167 あの、春の日
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ジリヤに1人が投票した。
ゴロウに1人が投票した。
キャサリンに3人が投票した。
フィリップに1人が投票した。
シーシャに3人が投票した。
キャサリンは村人の手により処刑された。
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ジリヤ! 今日がお前の命日だ!
2014/03/08(Sat) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ジリヤが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ハルカ、ゴロウ、フィリップ、シーシャ、ルーカス、ジェレミー、エルゴットの7名。
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-裏庭-
――――…
[長い沈黙。 エルゴットもそれ以上は何も言えず。 何事もなかったように振られた留学の話題には。>>97]
はい…
[小さく頷く。 それはこの学校に来る前から決まっていること。]
―――――――――…そう、ですね… 帰国した、時は……
[暫くは帰っては来れない。 帰国したとしても、自分に自由があるかもわからない。 けれど、それは心に仕舞って、シーシャに話を合わせる。 傷みにじんじんする心は、けれど、同時に穏やかさに包まれる。]
(0) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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――――…
[貰いますよ、と決して軽くはない自分の持ち物を抱える後輩を黙って見つめて。 先に追いコンに、と言われれば、小さく頷いて。 美術部に向かう背中を見送れば、途中、動きが止まり、聞かれた言葉に。]
私は……、なれる、と、思います――――
[エルゴットが夜風に乗せて届けたのは小さくとも柔らかく、強い、意志の声だった。]
(1) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[>>0>>1 背中越しに聞こえたのは細くとも、血の通った、強い意志の声音。桜が散る頃、この人は遠い海の向こうの何処かで、何かを紡いでいるのだろうか。大学の名前こそは知っているけれども、なんだか異世界の物語のようで。 けれども今、この人は、確かに後ろに居るのだ。 その人が、己の浅はかな夢に対して、真摯に声を掛けてくれている。]
…有難うございます。
……また、エリーさんの絵が見たい、です。 そして、俺も……もっと…もっと上手くなりますんで。
[それは数日前の酷評>>2:34を大いに塗り替えてくれるくらいに、幸せな一言だった。
振り返る事は出来ない。ほんの少しだけ頭を上にあげた。今顔を下ろすと、滴が落ちてしまいそうで。 紺碧の天蓋には春の大三角が浮かぶ。きっとあの星ならば、海を越えても見る事が出来る。描く事だって出来る。きっと何年経っても、あの自愛と荘厳さを兼ね備えたタッチは忘れない。 時を超えた先でも――…その絵を褐色に収める事は出来るのだろうか。]
――…卒業おめでとうございます。 貴女の絵が……大好きです。これからも、ずっと。*
(2) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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[途中、廊下から中庭を見下ろす。 中庭の花壇。 まだ花は咲かない。 もうすぐ咲く花。 咲く花の色は。]
……綺麗に咲くさ。
[花壇が一番綺麗に見える、談話室へと足を向ける。
ポケットの中、かさりと何か指先が触れた。 ピンクベージュの袋を取り出して、首を傾げる。 誰かに渡さなければと思っていたはずのそれは、誰にと思ったのだったか。]
(3) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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―追いコン会場―
――…。
[>>112フィリップを出迎えた後、青年は暫し目を瞬かせ。]
…あ、フィリップ先輩。 あちらへどうぞっ。
[何処かぼんやりとした頭から薄い靄を振り払うように軽く頭を振ると、フィリップを今回のパーティーの主役用に用意した椅子の並ぶ奥へと誘導しようと。**]
(4) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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パンパンパ―――――――――ン!!!!!
[ドアの向こうからノックの音がすれば、静かにするように合図をして、フィリップもクラッカーで出迎える]
ようこそ、フィリップ。
[次のクラッカーを抜かりなく準備しながら、ハルカは違和感の原因を知りながら、平然と振舞って]
(5) 2014/03/08(Sat) 01時頃
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[降り積もっていく違和感。 皆がそれに気づいた時が、きっと夢の終わる時。 きっとその時は、そんな遠い先ではない]
(*0) 2014/03/08(Sat) 01時頃
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-追いコン会場-
ぉ、お邪魔しまーす……
[キャンバスや画材を持って、階段を上っていくのは貧層な身体に堪えたけれども、なんとか運び終える事が出来た。明日は軽く筋肉痛になっているかもしれない。 かなり遅刻してしまった。全員は無事に会場に入っただろうか。もうイベントは始められているのだろうか。 黒猫のように闇に紛れて会場に入る。渇きを潤したい。意外と汗をかいてしまった。 口にした炭酸飲料は、コーラのような甘酸っぱい清涼感と、ラム酒のような媚びた味を織り交ぜたような味だった。――…アルコールではないのか、これ。]
[見渡せば、>>3:109 卒業式以来であろうか、制服姿の先輩の姿や。 >>3:72 洗練されたワンピースを可憐に着こなす姿。 想い想いのドレスコーデをした彼等。誰も彼も綺麗だった。 >>3:80 よく見れば腐れ縁も、己のように全身黒ずくめであった。もしかして、黒子を意識しているつもりなのだろうか。
近くに誰か居れば話しかけただろうか。 そう言えば、写真はもう配られたのだろうか。 色紙はもう渡したのだろうか。――…色紙班が居なければ、居る面子で渡そう。]
(6) 2014/03/08(Sat) 01時頃
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[廊下の窓ガラスに、昨日みた夢の続きが写る。 鍋を囲む姿。鍋の中、丸い飾り気のない人参。
は、と我に返る。 いつの間にか立ったまま寝てしまったのだろうか。 寝ていた? ふる、と頭を振る。]
あ……間違えた、か。
[本当に寝ぼけていたのかもしれない。 談話室に向かっていた足を、学習室のほうへと向ける。
会場に着いたのは、招待状に書かれていた時間ぎりぎりになってしまったようだ。 扉を開け、中へと入った。]
(7) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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[招待客が揃うまで、ハルカの仕事は終わらない。 クラッカーのプロフェッショナルと化したハルカは、ルーカスがフィリップを席に案内するのを確認すると、またドア陰へとスタンバイ]
む。
[時間ぎりぎり。ゆったりした足音。間違いない]
(8) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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パンパンパ――――――――――ン!!!!!
[先の二人とは違い、全くためらいなく開けられるドア。 しかし仕事人はそんなことではうろたえない。 絶妙のタイミングでクラッカーを鳴らし、やり遂げる。 しかしこの歓迎方法、エルゴットは大丈夫なのか]
(9) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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……ふむ。
[思案の末、ハルカはエルゴットにはクラッカーという名の愛をやめた。 エルゴットがパニックになるかもしれないという配慮が半分、犬が興奮して騒いで、寮母にばれるかもしれないという配慮が半分。 ドア陰に潜むのをやめ、ジンジャーエールのペットボトルで]
一仕事のあとの一杯は格別だな……。
[なんて悦に入っているところに、重役出勤の腐れ縁が現れた]
(10) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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遅刻とはいい度胸だな……?
[黒子の余韻を漂わせ、すすす……と音もなく近づくと、ぼそり。 目が据わっていた。 良く見るとジンジャーエールのペットボトルに見えた物は、隅っこに小さく「アルコール」と書いてあった。 未成年の飲酒は法律で禁止されています]
(11) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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ぁ。は、ハルカ……ご、ごめん…… ぅ、うん…ちょっと色々あって…、遅くなりました。
え。えーと…ハルカ、どうしたんだ…? なんか忍者みたいだぞ……?
