人狼議事


237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 厭世家 サイモン

嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2015/08/22(Sat) 00時半頃

村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

【新薬開発のための被験者を募集!報酬金は100万!】

怪しげな広告ではあったが、全国の薬屋で見かけるような薬を開発している製薬会社が募集しているのだから報酬金の額も現実味を帯びるというもの。おまけに都心のど真ん中に高層ビルが建っているほどだ。

集められたのはそれぞれ何らかの理由で金に困るものばかりだろう。履歴書不要、と言うのだから色々とわけアリの人間もいるかもしれない。最長10時間の拘束時間、と聞けばこの先のことに疲れも出るか。

会社の一階、受付嬢に被験者であることを伝えれば彼女はにこやかに答える。


『―――様でございますね。お待ちしておりました。本日は当ビル36階にて実験を行います。被験者様の個人情報保護のため、今回の実験ではこちらの偽名を名乗っていただくことになります。また、こちらのカードキーにて実験のために用意された部屋と、小休憩が取れるよう用意した個室に入ることが可能です。どうぞ、お持ちくださいませ。』

そう言って渡されるのは首から提げる名札と同じ名前の書いてあるカードキー。さて、集合場所は最上階の広間らしい。もう集まっている人はいるのだろうか?

(#0) 2015/08/22(Sat) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 01時頃


鳥使い フィリップが参加しました。


【人】 鳥使い フィリップ

[些か退屈かもしれないが、薬師寺 理央という男の話をしよう。

企業家の親の元に生まれ、それなりの名門校で学び。
そう努力することもなく勉学を身に付け、友人には恵まれ。容姿も決して悪くはない。

コンプレックスといえば、少々女性めいた名前であること程度。
馴染んだ友人の前には、それもさしたる障害には成り得ない。

――退屈だと、そう告げただろう?
そう、退屈なほどにありきたりな、"模範の模範"。]

(1) 2015/08/22(Sat) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―街にて―

 …え?僕?
 ああ、公民館をお探しですか。
 ええ、構いませんよ。

 それならまず、そこの道を真っ直ぐ。
 右手にコンビニが見えますから、沿って右折して頂いて――あ、近付いたならすぐ分かります、ご安心を――、そのまま道なりに。
 10分程で、到着すると思いますよ。

[地図を片手に携えた女性に、笑顔で応じる。
視線を合わせて経路を説いては、返された礼にはにこりと微笑んで。
頭を下げる彼女へと、手を振って見送った。]

(2) 2015/08/22(Sat) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――…めんどくさァ。

[その背が見えなくなった頃。
緩めていた表情は、まるでスイッチを切り替えたかのように、すぅ、と失せる。
ポケットから煙草のパッケージを取り出せば、安っぽい100円ライターで火を点けた。]

 今日だけで3度目だ。
 そんなに人畜無害で親切な人間に見えるかな、俺は。

[成績優秀。品行方正。人付き合いも良好。
周囲の評価に伴って身に付いた模範生の顔は、もはやどこからが自分のもので、どこからが作り出したものなのか、

――すら、理解らない。

誰かに叱られたくて始めた煙草だって。
優等生面した素行と結びつかないのか、誰に咎められる事もない。
姿勢を正して道を歩きながら、決して褒められたことではない歩き煙草。]

 謝礼金なんて、興味はないけど。
 僕の貢献が、薬を必要とする人々の助けになれば。

(3) 2015/08/22(Sat) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ーーなァんて。
 そんな理由でも付ければ、誰か喜んでくれるのかな。

[すっかり記憶してしまった文面を思い起こしながら、小さく呟いた。
100万の報酬金。
それだって、それなりの理由をつけて親へと"おねだり"してみせれば、きっと手に入れられる額。

何一つ興味なんてない。
何一つ期待していない。

それでもこうして、足を進めてしまうのは。
心のどこかで、退屈を忘れさせてくれる何かを求めているからに、他ならない。

定められたレールの上を、笑顔でさも喜ばしげに進むのには、――もう飽きた。*]

(4) 2015/08/22(Sat) 01時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 01時半頃


ろくでなし リーが参加しました。


【人】 ろくでなし リー

[ぐ、と伸びをするは冴えない賭博師
本日有り金全てスッたところで。

後先考えて居なさすぎと?
収入の見込みあるからこその油断か。]

 はぁーあ、仕方ないねェ
 ちょっくら行ってきますかァ

[ツイてさえすれば赴くこと
危機に瀕すこと無かったか。

然し其れはいま、知らぬこと。]

(5) 2015/08/22(Sat) 02時半頃

【人】 ろくでなし リー

 馬鹿高い建物だねェ
 ちょっくら一服……

[目的地を眼前に
懐から取り出したる煙草、ジッポー。

フリント・ホイールを回すも
──嗚呼、オイル切れ。嗚呼、悲しき。

咥えた一本と共に立ち尽くすか。]

(6) 2015/08/22(Sat) 02時半頃

賭場の主 ヨアヒムが参加しました。


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[男は決して裕福ではなかった。
愚鈍な男は妻に先立たれ幼い娘と2人共に今まで暮らしてきていた。
貧しいながらも慎ましく穏やかな日々。
共に築いたそれらの日々が今、終わろうとしていた。
娘の嫁入り。
大して収入もなく口に糊する生活の中では蓄えもなく、親としてしてやれる事もなく己の愚鈍さを嘆いていた時だった。
報償百万。その文言を目にして飛びついた。
(これをあの子に持たせてやればきっと)
娘の嫁入りにと、男はこの募集に手を挙げたのだ。
娘の引き止める声すら振り切って]

(7) 2015/08/22(Sat) 03時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[携帯に表示された地図を頼りに辿り着いたその目的地。
受付では名札とカードキーを渡され幾つかの説明が成された。
ヨアヒム。ここに居る間はそう名乗れば良いらしい。
名札を首から提げカードキーは胸ポケットに捩込む。
エレベーターに向かい真っ直ぐに集合場所に向かう事にする。
エレベーターのボタンを押し、ハンカチで汗を拭き拭き其れが来るのを待つ。
テカる額に張り付いた僅かに取り残された前髪を、額を拭きつつ軽く弾いた]**

(8) 2015/08/22(Sat) 03時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 04時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―某製薬会社・ビル前―

[訪れたことは無くとも、名前は広く知られているだろうビルの前。
短くなった煙草は、携帯灰皿で丁寧に圧し潰した。

…そこで、耳につく金属の音。
胡乱げに視線を向ければ、決して口にも表情にも出せはしないけれど――あまり良い見目とは言えない男>>5が一人。
温度を持たないまっさらな煙草と、しけた火花を散らすオイルライター>>6。]

 ……このビルの方ですか?

[相手の視界に自分は入っただろうか。
どのみち用があるのはこの建物なのだから、前を抜けずにはいられない。
ならばと先に近付けば、居住まいを正して向き直った。

返答を待ちながら、ほんの少しの逡巡と。]

(9) 2015/08/22(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――火。
 いります?

[ポケットで温もった100円ライターは、きっと大きな火が灯る。
手のひらに乗せて差し出しながら、ゆるりと首を傾げた。

そもそも煙草自体、下劣な嗜好品だと思っているものだから。
ご立派な収集品にも興味なんてない。自分にはこれで十分。

そんな事を考えながらも、自らも再び煙草を取り出せば、追って同じく火を点ける心算。]**

(10) 2015/08/22(Sat) 04時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 04時半頃


記者 イアンが参加しました。


【人】 記者 イアン

[有名製薬会社の新薬開発。
そのモニター募集というバイトに食いついたのは、ネタになる!と思ったからだ。
そのモニターに参加すれば新薬わ実験の詳細がわかる。体験をネタに記事を書けば編集長も喜んで採用してくれるだろう。
ついでに給料とは別に100万という臨時収入まで得られる。
正に一石二鳥とはこの事だ。
某週刊誌のライターとして働いているこの男は、なかなかいいネタを見つけられず日々編集長や先輩ライターに怒鳴られていた。
『またなにもみつけられてないのか』『才能ないんじゃないのか』『いっそ辞めてしまえ』
そんな言葉を毎日のようにいわれながら、必死でネタを探していたときに見つけた広告。
有名な会社の新薬について誰より早く情報を得られれば、モニターに参加した者にしか書けない記事がかけるはず!

「守秘義務」なんて言葉は頭からすっかり抜け落ちて―いやもしかしたら元々この頭にはなかったかもしれない―いる男は、能天気にも明るい未来を信じて疑っていなかった。]

(11) 2015/08/22(Sat) 11時半頃

【人】 記者 イアン

―ビル内エレベーター前―
>>8ヨアヒム

[ビルの前で何やら話している男二人の横を「ちょいと失礼」などと言いながらすり抜けて、さっさと自動ドアを通っていく。

受付で説明を受けながら身長や体重を記載する紙を記入して、名札とカードを受け取った。]

偽名か。えーと?イアン?
うっかり本名名乗らないようにしないとな………。

[一人呟きながらエレベーターへ。もう一人待っている人物の斜め後ろに立つ。
待つ間に名札をとりつけ、カードは尻ポケットへ。]

えっと………あなたもモニターに?

[何となく、無言の空間が居心地悪かった。愛想笑いと共に問いかけてみる。]

(12) 2015/08/22(Sat) 11時半頃

聖歌隊員 レティーシャが参加しました。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

『蛍ちゃーん!おっつかれさん!』

[「蛍(ほたる)ちゃん」と女の子のような呼び方をされれば不満そうに唇を突き出す。呼び声の主は快活に笑う女性で緑のシュシュで纏めたポニーテールを揺らしながらこちらに歩いてくる。
呼ばれたのは、一瞬女性と見間違うような容姿の男性。それでも近くで見れば、男性だと分かるようなものだが、女性ばかりの男の職場では揶揄われる題材として充分だった。]


…あの、僕の名前ホタルじゃありませんって何度言えば分かってくれます?

『えー?いいじゃん、可愛いし〜。』

……いや、可愛いとか要らないんですが。

[はぁ、と溜息を吐いてから席を立つ。いつものやりとりであるそれは、最早怒る気にもなれず。机の上に広がったスケッチブックをバッグの中に入れればくるりと振り返り、お疲れさんと送り出す先輩に微笑んで。]


それじゃあ、お疲れ様でした。お先に失礼しますねー。

[会社に所属しているとはいえ、ほぼ全員がフリーランスであり 仕事の時間などは各々に任されていた。デザイナー紹介所のようなものだ。

その中で、一条蛍介はインテリアデザイナーとして在籍している。]

(13) 2015/08/22(Sat) 12時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ービル内エレベーター前ー
>>12イアン

[汗を拭き拭き、ハンカチを仕舞う。
背負った小振りなリュックからボトルを取り出しグビグビと呷った。
そこに後方から掛けられた声。僅かに肩が揺れたがボトルの蓋を閉めて振り返る]

あっ、あっああ、そうですが……。
貴方もですか、いやあ百万貰えると聞きましてねえ、へへ、ちょいと入用で。
貴方は?貴方も、百万欲しくて?

[若い彼は矢張り金目当てだろうか、そう思いながらもへらへら笑うのはもうある種の処世術だ。
チーン、エレベーターの訪れを知らせるベルが鳴り扉が開く。
上向き矢印のボタンを押したまま扉の横に立ち相手を先に入れようと促した]

ええと、私はさ………
[挨拶序でに名乗ろうとし、はたと自分の首に下げられた名札を確認した]

ヨアヒム、らしいです、はい。
[相手がエレベーター内に入れば自分も入り、そのまま上階へと目指すだろう]

(14) 2015/08/22(Sat) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ああ、ええ。
 すみません、お邪魔しました?

[傍を抜けてビルへと入っていく男>>12には声を掛けられてから振り向いて、去って行く後ろ姿へ声を掛けた。
後を追ってのものではあったから、返答は求めてはいないのだけれど。]

 同業者…って言ったら違うか。
 お仲間?
 ――いや、それも違う。

[吐き出しては燻る紫煙の向こうに、見送る影。
その背中がどこか意気揚々と見えたのは気のせいか。

――少なくとも、目の前で煙草を咥える男よりはずっと景気が良さそうだ、なんて。
そんな失礼な思考は、やはり心の内だけで。*]

(15) 2015/08/22(Sat) 12時半頃

【人】 ろくでなし リー

─建物前/フィリップ─

[呆としていれば話し掛けられ>>9
整った容姿から冴えない男へ敬語
そんな物好きが居たものだ]

 ……いやァ、
 このビルに用があるのは
 今日だけだねィ

[彼の口振りも異邦人
しかし金への頓着感じられぬ身形の良さ
同じ目的と思わず不明瞭な回答を

伝わろうとも伝わらずとも
賭博師は一向に構わず]

(16) 2015/08/22(Sat) 12時半頃

【人】 ろくでなし リー

 お、こりゃどーも

[遠慮なく火を受け取り>>10
仕事せぬオイルライターを仕舞う
誰からの貰い物か思い出せもし無い]

 あんちゃんは此方には何用で?

