっていたか、どんよりとして夜には雪でも振りそうだ。 そろそろシェルターに帰ろうかと思ったとき。駆けていく>>21の姿が見える。]
・・・・??
[向かっているのは教会の方みたいだが、急いでる様子が気になり、シートとノコギリを持って後を追った。*]
(24) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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[みょんこに寄り添って夜を明かした。]
ありがとう。おやすみ
[冷たくなったみょんこを抱きしめて、ぎゅっと抱きしめて。亡骸にすがれなかった両親の分も抱きしめる。 そうして、その場にみょんこを横たえ、父の上着を頭から被せる。]
また、ね
[この様子を、冷がまだ見ているなら、近づいて お花見は無理かもしれないと告げるだろう。 自分が戻ってくる自信が無かったからである。]
(25) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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[そして、歩き出す。西のシェルターに向かって。 途中でネイサンの大道芸を見れば足を止め]
すごい!
[幼い頃見たサーカスを思い出して拍手する。 芸を終えたら]
ありがとう。これ、よかったら。
[災害用羊羹を差し出した。]
これくらいしか持っていないけど、お礼に。
[受け取ってもらえただろうか?]
(26) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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うん。
[芽桜さんだっけ、この人は>>25 伝えられた内容にただ頷いた。 自分も同じ気持ちだったから。]
その人のこと、大切だったんだね。
[横たえられた女性を一瞥し、ぽつり呟く。 遺体に被せられた衣服は彼女のものとするには大きく、消防服というのも気になる。 では誰の服とは分からなくても、何らかの意味があるものだったんじゃないかと感じられた。 それを掛けてあげられるような相手だったのだろう。
見ていた時の様子からしても、部外者の自分に何か言えることはないと認識した。 だからそれ以上何も言わず、去るのなら見送って見えなくなった後こちらも歩き出す。]
(27) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[聴こえる聲が本物か幻聴かなんて、自分でも分からない。]
[ただ伝わるその想いと比べ、自身が酷く空っぽに感じた。]
[無いのは恐怖だけじゃない 大切なものが何も無い 無くなってしまった。]
[……こんな気持ちで大人になるの?]
(28) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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―― 廃教会 ――
[ いつも通りにボロボロの廃教会。 開けるのは危険だからと中に入れはしないが、扉の前で膝をついた。
喉の痛みに耐えきれずに咳き込むと、生温い赤が地面を汚す。 ひゅ、と鳴る喉に手をやって これ以上鉄錆びた気持ち悪さが広がらないよう、力を籠める。 ]
……どうして、
[ さっきまで何ともなかったのに。 すこし喉が痛かった。軽く咳が出た。それだけだったはず。
心臓が早鐘を打つのは、一体なんのせいだろう。 私、もしかして死ぬのかな。 息苦しさに生理的な涙を浮かべながら、は、と息を吐いた。 ]
(29) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[ >>24もし彼が程無くしてその場にやって来たなら、 緩やかに振り向いて ]
……ヴェスさん?
[ 誰か分からない。 けれど反射的に口から零れた名前は、無意識に刻まれたものだったからだろう。
合ってるかな。 合ってると良い。
彼が反応してくれたなら、ふるりと立ち上がって。 迷惑をかけたことを詫びるだろう。** ]
(30) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[気付けば崖の上で海を見下ろしていた。]
[ 迫る夕闇は月を呼び 月は朝を呼び 明日がやってくる
全ての食料を渡し一日何も口にしていない身体が重い 激しく咳き込みうずくまる。
それでも、赤一つ散らさないまま 生きている。 置いて行かれ続けながら、近い筈の終わりが見えない。]
(31) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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[海の色とは空を反射して作られている光景だと聞いたことがあるが。 この時間帯でどんよりとした天候であれば、どちらも蒼穹なんて程遠い。]
……
[やだなあこんなの。ぼくは好きじゃないなあ。もっと綺麗なのがいいな?