[>>11 黒曜石は若干焦点が定まっていないように見えた。ちらりと視界の端に見える、アルコールの文字。 寮母さんに見つからないようにしなければ。最悪、進路に差し障りが出てしまう。自分たちは勿論、新生活をこれから迎える彼等を断つような事にならなければ良いが。 若干、背中に寒いものを覚える。手元のコーラ(?)を飲めばやはり、媚びたようなラムの味。]
――…よ、酔ってんの?
(12) 2014/03/08(Sat) 01時半頃
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酔う? なぜ? ここにアルコールの類はない。 僕が酔うなんてことはありえないのだよ。
[酔っ払いは酔っていないと主張するの典型である]
この格好は、クラッカー係だからな。潜むためには黒子だろう。 むしろ君はどうしていつも黒ずくめなんだ。クラッカー係がそんなにやりたかったのか。
[据わった目でジンジャーエール(?)のペットボトルを傾ける。 隅っこに「アルコール1%」の文字]
(13) 2014/03/08(Sat) 02時頃
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そ、そう……?なんか目が…いつもより怖ぇぞ…
[>>13 口調がいつもと変わらないだけに少し怖い。 きっとこういうタイプが大人になって本格的に酔うと、面倒なんだろうな…なんて過りつつ。]
なんか気に入った服を買うと…黒が多くなる……ってだけ。 ぁ、あと色物だと…着こなし…難しい。
俺は準備で頑張ったし…まったりしているつもりだけれど… な、なんか手伝える事、ある?
[そう言えば招待状に記入したイラストは、卒業生に気に入って貰えただろうか。実は、卒業生を動物にデフォルメした――…ちょっとした似顔絵だったのだったけれども。 元気に駆け回るイヌ、澄ました顔のネコ、ゆったりとしたクマ、耳の垂れたウサギ。 果たして誰がどの動物なのか、気が付いただろうか。]
(14) 2014/03/08(Sat) 02時頃
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こんな善良な僕を捕まえて怖いとか失礼だな。
[視力は悪くない。ペットボトルのアルコールの文字を、ハルカが本当は見落とすはずがなかった。 たった1%のアルコールでできあがった理由は]
寄せ書き。
[ペットボトルをテーブルに置き、部屋の片隅にそっと置かれたそれを示す]
まだ、渡してない。
[人が減っていることを知っている。 じわじわと広がる違和感を知っている。 世界がほころびつつあることから、まだ目を逸らして]
(15) 2014/03/08(Sat) 02時頃
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[扉を開けた瞬間、盛大な音で出迎えられた>>9。 驚いたようにその場に立ち竦み、瞬きを数度。 最後にもう一度ゆっくり瞬きをしてから。]
招待ありがとう。
[クラッカー職人と化しているハルカを見て、軽く頭を下げた。
送られる側の自分たちもだが、送ってくれる下級生たちも楽しんでくれたら良い。 それが互いに思い出になるのだから。]
(16) 2014/03/08(Sat) 02時頃
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[ふらりとハルカはフィリップに歩み寄った]
グラスが空になっているではないか。 もっと飲みたまえ。
[フィリップのグラスに強引にサイダーを注ぐ。 ぱちぱちとはじける白い泡を眺めて]
フィリップは。 心残りは、ないか?
[終わりを告げる高校生活に。 後悔はないかと、聞いた]
(17) 2014/03/08(Sat) 02時頃
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善良な人なら…手をしょっちゅう叩かねぇし……
[>>15 焦点の定まらない黒は何処を見ているのだろうか。 目の前の自分だけでなく、何だか違うところを見ているような気もして。 振り返るけれども、それで何かが解る訳でもなく。 指し示された先にある色紙を見て、ひとつ頷くだけ。]
――…そっか。ん、じゃあ…渡しに行くわ…… ハルカも、来る…? もう…クラッカーは全部終わったんだろ……?
[>>3:46 90発近くあったあれを4人に向けたのか。相当なものだったに違いない。]
(18) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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[クラッカーに、驚いたように立ち竦むゴロウ>>16の様子に、満足げな顔をした]
ゴロウのそんな顔は、なかなか貴重だな。 ルーカス、撮ったか?
[しまった、クラッカーで出迎えた瞬間を撮るように、前もって言っておくのだった、と後悔しても遅い。 しかしカメラマンルーカスはきっとやってくれるとハルカは信じている]
菓子類も飲み物も一杯あるからな。 無礼講だとジェレミーも言っていたし、楽しんでくれたまえ。
[と言いつつ、きっと一番消費するのはハルカ自身だろう]
(19) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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― 追いコン会場 ―
[すっかり油断していた。 ノックをしても声が聞こえないからと、念のため確認するだけのつもりだったのに……]
――うおっ?!
[盛大な音を奏でるクラッカー>>5に思わず仰け反って。 11秒間、ぽかんと立ち尽くした後は、思わず笑いがこみ上げてきて]
まさか、こんなお出迎えをされるとは思わなかったよー。 あー、びっくりした!
[心底楽しそうに笑い声をあげると、ルーカスに奥の席へと誘導されるがまま>>4、そのまま席に着いて。 飾り付けやお菓子・飲み物等が準備された室内は、いつもの学習室よりも一層華やいで見えて]
(20) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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[自分の周りの席を見れば、他に腰掛けている者の姿は見えない。
――何かがおかしい気がする。 自分の隣にはたしかに“彼女”が、そう男にとって大切な存在がいたはずで。 彼女はまだ来ていないのだろうか。それだけならまだいいのかもしれない。 けれど、彼女のことを思い出そうとすると、記憶に霞がかかって……]
(21) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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噛まれる方が手にはダメージが大きいだろう。 僕が物を投げても出血することはないぞ。
[シーシャの言葉に、据わった目で反論する。 無意味に暴力を振るわれていると思われるのは心外だ]
僕はクラッカー係という大役を終えたからな、しばし休憩としゃれこむさ。 招待状は手伝ってやったんだ。寄せ書きは一人で渡してきたまえ。 積もる話だって、あるかもしれんしな。
[小さく笑い、ひらりと手を振った]
(22) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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[ちょっと疲れているのかもしれない。 首を小さく振りつつ、入り口の扉の方へ目を向ければ、園芸部の同級生が、自分と同様クラッカーの攻撃に遭っている場面>>7>>9が目に入る。
彼の反応>>16は、多少は驚いているようだが、おっかなびっくりした自分と違って、いかにも冷静なもののように見えて、自らの幼さに若干の恥ずかしさを覚えつつも、彼がこちらに気づいたら手を振って]
(23) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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[それから、遅れての登場らしいシーシャが入ってきた。>>6 もし話しかけられそうならば、招待状に描かれた動物>>14を指差して、「みんな可愛いね、これ」と、目をくりっとさせつつ微笑んで。
これらの動物たちが、自分たちをイメージして作られた似顔絵だと気づくのは、シーシャから教えてもらってだったか、自分で後で見返してだったか。とにかく、この時点ではまさかそんなこととは気づいていなかったようで]
(24) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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ぃ、いや……流石に消火器よりかは平気だぞ…? ――…あれ、当たっていたら……死んでいたかもしれねぇし…。
[>>22 確かに噛み過ぎて血を流すことは珍しくないけれども。 それでも、消火器をぶつけられるよりかはマシだと思う。]
ん……、じゃあ。
[色紙を手に取り。腐れ縁の黒々とした瞳を覗き込みながら、席を離れる。 小さく微笑む彼女は、どこか遠い世界に居るようで。]
[麗しい元生徒会長にはどうやって渡しただろうか。 何故かそこだけ靄が掛かったかのように曖昧で、顕然と記憶する事が出来ないのだけれども。けれども無事に渡せたならば、やはり華のような笑顔を向けてくれたような気がする。]
(25) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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獅子は可愛い子を谷に落とすらしいぞ。 君が余りに学習能力がないのが悪い。
[あくまでも教育的指導だと言いきって、寄せ書きを手に取り渡しに行くシーシャを見送った]
(26) 2014/03/08(Sat) 02時半頃
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ご、ゴロウせんぱーい……ぃ、今宜しいですか?