[隣で吸い始めたなら雑談でもと
話す気無さそうならば『ヘぇ』で締める

何れにせよ名は名乗らず
ゆるりと一本済めば中に向かうつもり]

(17) 2015/08/22(Sat) 12時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 12時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 12時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 なるほど。
 これは不躾に、失礼しました、

[返答>>16にはさほど違和感も持たずに頷いた。
なにしろこれから自分の身体を預ける事になるのだから。
社員が"コレ"では回れ右して帰っていたやもしれない。

それから同時に、ふむ と顎を引く。
曖昧な回答ではあったけれど、かえってその身形も相まって。
目的を測るのは、そう難しい事でもなかったはず。]

(18) 2015/08/22(Sat) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 困った時はお互い様です。

[男の口元で一度>>17。再度受け取って、自身の口元で、一度。
火の消えたライターは手のひらの中でくるくると回る。]

 新薬のモニター、でしたっけ。
 先日まで募集していたでしょう。

 ――貴方もでしょうか、ええと。

[身形の第一印象は一匹狼といったところ。
隣での一服と、それから続いた緩い雑談には、へえと首を傾げつつ。
先の思考を反映させて問い掛けはするけれど、伺いめいた視線に、けれど終ぞ名前を聞けることはなかったか。]

(19) 2015/08/22(Sat) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ろくに味わいもせずに細い紙巻を燃やし終えては、これ以上の用も無い。
男に次いで中に入ろうとしながら。]

 ああ、これ。
 よろしければ差し上げますよ。

[その背へ、もしくは視線へ。先のライターを差し出して。
拘束時間も長いと聞いた。愛煙家にはきっと死活問題。
受け取られようとそうでなかろうと、さして気に掛けもしないけれど。]

(20) 2015/08/22(Sat) 13時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[街へ出てから車で暫く。車の中にはシューマンのトロイメライが掛かっている。音楽が特別好きというわけではなかったが、クラシックは聞いていて心地が良いので家でも良く掛けている。

(…今日はこの後…)

この後、仕事はもうない。興味半分で応募した製薬会社の実験とやらに行くからだ。そのまま車を近くの駐車場に停めて外に出れば、体を刺すような熱光線が降り注ぐ。暑い。

手元の端末で地図を出し、ビルの位置を確認しながら歩いていく。…いや、そもそも確認するまでもなかったかもしれない。ビルは非常に高く、高いオフィスビルが立ち並ぶ街の中でも一際目立っていた。]


……さすが大企業。

[おもわずぽつりと呟いてから、ビルの中へと入っていく。そうすれば誰かに会う事でもあったろうか?先ずは受付に行かなければ、なんて考えていたから話しかけられたとしても反応が少し遅れてしまったかもしれないが。]

(21) 2015/08/22(Sat) 13時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 14時頃


童話作家 ネルが参加しました。


【人】 童話作家 ネル

― 田舎のとある無人駅 ―

[手にした広告に視線を落とす。賞金100万。甘美なそれに誘われた自分が応募しない訳もなく。]

『――番ホーム、電車が参ります――』

[無人駅に響くのは、味も色気もない人間を真似た電子音。しばらくすればけたたましい音を立てて電車がホームに滑り込み。しばらくして開いた扉、その中は数える程しか人がいない。開いたボックス席、ぽすりと身体を沈めて窓の外の景色を見やる。]

 お世話になりました。

[きっとこの街にはもう帰ってこないだろう。荷物はボストンバッグひとつだけ。家はない。未練もない。

それでも1つ挙げるとするならば、田舎ゆえに静かに暮らせたことぐらいだろう。]

(22) 2015/08/22(Sat) 15時頃

【人】 童話作家 ネル

[これから向かうはこことは比べ物にならないほどの都会。の、さらに中心地。住んでいたことがあるから、その騒々しさを今でも鮮明に思い出せる。人ごみに酔った過去を思い出して、思わず顔をしかめた。

それでも100万円のため、そこへ向かう。流れ去る田舎の景色をぼんやり眺めつつ、次第に高層ビルが増えていくその様にゆっくりと目を閉じた。]

(23) 2015/08/22(Sat) 15時頃

【人】 ろくでなし リー

─建物の中へ/フィリップ─

 ヘェ、あんちゃんもかい

[新薬のモニターとの返事>>19
見かけに依らないもんだと煙を吐き出し

返された質問
にやりとした笑みのみを回答とす]

 お、あんがとさん

[受け取ればくるくると真似て見せ
使えぬオイル製とともに懐へ

くれるということは予備もあろう
遠慮は元よりしない性格で]

(24) 2015/08/22(Sat) 15時頃

【人】 ろくでなし リー

[他人の行動に興味は薄く>>12>>15]

 (同業者、ねェ……あー、不味い)

[煙の味なぞに内心で文句をば。]

(25) 2015/08/22(Sat) 15時頃

【人】 ろくでなし リー

[ぐしゃり揉み消し受付へと進んだなら>>#0
にこやかに、しかし小声で本人確認をされ
うんうんと説明を聞き首から名札下げ
近くにライターくれた彼が居たなら]

 おれは『リー』だってよ
 よろしくなァ

[よろしくする気あるのか無いのか
ひらり手を振りエレベーターへ

その実は『無くは無い』
箱の到着には時間があろう

開くボタン押して待ち
特に用も無いようならともに最上階へ
ゆるりゆるりと載せられよう]

(26) 2015/08/22(Sat) 15時頃

【人】 童話作家 ネル

― 都心:ビルの前 ―

[電車に揺られること数時間。降り立ったそこは都会特有の空気感。慌ただしく行き交う人々を右から左に眺めては、生き急いでいるようだ、などと失礼な感想をひとつ。

人ごみに飲まれぬよう気をつけて歩く。最寄りの駅で降りたため、目的の高層ビルは目と鼻の先。なるほど、アクセスが良いというのも大企業ならではか。]

 はー…

[ビルの前、それを仰ぎ見てため息ひとつ。いろいろなところを転々としてきたが、ここまでの高層ビルは見たことがない。何階まであるんだ、ここは。]

(27) 2015/08/22(Sat) 15時頃

【人】 童話作家 ネル

 ――――ん?

[大都会の太陽が、痛い。ここまでのビルだ、冷房は効き過ぎなほど効いているであろう。涼しさを求めてビルの中へと足を進める。

と、受付のその前。華奢に見える後ろ姿>>21を見つけた。従業員だろうか、それとも。

男か女か判断の付かない後ろ姿になんと声をかければいいのか分からず、とりあえずその後ろ姿を眺めていた。]

(28) 2015/08/22(Sat) 15時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 15時半頃


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 15時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[受付に並べば名札とカードキーを渡され、説明を受ける。まさかその後ろ姿を見ている人>>28がいるなど、今はまだ気付かずに。36階、と聞けばそれはもしかして最上階ではないか?なんて。これだけ高いビルが何階建てかなど分からないが。

それよりも名札に書かれた名前を見れば困ったように眉を下げて。]

……レティーシャ、って女性の名前ではありませんか?……その、僕男なんですが…

[今更変えろなんて我儘じみたことを言うつもりなど毛頭ない。それでも不満だけは言わせてもらおうと口にすれば、受付嬢はどんな反応をしただろう?どちらにせよ、不満は消えずに…そのまま女性名の名札を受け取る。そこまで女性に見えるわけはないのだが。

受付嬢に礼を言ってその場から離れようと踵を返せば、こちらを見ていた人>>28と目が合うことはあるだろうか?それならば、不思議に思いながらも 笑顔を見せてぺこりと会釈するだろう。]

(29) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―受付にて―

 ええ、よろしくお願いします。
 はい、――はい。承知しています。

["名無しの男"に倣って、受付でのやり取りを一通り済ませた。
にこやかに受け取っては名札は素直に首に掛け、書かれた名を黙読。]

 フィリップ…、フィリップ王?
 いや、フィリップ・マーロウか?

[カードキーはポケットへ押し込みながら、聞き慣れぬ文字列を反芻した。
偽名も偽名、ここまで来れば清々しいと。
未だ数度繰り返しただけの名前が馴染む事はあるのだろうか。]

(30) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 16時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[決して共に行動するつもりがあった訳ではないのだけれど、流れならば仕方がない、と。
共に受付を済ませた男へ億劫げに視線を向けようとして、掛けられた言葉>>25に、ぱちりと目を瞬かせた。]

 ――え?

 …ああ、リー。リーさん。
 よろしくお願いします――…、

[回答代わりにと濁された曖昧な笑み>>24は記憶に新しいものだから。
さらりと告げられた自己紹介は意外も意外。

ほんの少しの狼狽を経て挨拶を返す頃には、男――否、"リー"は。エレベーターの方へと向かっていたか。]

(31) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[彼の本意は如何に。あいにく先入観に塗れた視界は、クリアになりはしないけれど。
扉が開いたなら、扉を抑えて一応は先乗を促す。
出来るなら彼を上座に、自らは操作盤の前に。]

 …フィリップ。

 ――だ、そうです。
 喫煙所、上にもあると良いですね。

[そうして言いそびれた名乗りと共に、ひたりと相手の顔を見つめては、改めて軽く会釈を。

――のらりくらりと揺れる視線は慣れぬもの。どうにも視線を定め難い。
曖昧に濁した言葉は、些か歯切れも悪かった。]

(32) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――…乗りますか?

[受付前の二人>>28>>29が此方に向かう様子があったなら、ささやかに問いかけもするだろうけれど。

時間が差し迫っている訳でもない。気付かれないなら、それ以上深追いするつもりもなかった。
もしくは狭い箱に4人閉じ込められるのが嫌ならば、それもそれで。*]

(33) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

【人】 記者 イアン

>>ヨアヒム

[ビルの前で出会った人物から『お邪魔しました』なんて声を背中に受けながら(>>15)軽い足取りでビルの中へと入っていく。

エレベーターで出会った男(>>14)に声をかければ、その背が揺れたことを目にする。
後ろから声をかけたことで驚かせただろうか?]

ああ、やっぱり。
これから数時間宜しくお願いします。
いや、俺は……あ、と…そう、そうなんですよ!
俺もちょっと金が必要で!
やっぱ皆金が目的ですよねー
[取材のためだ、なんて口にしたら身構える人もいるかもしれない。
本当の目的は隠したまま、その問いかけに勢いよく首を縦に振った。

そんな話をしている間に着いたエレベーター。
扉を開けたまま先に入れてくれようとする男。頭を軽く下げて遠慮なく先に乗ることにした。
目的の階数のボタンを押したら『開』ボタンを押し続ける。
それはエレベーターに先に乗せてくれた男が乗るまで続けるだろう。]

(34) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

【人】 記者 イアン


俺はイアンです。
…それにしても、高いビルですよね。個室って窓あるのかな。
眺め、良さそうじゃないですか?
[ヨアヒムがエレベーターに乗り込んだのを確認し、『閉』ボタンを押した。
扉が締まり、浮遊感に似た感覚と共に上へと上がっていく。
その間も雑談は続けられていた。]

(35) 2015/08/22(Sat) 16時半頃

【人】 童話作家 ネル

[受付を済ます姿>>29を見ながら所在無さげにエントランスを見回す。

程よく離れた位置では、受付で交わされている会話は聞こえない。唯一聞き取れたのは実験という単語と、36という数字。
数字が意味するのはおそらく階数。実験会場の場所であろう。36階、大企業にふさわしい。その一方で地震が来たらひとたまりもないな、なんて嘲た。]

(36) 2015/08/22(Sat) 17時頃

【人】 童話作家 ネル

[どうやら受付は終わったよう。振り返ったその人>>29と目が合った。笑顔で頭を下げるその姿に釣られて同様に頭を下げる。]

 どうも、こんにちは。
 従業員さん…ではなさそうですね?

[出来る限り愛想よく。仕事をするうちに身に付いた当然の処世術だ。遠目からはわからなかったが、近づいてみればなかなかに高身長。しかしながら、見上げたその顔をみても、性別に自信が持てなかった。ただ、付けられた名札に『女性の名前』を確認できたなら、女性なのかと思うだけ。

声を聴けばその勘違いに気がついただろうか?]

(37) 2015/08/22(Sat) 17時頃

【人】 童話作家 ネル

[その人からなんらかの返答はもらえただろうか。返答が貰えたのなら会話をかわしつつ、片手間に受付を済ます。]

 偽名、ねぇ?
 ふぅん、ネル…ネル、

[渡された名札とカードキー。そこには『ネル』という文字が書かれていた。それを指で軽くなぞって、仮初の名前を口にする。自分の名前に欠片も興味がないから、偽名を渡されたとて、特になんとも思わず。そのまま名札を首から下げた。

ただ、なんだか悪い予感がする。偽名を使う状況というのは、自分の経験から言わせてもらうとあまり良い状況ではなかったから。

もちろん、受付嬢がいるこの場でそんなことを口にしないが。]*

(38) 2015/08/22(Sat) 17時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 17時頃


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 17時頃


【人】 童話作家 ネル

[会話は続いたろうか。そのうち会場に向かおうと誘うことだろう。もちろん、どこかに寄ってからと言われたなら引き止めることはせず、そのまま見送るつもり。そして自分はエレベーターへと。]

 えぇ、ありがとうございます。

[エレベーター前、2人の男性>>33>>26が立っていた。首から下げられた名札を見れば、彼らの目的も自分と一緒なのだろうと用意に想像がついた。]**

(39) 2015/08/22(Sat) 17時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 17時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ーエレベーターー
>>35イアン

ま、まま窓ですか。
私は嫌ですね……そんなに高い所から見下ろしたら落ちてしまいそうで。
こ、こ、怖くないですか…。

[高い場所は得意ではない。エレベーターの浮遊感は兎も角。
さり気ない会話を交わしながら、目的の階に辿り着く。
正直ホッとした。
愛想笑いも会話も得意な方では無いのだ。
それでも最低限の礼は尽くすつもりなのだが。
果たしてこの実験、他にどのくらいの人数が参加するのか?]

(40) 2015/08/22(Sat) 17時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ービル36Fー

[イアンと共にエレベーターに乗り。若しかしたら到着は一番最初だったかもしれない。
ヘラヘラ笑いながら別れを告げ、己に当てがわれた部屋を探す。
キョロキョロ辺りを窺いながら、辿り着いては中に荷物を放り投げた。
身軽になってから、辺りをふらふら確認し始める。
あの男の他にどのくらいがこの実験に参加するのか、興味があった。
持ち物はカードキーと名札のみ。それとハンカチなどか。
実験のための部屋に顔を覗かせ辺りを窺う姿があった]

(41) 2015/08/22(Sat) 17時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 17時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[青年>>37は愛想良く笑いこちらに近づいてくる。自分よりも随分と小さい彼は、それでもそんなに押さないような印象は受けることはなく。女性名の書かれた名札はまだ首から下げずに手の中に握ったまま。]

違いますよ。今日は所用で来ているだけなんです。

[従業員ではなさそうですね、と言われれば柔らかい笑顔を見せてそう答える。…声を聞けば彼には性別が分かるだろうか?元より男性にしては高く、女性にしては低いという中途半端な声質ではあったが。

片手間に受付を済ます姿を見れば、>>38 なるほど、同じ用なのかもしれない なんて。彼がネルと呟いたなら、きっとそれが彼に割り当てられた偽名なのだろう。

(僕も男性名がよかったなあ)

なんて手元の名札を見て不満を内心吐露して。]


ええと、ネルさんも36階ですか?それなら、一緒に行きません?

[そういえばエレベーターの方へ歩いていくことは叶ったろうか。「乗りますか?」と誘われれば>>33 「ええ、ありがとうございます」と笑顔で返して乗り込んだだろう。]

(42) 2015/08/22(Sat) 17時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 17時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 ええ、どうぞ。
 足元お気を付けて。

[内側から扉に手を掛けたまま、新たな二人を迎え入れる。
すれ違いざまに軽く会釈と、胸に掛かった名札を見て。]

 最上階。…で、構いませんか?

[言いながらも、押すのは36階。
横文字の名前が並ぶカードは、社員証には到底見えない。
立派なエレベーターに四人が収まったなら、誰もが敷居に掛からないことを確認して手を離した。]

(43) 2015/08/22(Sat) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[重たい箱が引き上げられて浮遊する感覚。
他階からの参入者はきっとない。
――にしても距離にすれば100m超の浮上は、それなりに時間も要したか。]

 お二人もモニターに?