いつもみたいに笑ってみました。 最早生温かい目すら向けてくれる人がいない、その場所で。*]
(32) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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―廃教会―
[駆けていく歌瀬、後を追い少し遅れて教会へと到着すると彼女は膝をついてこちらに振り向いた。
目に浮かべる涙、唇に残る鮮血の後、肩で息をし苦しそうな様子に胸が痛む。それと同時に”彼女は大丈夫なんじゃないのか”と思い込んでた勝手な期待が泡のように消えていった。]
・・・・・歌瀬。
[自分の名を呼ぶ彼女。俺はさすがに覚えたのか。 お詫びを無視しゆっくりと近づけば、彼女を抱きしめようと腕を伸ばした。]
・・・一体何があった。わかるように説明してくれ・・。
[ここに駆けてきた理由、泣いてる理由を自分は知らない。*]
(33) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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[ 歌瀬。自分のことを呼ぶ彼の様子を見て、 やっぱり間違っていなかった、と場違いな安堵を覚える。 告げた謝罪の言葉は宙を彷徨って消えた。 代わりに伸ばされた腕をぼんやり見つめ、抱き締められるならば大人しく彼の方へ寄りかかった。 ]
………痛くて、とつぜん苦しくなって、 でもどうすればいいのか、わからなくて……。
[ 辛いことがあった時やなにかに迷った時はいつだって、 神に祈りを捧げていた。 祈ることで心の拠り所を得た気になって、いつも通りの自分に戻れたのに。 ]
だから、いつもみたいにお祈りすれば 元に戻るんじゃないかって……!
[ 喉が悲鳴を上げる。掌を口に宛がえば、指の間から血が滴り落ちた。 ]
(34) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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死ぬことは、怖くなかったはずなのに、 ……いざこうなると、どうしようもなく怖いんです……。
[ 助けてだとか、そんな泣き言を言うつもりは無かった。 ぽつりと落とした「怖い」なんて弱音だけ。 これ以上の迷惑をかけるなんて、出来ないから。 ]
教会の、裏に……箱があります。 子どもたちのために食糧を入れておいたんですが、もう、誰もいませんから。
――――私が死んだら、ヴェスさんに。
[ 量は、多くないけれど。 でもなにかの助けにはなるだろうと、掠れた声で呟いた。* ]
(35) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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そうね、諦めてないって言うか。 最後まで何かはしたいじゃない?
[軽く咳込んで。 そこに鮮血も混ざっていたけれど。
それでも希望があるならば。 それを辿って行こうと思っていたから。]
それならばそうしましょう。 その時は何か食べ物も持って行くわ。
(36) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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[続く問いに。 一瞬戸惑ったような表情を浮かべて。
内心ではもう無理かもしれないとは思っていたが故に。 それでも、陽菜子は陽菜子の答えを返す。]
うん、思っているわ。 いずれこの世界は元に戻るって。
それと……いえ、なんでも無いわ。
[放送に誰かが答えるかもしれない。 そんな荒唐無稽な事は流石に言わないまま。]
(37) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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―廃教会>>34>>35―
[抱き寄せると彼女の口の血が胸に滲んでいく。 苦しくならないようそっと包み込むように支える。]
・・・そうか。苦しいか・・・。
[症状の悪化に過り出す彼女の死。 吐き出す血は彼女の手よりポタポタ落ち、俺の希望も一緒に地面に落ちていく。 水のペットボトルも持ってきてなければ運んでいいのかももはやわからない。 のんきに風呂など作ってる場合ではなかった。 ポケットからハンカチを取り出すと鮮血に染まった口元を拭いて手にハンカチを握らせる。]
(38) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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・・わかった。 食料はシェルターに移そう・・・・・・ けど、その食料は一緒に食べる。 久しく誰かと食べる生活から遠ざかってた。 俺が朝飯は作ってやる。晩飯も作ってやる。
怖いなら死の事は考えずにこれからのことを考えるべきだ・・・。 生きていく自分のな・・・
[俺が今してることは偽善だろうか。少し前までは彼女を無理やり自分のためにと考えていた。 死を匂わせる今、彼女に求めるのは生きてることだけ、胸が張り裂けそうに痛む。俺はこの感情は知らない*]
(39) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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[>>26 通りかかった包帯だらけの少女。 当初は落ち込んだ表情をしていたが、どうやら芸を見るうちに明るくなったようだった。 拍手までしてもらえたことに喜び、追加でジャグリングのボールを飲み込む手品まで見せてしまう。]
ホホホ、お褒めに与り光栄です! ……あら?