[鍋を残してしまった事は記憶に新しい。 左手を少し噛みながら、おずおずと話しかけてみる。 彼の体躯の良さは、服の上からでもありありと解っただろうか。
そう言えば彼にはどうやって招待状を渡したんだっけ。 自分が招待状を描いて、渡す事までルームメイトに言い渡されたはずなのに。 確か、同級生に押し付けたような気がするのだけれど――…プリマバレリーナのような彼女は何処へいっただろうか。
もし彼が振り返るならば、”卒業おめでとうございます”と軽く乾杯を交わした後、色紙を手渡そうとする。]
(27) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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そうか? ……そうでもないだろう。
[ハルカ>>19へそう告げて、誤魔化すように胸元に手を向ける。 そこには何もない。
音と共に飛んできた、色とりどりの独特の紙テープを髪につけたまま、部屋の奥へと進む。
途中名を呼ばれ>>27そちらを向いて。]
ん?どうした。
[近くの椅子に腰をかけ、シーシャにも座るよう促す。]
(28) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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おぉ。ありがとー!
[グラスにサイダーを注ぎ足すハルカ>>17にお礼を言いつつも、サイダーを口に含むと、先ほどまで飲んでいた飲み物と同様、アルコールの苦味と辛さがほんのりある気がするのは気のせいだろうか。おかげで、いつもより男の口は軽くなっているような?
サイダーの弾ける泡は膨らんでは消えていく――まるで、期待をしては消えていく希望のように。 それでも、泡を立て続けるのだ。消えるかもしれないとは分かっていても、彼らは夢を持ち、期待して、前を向いて上を目指して――]
(29) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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――……あっ、こ、これ…。 皆からの、め、メッセージ、です。
[そう言って正方形の色紙を手渡す。在校生の想い想いの文章。 >>2:196 自分からは言葉の代わりに、花の絵を添えた。
無事に受け取ってくれれば、コーラ()を手にしつつ、隣に腰掛ける。落ち着いた雰囲気の彼は、まさに”大人の男”という感じで。憧れる。自分も落ち着いてはいるけれど――落ち着いているというよりかは、暗い。]
……せ、先輩は……、学生生活で…一番楽しかった事って…な、何ですか?
(30) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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心残り、か。 ……そうだねぇ。
[似たようなことを問われたときに、無いと答えたのはいつのことだったろう。こちらもはっきりとは思い出せない。 けれど、あの時は後悔はなかったのかもしれないけれど、“今”は――]
(31) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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あるよ……たぶん。
[はっきりと答えられなかったのは、自分でも確証がもてなかったから。
けれど、心残りと聞いたときに、真っ先に思い浮かんだのは、談話室の壁に塗りこませたメッセージ>>2:180>>2:181で。 あの隠されたものの中に、何か重要なものがあった気がするのだ**]
(32) 2014/03/08(Sat) 03時頃
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[サイダー(?)のふつふつと弾ける泡を見つめ、ジンジャーエール(?)を飲みながら、フィリップの話に耳を傾ける]
……ほう。
[返された答え>>32に、わずかに意外そうな声を漏らした。 社交的で、動物が好きで、ジリヤと仲がいい。ハルカの抱くフィリップのイメージはそんな風で。 残り少ない日々を楽しんでいるように見えたから。 けれどフィリップにも、心残りはあるらしい]
多かれ少なかれ、誰にでもあるものなのかもしれないな。
[そう呟いたのは、フィリップへの返事か、単なる独り言か。 ぐっとジンジャーエールを飲み干すと、微かに微笑んだ]
やり残したことがあるなら、やっておいた方がいい。 もう、あまり時間はないのだからな。
(33) 2014/03/08(Sat) 03時半頃
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[確かに誰かから受け取っていた、招待状。 そこに描かれていたイラストは、シーシャが描いたのだろうか。 大変可愛らしくデフォルメされた動物は、どことなく誰かに似ている。 乾杯に応じてから、そこに座り色紙を受け取った。]
わざわざかいてくれたのか。 ありがとうな。
[メッセージと、描かれた花の絵。 花壇よりも先に花が咲いて、春が先に来ていた。]
一番楽しかったこと、か。 そうだな……。
[少し考える。]
(34) 2014/03/08(Sat) 03時半頃
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[学校行事はもちろん楽しかった。 オリエンテーション、文化祭。運動会。 準備ですら楽しかった。 夏休みに皆とした肝試し。バーベキュー。 たくさんの思い出がある。]
……迷うが、一番と言うなら花の世話をしている時だろうな。
[何気ない、日常をと答える。]
(35) 2014/03/08(Sat) 03時半頃
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[卒業式は済んでいる。退寮の期限は近い。 そしてこの夢も、いつまでもは続かない。 空っぽになったペットボトルに目を落として、そしてハルカは立ち上がった]
飲み干してしまった。 お代わりをもらってくる。
[ひらり、片手を上げて、テーブルに次の飲み物を物色しに。 聞こえないように呟いた声は、自嘲の色を帯びていた]
どの口が言うんだろうな、僕は。
[後悔は、己の中にまだ燻ったままだ**]
(36) 2014/03/08(Sat) 03時半頃
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[どうするかは、もう決めていた。 場所も、何をするかも、言うべき言葉も。 あとはきっと、タイミングだけだ]
(*1) 2014/03/08(Sat) 03時半頃
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[色紙に書かれた文字に目を落とす。 一つ一つじっくりと読んでいく目は、普段よりも柔らかいものになる。
メッセージと添えられた名前とを眺めていく。 一つの名前とメッセージに目が留まって。 ゆっくりと、部屋の中を眺めた。**]
(37) 2014/03/08(Sat) 03時半頃
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-裏庭-
[振り返ることのない背中。 黒々とした衣服に身を包んでいるからか、エルゴットには後輩の銀色の髪だけが丸く浮き上がって見えて。 それはまるで、闇を照らす銀月のよう。
声だけが溶けるように響き届く。>>2]
――――――…っ
[自分の絵が見たいと言う。 もっと上手くなると言う。
息が詰まる。
何も、何ひとつ、言葉に出来なくて。 ぱたり、と雫が零れる。]
(38) 2014/03/08(Sat) 04時半頃
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良かっ、た…
[消えるような小さな声は、後輩が背を向けていたことに対してだけではない。]
[エルゴットは雛菊に"彼"自身を投影していた。 世界の全てを温かく見つめる、優しい目を持ったひと。 生徒手帳に挟んだままだったのは故意ではないが。 雛菊を大事にしていたのは彼女の意思で彼女の心。]
[彼の花にもうひとつの意味があることをシーシャは知っているだろうか。 卒業への祝辞の後に続けられた言葉。 その時のエルゴットには何も告げることは出来なかったけれど、シーシャのその言葉は雛菊に"彼女"自身も投影させることになった。]
( 私も貴方と同じ気持ちです―――… )
[太陽の花が示す、もうひとつの想いを。]
(39) 2014/03/08(Sat) 04時半頃
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-自室→会場-
[前日にジリヤに選んでもらったのは、紫紺のドレス。 髪も顔を覆わないように横髪を編み込んで後ろで纏める。 これもきっと、そのほうがいいとの、ルームメイトのアドバイスだった筈。
時間ぎりぎりまで待っていてくれたのか、全ての準備がしてあった。 ジリヤの優しさに心から感謝しつつ、エルゴットは着替えて、ノアと共に会場に向かう。
透ける程に薄いピンクのショールを巻いて。]
……遅れて、ごめんなさい…
[そーっと会場の扉を開けて、 中に声を掛ける。 盛大な、クラッカーでの出迎えはエルゴットの性格を考えてか中断されているようだった。
ノアは尻尾を振りつつ、勢いよく会場に入っていく。**]
(40) 2014/03/08(Sat) 04時半頃
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-少し前/玄関口-
[裏庭から寮に戻ってきた時、エルゴットはなんとはなしに郵便受けを見た。 絵を片づけようと寮を出た時、何か声が聞こえたような気がしたが、あの時は立ち止まらなかったのだ。
見れば中にあるのは瑠璃色の封筒。]
…誰から、"だった"かな…
[不思議な既視感にエルゴットは無意識にそんなことを口にする。
曖昧な思考、思い出せない何かは今は未だとでもいうように、彼女にその封を開けさせることはなかった。*]
(41) 2014/03/08(Sat) 05時頃
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-追いコン会場-
…お、お邪魔します…
[会場入りに際し、誰かが気付けば何かを話したか。 気付かれなくても、賑わいの邪魔にならないようにエルゴットはそっと中に入っただろう。 最も、勢いよく走って行ったノアには誰かしら気付くだろうが。]
(…あ、あれ、ジリヤさん、居ない?)