[手持ち無沙汰な手を、ポケットへ浅く詰めて。
前置きとして一応は問い掛けておくけれど、自身の中での回答は半ば決まりきっている。
リーとの会話で揺らぎかけた余所行きの笑顔を、改めて乗せては。]

 色々な方がいらっしゃるんですね。
 いや、モニターなら年齢層は幅広い方が良いのかな。

[新たな二人、それからリーと、三人の姿を見比べては、もしかすれば自分は最年少か、と。
揃ってどことなくあどけない顔立ちを残した二人ではあったから、断定まではしないけれど。

参加の目的なんて、自身にとっては野暮。
自ら問いかけることは、しないまま。]

(44) 2015/08/22(Sat) 18時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 18時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 18時頃


徒弟 グレッグが参加しました。


【人】 徒弟 グレッグ


いやぁ、すんませんッ!
前のバイトが押しちゃって。
なんすかこれ?俺、グレッグなんて
呼ばれたことねぇッスよ!
木暮 空詩(こぐれ くうた)ッス!
木が暮れるに空にうたの詩!

[指定された高層ビル一階。
掲げられたイメージロゴは有名製薬会社の証。
響く声の主は、困り顔の受付嬢から名札とカードキーを受け取った。
「前のバイト」の残り香か。
男は埃っぽい土の香りを纏っていた。]

(45) 2015/08/22(Sat) 18時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 18時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

はぁーー間に合ったぁ。
それにしても、有名な会社だったんスね。

[受付を終え、額から伝う汗を手の甲で拭い。
男は高校中退後、幅広くバイトをこなしてきた。コンビニバイトから触法ギリギリの危ないバイトまで。
全ては母子家庭の収入を支えるために。
教養のない男でも、最長10時間の拘束で100万円の報酬という謳い文句には僅かな不安と疑念を抱いていたのだ。

しかし見知った製薬会社の募集と知れば、愁眉は開き、指定された階へ向かう足取りも軽く。]

(46) 2015/08/22(Sat) 18時半頃

【人】 ろくでなし リー

─最上階へ/フィリップ>>32

 フィリップ、フィリップね

 そうだな、長ェ拘束だ
 だが無くともまた降りてくりゃァ良い

[喫煙所に対する返事を
この後の出来事など知る由も無く気楽に

見つめられれば此方からも
感情が篭っていないと言われる瞳を向け

実際碌に思考しておらず
外界から受け感じる事も極薄い

嘗ては詰まらない程に"真っ当"だった男
妻に捨てられて五年
考えることを殆ど放棄して此処にある]

(47) 2015/08/22(Sat) 19時半頃

【人】 ろくでなし リー

[譲られた上座へ立ち]

 (若ェのに良く出来てる)

[操作盤の前を取る"フィリップ"
その背を見る目は僅かに感心の色

新たな乗客が二名程か
何やら男より若いのばかりか
気にする事も無いが情報のみ頭に並べ

目が合ったならへらりと笑みの形を返し
話が振られれば返事くらいしよう]

 ありがとさん

[目的階にておそらく出るのは三番目か
扉開けてくれるものに一言かけ降り立つ

そのままふらりふらりと壁際にでも*]

(48) 2015/08/22(Sat) 19時半頃

【人】 記者 イアン

>>40ヨアヒム

そうですか?
夜になれば夜景とかもキレイなんじゃないかと思うんですけどねー。
[暗くなる前に帰ることになるだろうけれど。
そもそも夜景が目的で来るわけではないのだから見れなくても支障はない。が、やはり少し残念な気がした。

36Fに着き、エレベーターの扉が開けば男は笑いながら立ち去っていった。
ひらりと片手を振ってこちらからも別れの挨拶を告げれば「またあとで」なんて言葉を付け加える。
恐らくあとで全員揃って薬を受けとるときにでも会うだろう、と。]

(49) 2015/08/22(Sat) 19時半頃

【人】 記者 イアン

[ヨアヒムと別れたあと。自分に割り当てられた部屋に行ってみる。鞄からタブレットを取り出し、部屋の撮影。
入り口から、奥から、シャワーなども。
撮影を済ませたあとに荷物を置いてベッドに腰かけた。]

一日しかいないのにシャワーとかあるのか。
10時間程度の拘束で個室が用意されてるってだけでも結構な待遇なのに…すごいな。

[高額な報酬、妙にいい待遇。
これから何が起きるのか。沸き立つ好奇心に頬を緩めながら先程出会った男の偽名、容姿や感じたことなどをタブレットに入力していく。
それらを終え一息付くと、タブレットを鞄にしまって部屋から出た。]

ん、他にも何人か来たみたいだな。

[来た人物も気になるが、とりあえずはここの探検だ。他の部屋への扉が続く廊下を一周したあと、広場にやって来てうろうろとあたりを見渡したり冷蔵庫を勝手に開けて中身をみたりしていた。]

(50) 2015/08/22(Sat) 19時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[最上階で構いませんか、という問いには「ありがとうございます」と頷いた。エレベーターに並ぶ文字盤を見れば36階が最上階のようだ。窓があるのならきっと見晴らしも綺麗だろうな、なんて少し考えたが 果たして最上階に窓はあったろうか?

箱がふわりと浮かぶ感覚、自分の会社は5階建てビルの3階という大して高くない位置にあるのだからその浮遊感には慣れない。
慣れない浮遊感に揺られながら、少し俯くが…話しかけられれば顔を上げてそちらに微笑むだろう。]


…ええ、そうです。ということはあなたも?

[なんて聞き返してみたが、反応を期待しているわけでもなく。顔立ちから年齢も分からなければ そのまま最上階へたどり着くのを待つのみ。ああ、それでも最長10時間も共にいるのならある程度会話でもしたほうがいいのかと少し悩みながら。

(…まあ、いいや。あまり別に友人作りに来てるわけではないし。)

共にいる時間が辛くならない程度に愛想良くしていれば上出来だろう。扉が開いたならまた礼を一つ落としてその箱から降りるだろう。

(さて、この後は……担当者でも待てばいいのかな)

カードキーを使って実験のために用意された部屋とやらに入ることだろう。]

(51) 2015/08/22(Sat) 20時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 20時頃


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 20時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 一服のたびに100メートルの往復ですか。
 はは、大変だ。

[男の呑気な言葉>>47には緩んだ応えを。
呑気さで云えば報酬金への執着が薄い分、もしかすればより此方の方が勝っているやもしれない、けれど。

ゆるりと向け返された、無感情とも取れる黒い瞳に。
若干、言葉を詰まらせて。]

 ――貴方はあまり、切羽詰っている風には見えないな。

[小さく独りごちた声は僅かに困惑を含む。
集まる人間は等しく、金に意地汚い弱者達だと、そんな認識。
だけれど彼は少し、違うのかと。思いはした。――思っただけだ。
懐に余裕がある風にも到底見えはしないのは、変わらない。

どの道新たな同乗者が増えれば、かち合った視線も自然に逸らすことができただろうか。
小さな違和感はそのまま、身体の浮上と共に一階へと置き去りに。*]

(52) 2015/08/22(Sat) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ああ、やっぱり!
 そうですね、僕もです。
 もうみなさん集まってきているんでしょうかね。

[女性めいた風貌の、彼か彼女か。
上げられた視線>>51には小さく笑んで、思考の邪魔をしたろうかと懸念はするけれど。]

 レティーシャさん、に、ネルさんですね。
 短い間とは思いますが、よろしくお願いします。

[軽い目礼の後で二人の名札に視線を遣っては、日本人には似合わない名前を読み上げて、その後自身の名乗りも続けた。

そうして挨拶だけしてしまえば、義務感じみた満足感は満たされる。
其方が愛想笑いならば、此方も愛想笑いに違いないのだから。
そう続かない会話に、深追いすることはしない。

――ただ、幾分か身形の良く見える姿に。
笑顔で右手を差し出しはしたはず。*]

(53) 2015/08/22(Sat) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―最上階―

[空気の抜けるような音を立てて開く扉と、開ける視界。

自身の振る舞いを、褒めてくれても構わなかったのだけれど。>>48
自尊心か顕示欲か、そんな身勝手な不満は心の内へ止めて。]

 とんでもないです。

[掛けられた礼には、涼しげな顔で返答。
全員が敷居を越えたのを見届ければ、自身も最上階へと降り立った。*]

(54) 2015/08/22(Sat) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―広場―

[エレベーターホールを抜けた先、広場へと。
そう低くもない目線を、ぐるりと見上げて眺める。]

 へえ――すごいですね。

[照明。床材。壁の装飾。
成る程 大企業の物ともなれば不足はないと、そんな不遜な評価を下して独りごちて。
無意識に襟を正しながら、室内へと数歩。

カードキーの部屋番号を確認しては、個室への道すがら、視線を持ち上げた。]

(55) 2015/08/22(Sat) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[初めに目に入るのは先客の男の姿>>41
幅広い年齢層。なるほど予想の通りだったかと、失礼にならない程度に視線を向ける。
目が合ったならば勿論、会釈もする心算で。

それから目立つ大きな冷蔵庫に、覗き込む男>>50の背は、入り口で見たものに良く似ていたから。]

 何か良い物でもありましたか?

[通りすがりに笑いながら軽く声を掛けては。
此方に気付かれてその姿が一致したなら、改めて先の非礼を詫びようか。]

(56) 2015/08/22(Sat) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 20時半頃


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 21時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ービル36F広間ー

[広間に行くまでに出逢った少年…青年だろうか、年若い男(>>56フィリップ)に会えば此方もぺこりと禿げ上がった頭を下げて笑ってみせる]

い、いい、いやはや、君みたいな若い子もいるんだね…

[話しかけるような口振の割に視線は落ち着きなく外れ、そのまま広間に向かう。
広間には大きなテーブルとそこに並ぶ幾つかの椅子。この数だけ参加者がいるのだろうか。
少ないように思えたが、報酬を考えれば多くはできないか、などと安易に納得してはその一つに座ってみせる。
きょろり、小さな目であたりを忙しなく伺っていた。
先ほど話した男は冷蔵庫の方にいるらしく(>>50イアン)其方も時折チラチラと窺い見てはいるようだ]

(57) 2015/08/22(Sat) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

― 回想:エレベーターの前 ―
[名札はまだその手の中の様>>42。名前からの判断はどうやら難しいようだ。]

 所用、ですか。
 ならボクと同じですね。

[柔らかい笑顔は些か女性的に見える。しかし発された言葉を聴けば、彼は男性だと察しがついた。職業柄、こういうことには敏いつもり。しかし、それをあえて指摘することなどしない。ただ、疑問を解消したかっただけなのだから。判明すれば、もうそれでいい。]

 ええ、ぜひご一緒させてください。
 
[しばらくのち、ともにエレベーターへと歩き出す。その中で彼の名前を知ることはできただろうか。そこで知れずともも、エレベーターの中>>53で知れただろう。]

(58) 2015/08/22(Sat) 21時頃

点呼を開始します。2015/08/23(Sun) 02時頃までに発言をお願いします。


【人】 童話作家 ネル

― エレベーター内 ―

[挨拶を交わし、彼>>43に促されるままに箱の中へと。かけられた問にはレティーシャが答えた>>51から自分は口を閉じる。そうして浮遊するのを感じて壁に身を預けた。

長い浮上、パネルに表示されたデジタル数字が1ずつ増えていくのをなんとはなしに眺めてれば、かけられる声。]

 貴方はフィリップさん、ですね。
 そしてリーさん、ですか。
 短いあいだですけれども、こちらこそ。

[名前を呼ばれれば>>53ゆるく笑みを形作り。傍らに立つ彼>>48にも会釈をひとつ。同じく名札にかかる『名前』とともに定型文を口にして、差し出された右手には同じく、右手を重ねて見せた。]

(59) 2015/08/22(Sat) 21時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[どうにも落ち着かない。矢張り治験者は若者ばかりなのだろうか。
そんな不安が過るものの、広場の椅子に座る姿あり]

(60) 2015/08/22(Sat) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―最上階へ―

[ビル内を歩き、エレベーターホールを見つける。
ホールへ足早に向かうと、上へと昇るエレベーターがちょうど閉まるところだった。中には4人程の男女が乗っているように見えたが、彼らも向かう先は同じだったのだろうか。
名札を首にかけ、次に到着するエレベーターを待ち、それに乗り込み目的の地へと。]

えーっと。新薬開発の…実験、だっけ?
俺はグレッグ…グレッグっと。
はぁ、一体何の実験なんスかね。

[広くてクーラーの良く効いたエレベーターで独り。
短期のバイトをいくつも掛け持ちし、しかもその大半が人に紹介されたものであるため、事細かな内容が曖昧なものも多い。

―――『くぅ君、お願いね?』

特にこのバイトは、ある人に“お願い”されて受けた仕事。木暮空詩の名前で申請されていたことを知ったのも、ごく最近だ。この扉の向こうに、一体何が待っているのやら。]

(61) 2015/08/22(Sat) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―最上階―

あーー喉乾いたぁ…
自販機とか、ないッスかねぇ…

[チンッっと小気味の良い音と同時に開かれた扉を潜り、36階へ。
一先ず、飲み物の調達ができないか、辺りを歩く。]

(62) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―広場にて―

 あ、どうも――ええと、

[かち合った視線と下げられた頭>>57
笑顔を向けられれば、自分も同じく笑顔を返す。
もしかしたら自分の両親よりも年上だろうかと、そんな事を考えながら。]

 ヨアヒム、さん。

 僕のような若輩者がお邪魔してすみません。
 お世話に――…、

[名札を確認して確かめながら数歩近付こうとするも、逸れた視線はそのまま明後日の方向へ。
伝う相手を見失った社交辞令は、ふらふらと尻すぼみになって混迷。]

 ――…なります。

[曖昧に喉に残った言葉を口元に落としこみながら、参ったとばかりに軽く後頭部を摩った。
――主義主張の弱い大人って存在は。存外嫌いでは、ないのだけれど。*]

(63) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

【人】 記者 イアン

>>56フィリップ

[半ば冷蔵庫に頭を突っ込んだ形で中を覗き込んでいた。
不意に後ろから声をかけられれば、ぴくと肩が揺れる。
さすがに許可も得ずに見ていただけに少々の罪悪感があったか。
誤魔化し笑いと共に体を起こして後ろを見ると、そこにいたのはビルの入り口でほんの少し言葉を交わした少年だった。]

え………、あ、いや!
さすが大企業、あらゆる飲み物やら食べ物がいっぱい!
ほんっと至れり尽くせりだよな!

[はは、と勢いを弱めながら笑いながらまじまじと相手を見れば、名札をつけていただろうか?
つけていたなら同じ被験者と気付いて表情を緩めるだろう。
名札が見当たらなければ、会社の者だろうかと誤魔化し笑いを顔に張り付けたままだったはずだ。]

えー…と、参加者はみんな集まった感じ?ですか?