[おひねりまでもらってしまった。 ネイサンの手の中には、災害用羊羹。 パッケージの裏にはもう役に立たない災害用伝言ダイヤルの表示まであった。]
ありがとうございます! ……お嬢さん、何か悲しいことでもありましたか? よろしければ、このピエロめに話してみては。
(40) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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[もし会話が続けば一緒に道連れとして共に少女の目的地へ。 断られればその場で芸の披露を続けるだろう。]
[オンボロ一輪車がキリキリと音を鳴らす。 手元のボールは、手に糸で吊られているかのように正確に掌へ。 時折手品を交えながら、ピエロは芸を続ける。]
[それは、日が暮れて手元が見えなくなるまで続くだろう。*]
(41) 2016/12/17(Sat) 22時頃
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―回想:廃墟>>36>>37― [彼女は諦めていない。はっきりと確信した。 血の混ざる咳を見て不安にはなるが、明確に生を示したのは知ってる限り彼女だけだろうか
最後に気になる一言を呟いたものの、聞きたい言葉はそれで十分だった。だからここから言う台詞は躊躇わない。]
お前がそう思ってるなら・・・
そのときじゃなくてもいつでも東シェルターに来るといい。 その度に、食事を出してやろう。
・・・俺は一度諦めた。しかし最近になってまたわからなくなってきてる…。 ただ、何もしなければ死に絶えるだけだとも考えてる。
戻るといいな。何もかも。
[不思議な気がした。少しだけ本来の戻りたいという希望を思い出したような。 それから俺はノコギリを手に持ち彼女から離れていく。 切り替えは風呂。長期に渡ってシェルターを住みやすくするために。*]
(42) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ 一度目は堪えながら姉妹を慰めた 二度目はただただ生き残りと抱き合っていた 三度目に初めて泣いた 四度目は狂ったように泣き喚き続けた 五度目はぼんやりと宙を眺めていた その後は、さて
何にしろ戸川は全て覚えていないのだ。 家族だけじゃない。かつての友らも、将来を誓った女も見送らなければならなかった事実も。]
(43) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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皆だけずるいよ。 どうして連れて行ってくれないの?
[一歩、一歩と歩みは着実に]
(44) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ 記憶喪失とは本当に全てを無くしたのではない。 ただ、引き出しにしまい込んだだけ その鍵を見つけられなくなってしまっただけだという。 切っ掛けがあれば戻るという。
戸川の記憶障害も類似したものだった。 喪った者の名前、共に過ごした思い出、関係性への実感。 それらをしまい込む必要があった。 忘れることで心を守ろうとしていた。 生きようとしていた。]
(45) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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|
もう、いいよね?
[ね、いいでしょう。どうせ何も無い空っぽなんだから。 本当に一人だけ遺される前に。
ぼくはいきます ひとりでいきます。
独りで、逝きます。]
(46) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ そして悲しみと恐怖を忘れ、亡骸を前にしても揺れ動かない感情を持つことが出来た。 けれどそれは、自分の心を虫食いの穴だらけにするということ。
生きる為の忘却で、結局は死ぬのだ。 これが病の症状ならば、自ら選択する必要は無かったのだろうが。]
(47) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
|
|
[ もう何も聴きたくないな。 なら、耳を塞ぎましょう。 こんな空は見たくないな。 ほら、目を閉じましょう。
訪れる浮遊感 でも、ほら。何も見なければ空を飛んでいるみたい。 ねえ、ほら。見えるんだぼくには。とっても綺麗な青空だよ。]
(48) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
|
|
[ 望まなければ切っ掛けはもたらされず、 戸川の記憶の引き出しには厳重に鍵が掛けられたまま。
何もかもから逃げながら、 墜ちていく。 ]
(49) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
|
|
ああ、 ……
[母さん、俺は 最期に飛べたよ。]
(50) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
|
|
[ 波間に漂うは、誰かの思い出の写真* ]
(51) 2016/12/17(Sat) 23時頃
|
|
かなしいこと?悲しそうに、見えた? そんな顔、できたんだ。
[ピエロの人にはわからないだろう。ともかく、姉と慕う人の死を伝え、その人の事伝を伝えに行くのだと告げる。 一緒に来るなら道すがらマジックを見せて貰ったりして、西のシェルターに向かっただろう。]
(52) 2016/12/17(Sat) 23時頃
|
|
[ 赤い血が彼のことを汚してしまう。 駄目だと思うのに、身体からは急速に力が抜けていって。 今まで何ともなかったくせに、悪化するときはまるで坂道を転がり落ちるようだ。
ふるり、目蓋が震える。 ]
…………そう、いえば。私も。 ひさしぶりに、誰かと食事が出来て――
……嬉しかった、です。
[ >>39彼の優しい言葉に微笑んで、幽かな声を紡ぐ。 握らせてくれたハンカチを持つ指に、ほとんど力が入らない。 揺れる視界を精一杯繋ぎ止めた。
次に目を開ければ、本当は全部夢で。 私はなんにも病に苦しむことなく生きていけるんじゃないだろうか。 でも、そんなことを思うのは先に死んだ人への冒涜だろうから。 ]
(53) 2016/12/17(Sat) 23時頃
|
|
全部、してもらうなんて……だめです。 私ももう少し、マシになったら、 なにかお手伝いを――――、ッ!