[所在なく目を泳がせて、エルゴットはルームメイトの姿を探すが、来ている筈なのに見つからない。 彼女が居れば、すぐに声を掛けてくれそうなものだ。 生徒会長でもあるジリヤの周りにはいつも誰かが居て、けれど、そういう時、エルゴットを見つけるといつも手招きしてくれていた。 遠慮か怯えか、エルゴットが談話室などで離れた所に座って居ても、廊下でそのまま通り過ぎようとした時も、見つけては彼女はいつも。]
―――…
[例えようもない違和がエルゴットを襲う。 地に足が着いていないような、夢の中に居るような。 有り得ないようなことが起こったばかりだから、余計に。]
(42) 2014/03/08(Sat) 18時半頃
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|
…っ
[今度は何処か慌てるように後輩の姿を探す。]
(あ……、居た……)
[彼はジロウの隣に座っていた。 エルゴットは人知れず胸を撫で下ろし、飲み物を求めてテーブルの前まで歩いていった。]
(43) 2014/03/08(Sat) 18時半頃
|
|
何か、お勧めありますか…?
[何処か陰を帯びたハルカの背中にエルゴットは声を掛ける。>>36
足元ではノアが何処から持ってきたのかチーズ鱈を加えて尻尾を振っていた。]
(44) 2014/03/08(Sat) 19時頃
|
|
皆さん揃うまで、ちょっと待っていて下さいね。
[フィリップを席へと送って笑いかけると、青年は再びドアの方へと向かう。 そうだ、この時こそじゃないかと思い直し、カメラを構え。 次にやって来るのは誰だろう。どきどきしながらハルカの後ろでスタンバイをしていた。
>>16ゴロウがやって来て、>>9クラッカーが鳴らされる。 青年は驚いて立ちすくむ先輩の姿にカメラを向けてシャッターを切った。 >>19撮ったか?と聞くハルカには親指を立てて見せ。]
ゴロウ先輩もいらっしゃいませー! あちらへどうぞー。
[他の人よりも遠慮のないそれの余韻が去った後、色とりどりのテープを頭に付けたままの彼を笑顔で迎え、フィリップの座っている席を指し示した。]
(45) 2014/03/08(Sat) 19時頃
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[>>10エルゴットにはクラッカーを鳴らすのはやめるらしい。 その時の青年は犬の事は知らなかったが、確かに繊細な性格を持つ彼女を驚かせるのは憚られた。 人に合わせて対応を変えるべきかと、仕事を終えて飲み物を取りに行くハルカに尊敬の眼差しを送り。]
流石、先輩。
[同級生はどうしていたのだったか。 同席していた筈の彼女たちの事を思い出そうとすると、頭が何処かぼうっとして。]
…?
[緩く首を傾げる。 けれどすぐに気の所為だろうと思い直し、青年は主賓である彼らにカメラを向けてシャッターを切る。 ――ジリヤは綺麗なワンピースに身を包んでいて、こちらには笑みを向けてくれた”のだったか”。]
(46) 2014/03/08(Sat) 19時頃
|
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[>>6遅れてやって来たシーシャの姿を見とめれば、]
お疲れ様でーす。
[会釈をして彼を出迎えた後は、幼馴染と話す姿―ハルカは酔っ払っているように見えたが、きっと気の所為なのだろう―を目に収めつつ、そのまま写真係を務めた。
後、この会場に来ていないのは…? エルゴットが来ていないのは分かったが、足りないような気もしていて。]
(47) 2014/03/08(Sat) 19時頃
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[>>40紫紺のドレスを纏い、長い黒髪も結って華やかに装ったエルゴットが現れれば、其方に意識が向いて戸口前でにこやかに笑って出迎える。 中庭で起きた事を青年は知らない。 もし知っていたら、何らかのリアクションを起こしたのだろうけれど。]
エルゴット先輩、いらっしゃいませー。
[彼女と共に尻尾を振りながら勢いよく入ってきた子犬に気付けば青年は目を丸くして]
わー、可愛い! こっちにおいで。 チーズ鱈は好き?