(64) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[名札は手の中に握られたままだったが、狭い箱の中では位置的にも近くなっていたのだから見えてしまったのだろうか?名札に書かれた女性名を読み上げられれば>>53、驚いたように顔を上げて。

次いで訪れるの女性名で呼ばれることの羞恥感か。]


……はい、あの……レティーシャって長いですし、ティーシャでいいです…

[少し困ったように笑うとそう返す。レティーシャの愛称ならばレティが適当なのだろう。しかしその愛称は凄く女性的で嫌だ、なんてあまりにも個人的な話。
フィリップ、と名乗られれば好きな作家と同じ名前だな なんて考えて。よろしくお願いします、と笑顔でその右手を取ろうとしたかもしれない。それでもネルが先に取った>>59のならその手を出すことなく終わるだろうが。

そのまま最上階へ着いたなら、礼を落とし箱から降りただろう。]*

(65) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 え、?
 ええ、ああ、…は、はい、??

[気軽に声を掛けたつもりが、それと同時にびくりと揺れる男の肩>>64
釣られて瞳を丸める間に、向けられた曖昧な笑いと取り繕うような声。

何か驚かれるようなことをしただろうかと。
ビル前での件も忘れて、突飛な出来事に弱い思考を再び回転させるまでの間に。
胸に掛けた名札を見て、彼の表情は和らいだか。]

 …そ、そう思います。気遣いが行き届いている。
 あ、先ほどはどうも。

[だんだんと取り戻す思考。
ごほんと軽く咳払いをすれば、気を取り直したように彼の傍を縫って冷蔵庫へと手を伸ばして。
目に付いたお茶のペットボトルを二つ、取り出した。
こういう所はふてぶてしく出来ているもので。]

(66) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ああ、そうなんでしょうか?
 意外に少ない…いや、多いんでしょうかね?

[全員。そんな言葉に合わせて視線を上げれば、遅れたもう一人>>62も到着したところだっただろうか。

少し前。エレベーターの扉の間から伺い見た姿。
彼も目的地が同じだったなら、扉を留めて受け入れてやるべきだった。
恩なんて大層な物は作れやしないだろうけれど、不覚は不覚。
そんな反省も込めて、軽く目を合わせて会釈しつつ。

傍の彼>>64には、飲みます?なんて首を傾げて、ペットボトルを一つ差し出してみせた。
冷蔵庫を覗いていたのなら、きっとこれが目的なのだろう、と。]

(67) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

― 最上階→広場 ―

[入った時と同じように、出るときも彼>>54に促されて。その様は『出来た振る舞い』であることは確かなのだろうけれど、自分からすれば『よく疲れないな』くらいの感想しか抱けない。]

 確かに。お金かかってますねぇ…

[誰かからの感嘆の声が聴こえればそれに便乗して。去る影>>48>>51を見送って、引き止める声もなければそのまま自分も個室へと向かうつもり。]

(68) 2015/08/22(Sat) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

[個室に入ってため息をひとつ。カーテンを開ければ、36階にふさわしい景色が広がっている。騒々しい都会も、その音が聞こえなければ好きになれそうだ。

そして唯一の荷物であり大事な商売道具が詰まっているボストンを丁重にベッドに降ろして、その場に自分も横になった。]

 ふぅん、なかなかな寝心地。
 1日過ごすだけにしては勿体無い。

[ベッドとテーブルくらいの簡素なものを想像していたのに。ふかふかのベッドもさることながら、シャワーがついているのが純粋に嬉しかった。]

(69) 2015/08/22(Sat) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

[そのままどのくらいの時間を過ごしていたか。それでも30分にはみたないだろう。

長旅で疲れた身体は休息を求めていたが、もしかしたらすぐさま担当者が来てしまうかもしれない。寝過ごしてその場にいられないのは流石にマズイだろう。]

 仕方ない、

[大きなボストンから小さなワンショルダーを取り出して、荷物を移し替える。それに必要最低限だけを詰め込んで、個室をあとにした。]

(70) 2015/08/22(Sat) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―回想・エレベーター内にて―

 ええ、馴染みませんが、決まりなら仕方がないですね。そう呼んでください。

[呼ばれた名前は、未だに認識し難くはあるけれど。
差し出した手が取られた>>59なら、緩く握ってはすぐに離す。
そうしてもう一人>>65にも差し出せば、全く同じ強さで握って。]

 ティーシャ、さん。
 ではそのように、…――失礼しました。

[僅かに陰った声は、把握する為にと半ば食い入り気味に覗き見た名札のせいか、もしくは他の何かか。
深くは推し測れずとも、浮かべた笑いは緩めぬまま、ほんの少し眉を下げてみせた。

会話の頭。もしくは終わりに。
名を呼ぶのは礼儀じみて染み付いてはいるけれど。
見えない壁に踏み入って怪我をするのは本意ではないから、それだけは心の隅に留めて。

箱の中で交わされたのは社交辞令。ひたすらに社交辞令。うわべだけの笑顔の応酬。
へらりと薄い笑みを浮かべる男>>48が、かろうじて例外。*]

(71) 2015/08/22(Sat) 22時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 22時頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 22時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー少し前、広場に至る前ー

[若い男(>>63フィリップ)が声をかけたのに気付かなかった訳ではない。
だが矢張りこの男はペコペコと頭を幾度か下げつつ去ってしまうのである。
それが、うだつの上がらないこの男であった。
正直に言えば若者は怖い。
娘も既に成人している。学生か、と思えるほど若い…しかも男性には警戒心も軽く働いていたのだろう。
多少の申し訳なさを感じながらも、そそくさ、場をやり過ごしてしまったのだった]

(72) 2015/08/22(Sat) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

― 個室→広間 ―

[個室を出て、広場までの道のりを歩く。

あそこには大きな机と椅子があったと記憶している。受付嬢からの説明はなかったけれど、おそらくそこに集まればよいのだろうと勝手に推測して歩みをすすめる。

道すがら、誰かとすれ違ったか。すれ違ったなら簡素に挨拶を交わしただろう。そうして広場に着けば、談笑を交わす人がぽつぽつと。そこには初めて見る顔も混じっていたが、挨拶はまた時間がある時でいいだろう。

それよりも今は喉が渇いている。自販機でもないかと辺りを見回してみれば、自分の心境を代弁したような声>>62がした。]

 …どうも。
 貴方も自販機をお探しで?

[思わず、彼に話しかける。]

(73) 2015/08/22(Sat) 22時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 22時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―広場―

[辺りを歩くと、開けた場所に数人の姿。
挨拶がてら近づこうとすると、そこには冷蔵庫があるではないか。
そちらに向かおうかと一歩踏み出した時、「どうも」と掛けられた声に振り返る(>>73ネル)。]

あ、どもッス!
そう。喉乾いたんスよね〜
もしかして、えーっと、あんたも?
あの冷蔵庫使ってもいいんスかね?
良かったら俺、ちょっと行って、見てきましょーか?

[立てた親指を冷蔵庫へ向け。潤いを求める同志と推測される男に、微笑んで。]

(74) 2015/08/22(Sat) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[青年(>>73ネル)とは一度その場で別れただろうか、それとも共に冷蔵庫まで向かったろうか。
冷蔵庫前の青年(>>67)が、こちらに視線を上げて会釈をすれば、「どうもッス!」と軽く手を上げて二カッと笑い、近づいて。
ペットボトルのお茶が差し出されれば、ぱあっと表情を明るくし、嬉しそうに受け取るだろう。]

わぁ、ちょーど喉乾いてたとこなんスよ!
ありがとう。あ、俺は、えーっと…
グレッグ、らしいッス。
なんか偽名って、変な感じッスね。

[首にかけた名札を見せて、軽く頭を掻きながら挨拶を。]

(75) 2015/08/22(Sat) 22時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 22時半頃


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 23時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場→個室ー

[段々と人は増えてきたが、若者ばかりで居心地が悪い。
自分と同じほどの年齢層を見付けられず、そして自身のコミュニケーション能力の低さを自覚する身では一度席を立ち個室に戻ることにした。
通りすがる人がいれば「どうもどうも」とペコペコ頭を下げて通り過ぎるだろう。
カードキーを使い個室に入る。ここに来るまでに汗をかいてしまった為、一度シャワーを浴びる事にした。
裸になり鏡を見ればそこには脂ぎった顔、ハリのない肌、醜く肥えた身体、だらしの無い三段腹。皮膚にはシミもある。
そんな見慣れた身体に今更なにを思うでも無いが、矢張り若者たちばかりでは気後れもするというもの。
肌はシャワーの湯を弾か無い、そう感じたのはもう随分前だ。
シャワーを浴び終えると身体を拭きパンツ一枚でベッドに転がるのだった]

春江……

[嫁にいく愛しい娘の名をつぶやいて]

(76) 2015/08/22(Sat) 23時頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 23時頃


【人】 童話作家 ネル

[快活に返された声>>74に笑うことで返事をする。若いとはいいことだ。溌剌としていて、活気があって。

―――まったく、自分には程遠い。]

 ボクも一緒に行きますよ。
 どうせ、暇してるものでね。

[立てられた親指の示す先には大きな冷蔵庫。大企業はしばしの住だけでなく食も保証してくれるつもりらしい。

ここまでの厚遇、はてどんな実験なのだか。危ない仕事をしてきた自分も、ここまでわからないというと少しばかり不安になるものだ。もちろん、表には出さないけれども。]

(77) 2015/08/22(Sat) 23時頃

【人】 童話作家 ネル

[先を行く彼>>75の後を、静かに歩く。誰かの後を歩くのは嫌いじゃない。目前に背中があるのは安心する。]

 フィリップは先ほど振りですね。
 で、貴方は―――はじめまして、かな

[冷蔵庫前で談笑する彼ら>>64>>67に近づいてみれば、片方は先ほど知った顔。そしてもう片方は知らない顔。それでもここに居るということは、目的はおそらく同じだろうとその名札に視線をやった。

それから快活な彼が心配になるほど素直に自己紹介するのに耳を傾けながら、差し出されたのならペットボトルを受け取るだろう。]

(78) 2015/08/22(Sat) 23時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 23時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[最上階へ着けば真っ先に個室へ向かい、荷物を下ろす。大して重いものは入っていないが、それでも手ぶらになれたというのは嬉しい。何より個室には各々のカードキーが必要ということなのだから、貴重品などはここに置いといても大丈夫だということだろうか?

(…だとしても持ち歩くのが一番安全か。)

個室の中にはシャワールームなどもあり、たった1日の拘束でこれだけの設備が整えられているというのに大企業は違うや、と笑う。そのままくるりと部屋を見て回れば、少し軽くした荷物を手に持って部屋を出る。

広間には机と椅子のようなものはあっただろうか。それならばそこに腰をかけて、担当者が来るまで暇を持て余し…スケッチブックにイラストでも描き始めていた。]

(79) 2015/08/22(Sat) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――ああ、……、

[最後の一人の青年から向けられたのは明朗な笑顔>>75
含みも屈託も無さそうなその表情がどうしてか、随分と久しぶりに見た物のように思えて。
エレベーターの負い目も忘れて、そのまま黙って、瞬きを数度。]

 はは、冷蔵庫、大人気ですね。

[最初に冷蔵庫を覗いていた男――イアン>>64へと笑いかけながら、彼へとペットボトルを差し出した後。
新たに近付いた青年へと向き直れば、もうひとつ、冷えたペットボトルは手から手へ。]

 グレッグ、…さん?
 ああ――それはなんだか、分かる気がする。
 僕も未だ馴染まなくて。

[彼に倣って自分も名札を示しながら、ペットボトルから離した手を戻すひととき。
どこか眩しげに瞳を細めたのは、無意識だったけれど。
思わず砕けた口調は、彼が同じか歳下か。その程度の年齢に見えたから。]

(80) 2015/08/22(Sat) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[――実のところ、配給係になったつもりはないのだけれど。

それでも立場はどうあれ、此処ではきっと自分が年少。もしくはグレッグと名乗った彼が、恐らく同世代という認識。
ならば仕方なしと、ペットボトルを幾つか、新たに取り出して。

グレッグの後ろに付いて来た青年>>78を認めれば、浮かべた笑いは安心めいた。
愛想笑いは楽で良い。]

 ええ、先ほどぶりです、ネルさん。
 もうこの階は見て回りましたか?

[エレベーターを出た後、自分以外の3人はそれぞれが広場の外へと捌けていったと記憶している。
自分は未だ訪れていない壁の奥へ、意識を飛ばすように視線を向けて。]

 外は暑かったですからね。

[同じく冷えたペットボトルを手渡しながら、薄く笑って首を傾げた。
一番初めに口を付けるのは、一応は、憚られる。]

(81) 2015/08/22(Sat) 23時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/22(Sat) 23時半頃


【人】 童話作家 ネル

[年若い彼ら>>75>>80が交流するのを後ろから眺める。口は自然と三日月を描き、傍観の姿勢。ただの癖。

敬語も程ほどに交わされるそれらはなんと眩しいことか。自分にとって敬語は防具であり道具であり、それを外すことはこの短期間では難しいことに思えていた。]

 はい、見て回ったのは個室だけですが。
 なかなかに整った設備でしたよ。

[投げられた問に完結に答える。1日いるかいないかの滞在者たちのために整えられたにしては豪華だった個室を思い出し、苦笑い。]

(82) 2015/08/23(Sun) 00時頃

【人】 童話作家 ネル

 確かに、暑かったですね。
 今は冷房が効いていて涼しいですけれども。

[上から降り注ぐ太陽と、アスファルトとビルから跳ね返ってくる光と。しばらく振りに訪れた都会の暑さは正直堪えた。]

 あぁ、ありがとうございます。
 ――すみません、配給係のようなことを
 させてしまって。

渡されたペットボトル>>81は冷たくて気持ちがいい。それを喉に流し込む前に、フィリップに向かって謝罪をひとつ。その眉を寄せて『申し訳ない顔』を。

嫌味かどうかなんて、受け取り手しだい。]

(83) 2015/08/23(Sun) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―広場・冷蔵庫前―

[青年(>>77ネル)と共に、冷蔵庫前の2人の元へ。
ペットボトルを差し出してくれた青年は、フィリップというらしい。]

あ、グレッグ、でいいよ。
“さん”って、なんか堅苦しいッス。
…あー俺のこの喋り方なんスけど、
癖みたいなもんなんで、
気にしないでくださいね!