[ 本当に灼けているのではと疑う程の熱と、痛み。 世界が歪む。彼に凭れ掛かっていた身体は完全に力が抜けて、 指先からハンカチの抜け落ちる感覚がした。
たくさんの人を弔った。子ども達は、皆いなくなって。 次第にひとりになっていく自分の目に、 唯一人。彼だけが、途切れることなく映っていて。 ]
( 先に置いて行くのは、私の方? )
[ 期待して、失いたくなかった。 だから何にも言えずに、残せずに死んでいくのだろうか。 ]
(54) 2016/12/17(Sat) 23時頃
|
|
[ ここにいるのは、恐怖に怯えて動けなくなった少女のすがた。 祈りも救いを説く一節を読み上げる声でさえ、 いつの間にか空っぽになってしまった。
瓦礫の下に埋めたのは、かつての幸せな日々。 忘れてくれて構わない。私がそうしてきたように。 ]
ごめん、 なさい、
[ あなたの役に立ちたかったのに、 謝ることしか出来ない。なんにも、もう。 ]
(55) 2016/12/17(Sat) 23時頃
|
|
―――――― ぁ、 ?
[ どくん。 ]
[ 一際大きく、異常なほどに跳ね上がった心音は 身体を預けていた分彼にも伝わっただろうか。
ぽたぽたと零れ落ちる涙と同時に、目蓋が緩やかに降りていく。 だめ、だめ。 まだ 言ってないことが、
……ぷつん、 ]
(56) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ 糸を断ち切られたように崩れ落ちる身体はもう、 いのちの抜け落ちた抜け殻だ。
それは憐れな少女の亡骸。 荒廃した世界では珍しくも無い最期を迎えただけの、 ありふれたがらくた。
カラン、と音が鳴って 少女のロザリオが滑り落ちた。* ]
(57) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[西のシェルターについた頃には暗くなっていただろう。 母が亡くなった時とその前後の記憶が、中に声をかけることを躊躇わせた。
仕方なく、出来るだけ大声で呼びかけることにした。]
みょんこさんが、来れなくてゴメンネと言ってました。
[聞こえていないかもしれないが、約束は果たした、 ため息をついて、その場を、離れた。]
(58) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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>>52 おや……ワタクシの見間違いだったかもしれません。 これはこれは出過ぎた真似を。
[そして語られる、少女の身近な人間の死。 それを報告するために、西のシェルターに向かっていることを。]
―――それは……
[悲しい。それは、悲しくあるべきだ。 正常な人間の魂なら、悲しみを負うべき出来事だ。 だが、目の前の人物は悲しい顔が分からないと言う。 そんな表情ができたのか、と。自分自身をそう評した。]
………ワタクシも同行しましょう。 道中、退屈などさせませぬとも。ええ。
[出来合いの一輪車をキコキコ漕ぎながら、ピエロは一緒に西のシェルターへ。]
(59) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[>>58ソファに座ったまま焦点の定まらぬ虚ろな目。 ときおり頭を掻きむしるようなしぐさをしては上を見上げてまたうな垂れる。 そんなことの繰り返し。 外から聴こえてきた声にはピクリと反応したが。]
誰だよ……。 みょんこって誰だよ……。
[その名に覚えもなく、声の主にも覚えはなく。 立ち上がる労力よりも気怠さが勝って座したまま動かない。]
(60) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/17(Sat) 23時半頃
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-西シェルター・夕暮れ-
[あまり良い噂を聞かない西シェルター。 エフなる人物が支配する王国体勢の土地。
と、ネイサンがその場所についての知識を思い出していると、隣からそれなりに大きな声が飛ぶ。]
……そ、それでいいのですか? 中に入って言った方が…?