[カメラ係を放ってしゃがみ込み、チーズ鱈を餌に子犬を構い始める。**]
(48) 2014/03/08(Sat) 19時頃
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ぃ、いえいえ…ぁ、有難うございます。 花ですか。なんだか……ゴロウ先輩らしいです、ね。
[>>34 遠慮がちに手を振って見せたが、口角は上がっている。微笑んでいるのだ。 >>35 返ってきた答えは予想通りで。微笑んだまま黒褐色の液体を流し込む。少しだけ、頬に熱が走る。 校舎の傍の花壇に植えられた、色とりどりの花。寮のテーブルにそっと置かれた花瓶。静物画のデッサンの際には、彼にお願いをして花を摘んでもらった事もあった。 寮のなかで、頼れるお兄さんのような彼も――…何処か遠くへ。]
[>>37 彼は興味深そうに、正方形にびっしりと書かれた文字や絵を眺めていた。しかし、ある一点を見つめたあとは、室内を静かに見回している。まるで、そのメッセージの主を探しているかのように、己の瞳には映った。]
――…ごゆっくり。
[囁くように彼に声を掛けると静かに席を離れた。 >>44 近くにいる美術部の先輩のもとに足を運ぶ。良かった、来てくれた。先程の事が思い返され、僅かに羞恥が走るが、]
……ぇ、エリーさん……
[白い綿毛が振り返って。ボタンのような瞳で見上げている。口元にはチー鱈。]
(49) 2014/03/08(Sat) 19時頃
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-少し前・ルーカスと>>48-
あ、ルーカスさん… ありがとうございます、 は、はい、いらっしゃいました…
[明るく出迎えてくれる一年生。 エルゴットはいつもとは違う自分の装いに恥ずかしがりつつも、言葉を返す。 まともに顔を見れず、俯きがちなのは相変わらずであっただろうが。
そうして彼の関心が小犬に向けば、そろりと移動して。 ルームメイトの姿を探し始めるのだった。]
(50) 2014/03/08(Sat) 19時半頃
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[ハルカのお勧めは何であったか。 例えアルコールであっても―そも飲み物の中に、酒が混じっているとはエルゴットは想像すらしていない―、それをグラスに注ぐ。]
…あ、はい、こんばんは…
[シーシャに名前を呼ばれれば、グラスを手に今更な挨拶をして、俯く。>>49]
(51) 2014/03/08(Sat) 20時頃
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こっ、こんばんは………
[>>51 挨拶もそこそこに。啖呵を切ったばかりなので少し居心地が悪い。 空になったグラスを見下ろす。それを此方も注ぎつつ、]
そ、そ、卒業……ぉ、おめでとうございます……
[繰り返しの挨拶を告げ、軽くグラスをぶつけた。グラスが重なる高い音が聞こえれば、]
ど、どうぞ……ぅ、受け取って下さい…
[色紙をグラスを持っていない方の手に向けて。]
(52) 2014/03/08(Sat) 20時頃
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…ありがとうございます…
[持っていたグラスに後輩のグラスがあたる。>>52 カラン、という音が僅かな振動と共に手元に響いて。]
…あ、はい…
[空いている手に差し出された色紙に視線を落とす。 一度グラスをテーブルに置いて、伏せられていた色紙を両手で受け取り、表を向ける。]
(53) 2014/03/08(Sat) 20時頃
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……。
[受け取った彼女は熱心に文字を辿っているようだった。 >>48 傍には写真部の後輩が、子犬にチー鱈をあげている。]
ぃ、犬は……エリーさんのペットなんですか…? か、可愛いですね…… ……つ、連れて帰るんですかね……?
[なんとなく。絵画以外の事の方が良い気がして。(気恥ずかったし)そんなに興味はなかったが、犬の話題を振ってみせる。
けれども、色紙を読むのに夢中なようなら、水を差してはいけない。もし応じなければ、静かに離れようとしたか。]
(54) 2014/03/08(Sat) 20時半頃
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まぁ、人の欲望って際限なくあふれ出るものらしいから?
[彼女の呟き>>33は誰に向けたものだったろう。それに答えるように出た男の呟きもまた、行き先を失って自分に帰ってきそうなものであったが]
うん、そうだね。もし、することができるのなら……
[そんなことを言いつつも、結局やり残してしまうのだと男は気づいている。 むしろ、やり残したからこそ、そんな自分を戒めるために――]
[追いコンが終わったら、次の日でもいいから談話室へ向かおう。 壁の文字は、一昨日は見えなかったけれど>>2:180>>2:181、もしかしたら見えるようになってるという摩訶不思議なことが起こっているかもしれない]
[飲み物を物色しに行くハルカに、こちらも手を振って。 もちろん、彼女の呟き>>36は耳に入ることなく]
(55) 2014/03/08(Sat) 20時半頃
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あ、エルゴットやっほー!
[会場へとやってきた彼女>>42に手を振りつつも、彼女もどことなくしっくりきていない様子のように感じると、自分だけじゃないんだとどこか安心して]
[エルゴットの小犬は、チーズ鱈を持ったルーカス>>48にまとわりついている。 さまざまな違和を覚える頭はパンクしそうになっているが、それでもじゃれあう彼らを見ると、やはり自分も構いたくなって、そちらへと足を向けたのだったか]
(56) 2014/03/08(Sat) 20時半頃
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[上から順々に色紙を見て行く。 書かれている言葉を頭の中で反芻しつつ。 途中、振られた小犬の話題にはぴくり、として。>>54]
……い、いいえ、 今、飼ってくれるひと… 探しているんです…
[消え入りそうな声でそう伝え、]
(57) 2014/03/08(Sat) 20時半頃
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――――…!
[最後、視界に飛び込んできた目の前の後輩の色紙にエルゴットは息を詰まらせた。
そこには遠い昔、エルゴットが初めて描いたものと同じものが描かれていた。 ただただ一面に広がる澄んだ青。 どこまでも続くような果てしない蒼穹。]
(58) 2014/03/08(Sat) 20時半頃
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[ハルカの『愛だ!』と言い切る言葉に口元を抑えながら頷いた。]
あながち間違いではありませんがね。 後輩から3年生達への愛ですよ。
[笑いながらそう告げた。 続いてやってくる3年生達へのクラッカー係はハルカに任せて、 自身は飲み物の準備やお菓子の準備を始める。
(59) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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(彼はどうしていつも… こんな、こんなに――――…)
[込み上げてくる感情に手が震えそうになる。 また、泣きそうになる。]
―――…ぁ、ご、ごめんなさい…
[右手で口を抑えるようにして、]
ありがとう…ございま、す…
[顔もあげずに、何とかお礼を言って。]
(60) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/08(Sat) 21時頃
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さてと…、
[お菓子やら酒のつまみやら随分と色々買い込んだものだ。 空腹になった時用のカップ麺まで準備してあるのだから十分だろう。
ドリンクの類は次々紙コップに注いでテーブルに並べる。 その姿はすっかり給仕係だ。 騒々しいのは苦手…それを意味するかのように自分のペースは崩さない。
不思議なのは…それでも一人で居た覚えが無くて、確か誰かと話したような……。]
(61) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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エルゴットは、色紙を伏せてテーブルに置くと、一度その場を離れようと。
2014/03/08(Sat) 21時頃
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…そ、そうですか…… 学校にはウサギとか、ぃ、居る訳ですし…犬くらい…が、学校で飼えないんですかね。
[尤も、自分が兎の世話をしている訳でもないので無責任な事は言えないけれども。 >>58>>59 長い黒髪が垂れて、此方からは彼女の表情は見えなかった。 ただ、震える声音は小さくとも、己の拙い絵に応えてくれているのだと。視なくても、伝わった。]
――…こちらこそ、ぁ、ありがとうございます。 [蒼穹は彼女の胸のなかに届いただろうか。色紙は伏せられ。 そのまま何処かへと行く背中を見送った。]
(62) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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[そうして対に禁断の飲み物に手を付ける。 本気で気がついていないジェレミーは、それをアルコールと知らずに並べた。
1アップルジュース 2オレンジジュース 3オレンジジュースと間違えたカシスオレンジ 4カルピスソーダと間違えたカルピスサワー 5ジンジャエール 6桃のジュースと間違えた桃サワー
以上の6つが一部のテーブルに並べられた。]
そういえば、告白は出来たのかねぇ、
[誰が?誰に??そんな話題を振った記憶はあるけど、誰に振った話か、その返答も今は思い出せない。]
(63) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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ジェレミーは、ぼんやりと1の飲み物を手にとって一口で飲み干した。
2014/03/08(Sat) 21時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/08(Sat) 21時頃
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――…ふぃ、フィリップせんぱーい…
[彼がこうして学生服を着るのは最後なのかもしれない。そんな事を思いながら。 新しく注いだグラスを手に、>>56 犬とじゃれ合う背中に声を掛けた。因みに、口にした飲み物は>>63 1のようである。
あの麗しい人と一緒によく居る彼を、羨望の眼差しで見たのはそんなに昔の事では無かった気がする。彼等は時を超えても仲睦まじくあって欲しい。 その時は自分も、もう少し男らしくなれたら良いのだけれども。]
(64) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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[捨てようとすると拾って。 忘れようとすると、思い出させる。
乱されるのはきっと。]
―――…
[後輩から離れて、暫く独り、落ち着く為に目を瞑り。]
……?