[話しながら、“〜です”を崩した独特の語尾は堅苦しいには入らないのか、と突っ込まれそうだと感じたか。思いついたように付け加えて。
バイトをとっかえひっかえやっていれば、相手の年齢関係なく、上司や同僚には敬語が無難。その敬語はどこか間違っているのだが、そこは気にしていないようで。

受け取ったお茶の蓋を開けると、躊躇いなく口に含み。ごくごくと飲み干していく。]

(84) 2015/08/23(Sun) 00時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 なるほど、それは有難い。
 そうとう力が入っているんでしょうね。

[青年からの返答>>82は良い報せに思える。苦笑の意図は汲めぬまま、此方は変わらず笑みのまま。
自然と身に付けた振る舞いには、護る意図も攻める意図もない。

――ただ、退屈だ、と思う。
恐らく歳上だろう相手に、敬語は不要だと、態々そんなことを伝えるつもりもないけれど。]

(85) 2015/08/23(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 外はあれなのに、中はこれだけ快適ですから。
 これじゃあ、1日で終わってしまうのが勿体無いですね。

[素晴らしい。嗚呼まったく、素晴らしい。
結局は常と何ら変わり映えしない、ぬるいぬるい世界。
勿体ない等とは、少なくとも"自分は"。実のところこれっぽっちも、思いもしないのだけれど。]

 ――ああ、

 お気になさらず。
 年少者の勤めですから。

[掛けられた謝罪には、すう、と目を細めて――それからゆるり、緩めた。

本来ならばきっと縁も無いような相手ばかり。それに対して自分は何をしているのだと、そう思わないこともない。
だから、

――ならば代われよ、なんて。
子供じみて恨みがましい思考が僅かに浮かんだのも、否定できない。
それは視線に、僅かな険となって滲みはしただろうか。]

(86) 2015/08/23(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 え?…ああ、…じゃあ、グレッグ。
 ――なら、僕もフィリップと。

[手渡して離れた青年>>84からは、薄っすらと香る土埃。労働者のにおい。
埃っぽいそれに、忌避めいてうっすらと眉を寄せて。
それでも加えられた提案には、僅かに緩められた。

さらりと出た口調は不意のもので、決して馴れ合いに来た訳じゃあない。
そもそもこんなところのモニターと自分とでは格の違いも知れていると、そんな不遜な思考は有りはする。]

 ……はは、面白い癖。
 それってどこでも通用するものなのか?

[けれど次いだ補足と、中途半端な敬語。
思わず漏らした笑いは無知への嘲笑か、――もしくは自然と漏れた、別の笑みか。
曖昧な敬語は今度こそ、確かに成りを潜めた。

彼がペットボトルに口を付ければ、自分も蓋を緩めて一口だけ飲み込む。
盛大に鳴る喉の音に、果たして足りるだろうかと、ちらりと横目で伺って。]

(87) 2015/08/23(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――それじゃあ僕も一度、別室を覗いてきます。
 多くはありませんけれど、荷物もありますし。

[そうしてそのうち、ひと段落ついたならば。
その場の全員に軽く挨拶を告げて、ひとまず広場を離れようと。
ろくに減らないペットボトルのお茶は、そのまま個室へと持ち込む心算。

離れ際、テーブルに座るレティーシャ>>79へとちらりと目を向けて。
伺いはしたものの、特に意にも介さずその場を後にした。

勿論視線に気付かれたなら、角の立たぬよう会釈はするはず。**]

(88) 2015/08/23(Sun) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 00時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

んーまあ、どこでもってわけじゃないッスけど
俺が行くよーな場所ではそこそこ、ね。

[学歴問わずで、割の良い仕事を…と選んでいけば、ガラの悪い輩が上司・同僚、客となることなど日常茶飯事。
そんな時、そこそこ頭が悪そうで、それなりに愛想の良いこの口調は打って付けだった。もちろんそんなことは計算の上でしているわけでなく、長年の経験によるものなのだろうけれど。]

ところで、そういや個室もあるんスよね!
へぇ、ちょっと行ってみようかなー
あ、まだ集合まで時間あるッスよね。
もしかしてシャワーなんてあったりしたら、
サイコーなんスけどねー!

[喉は潤った。今度は身体に纏わりつく汗と埃っぽさを洗い流せたら幸いだ。
フィリップと青年(>>82ネル)の話からそんな思いを巡らせて。
2人から個室の話が聞けたなら、自分に当てられた部屋へと足を向けてみようか。]*

(89) 2015/08/23(Sun) 01時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 01時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ちらりとこちらを見た視線>>88には気づいていたが、それでも会釈のみで大して話しかけることなどしなかったろう。
それでもネルにした時のように にこりと微笑んで会釈をしたのだから、立つ角などどこにもない。

広間には誰がいただろう?他に目の合う人がいればぺこりと会釈くらいは交わして。話しかけられることがあれば応対くらいするだろうが、自分から話しかけることはせずに。

…こんなとこに来てまで仕事、なんて仕事以外にすることもない自分にやや苦笑を漏らす。スケッチブックに描かれたのは、クライアントからの依頼で建設中のレストランの内装のデザインだ。

(……お洒落なレストラン、ってざっくりしすぎだよねえ…)

もう幾つかデザインは出来ていたが、あまりピンとくるものもなく。サラサラと描きながら溜息を吐く。]*

(90) 2015/08/23(Sun) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 01時半頃


【人】 ろくでなし リー

─エレベーター→個室─
[到着した最上階
ふらりふらりとフロアを歩く
遭遇あれども自ら進んで会釈もせず]

 ……喫煙所は無し、かァ?

[ざっと見た具合はその様で
チャリと鳴らす渡されたカードキー
指で遊びながら充てがわれた個室へと

重い愛煙家ではなかったが
する事もないと白い一本を咥え
頂戴したライターで火をつけ]

 あー……禁煙か、此処は?
 一本くらい御勘弁

[賭博師に身を落として尚硬さを残す頭
言った数で済みはしないけれど]

(91) 2015/08/23(Sun) 01時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 02時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 07時頃


【人】 記者 イアン

―回想、フィリップ―

>>66>>67
[取り繕うような笑みと共に振り替えると、戸惑う相手。
その胸元にある名札を見て安堵しながら向き直る。]
先程…?ああ、ビルの前の!
話してるとこ邪魔しちゃってごめんな。
[しっかりと相手を見据えてみれば、自分よりも年若い容貌。敬語はなくして砕けた口調となった。
その名札を改めてみて、自分の名前も名乗る。]
俺はイアンだ。
数時間だけどよろしく、フィリップくん。
[こちらへとやって来てお茶を取り出されれば『サンキュ』と礼を言って受けとる。
早速開けては飲み始めた。意外と喉が渇いていたのか半分ほど無くなる。]
報酬100万だもんな。多い気がするけど、こういったモニターに参加するのはじめてだから何とも……
[冷えたペットボトル片手に首を傾ける。
そしてさらに二人冷蔵庫へとやって来たなら、フィリップの『大人気ですね』という言葉(>>80)に、「外暑いしな」と頷いた。
そして、立ち去っていく相手に軽く手を振りながら見送ったのだった]*

(92) 2015/08/23(Sun) 09時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー個室→広場ー

[シャワーを浴び、だらしなくパンツ一枚でベッドに転がって少し。
愛する娘を思い描けば切ない想いと共に少しはやる気が出てきていた。
両手を頭上に上げ大きく伸び。バキボキベキと体の節々がなる。ふうっと息を吐き出した]

よっ……こらしょ、っと……

[背丈は低い割に昔から体は重い。年を感じる掛け声を殊更ゆっくり言いながら体を起こせば首をぐるりと一周。
服を着なおしては廊下に出て行く。
今、広場に人はいただろうか?
中を覗き込み、もし人がいたなら頭を掻きつつ頭を下げただろう。
居なければ1人、椅子に腰をおろしキョロキョロ辺りを見渡すはずだ]

(93) 2015/08/23(Sun) 10時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 10時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―冷蔵庫前/グレッグと―

 ああ、なるほど、確かに。
 というか、働いてるんだ。

[柄の宜しくない仕事なんて縁も興味もないけれど、それでも彼の言葉>>89には、いたく納得して頷く。
似合ってる――などと言ったら、きっと失礼なのだろうと、口には出さない。
何でも真っ直ぐに言葉が返ってくるのが、何処か落ち着かなくはあるけれど。]

 そうか、きみも今来たところだもんな。
 ああ、伝えられた時間はまだ先のはずだから、大丈夫だと思う。
 僕も少し、ゆっくりしてくるつもり。

[個室のシャワーに関しては、ネルから話は聞けただろうか。そうでなくとも、有ればいいなと思考を巡らせる。
彼の為にも、自分の為にも。居心地は悪くないに越したことはない。

彼も個室へ向かうと聞けば、先に離れるのもどこか躊躇われて。
異を唱えられない限りは途中まで連れ立って行くつもりではあったけれど、どうだったか。*]

(94) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―冷蔵庫前/イアンと―

 あ、いいえ、こちらこそ。
 貴方も此処へいらしてたんですね――イアンさん、ですか。

[砕けた言葉と緩んだ笑み>>92
此方も気を取り直して薄く笑い返しながら。
印象はやはりビル前で会った時と同じ、だと。
ペットボトルを渡して、彼に合わせて口を付けては、そんな事を。]

 ああ、僕もモニターは初めてです。
 こんなものなんでしょうかね。

 ――…正直、報酬なんて興味はないけど、

[待遇が良いに越したことはないのだから、そう不満も疑問も持ってはいない。
それでも同意めいて頷いて、最後に漏れかけた言葉は小声で。
隠す事でもないけれど、大声で言うことでもない、気はする。

その後も幾らか言葉を交わして、振られる手には頭を下げて離れたのだったか。*]

(95) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―広場→自室へ―

[離れるひととき合わさった視線と、挨拶と呼ぶにはどこか義務めいた無言のやり取り>>90
まっさらな厚紙に描かれた図面は、落書きとは違うのだろうと、どこか察することはできたけれど。
それでも、それだけ。凝視する訳にもいかず、その場を離れた。]

 ――…ふうん。

[彼が絵を描いていたと、それだけ知れれば。どこかで会話の掛かりにはなると、打算めいた思考は身に馴染んだもの。

大事なのは中身ではなく外殻。
ものの形を捉えること。

人付き合いも、絵も同じ。
もしも口に出したならば、絵の心得のあるだろう彼に伝わりはしたのか。
結局噤んだ言葉では、その先を知ることはないのだけれど。*]

(96) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 ろくでなし リー

─個室─
[苦くて美味くもない
もっと合う銘柄を探せば良いのだろうが
最初に手に取った品を一つ覚えの如く]

 (不味い所が、良いんだよ)

[まるでこの人生を示すかの、様な]

(97) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 ろくでなし リー

[喫煙所がなければ一階に、
なんて言った口がもう破っている
想定以上に依存していることに自嘲

一時の気を誤魔化し 連ね
対象は何でも良かったのだろう

貰ったライター無意味に仕事させ
高く上がる熱を眺めたり]

 (あのガキ。まるでいつかの……)

[──なんて過去を重ねる愚行は
紙巻きの寿命が終わる時迄としたいもの*]

(98) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―自室―

[カードキーを使って開いた先、想像以上に広い室内に数度、目を瞬かせた。
漏れ聞いた話で一体どれだけ豪華なのだとは思ってはいたけれど。
確かにそれだけの賞賛を受ける価値がある、と。

それでも驚きもそこそこに、室内に踏み入って。
荷物の軽い整理のあと、衣服の乱れを直す。
それからシャワーがあるなら好意に甘えて、と。洗面台で軽く歯を磨いた。]

(99) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 下まで降りる必要は無さそうだな。
 …よかったですね。

[行儀よく椅子に腰掛けておきながら、許可も取らずに煙草に火をつけるのは、許されるだろうという自意識。
煙に混じって誰にともなく吐き出したのは、いつかのエレベーターへの回答だったか。]

 ――不味い。

[形だけで始めた煙草に、潜んだ願望なんて忘れてしまったけれど。
味に文句を言えども、受け入れ続けたニコチンはしっかりと肺の奥に根付く。

静まり返った部屋の中、じりりと火種の燃える小さな音を聞きながら。]

(100) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――退屈だ。
 やっぱり、退屈。

[過去も未来も変わらない。
有るのはそんな傲慢と諦観だけ。

ぼろりと落ちた灰の塊を。
細めた瞳で見遣って、鬱陶しげに床へと払い捨てた。**]

(101) 2015/08/23(Sun) 12時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 13時頃


【人】 ろくでなし リー

─個室→広間─
[カードキーをポケットに仕舞い込むが
鍵を掛けることなくふらり出た

盗られて困るものはなし
失って困るものからして
それは本日空っぽの財布に限らず

広間に行けば絵を描く者>>79>>90が居たか
自ら話し掛ける事はなく

ただ物珍しさから手許をちらと見て
また直ぐに進行方向へ戻した]

 (美術の成績……2だったか)

[運の無い男、芸術の才能もなく]

(102) 2015/08/23(Sun) 13時頃

【人】 ろくでなし リー


 (エレベーターで一緒だったか)

[金髪の背後を通り過ぎてから思い出すが
横文字で長い名は覚えにくい

広間には落ち着かない様子の男>>93も居たか
その向かいが空いていたならば掛けよう

キョロキョロと伺う視線に捕えられたなら
へらりと形ばかりの笑みを浮かべ]

(103) 2015/08/23(Sun) 13時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[緑髪の青年>>96……確かフィリップと名乗っていたか。彼が去り際にちらりとこちらの手元を見ていたことは気付いていたが、見られて困るものをこんな場所で書くわけもなく。
話しかけられたなら何か応対しなくては、と思っても「ふうん」とその先の言葉を噤まれてしまえば特に気にすることはなく。

(……さっきとは随分と印象が違うね)

なんて感想を抱きはしたものの、去る背を止めることはない。

それから暫くしてまた別の男>>102。そろそろ時間なのだろうか、それならば集まってくるのも自然なことか。まだ名札を首から下げないのは、女性名を割り当てられたことへの少しの抵抗。それも担当者がきてしまえば掛けざるを得ないのだが。

そのまま描くの止めればパタリとスケッチブックを閉じて溜息を。]


……はあ、

[さっさと終わらせて帰りたい、なんて今から言うのもなんだから口になぞしないが。それでも あまりにものんびりとした空気には苦笑漏らす他ない。
ぐ、と背伸びをすれば時計に目をやり。何をしようかなんて考えて]

(104) 2015/08/23(Sun) 14時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場ー
>>103リー
>>104レティーシャ

[絵を描いている、それは分かったもののならば邪魔をする事はない。
仕事か趣味か、どちらにしろ集中を乱す気は無かった。
しかしまた新たに人が現れれば其方に視線を向ける。きょど、と揺れる視線に対し相手の笑みが見えた。じわり、何でもないのに汗が出る]

ど、どど、ど、どうも………。

[此方もへらり笑い頭を掻きつつ下げていた。
絵を描いていた人物はスケッチブックを閉じる。溜息は自分への批難のような気がしてしまいビクリと体が揺れたか。今度は其方に向け]

す、すす、すいません……。
静かにしていた方がよかった、で、ですかな……?