[少女、メルヤがそのままその場を離れるようであれば、 ネイサンは中に入って様子を伺うだろう。]
(61) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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そうか・・
ならこれからは毎日嬉しい日になるな。
[涙を溜めながら必死に話す歌瀬。微笑み向けられるとそのままでずっといてほしくて、不安にならないよう、死の恐怖から忘れられるように髪を撫で上げた。]
(62) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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風呂とか色々作ろうと思う。 元気になったらじゃあお前に火の管理や掃除を頼もう・・・。
[ずっと俺を見つめ続ける。その手はもう・・ハンカチを握る力残っていないのか・・・ 落ちたハンカチを拾い、だらりと落ちた手に重ねて握る。そこに力が残っていないのはもうそこまで死神が来ているのか。]
(63) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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謝るな・・・・・・これからだろう。 歌瀬・・・?
―――!!
[容態の悪化、必死に呼びかける。]
おい・・・。歌瀬、待て・・・逝くな!!
[腕の中に感じる鼓動は激しさを増して、一度大きく身体ごと跳ねると糸が切れた人形のように静かになっていく。
ずしりと重たくなる彼女の身体、まだ温かかさは残してると言うのに。]
(64) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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・・・・・・。
[熱くなる目頭からこれまで流したことなど無かった雫がポタリポタリと彼女の頬を伝っていく。 俺の身体が今度は震えているだろう。
抜け殻となってしまった彼女の身体を強く、強く痣が残るくらいに強く抱きしめた。 魂が抜け去っていく前に彼女に届けばかりに。]
(65) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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- →西シェルター内部-
お、お邪魔しますよー……ホホホ……?
[シェルター内はしんとした空気に包まれていた。 何個か扉を開くも空振りに終わり、暗闇の中ネイサンは途方にくれる。
だが、静かな場所こそこの道化の真骨頂。]
Ladies and Gentlemen! Here is the Circus show of Silly Crown!!!
[シェルター内に響き渡るように大声を張り上げる。 本当に無人なのかを確かめるために。 メルヤから聞いた、『みょんこ』なる人物が亡くなったことを。 キチンと伝えるべき相手に伝えなくてはという、それだけの思いで。]
[誰も止める者がいなければ、一晩中無人のシェルターをたった一人のサーカステントに仕立て上げ、延々とワンマンショウを繰り広げただろう。*]
(66) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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>>66 ……誰だお前。
[窓から差し込んだ僅かな月灯りがソファに座るエフの姿を浮かび上がらせる。 闇に溶けるように静かに座ったまま顔だけを上げて見つめる先には道化師。 その声が妙に耳障りで癪に障る。]
猫の化け物の次はピエロ。 どこぞのホラー映画かよ。
[これがバッドトリップなのかそれとも現実なのか。 男にはその境界の見分けがつかない。]
何の用だ。 食料か?水か?それともクスリか?
好きなもんを持ってけよ。
[そう告げて視線は床へと落ちる。]
(67) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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―夜 教会―
おやすみなさい・・・ ゆっくり・・・休むといい。 起きたらきっと・・・幸せな日に戻れてるさ・・
[しばらくして雨が降り始めれば、歌瀬を背負ってシェルターまで歩いていく 彼女の言っていた箱は明日回収しにこよう
そして改めて彼女を埋めようか。 ゆっくりと彼女を降ろし。少しでシェルターに戻るとゆっくりと彼女を降ろして寒くならないように自分の上着を着せていく。]
雨は夜更けすぎに雪へと変わったか。*]
(68) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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>>67 オホホホ……!食料ならもう持っているので。
[ババーン!とオノマトペの付きそうなくらい高らかに災害用ようかんを月明かりに掲げる。]
貴方が……"エフ"さんで?
[災害用ようかんとその辺の本二冊をクルクルとジャグリングしながら、ソファで気だるそうにしている男へと話しかける。]
ワタクシ、直接会ったわけではないのであまり内情は存じ上げませんが… メルヤちゃんという、包帯を巻いた女性と一緒にここへやってきました。 その子が云うに、みょんこさんという眼鏡の女性が亡くなったとか…… 貴方、ご存じありません?伝言を頼まれてたみたいなのですが。
[暗い部屋で、男の表情は読めない。**]
(69) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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