[ふと新たに並べられた飲み物達に気付く。>>63]
(65) 2014/03/08(Sat) 21時頃
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い、頂いていいですか?
[静かにジェレミーにそう声を掛けて、>>632を手に取った。
彼は学校の中でもファンクラブが出来る程に女生徒に人気がある。 ジリヤくらいの美人なら未だしも、エルゴットが彼と話そうものなら、彼女達の嫉妬から免れることはほぼ不可能で、普段なら翌日から、聞こえるように話される悪口で大変なのだが、今は治外法権であることに助けられていた。]
(66) 2014/03/08(Sat) 21時半頃
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-少し前・フィリップと>>56-
こんばんは…
[手を振るフィリップにエルゴットは挨拶する。 彼とは真逆の、小さ過ぎて聞こえないような声量で。
フィリップなら、ジリヤのこと、何か知っているかもしれない。 その時はそう考え、後で話してみようと思っていたエルゴットだったが、シーシャの色紙を見た瞬間、全ての思考が彼方へと飛ばされてしまうのであった。]
(67) 2014/03/08(Sat) 21時半頃
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[部屋の中を見渡せば、記憶の中よりは人数が少ないように思える。 撮られた写真>>45は、他のものと一緒に後日貰えたか。 ――自分の思考の違和に気づいても、それが何かまでは思い当たらない。]
この花を描いてくれたのは、シーシャだろう。 綺麗に描かれている。また描いてやってくれ。
[頼まれて摘んだ花の絵を見せてもらった時>>49にも言ったが、彼の絵は好ましいのだ。 技術などではなく、彼が描く雰囲気や空気が好きだと。 言葉の少ない自分なりの褒め言葉ではあったが、上手く伝わっていたかどうか。]
……お前も、まだ一年ある。 たくさん思い出を作れ。
[らしいと自分へ言ってきた後輩に、目を細めた。]
(68) 2014/03/08(Sat) 21時半頃
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……! ああ、エルゴット。
[エルゴットに声をかけられ>>44、はっとハルカは顔を上げる。 しっかり自分の好きな物を確保している犬の姿に、笑みを浮かべた]
よく来てくれた。 お勧めは……そうだな。
[己の飲んだ物は勧めない。それがアルコール飲料だと、本当はハルカは知っている。 グレープジュースをグラスに注ぐと、エルゴットに差し出した]
生憎、ワインはまだ飲めないからな。 大人になったら、一緒にワインを飲もう。
(69) 2014/03/08(Sat) 21時半頃
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ハルカは、シーシャが左手を噛んではいないか、、ちらりと様子を伺い確認して。
2014/03/08(Sat) 22時頃
ハルカは、エルゴットがお代わりを自分で確保したのも確認すると、そっと部屋から抜け出した。
2014/03/08(Sat) 22時頃
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[廊下を歩く。 本を読みながらでない時の常で、その歩調は速く迷いない。 まっすぐに前を見て、ハルカは歩いていく]
……僕は。
(70) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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あ、シーシャ。どしたのー?
[振り返った先、彼がいる>>64のを目に留めると、小犬に向かってしゃがんでいた体勢を立たせながら、かれの正面を向いて。
彼の手に持ってる飲み物を見て、自分もと>>631を手にとる]
[彼にはもっと自分に自信を持ってほしいと、いつも思っていた。 それほどに、彼の描くものは心惹かれて眩しい。
ちなみに、彼の絵を見る機会が大幅に減りそうというのも、男が卒業を残念に思う理由のひとつなのであるが]
(71) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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[少しずつ人が減っていって。 少しずつ違和感が広がっていって。 もう、残された時間はあまり長くはなさそうで]
……僕は。 成さなければ。
[追いコン会場から抜け出した。 それは、10年前のハルカとは異なる]
(*2) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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あはは、くすぐったいって。
――あ、フィリップ先輩。先輩も撫でます?
[>>56フィリップが来た時には、しゃがみ込んだ青年は餌を使って子犬の接触を果たす事が出来、チーズ鱈を食む子犬の頭を撫でていた。小さな舌が指を舐めれば声を立てて笑い。 彼も子犬を触れるように少し体をずらして。
主賓を構わずに子犬と遊び始めたのは、勿論白いふわふわとした容姿に心惹かれたというのもあるが、いつも通りにしていたいと思ったから。]
(72) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[青年は卒業式ではひっそりと泣いていた。 ぼろぼろと涙を零して時々鼻を啜る姿は、近くに座っていた同級生なら気付いていたかもしれない。 けれど卒業生を見送る際には涙の名残は殆どなく、笑顔を見せていただろう。
”写真をよく撮っていた、新聞部のそそっかしい後輩”。
――あぁ、そんな奴もいたなぁ、と。 ちらりとでも思い出して貰えた時には、泣き顔ではなく笑顔であって欲しい。]
(73) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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ぇ、あ……犬、可愛いですね……じゃ、なくて。 そ、卒業…おめでとうございます……
[>>71 お揃いの飲み物を手に取った彼に、グラスを傾けて。口にすれば林檎の甘酸っぱさが駆け抜けていく。 犬は林檎ジュースの入ったグラスを見上げていたけれども、己が何も餌をあげる気が無いと悟ると、他のところに身体を向けていた。]
――…こ、これ。皆から……です。
[在校生からの、贈る言葉。 >>2:196 自分から彼には、招待状とは違い写実的で、それでいて可愛らしい白兎を送った。
――音羽山 こだかく鳴きて 郭公 ちらりと見えた歌は、美しい字で綴られていた。誰が一体書いたのだろう。 別れを惜しむ、歌い手の姿は――見当たらない。]
(74) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[10年前のハルカは、追いコン会場から抜け出したりなどしなかった。 10年前のハルカは、クラッカー係の己の仕事っぷりに満足し、黒子にあるまじき態度で追いコンを楽しんだのだった。……主に飲食面で]
……もう、繰り返している場合では、なさそうだ。
[10年前の行動のトレス。 それでは、意味がない]
(75) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[シーシャが三年の先輩達に色紙を配っていたのは、会場内の撮影をしている時に気付いていた。
>>64シーシャのフィリップを呼ぶ声。>>71フィリップがそれに応じるのは見えて。 次は彼に色紙を渡す番なのだろうか。 子犬を構い始めてからは見ていないから分からない。]
…俺も、渡さないとな。
[名残を惜しむように、一時の逃避から別れの会という現実と向き合う為に、 子犬をもう一度だけ撫でた後に青年はぽつりと呟き、]
また後でなー。
[へらりと笑い、立ち上がると写真の入った封筒とアルバムを取りに向かう。]
(76) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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…ハルカさん?