[おどおどと尋ねていただろう]

(105) 2015/08/23(Sun) 14時半頃

【人】 童話作家 ネル

― 冷蔵庫前:フィリップと ―

[苦笑の意図は伝わらなかったと見える>>85。それでも一向に構わないが。そうですね、と無難に返した単語もまた、彼を退屈だと感じさせてしまったか。しかしそれもまた関係のないこと。]

 でも1日で十分なサンプリングが
 できるんですかねぇ?

[『勿体無い』なんて、この青年>>86は面白いことをいう。それが本心でないなどとは流石に読み取れないから、少し驚いてしまった。自分にない感情を見ることは勉強になる。

自分はそれよりも気になって仕方がない。
1日、24時間。以前仕事でこういったことに関わった時には、少なくとも数日は時間を要した気がするのだが。]

(106) 2015/08/23(Sun) 16時頃

【人】 童話作家 ネル

[緩められた視線に僅かながら険の色>>86が認められた。しかしそれにさも気がつかなかった振りをして、『申し訳ない顔』を『苦笑』に移行させる。]

 そうですか?
 フィリップさんはしっかりしていますね。 すごいです。

[自分とは大違いだ、なんて有り触れた社交辞令の自虐文句。代わってやる心積りなどこれっぽっちもない。ゆるく口を歪めて、ペットボトルを傾ける。喉が潤っていく感覚に満足げに瞳を細めた。

エレベーターでの振る舞い、そして今。彼は実に『優等生』だ。察するに10代後半だろうか、その歳にしては珍しい程に。
しかし『優等生』をしたいのならば、少しばかりか爪が甘いのではなかろうか。例えばその、煙草の香り>>10だとか。]

(107) 2015/08/23(Sun) 16時頃

【人】 童話作家 ネル

― 冷蔵庫前:グレッグと ―

 シャワーも付いていたよ。
 助かるよね。

[初対面と大浴場なんてまっぴらごめんだし。助かるよね、のあとに続くそんな本音は笑顔で隠して、グレッグの言葉>>89に肯定を返す。それはおそらくフィリップの耳にも届いただろう>>94。仕事帰りなのか、些か埃っぽい彼に割と本心から苦笑を漏らした。]

(108) 2015/08/23(Sun) 16時頃

【人】 童話作家 ネル

[個室へと散らばる面々に軽く手をあげて見送って、さて自分はどうしていようか。もう一度個室に戻るのも悪くないが、今戻ってもおそらく睡魔に負けてしまうオチしか見えてこない。それとも、化粧でも直すべきか。

辺りを見回せば各々何かかいているようだったり>>90、落ち着かない様子の男>>103だったり、その向かいに座る落ち着いた男>>103だったり。]

 ―――――――、

[誰かと目があっただろうか。それでも軽く会釈をするくらいで彼らから目をそらし、窓際へと足を進める。

出窓であるそこの桟に腰掛けて、ゆるく都会を見下ろした。行き交うのは人、人、人。
なんだか気持ち悪くなって、ゆっくりと目を閉じた。]

(109) 2015/08/23(Sun) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー

─広間─
[吃りながら下げられるテカリ頭>>105
シャワーを浴びたばかりとは知らぬ事

少々の距離を置きたくなるが
口や顔に出したりはしまい

20前後の若人達の近くよりは
気が楽と思っての選択であったが

薄い毛髪の頭を見れば]

 (薬で完全にハゲちまったら
 どうするんだろうねェ)

[なんて返事もせず余計な事を考えたり

一日という短期間に百万という高い報酬
ノーリスクは有り得なかろう]

(110) 2015/08/23(Sun) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー

[テカリ頭が金髪>>104に謝罪する>>105

金髪のため息は耳に届いていたが
この距離、この音量
テカリ頭の勘違いだろうと]

 (加害妄想激しいと、疲れるだろ)

[明らかに歳上の彼へ脳内で講釈なぞ垂れ
口にすることはなく

その姿見ていればため息吐きたくなるも
同じ様に謝罪されるのが見えて飲み込んだ]

(111) 2015/08/23(Sun) 16時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 16時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 16時半頃


【人】 童話作家 ネル

― 夢@ ―

[その時自分は『令嬢』であった。しかも凶悪犯と呼ばれる奴らに誘拐され、身代金請求のための取引材料となっている『可哀相な令嬢』だ。]

 『―――だから…万だ』
 『あまり引っ張るようなら、交渉の余地なしと見なすからな。』
 『大事な娘だろう?なぁ社長さんよォ?』

[下卑た声、耳が腐りそうだ。耳を塞ごうにも後ろ手で縛られた手は動かない。諦めて目を閉じる。

あぁ、暇だ。早く終わらないだろうか。]

(112) 2015/08/23(Sun) 17時頃

【人】 童話作家 ネル

― 夢A ―

 『…おい、起きろ!』

[と、大声が降ってきた。同時に引っ張り上げられる前髪に、『令嬢』なのに、と心の中で不満を漏らす。今ので何本かのナイロンが抜け落ちてしまったではないか。

部屋の明るさから察するに、先ほどこいつらが電話をしていた時からかなりの時間が経っているよう。自分はあの後寝てしまったらしい。それも仕方ない、連日の仕事で疲れていたのだから。]

 『お目ざめかい?お嬢様?』
 
[にたにたと笑う彼らに、弱々しい反応を返す。両の瞳に水分の膜を張って見せればその笑いはさらに深まった。]

(113) 2015/08/23(Sun) 17時頃

【人】 童話作家 ネル


 …、り…たい、
 っお父様…!

[ぼろぼろと溢れる涙。あぁ、なんて水分の無駄使い。途端に溢れる笑い声は不協和音を産み出し、吐き気を催す。]

 『…安心しろ、お前のお父様は賢明さ。』
 『この数日でここまでの金を寄越してくれたんだからなあ!』

[ガチャリ、と音を立てて開けられたアタッシュケース。そこに詰まるのは『私』に付けられた値段…よりもありそうな紙幣。]

 『さて、お前はもう用無しだ』

[リーダー各の手が伸びてくる。その手の意図を知っている。キタナイやつらめ。



――――用無しなのは、お前たちの方だ。]

(114) 2015/08/23(Sun) 17時頃

【人】 童話作家 ネル

― 夢B ―

[後ろ手に縛られた手を、関節を外すことで容易に突破する。そしてそのまま、うるさく喚く奴らを沈めて―――お仕事完了。栗色のナイロンが視界を邪魔したが、特に不便はなかった。凶悪犯も名ばかりか。]

 …あ、忘れていたわ。

[金の詰まったアタッシュケースを手に、監禁場所もとい彼らのアジトから街へと飛び出す。外は真っ暗。人も少ない時間帯、空気は実に澄んでいる。このままどこかへ行ってしまいたい気分だったが、その前にすることがある。

アジトからほど近い家屋。誰も住んでいないそこは今の自分の仮宿だ。慣れたように鍵を回して部屋に踏み込んで、そして。]

(115) 2015/08/23(Sun) 17時頃

【人】 童話作家 ネル

 ごきげんよう、『お嬢様』
 元気だったかしら?

[ベッドの上、縛られた状態で転がっているのは『可哀相な令嬢』。泣きながら怯えたように見上げてくる様に、成り代わりは完璧だったと自画自賛。]

 取引は成立して、お金も手に入った。
 …貴女ももう用無しだわ?

[ポケットから取り出したクロロホルム。それをハンカチに染み込ませて近づけば、顔はさらに泣きそうに歪み。その瞳には、『誘拐犯』に殺されるかもしれないという確かな恐怖。]

 安心して頂戴。私、殺しはしない主義なの。
 だって、後片付けが面倒でしょう?

[押さえつけて嗅がせれば、あっさり落ちる意識。力を失った身体を抱き上げて、仮宿を後にする。どこかに置いておけば朝までには誰かが見つけてくれるだろう。]

(116) 2015/08/23(Sun) 17時頃

【人】 童話作家 ネル

― 現在:広場の窓際 ―

 ん…

[どうやら自分は少し眠ってしまっていたようだ。ぼんやりとする頭、ゆるく目を擦る。外の景色は最後に見たまま>>109、太陽の位置から考えても眠っていたのは10分かそこらだろう。

手を伸ばして大きな欠伸をひとつ。
懐かしい夢を見た気がする。はて、あればいつの仕事だったか。]**

(117) 2015/08/23(Sun) 17時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 17時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―回想・冷蔵庫前/ネルと―

 さあ、どうなんでしょう。
 その前提で集められているのだから、そうなのだろうとは思いますけれど。

 ――何かご不満でもありました?

[言葉>>106に滲んだのは驚愕めいた何かか。
どこか穿つ言い回しに緩く首を傾げての問いかけに、答えは聞けたのだったか。
たとえそれに返ったとしても、自分には何もできないのだけれど。

笑顔の殻の奥、潜むのは懸念か、それとも別の何かか。
悟る心算も力量も、あいにく。]

(118) 2015/08/23(Sun) 17時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[滲んだ険は再びさらりと霧散する。
苦笑混じりの賛辞>>107には微笑んで。]

 ――当然ですから。

[賛辞。望んだもののはずだったのだけれど、それも今となってはどこか物足りない。
――相手と自分とは違う。
それは当然の事であって、疑う余地もない。社交辞令であれ何であれ、自虐めいた響きだって、とうに聞き慣れたもの。]

 ネルさんのお手を煩わせることにならなかったのなら、何よりです。
 ――何かあれば、いつでも。

[髪に、服に、染み付いた燻る煙の匂い。
たとえ悟られたとて、構いはしなかっただろう。

自ら望んで傷を付けた優等生のレッテルを、それでもそんな綻びには気付かず、気付こうともせず。
見逃し続けて持ち上げたのは、自分ではない。

だから、誰が相手だとしても、言及されないのならば、同じこと。
変わらぬ笑みを絶やさぬ相手を前にして、浮かんで消えた一縷の感情は、――諦観か、虚しさか。**]

(119) 2015/08/23(Sun) 17時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 17時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[パタリとスケッチブックを閉じれば、ビクリと体を震わせる初老の男性>>105。もしかしたら自分で思っていたよりもその音は大きかったのかもしれない。それならば彼を怯えさせてしまったか。
そう思いはしたものの、こちらを向きおどおどと尋ねる様を見れば見当違いのようで ふわりと微笑み返す。]


……ああ、いえ。お気になさらず。片手間に描いていたようなものですから。

[おどおどとした様子の彼を安心させようと笑いかければ…少しはその様を緩和させることはできたろうか。
それでも変わらない様子ならば、いや落ち着いたとしても同じく笑顔で右手を差し出して]


…ええと、レティーシャって名前でここにはいますが……長いのでお好きに呼んでくださって構いません。

[先程ティーシャで、とは言ったが考えてみればあまり代わり映えしないように思う。ならば、好きに呼ばせようと。…レティと言われれば複雑な思いを抱くのは間違いないのだが。]

(120) 2015/08/23(Sun) 17時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 17時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場ー
>>120レティーシャ

あっ、あっ、ええっと、さっ、
……ヨアヒム、です。

[穏やかな相手に安堵しながらもソワソワとしてしまう。このソワソワは、矢張り若く自分とは正反対のタイプに思えたからだ。
一瞬自分の名前を名乗りかけて飲み込み、与えられた名を告げる。
差し出された手。ゴシゴシとズボンで手を擦ってから、ゴワついた硬い手でそれを掴んだ]

れ、てぃー、しゃ。短く……え、ええと。

[座った状態では相手が細身とは分かるものの身長までは分からず、性別の判断がつきかねた。
況してや横文字の名前。さてどうしようと考え、視線をキョロキョロ彷徨わせた後]

で、ででではレイさん?
片手間に何を、か、描いていたのかな?きっ、聞いても……?

[レイならばどちらの性別でもセーフかつ覚えやすいと、レから連想した名前を告げる。原型はあまり関係ない。
そしてパッと相手から手を離し恐る恐るスケッチブックに視線を向けた]

(121) 2015/08/23(Sun) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―広場・冷蔵庫前―

おー働いてるッスよ。
フィリップは学生?
いーなあ、俺バカだから難しかったろうけど、
もうちょい学校行ってみたかったなー
やっぱ同世代と話すの楽しいッスね!

[フィリップがその言葉(>>94)に添えて何を感じていたかなど考えもせず、思うままに告げる。実際、成績良好な部類には入らない。しかし、成績不良や学校嫌いで高校を中退したというわけではない。
何年振りかの仕事相手ではない、同世代と関わりは、心身の疲れを吹き飛ばすものだった。]

まじッスか、よっしゃ!
じゃあちょっくら行ってくるッス。

[シャワーの存在を伝えてくれたネル(>>108)の言葉に目を輝かせて。
同じように個室に向かうというフィリップ(>>94)も、向かう先は近い場所なのだろうか。もちろん、目的地までの道中は同行するつもりで。]

(122) 2015/08/23(Sun) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―個室―

すげぇ、ベッドでかい!

[フィリップとは、個室の前で別れただろうか。個室の扉を開いた途端、大きな感嘆の声を上げるや否や、バフンッ!とその体を柔らかな白にダイブさせ、香る上品な香りを堪能し。仰向けに大の字に寝転んで、高い天井を仰ぎ見る。]

ガッコーかー…

[人と話すのが好きだ。汗だくになって働いて駆け回る今の生活も、我ながら性に合ってるとは思う。
だけども、同世代と何でもないようなこと話して、バカやって…]

そんな未来も、あったんスかねぇ…

[―――『許さない、くぅ君。』
否、もしもなんて話にきっと意味なんてない。瞬間強張った身体を、ぐっと伸ばして。]

お、本当にシャワーまである!
すげぇ、さっそくはいろーっと。

[土埃の残る身体を清めて、早く人の居る場に戻ろうと。]

(123) 2015/08/23(Sun) 18時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 19時頃


【人】 ろくでなし リー

─広間─
[金髪が此処での名を名乗る>>120
そんな名だったなと耳に入れていれば
テカリ頭が会話を広げていった>>121

その時だったか
窓際に誰か>>109行くのが見えたのは]

 (あれも確かエレベーターで)

[与えられた名はネルだったか>>59
これくらい短ければ覚えやすい

覚える必要もないだろうけれど
長くとも10時間程度の仲

それも首に名札があるのだから

例外>>104は居る様だが、まあ其れでも]

(124) 2015/08/23(Sun) 19時頃

【人】 記者 イアン

>>78ネル

[フィリップと話している間に、二人ほど冷蔵庫へと近づいてきた。
明るい少年が自己紹介する様子(>>75)をみるともなしに見ながらペットボトルをあおる。]

ん、ああ……はじめまして、俺はイアン、です。
数時間だけだけど、よろしく。

[視線が名札へと向けられているのを感じながら自己紹介と共に軽く頭を下げて見せる。
そして、己もまた彼の胸元にあるだろう名札を読もうと視線を下げた。
その後フィリップと軽く言葉を交わし、彼とグレッグが連れ立って立ち去ったあと。
ネルと書かれた名札を着けた人物もまた窓際へと向かっていったなら、冷蔵庫に程近い壁に背を預けペットボトルのお茶に口をつけながら徐々に広場に集まる人々を眺めるのだ。
各々の時間の潰し方を観察するように。]*

(125) 2015/08/23(Sun) 19時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 19時半頃


【人】 ろくでなし リー

─広間─
[会話>>120>>121の邪魔をする気もない
冷蔵庫があったなと席を立つ

近くの壁に青年が居たか>>125
椅子は被験者の人数分はあるだろう]

 (何故座らないのか)

[そう思いつつも視線をやるだけ
目があったならへらりと笑いかけ

何もなければ冷蔵庫の扉を開き
無糖コーヒーの缶をひとつ手に

食料も目に入るが腹は満たされていた]

(126) 2015/08/23(Sun) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ



ヨアヒムさん。…よろしくお願いしますね。

[ソワソワとした相手>>121に にこりと微笑み掴まれた手に力を込め握手を交わす。少しは態度も柔らかくなったかと思えば、安堵して。
名前を繰り返しながらキョロキョロと視線を彷徨わせる姿には 不思議そうに首を傾げて。
まさか自分の性別で悩んでいるなどとは思わずに、笑顔のままどうかしたのかと考えていれば、次に告げられる言葉にはまた柔らかい笑顔を見せる。]


レイ、素敵な呼び方をありがとうございます。

[些か女性的ではあるが、まあレティーシャなんて完全に女性の名前よりはマシだろうと。
手をパッと離されれば残念そうに眉を顰めて、スケッチブックに向けられる視線を見ればそれを開いて見せるだろう。
その中にはいくつかのレストランのデザイン……海をモチーフにしたデザインのレストランのイラストが幾つか描いてある。]


仕事のようなものです。…といっても、まだイメージを模索してるだけなんですが。

(127) 2015/08/23(Sun) 20時頃

【人】 ろくでなし リー

─広間の窓際─
[近付くまで寝ているとも知らず
冷蔵庫離れ窓際に寄れば眠り姫が居たか]

 (……姫? 男?)

[単純で純粋な疑問

じっと見つめていれば起き出したか>>117
もし此方に気付いたなら少々の気まずさを覚え
誤魔化しに手のコーヒーを差し出すが]

(128) 2015/08/23(Sun) 20時頃

【人】 ろくでなし リー


 あー……飲むかい、綺麗なお嬢ちゃん

[喉を潤したばかり>>107とも知らずに

名は覚えて居たが性別を図る為に代名詞
尤も正しい答えが得られるとも限らないが

受け取られたならばそのまま手渡し
断られたならばカシュと缶の口開き

いずれにせよ視線は窓の外へ
嗚呼、空が近い]

(129) 2015/08/23(Sun) 20時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 20時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場ー
>>127レティーシャ

いえっ、いえっ、どーも。
[軽く断りを入れつつもスケッチブックを見れば如何やら室内の絵のようだ。海にあるものをモチーフにしているらしいと気付けば眼を瞬かせ]

ほう、ほう。海の……飲食店?
ほう、……新しい店舗を開く料理人さんですか、ね?

[デザインなどには聡くない。飲食店らしき室内からそのスタッフかと連想しては、新装開店する店主かと思いつつ口にする]

いやあ、でも、素敵ですな。
そんな店、妻が生きている頃もいけたかどうか。
新婚旅行で一度きり、行ったかな。記念日に合いそうな店です、ね

[目を細め思い返すは若かりし頃の思い出。そして娘の結婚式。
ほうほう、と興味深そうに覗き込んでははたと椅子に座りなおした]

あっあっ、ジロジロすいま、せ…
こう言ったものには基本、縁が無いんでつい、つい

(130) 2015/08/23(Sun) 20時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

―個室から広場へ―

[烏の行水でシャワーを浴び、ドライアーも程々に。汗と土埃が洗い流され、ひと時の平穏を噛み締める間もなく。唯一の貴重品・薄っぺらな財布を尻ポケットに入れて、個室を後にする。
先のお茶は、既に飲み干してしまった。新たに喉を潤すものを求めて冷蔵庫に近づけば、先程出会い、名前を聞いたイアン(>>125)はまだ近くに居ただろうか。]

どうもッス、イアンさん。
ほんと、ここはシャワーもあって快適ッスね!
実験?とか忘れて、くつろぎたいくらいッス。

[冷蔵庫を探り、目当ての新たなお茶のペットボトルを取り出しながら、満足そうに。]

(131) 2015/08/23(Sun) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―自室→―

[しばらく呆と、染みひとつない白い壁を眺めていただろうか。
腕時計で時間を確認して伸ばした脚は、億劫げとは云えすぐに立ち上がる。
思考の海に想いを投げることの退屈さに比べれば、先の空間の方が多少なりとも勝るはず。]

 最長10時間――ね。
 帰っても何をする訳でもない。

 …そんなものか。

[早くも終わった後に思考を飛ばしてしまうのは、常の癖。
"学生として"忙しない毎日ですら退屈に思えるのだから仕様が無い。

来る前に言葉を交わした同世代の青年が浮かんで、彼も随分と生き急いでいるように見えたと、溜息を吐いた。]

(132) 2015/08/23(Sun) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[問いには学生だと肯定を返したはず。
悪びれもせず楽しいと伝えられた言葉>>122に、自分は何と応えたのだっけ。
学校外で同年代との付き合いを持ったことは、ほとんどない。

あっさりと告げられた卑下の言葉に、常ならば(良く分かっているじゃあないか)――などと、内心で侮蔑の一つも落とすところ。
それでもその時は浮かびもしなかったのは、次々に投げかけられる威勢の良い言葉に追いつけなかった、からか。]

 普通に過ごしてれば縁なんてない。
 物珍しいといえば、物珍しい、のかもな。

[回想終わり。
独りごちながら携帯だけをポケットに入れて、部屋を出る。

しんとした廊下を眺めて、それから彼――グレッグと別れた部屋の前まで。
インターホンがあれば其処を。そうでなければ軽くドアをノックして、少しだけ待った。]

(133) 2015/08/23(Sun) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[自分はどのくらい、部屋で過ごしていたか。
彼はシャワーを浴びると言っていたから、応えるには未だ時間が必要だった、かもしれないし。
もしかすれば自分の方が遅かったかも知れない。>>131

どのみち応答がなければ、そのまま廊下を離れて広場へと向かっただろう。]

 ――…誰と握手したっけ。

[此処に来て、癖めいたそれを交わした相手は存外に少なかっただろうか。
仕事の後か、汗っぽく見えた彼と交わすのも憚られて、此方から差し出すことはなかったけれど。

シャワーが終わったところで、今更求めるのもきっと可笑しな話。*]

(134) 2015/08/23(Sun) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 20時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[料理人かと問われれば>>130首を振って。…料理は簡単なものしか出来ないなんて恥ずかしくも感じたので言葉は途中で塞ぐ]

ああ、いえ……僕は料理は…。インテリアデザイナーなんです。

[そう言って気恥ずかしさを隠すように笑う。インテリアデザイナー、といってもあまりメジャーな職業とは言えない。深く聞かれるようなら、こういったレストランやバー、大きい仕事だとテーマパークなどのデザインを任されるのだと簡単に説明をするだろう。]

…そう、ですね。…記念日……良い思い出作りになる空間になればいいな、と思います。

[先程よりも饒舌にスケッチブックを覗き込む姿には微笑み、そう返す。
自分でデザインした空間が人生の1ページの一瞬を彩ることが出来たなら、それこそこの仕事のやりがいというもの。
謝りながら椅子に座りなおす姿は何だか可笑しくて、くすりと口元を綻ばせて。]

……いえ、こうして褒めて頂けるのは光栄ですよ。まだ、どのデザインになるか決まったわけではないんですが。……もう少し明るい雰囲気の方が良いかな、なんて。

[彼がまだ見るようなら開いたまま机に置き、もう見ないようなら閉じるだろう。]

(135) 2015/08/23(Sun) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―回想・個室前にてフィリップと―

[シャワーを終え、蛇口を捻って熱めのお湯を止めた時。ピンポーンと部屋のインターホン音が響く。慌てて身体の水滴を軽く拭い、腰にバスタオルを巻いて玄関へと。
どう見ても風呂上りと丸わかりの格好だが、急ぎなのだから仕方がない。来訪者を確認もせずに扉を開ける。
その先に、来訪者はまだ立って居ただろうか。それとも、既に立ち去った跡だったろうか。]

あれ?フィリップ、どうかしたッスか?

[後姿だけでもその姿を捉えることができたならば、きょとんとして。]

(136) 2015/08/23(Sun) 21時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 21時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場ー
>>135レティーシャ

インテリアデザイナー…ほう、ハイカラな職業、ですな。
私はその、こ、こんなナリですから…ハイ。そう言った世界は、とんと疎く…すいません

[一々恐縮してしまう。横文字の職業に一瞬緊張したがそれも何とか誤魔化した。
相手が魅せてくれたような店で自分達が、何より娘が幸せなひと時を過ごせたらと一瞬夢想してしまう。その横には娘の新たな家族がいて、孫もいて、そこに、
自分の場所はあるのだろうか。
そんな不安が頭を擡げる。しかし「ありがとうございました」とぺこりハゲ頭を下げては、スケッチブックから顔を上げた。閉じられるのは惜しいが、見続けるわけにもいかないだろう]

その、素晴らしい職業だと思いますがそのようなレイさんが何故、これに?
私はその…恥ずかしながら薄給で。
ですが今度娘が結婚するんですよ…、蓄えも、少ないもので、せめてここで貰える百万、渡してやりたいと…。
[深く聞くべきでは無いかもしれないが、いざ話し始めると沈黙が恐ろしい。相手と己の共通であろう話題を投げかけてはハンカチを取り出し汗もかいてない額を拭った]

(137) 2015/08/23(Sun) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

― 冷蔵庫前:イアンと ―

[ここに来て何度も繰り返し繰り返された『自己』紹介。それに確かな情報など対して含まれてもいないけれど、一応の常識としてそれは繰り返される。]

 ボクはネル。
 こちらこそ、よろしくお願いしますね。

[彼の視線が胸元の名札に落ちたのを感じたなら、読みやすいようにと片手で持ち上げて見せただろう。意味のない行為であるとは思っていたけれど、ご愛嬌。

そうして喉を潤すことができたなら、彼にも軽く一礼してその場を離れた>>109だろう。]*

(138) 2015/08/23(Sun) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―回想・個室前/グレッグと―

[ほんの少しのインターバル。
留守か取り込み中か。そう見込んでさっさと見切りをつければ、そのまま踵を返そうとして。
だからこそにわかに開いた扉と掛けられた声>>136には、僅かに瞠目して振り返った。]

 ――あ、…ごめん、取り込み中だな。

[明らかに慌てて支度したと見て取れる格好も予想外。自分ならば余裕めかして無視を決め込むところ。
ぽたぽたと足元に落ちる水滴の残りに目を落として、どうにも曖昧な表情を作った。]

 そろそろ戻った方が良いかと思って――寄ってはみたけど。
 それじゃあ無理だな。

[まさかさっき会ったばかりの人間の半裸を見るとも思うまい。それがまた彼の敷居の低さを表しているようで。
自分はその敷居を、無理やり跨ぐつもりもない。]

(139) 2015/08/23(Sun) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 用、って程じゃないんだ。

 ゆっくり準備してから来たら良い。
 僕は先に広場に行ってる。

[敢えての用といえば、同行の誘いといったところ。
――それもまた何かを求めているようで、心地が悪い。

伝わる湯気に僅かに湿った頬を拭った手を、ひらひらと振ってみせて。
彼が扉を閉めるのを見届けてから、その場を離れたはず。*]

(140) 2015/08/23(Sun) 21時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 21時半頃


【人】 童話作家 ネル

― 広間の窓際 ―

[それは目が覚める少し前だったか。窓際に近づくひとつの影>>128。もちろん自分は気がつかない。今思えば、そんなんで仕事ができるのかと自分に呆れるものだが、その時は仕方ない。昔に大成功した仕事を夢に見ている真っ最中だったのだから。

それでもゆっくりと起きだして大きな欠伸。その影に気がついたのは、伸ばした腕を再び引っ込めたその時。大きな欠伸も見られてしまっただろうか、それは些か恥ずかしい。]

(141) 2015/08/23(Sun) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

[気まずそうなその顔>>128はエレベータで見た顔だ。リーと言ったか、覚えやすくていい『名前』だと思う。

まさか、彼も同じような感想>>124を抱いたことなど思いもせず、さらには『姫』などと思われたことなど微塵も思いもせず。ただ、差し出されたコーヒーに視線をやって。]

 これはお恥ずかしいところを。
 …それ、頂けるので?