[オレンジジュースを飲みながら、ふと扉に視線を送れば、会場を抜け出すハルカの背中が見えて、エルゴットは暫く扉をじっと見つめ。
先程、大人になったらワインを飲もうとグレープジュースを注いでくれた彼女を思い浮かべる。>>69]
(77) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[色紙が置かれていた場所の近く…机の上にアルバムと封筒はあった。 置いたままのそれを見て思わず息をついたのは安堵か、それとも。 既視感のようなものを覚えつつも、迷わずにそれを手に取る。 ちらりと見えたのはテーブルの上の飲み物。>>63
少し喉が渇いていたので、青年はろくに中身を見ずに6を手に取った。]
(78) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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うん、撫でる撫でるー。
[――初めて会ったときは、エルゴットに首っ丈だったもんなぁ、こいつ
などと思いながらも、笑顔で手を伸ばすとその毛並みに触れることはできただろうか]
[いつもどおりに振る舞うルーカスが、意識的にそうしている>>72>>73のだというのは、付き合いが一年足らずの男には気づくことは難しかっただろう。
微笑ましい彼らのやり取り。 ルーカスの笑顔がまたひとつ、心に刻まれていく]
(79) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[青年が手に取ったのは桃サワー。 桃の炭酸ジュースだと思い込んだ青年はしゅわしゅわを水泡の立つそれを口にして、ふわりと顔が熱くなるのを感じ。]
…?
[不思議そうに緩く首を傾げる。 アルコールを口にしたのはこれが初めてだった。
――大学のコンパで同じようにジュースと間違えて飲んでしまってからは、青年は飲み会で出てくる飲み物は細心の注意を払うようになった。]
(80) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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せんぱーい。
[その時、ゴロウはどうしていたか。 更に二口程飲んで増したふわふわとした気分が、アルコールを摂取した所為とは気付かずに軽やかな足取りで可愛がってくれた先輩の元へ向かう。 スキップしたら月まで行けそうだ、なんて。ありえない事を夢想しながら。]
ゴロウ先輩、プレゼントがあるんです。
[へらりと、少しだけ赤みのある頬にいつも通りの笑顔を浮かべ。]
(81) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[離れて行くシーシャに気づかないまま。
飾り付けられた部屋は、普段と違う雰囲気だ。 少し前まで受験勉強をする為使っていた。 自室よりも人がいる空気の方が集中ができた。 たまに息抜きにと後輩にも勉強を教えることもあったか。]
いまこそ、わかれめ……か。
[少し苦手な古文。 卒業式で有名な歌詞で教えてくれたのは誰だったか。]
(82) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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可愛いよねーって違うんだ? うん……ありがとう。
[>>74卒業という言葉には、やはり少しだけ寂しさを感じながらも。
お揃いのアップルジュースがゆれる。まろやかな甘味と酸味は、体をやさしく包み込んで。 やや酸味が強く感じたなら、若々しく瑞々しい高校生にぴったりに感じられて]
[その後、色紙を受け取ると、そこにかかれたものの大きさに胸がいっぱいになる。 一人ひとりから送られた言葉には笑顔が浮かび――ほんの少しの涙が零れそうになるのを、必死に堪える。
そして、描かれている白兎は、今にも飛び出してきそうなくらいリアルで、もふりたい衝動に駆られそうになるほど愛らしい。 (当たり前だが)初めて見るはずなのに、どこか懐かしく感じるのは、描き手の雰囲気が表れているからだろうか]
ありがとう! 大切にするよ。いつまでも、ずっと。
(83) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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―少し前・フィリップと―
[>>79撫でる、と言ったフィリップが子犬に手を伸ばすのを、目を細め、膝を抱えながら見ていた。
動物好きの優しい先輩。 幼馴染と一緒にいる時には態度がより砕けていて。微笑ましく思う、そんな姿をこっそり目にするのも好きだった。 生物部に所属し、兎の世話をする彼のジャージ姿はフィルム以外にも目に焼き付いている。]
フィリップ先輩は、どこの子か知ってますー?
[会の意図には触れず、そんな質問を。 エルゴットとやって来たのは見たが、こっそりと飼っていたとは想像していなかった。]
(84) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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はい……。だ、大事にして下さい……
[>>83 その太陽のような笑顔を受け止めながら、ひとつ頷く。
食べきれなくなった昼食を、こっそり飼育小屋の動物に分け与えていたのは、もう一年も前の話だったか。 勝手にあげないで下さい!と凄く叱られたのも、今では良い思い出。 動物にあげて良い食事と、あげてはいけない食事があるなんて当時は知らなかったのだ。]
――フィリップ先輩は……、ゃ、やっぱり…獣医さんとかに…?
(85) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[部屋の中、探す姿はない。 学年違い。校内で見ることも少なく、寮で見かけるだけだった。 それでも気になっていたのはどうしてだろうか。 話すのが得意ではない自分は、滅多に話しかけることもしないまま。
花壇に植えた花に託した言葉ですら、伝える心算はない。]
ん?どうした。
[妙に赤い顔をしているルーカス>>81に、首を傾げる。
不意に、耳元で何か囁かれたように思えて振り返ったが、誰もいなかった。 気にせず、ルーカスを心配するように見つめる。]
(86) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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―裏庭―
……ふむ。
[お気に入りの場所。名前は知らない巨木を見上げる。 そっと木肌に触れた]
まだ、君は。
[見上げる。 根元からは、天辺は見えない]
(87) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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― 少し前/ルーカスと一緒に小犬と戯れ中 ―
[飛び出した質問>>84には、小犬の頭をぽんぽんと撫でつつも、一瞬体を固くして]
うーん、どこの子って言われたらどうだろう? なんか野良っぽいんだよねぇ。今までは誰かが世話してたっぽいけど。
[その誰かってのはエルゴットなんだけど、と付け加えることはあっただろうか。
ルーカスに言って支障が出るとは思わないが、もし言うことがあるのなら、エルゴット本人の許可もほしいところで。 チラリと彼女の様子を窺う]
(88) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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まだ君は、ここにあるのだろうか。
[木肌を撫でる。 寮に忍び込もうと。10年後の居酒屋で頑強に主張したのは、それがなにより気になっていたからだ]
(*3) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[>>86いつも以上に散漫な意識では、ゴロウの心配そうな視線には気付かない。 よって、何かに気を取られて振り返ったのにも気づかずに。]
えーとですね、 ハルカ先輩のアイデアで、綺麗にお化粧したジリヤ先輩の写真を皆にプレゼントしようって。
[そう言いながらゴロウの名の書いてある封筒を差し出す。]
――卒業おめでとうございます。 先輩が寮を出るまでに、これまでに撮った写真を現像して渡せるように頑張りますね。
[声も震えてない。 …大丈夫、笑えてる。 筈。]
(89) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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[モデルであったジリヤはこれに対してどんな反応をしたんだったか。 勝手にプレゼントにした事は怒られたか、それとも。
でも、渡した封筒に一枚多く入れた幼馴染の写真、そしてツーショットのものを見ればきっと綻んだ筈。]
(90) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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大丈夫。 イメージはできている。
[ぱん、と両頬を叩く。 何度も脳内でシミュレーションした。 手を伸ばし、一番下の幹をつかむ]
よ……っ!
[掛け声と共に、ハルカの足は地面から離れた]
(91) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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|
[ルーカスの顔が赤いのは、テンションがあがっているからなのだろうか。 落ち着かせた方が良いだろう。 そう思って、置かれていた飲み物>>63から、無造作3に選んでルーカスに渡す。 ついでに、自分の分も同じく無造作6に手にした。
酔っているなどとは思わず、まして、酔っ払いへの対応など知るはずはない、のだ。]
……あ、ああ。ありがとう。
[封筒>>88を受け取り思わず礼を言ったが、果たして自分が貰っても良いのかと、同級生へと視線を向けてしまった。 本人はもちろん、その幼馴染はどう思うのだろうか、と。]
(92) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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|
…
[暫く扉を見つめた後、テーブルに戻り、 伏せ置いた色紙を手に取った。 ぎゅうっと一度抱きしめてから、用意されていた袋に入れる。
――少し、お腹が空いていた。 ゴロウが作ってくれたおにぎりの味が思い出されて。 会場にはお菓子以外の食べ物はあっただろうか。
そんなことを考えていると、ノアの頭を撫でるフィリップから視線を投げられ>>88、彼が自分を気遣ってくれているのが解り、彼らの元に向かえば。]
………わ、私が、い、今までずっと…、隠して飼っていました……
[ごめんなさい、と告白し、]
あの……、どなたかこの子、貰って、頂けないでしょうか……?