[貰えるのならば有り難く。カフェインがどれほどの仕事をしてくれるかはわからないが、摂取しないよりはマシな気がするから。

しかし、彼の手にコーヒーは一缶しかなかったか。それならば貰っていいものかと、彼の顔を伺ってみせただろう。]

(142) 2015/08/23(Sun) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

[はてさて、コーヒーはどちらの手に。彼の視線が窓の外に向かった>>129のを見て、自分もその後を追う。そして世間話でも。]

 綺麗だなんて。
 お世辞がお上手なんですね。

[今までの彼らは自分のことを『青年』だと扱ってきたから、『お嬢ちゃん』呼びに心の中で驚く。それでも否定しない。もちろん、肯定もしないけれど。

彼らが『青年』だと思ったならそれで良し。
彼が『お嬢ちゃん』だと思ったなら、またそれも良し。

仕事で男女どちらの性別にも成ってみせることが絶対必要条件な自分にとって、性別は些末なものだ。男に成るときもあれば、女に成るときもある。年齢もまた然り。

そりゃあ自分の身体だ、正解がどちらかわからなくなることはありえないことだ。]

(143) 2015/08/23(Sun) 22時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 22時頃


【人】 記者 イアン

>>126リー

[何やらスケッチブックを手に談笑している二人(>>121>>127)や窓際で寝ている人物(>>109)、それから何をするでもなく椅子に座っている人物(>>110)。
視線をゆっくりと動かしながら広間全体をみていた。
やがて、視界にいた一人がこちらへとやって来る。
なんともなしに見ていると目が合った。
緩い笑みを向けられ、同じ笑みを返す。『どうも』なんて言葉と共に小さなお辞儀。
名乗る雰囲気でもなく、さらに言えば名乗らずとも名札で名前は確認でき。
それ以上の言葉は交わさないまま、ただその胸の名札に書かれた名前だけは一応ちらりとみて確認してみたり。
男が冷蔵庫から飲み物を取り出すのを見ては、立ち去る後ろ姿を少しだけ視線で追って、また広間全体を見渡し始めた]*

(144) 2015/08/23(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン

>>131グレッグ

[再び壁に同化するようにくっついて広間を眺めること数分。
ペットボトルの中身もだいぶ減ってら温くなっていていた。
先程出会った少年が再びやって来ては、今度は自分で冷蔵庫の扉を開けて飲み物を取り出す。]

どうも、グレッグくん。
そうだな、10時間程度いるだけなのにベッドもシャワーもあって。
空調は効いてるし、食べ放題飲み放題。
10時間どころかもっといたいくらい。
[はは、と小さく笑って同意する。
実際不便に感じるところはなんらなく、食べることにも寝ることにも困らないとなればもう少しいてもいいかもしれない、なんて。
仕事があるのだから、そう何日もここにいることは出来ないけれど。]**

(145) 2015/08/23(Sun) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 23時頃


【人】 ろくでなし リー

─広間の窓際/ネル>>141>>142>>143
[欠伸を見られるのは良い気分でなかろう
見なかった事にするためにと
返事は缶に関する事のみに]

 どォぞどォぞ遠慮なく
 どうせタダだ

[自分で飲むつもりで一本だったが
冷蔵庫から出しただけとは伝わったか

また取りに行けば良いだけのことで
押し付ける様に眠り姫に手渡した]

(146) 2015/08/23(Sun) 23時頃

【人】 ろくでなし リー


 いやァ、世辞っつうもんは嫌いだねェ
 ──反吐が出る

[視線を眠っていた姫に戻し
へらり笑いながら低く漏れる本音
元より本音ばかりしか口にはしないが

曖昧に濁すことあれど嘘は好まず
ホワイト・ライであっても、だ]

(147) 2015/08/23(Sun) 23時頃

【人】 ろくでなし リー

[お嬢ちゃんと呼びかけた相手
否定も肯定もなければ
男は"彼女"と認識することに決めた]

 ──なァんてね
 お嬢ちゃんは綺麗な顔してるよ
 無防備にこんな所で寝るのは
 感心できないねェ

[ろくでなしに不要な人柄が顔を出す

それを自覚すれば
見なかった事にしていたのを思い出せば

頭を掻いて再び 窓の外を眺める
暫くそうしているだろう]

(148) 2015/08/23(Sun) 23時頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 23時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―回想・個室前にてフィリップと―

ああ、大丈夫!
ちょうど今シャワーあがって、
すぐ戻ろうと思ってたとこ!
呼びに来てくれてありがとなー

[ごめんと律儀に謝り、視線を落とすフィリップにからからと笑いかけて。ひらひらと手を振る彼を真似て手を振り返す。
身なりも所作も洗練され、礼儀正しいフィリップ。同世代とはいえ対照的な、土埃や汚いモノに塗れた自分のような者に、わざわざ会いに来てくれたのが嬉しくて。
上機嫌に鼻歌なんて歌いながら、身体の水気を拭って広場へと向かう。]*

(149) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ハイカラ、だなんて言われて>>137しまえばまた堪えきれずに笑う。インテリアデザイナーなんて言っても空間をデザインするだけの職業で、大層なものではない。おまけにまだデザイナーとしては経験が浅い。
相手はその身なりから会社員などだろうか なんてそんな詮索も野暮だ。

ありがとうございました、と言われればパタリと閉じる。見られて困るものなどないが、それでも拙いものを晒し続けるというのもなかなかに羞恥を煽る。]


…へえ、娘さんがご結婚。おめでとうございます。素晴らしい志ですね……私の話なんてとてもとても。貴方の話の後に言えるような話でありませんよ。

[嘘ならいくらでも重ねることができるが、それをする気もなく 苦笑を漏らして、自分の話を逸らした。
汗を拭うかのようにハンカチを押さえつける姿は、少し滑稽にも見えたがそれを笑うことはなく。それ以上深く尋ねるようなら 困ったなあ、なんてまだ戯けて見せた]

(150) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

― 広場の窓際にて:リーと ―

[彼の顔を窺ってみれば、肯定の返事>>146が返ってくる。表情をみても、嘘をついている様子は見当たらない。

欠伸のことにも触れられなかった。そこからおそらく見られなかったのだと推察、少し安堵して渡されるままにそれを受け取った。]

 そうですか?なら有り難く。
 ご馳走様です。

[カシュ、と音を立てて開けられるプルタブ。こくりと喉に流し込めば、独特の苦味に目が覚めるような心地がした。あくまでも心地だけ。]

(151) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

[彼から漏れた低い本音>>147。その音を拾い上げて、彼に視線をやる。彼と視線が絡んだか、絡んだならゆるく瞳を細めてから手もとの缶へと落としただろう。]

 気が合いますね、ボクも苦手なんですよ。

[世辞の応酬は実に面倒くさいし、なにより苦手だった。これはここにきてから吐き出した、数えるほどしかない本音の一つ。
円滑な人間関係のためにはある程度必要だとは分かっていても、何の意味もない行為に彼ではないが反吐が出る。

ちなみに嘘は得意だ。ホワイトでもブラックでも、必要とあらば息をするように吐いてみせよう。]

(152) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

[そんな自分の心内が悟られることはあったか。訝しげにみられても笑顔で濁すだけだけれど。

再び缶に口をつけながら彼を盗み見る。どうやら、その見た目から得るものとは少し離れた性格をしているようで。彼の口から零れた言葉>>148に『照れたように笑い』つつ、そこから得た情報を頭に並べる。

彼は自分を女性と判断したことと―――やっぱり欠伸を見られていたこと。]

 世辞でないなら、そのお言葉もありがたく頂戴しましょうか。
 それにここで寝てても平気ですよ。
 だって今、リーさんがいますから。

[彼もその言葉の意味するところに気がついたよう。それにくすくすとした笑みをこぼしつつ、自分も窓の外へと視線を送ろうか。]

(153) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

[性については最後まで訂正することはなく。
加えて、彼の気遣い>>148が意味のないものだということも―――言う必要はないし、言うつもりもない。]

(154) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/23(Sun) 23時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―広場にて―

ほんと、いたせりつくせり?
あれ…いたれりつくせり?ッスよね!

[小さく笑うイアン(>>145)にニカッと笑い、お茶を口に含み。…と、改めてイアンの顔をジッと見て、珍しく思案顔で短い沈黙を。]

うぅ〜ん、あれ…?イアンさん、
どっかで俺と会ったこと、あります?

[ありがちなものからアングラの端に関わるものまで。短期のバイトをかわるがわるこなしてきたのだ。そこで出会った上司や客を全て記憶しているわけではない。
もしかしたら、どこかのバイトで出会った誰かと、面影が似ていただけかもしれない。ふとした気づきを、素直に言葉に乗せて。]

(155) 2015/08/23(Sun) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

―広場にて・イアンと別れてから―

[イアンと話しを終えたのは、それからどれ程経ってからか。
広場内には、同じ名札を下げた人々が数人集まっていた。見たところ男女比は、圧倒的に男性の方が多そうか。それぞれ思い思いに過ごしているようだ。
テーブルの前や窓際で談笑する男女(?)が目に入り、視線が合えば、軽く会釈をして。

彼と別れれば、自室を訪ねてきていたフィリップを探して広場内を歩くだろう。]

(156) 2015/08/24(Mon) 00時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/24(Mon) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―再び広場にて―

[結局ひとりで広場へと辿り着いた時には、グレッグ以外の全員が揃っていただろうか。
離れた時と変わらぬ、穏やかな談笑。
これだけの人数なのだから、そう騒がしくはならないだろうし――それで良い。

ほとんど中身の残ったペットボトルを部屋に置いてきたことを思い出して、けれど今更そんなことは気に掛けない。
どうせ、余るほど用意されているのだから。
冷蔵庫を開いて、適当に炭酸飲料を掴み取って。

内容までは聞き取れない会話をBGMに、懐を探った。
持て余した暇と口寂しさは紙一重。]

 ――ここで吸ったら流石に。

[煙草は結局、個室に置いてきてしまったし。
礼儀と節度だって弁えてはいるつもりだから、室内に煙が立つ事はなかったけれど。]

(157) 2015/08/24(Mon) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[他人に興味はなくとも、開始までに出来ることといえば人間観察程度だろうか。

一通り顔を合わせたつもりではいたけれど、個々の把握は曖昧。
持ち前の憶えの速さで名前と顔だけは一致させて、その程度。

明らかに"場に相応しく"思えるのは、ビル前で出会ったリーと。
先も部屋を訪れたグレッグ。
それから振る舞いを見るに、視線と曖昧な顔を合わせただけの男――ヨアヒムと言ったか。

対して一見から把握し難いのは、エレベーターを共にしたネルとレティーシャ――この二人は常に向けられる薄っぺらい笑みが印象的か。
ネルに関してはその限りではなかったかもしれないけれど。
それから広場を離れる前に会話したイアンは、存外会話のできそうな、印象。]

(158) 2015/08/24(Mon) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ――…と。

[ひどく主観的な整理を済ませた頃。
そう狭くもない広場内を独り歩くグレッグの姿>>156を認めれば、ひらりと手を持ち上げる。]

 ええと――…、
 さっきはごめんな。

[失礼な思考を浮かべていたばかりだったから、後ろめたさか居たたまれなさか、曖昧な感情は、一瞬だけ覗いたけれど。
追ってすぐに、笑顔を乗せた。]

(159) 2015/08/24(Mon) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

─広間の窓際/ネル>>151>>152>>153
[細まる瞳に籠められたるは同意か>>152
言葉でも示されればふ、と微笑った

彼女の心内に気付くことはなく

聞こえたとて特に訝しむことはない
自身が攻撃対象とならない限り、無関係

"照れた様に笑う">>153のを見れば
確信しない迄も引っかかりを覚えたか

それでも綺麗な造形に変わりはないと
気にせずに賛辞を送った]

(160) 2015/08/24(Mon) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

 はは、俺のこたァ
 信用しない方がいいぜィ

[見ていたのを悟られた事に加え
信用していると暗に言われたか

世辞が嫌いという口から告げられたことに
擽ったさを覚え心落ち着かず
黙って窓の外を眺めた

牽制の可能性もあっただろう
しかしそれを考える余裕もなく

彼女の缶が空く頃には再び席に戻ったか*]

(161) 2015/08/24(Mon) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ヨアヒムとはその後どんな話をしただろうか。どちらにせよ笑顔で応対し、そしてノドの渇きを感じて彼に断って何か飲み物がないかと席を立ったろう。

(あまり人と話し続けるのも疲れてしまうからね)

…人並みに人付き合いは上手な方だと思う。少なくとも下手ではないだろう。幼少期から今の今まで大した不自由もせずに育ち、その生活の中で円満に物事を過ごすために得た処世術。それでも元々話すのが好きなわけでもなければ、長々と話し続けるのは疲れてしまう。

冷蔵庫の中から水を取り出す。…恐らくこれは飲んでも良いものだろう。それを口に含み渇きを満たせば、ふう、と息を吐いて。

(……ああ、早く始まらないかな。)

なんて考えながら、ちらりと他の人を見回してみようか。]

(162) 2015/08/24(Mon) 00時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[暫し広場を歩く。広いとはいえ人が多くない広場では、フィリップを見つけるのに、然程時間は掛からなかっただろう。
ひらり掲げられた手に、笑顔で手を振り返して。]

フィリップ、さっきぶり!
いや、こっちこそ。
すぐ出られなくて悪かったッス!
それより、はい、これ。
さっきそこのテーブルの上に
あったのもらったんだ。
甘いもの、大丈夫スか?

[差し出したのは、包みに巻かれたチョコレート。出会ったばかりなのだから、相手の好みも知らないが。なんとなしに手にしたそれは、受け取ってもらえただろうか。]

(163) 2015/08/24(Mon) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/08/24(Mon) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[大きく振られた手>>163に目を瞬いて、数度の暗転を繰り返す内に、彼は近くまで来ていただろうか。]

 ああ、さっきぶり。
 いや、アポも取らずに突然訪ねたのが悪かったんだ――…、

[砕けた口調であっても、並べるのは社交辞令。あまり引き摺るのも考え物ではあるけれど、一応は、と告げかけて。
さらりと躱された言葉と、差し出された包みに――目瞬きは増える。]

 え、……嫌いじゃ、ないけど。

[むしろ逆。甘い物は好きだ。
――というのは子供じみて思えて、そう語ることもない話では、ある。]

(164) 2015/08/24(Mon) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 …ああ、ここのか。
 食欲促進の新薬、って言っていたっけ。
 なら大量の食べ物があるのも頷ける。

 君の分は?

[彼の物ではないとはいえ、まさか施しを受けるとは思わなかったと、狼狽えた思考は続けた会話に散らして。
それでも好意を無下にするのも失礼だろうと受け取って、彼の分はあるのかの確認と。]

 ………、

[貰い物には先に口を付けるべきか、と。
包みを開いて指を伸ばした。
本来ならばむしろさらりと出るはずの礼は、他の思考に混じって忘れたまま。]

(165) 2015/08/24(Mon) 01時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/08/24(Mon) 01時頃


【人】 徒弟 グレッグ

お、そりゃあ良かった!
…へ?ああ、俺の分も
ちゃんとあるから大丈夫ッスよ。

[チョコレートを受け取り、早速口にしようとするフィリップに微笑んで。
普段から、食事や睡眠に執着はなく。今チョコレートを手にしたのも、特に空腹を感じたわけでもない。
ただ、同世代と菓子でも食べて他愛も無い話しをする、という学生ならば在り来たりな事をしてみたかったのかもしれない。]

それより、その『君』っての、
なんか擽ったいッス。
俺は、くう…あー違った。
グレッグ!ッスよ。
まあ、いいや。
そんなことより、カンパーイ!

[フィリップに続いて包みを開けて。取り出したチョコレートの端を、掛け声と共に彼のそれに軽く触れさせ、ポイッと口に運ぶ。
可笑しな行為は、思わず本名を口走りそうになってしまったことへの照れ隠し。]**

(166) 2015/08/24(Mon) 01時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/08/24(Mon) 01時半頃


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