[寂しさを抑え、瞳を揺らしながらも、真剣に聞いてみる。]
(93) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
|
|
うーん、獣医になるには、ちょっと頭脳が足りなかった模様?
[苦笑を零しつつも、おどけたように小首を傾げて]
でも、動物に関われる仕事に就きたいとは思ってるから、そういう専門学校に通うんだよ。 夢は動物園の飼育員なんだけど、これも狭き門だから、必死で頑張らないとねぇ。
[新しい環境というのは不安もあるが、動物の勉強に関しては、結構楽しみだったりして]
シーシャは? 将来の夢とかって何だろうとか思って。
(94) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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|
[選んだグラスの両方>>92にアルコールが入っているなどと思いもしない。]
他の写真も、楽しみにしている。
[ルーカスが感じて、その時を切り取った世界。 それを見せてもらうことは好きだった。 シーシャに対して>>68と同様、それが伝わっていたとは分からないが。 それでも、写真を見せてもらう時は満足げに何度も頷いていた。
永遠に止まったままの、写真の中の世界。 思い出とは、そういうものだ。
もし。 もらえるという写真の中に、彼女の姿が写ったものがあれば、などと、妙に女々しいことを考えてしまった自分に苦笑した。]
(95) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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―少し前・フィリップと―
[>>88自分の質問にフィリップが一瞬身体を固くしたのは目に入って。 何か拙い事でも聞いてしまっただろうかと、不安になる。 けれど紡がれた言葉を聞いて]
野良なんですか? …そうなんだ。 世話をして貰ってたとしても、家がないのは可哀そうですね。
[眉を下げて子犬を見つめる。 フィリップがエルゴットの方に視線を向けるのには目を瞬かせ。もしかして、と思い当たり。
彼女の絵を見せて貰い、感想を言った時の笑顔を思い出す。――写真に収めたいと思ったくらい、とても素敵な笑顔だった。 もっと見たいな、と思ったけれど、あれ以来見る機会はあっただろうか。 エルゴットがフィリップの視線に気付いたなら、青年の視線も彼女に向いていたのに気付いたかもしれない。]
(96) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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…そうなんですか。
[>>93その時に紡がれた告白。 それは思い当たっていた事だけれど。]
でも。 先輩は一緒にいたくないんですか? 世話をしていたんでしょう…?
[今は髪で顔が覆われていないから。 揺れる瞳も良く見える。 青年は眉を下げて問いかける。――本当に誰かに託していいのかと。]
(97) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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|
[運動神経は悪いわけではないが、とりたてて良いわけでもない。 木登りなんてもちろん初めてで、脳内シミュレーションと、やってみるのとではやっぱり違う]
よ……っ、と。 はぁ、全く。 夢なのだから、空くらい飛べてもいいと思うのだが。
[ぶつぶつと苦情を呟きながら、それでも上を目指すことはやめない]
(98) 2014/03/08(Sat) 23時半頃
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はぁっ……。
[これは、ただの夢かもしれない。 過去なんて、未来なんて、やっぱり変えられないのかもしれない。 それでも]
きっと、記憶には、残るだろう……?
[過去にはならなくても。 夢の中のことでもいい、記録にはならなくても、記憶に残るなら]
(*4) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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―ゴロウと―
あ、ありがとうございますー。
[>>92差し出された飲み物には疑いもなく手を伸ばして。 一体、何のジュースなんだろう。試しに飲んでみるとオレンジとカシスの味がした。 何故かふわふわとした感覚が増大する。]
…ミックスジュース?
[緩く首を傾げる。 子供の舌はカクテルの味など知らない筈。]
いえいえー。
[封筒を受け取られてお礼を言われれば、ぶんぶんと首を振る。 …首を振ったら少し頭が揺れる感覚に襲われたので、フィリップに向ける視線にも気付けずに。]
(99) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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へぇ……す、素敵ですね……
[最後に動物園に行ったのはいつだっただろうか。遠足以来だったかもしれない。遙か遠い記憶なので、朧げにしか思い出せないけれども。直射日光の下で見るキリンがやたらと大きく、雄大に見えたのを覚えている。 ああいうところで彼は働きたいのだろうか。
>>94 己の夢を尋ねられれば、]
ぉ、俺ですか……… ――…、絵を描きたいな、って……
[素直には言えない。己の子供っぽい夢。]
(100) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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[天辺に近づくにつれて、どんどん枝が細くなる。 はぁっと大きく息を吐き出し、ハルカは止まった]
このあたりが限界か。
[下を見ると、少しくらりとした。あまり見ない方が良さそうだ。 しっかりとしていそうな枝を選び、強度を確認するように何度か踏みしめてみてから、両足を乗せた。 幹に体重を預けるようにして、立つ]
…………。
[何度か深呼吸をした。この声が届くように]
(101) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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マユミ。 僕に力を貸してくれ。
[小さく微笑んで、そっと呟く。 ひそやかに、心残りを成した彼女に。 そして……叫んだ]
(102) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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シ――――――シャ――――――――!!!!!!
(103) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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[>>95ふわふわして気持ちがいい。 綿飴で出来た雲の上にでも寝そべっているような気分だ。 青年は様になっていない敬礼をして見せる。]
へへー。 はいっ。 ご期待に添えるように頑張ります!
[自分の切り取った世界を、この先輩が何度も頷きながら―浮かぶ表情は、何処か満足げに見えた―見てくれていた事は大切な思い出だ。
あの時に卒業する先輩に渡した写真は、先輩が映っているものだけではない。 彼が手入れをしていた花壇。数々のイベント事。 そしてこの寮で一緒に過ごした仲間達を撮った写真も。 青年は撮る側だったので、全体写真くらいでしか写っていないが、それでいいと思っていた。]
(104) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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―――…はい。
[ルーカスの返答は内情の察しが付いていたようで、特別驚く風でもなく。 続けられた核心には、フィリップと話した時と同じように手で胸を抑えるようにして、けれど、あの時よりはしっかりとした意思を保ち。]
……居たい、です… 出来ることなら、一緒に…
でも…っ!
出来ない――――…から… だから―――… ずっと、このままでは居られないから…
[眉根を下げる一年生に弱々しく微笑む。]
せめて、新しい居場所、探してあげないと―――――…
(105) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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[渡した飲み物を飲んだルーカス>>99が、余計ふわふわした気がするが、大丈夫なのだろうか。 首を傾げて、自分も飲み物に口をつける。
これは、ジュースなのだろうか。と眉をひそめて手にしたグラスを見つめる。]
(106) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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僕は! 君が!! 好きだ!! 指を噛むな! 胸を張れ! もっと自分に自信を持て!!
[木の上で仁王立ちしてハルカは叫ぶ。 この想いが叶うなんて思っていない。 それでも、後悔していた。 シーシャは女性が苦手だから。だからいつの間にか、女性らしく振舞わないことが、ハルカの当たり前になっていた。 言葉遣いは中性的に。一人称は「僕」 ハルカが女性であると意識されたら、この距離を失うかもしれないと思って]
(107) 2014/03/09(Sun) 00時頃
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