189 とある結社の手記:8
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……
[思うところがあるのは眼光でわかったが、 かといって、何が原因の睨みだかまでわかるわけでもない。 不満があるなら聞く構えでいたが、結局、反論はなかった。]
……
[ただ、──酒の誘いをかけるリーの言葉に、 そちらの二人からは、視線を逸らしてしまった。]
(111) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 03時半頃
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──広間──
[キャロライナの複雑そうな笑みを見て、 礼を言うのに、ひとつ頷いた。 ──彼女がもし、ヴェスパタインを信じるなら、 教えた自分の名前が書かれる可能性は十分にあったけれど。]
…… 字。覚えたいなら、……
[教えるぐらいはできる。と、 そう続けようとして、女は言葉を区切った。]
(121) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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…… 誰か。こわくない奴に聞きな。
しつこく頼みゃ、仕事で忙しくしてなきゃ、 たぶん教えてくれる。
[教師は自分に限らず、 ポケットにしまわれる紙を見やって、 ゆるく目を閉じた。]
(122) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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[キャロライナが広間の外に出て行くさまは追わず、 リーが楽しげにハナとオスカーの名前をあげるのに、 軽く眉を寄せたけれども、何も言わず、]
……オスカー。
[リーの後から、魚屋の女は、 少年のすっかり泣きはらした目元を見て 短く名前を呼んだ。]
(123) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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……
[名を呼ぶ音にいたわりは混ざらない。ただ、変わらない低い声で呼ばわってから、女は一度視線を下に落とした。]
………… よく、知らないんで、
聞きたいことがあるんだがね。
[視線を下に向ければ床の木目が見える。 言葉を口にしてから、いくらかの間があった。]
(124) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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……
見たぶんだけはわかるが、 見てただけじゃあ、 わからないこともある。
[ひとつひとつ、言葉にしながら、 魚屋の女は顔を上げた。]
あんた、ここに来るまで、
……、ラルフと。
どんな風にすごしてたんだい。
[泣きはらした目の子どもに尋ねるのは、 これまでの、掃除屋の青年との関係だ。]
(125) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 17時頃
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[>>130 女の見つめる先で、ぽたぽたと、 少年の目からは雫が落ちる。 最初に集会場で会ったときから、 随分よく泣く子どもだった。]
……、泣いてばっかだと目が曇っちまうよ。
[やさしい人だった、と、 そういう言葉に、目を眇めて、 じ。と少年の顔を女は見つめる。]
(131) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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──、ここを、
[とん。と女は丸い自分の胸を、親指の先で指す。 ナタリアが言ったのと同じ言葉で>>0:@42]
ちゃんとしなきゃあって、 そう言われたろう。
[それなのに、の、先は、女にはわからない。 言葉にされないことは読み取れない。]
(132) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[>>133 涙が溢れている目を、女は相変わらずの表情で見返しながら、泣き笑う子どもの顔をじっと見つめる。]
──そうだね。
[頷く。]
そいつは、……なによりなこった。 心配の種が増えずに済んだ。
(135) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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[そう返してから、息を零す。]
──あの、"やさしい"掃除屋はね。
[深々と息を吐く。名前は出さずに、 少年が言った形容詞を口にして]
本人が食うので一杯一杯のくせに、 ただの勤め先の知り合いってだけで、 ふたりも子どもを抱え込もうとしたばかだ。
[広間でオスカーに、ラルフが話した内容は知らないまま、僅かに掃除夫の青年から聞いただけの"予定"を零す。]
(136) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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あいつ自身も、がきのときに働きに出されてたから、 或いはあんたらに同情したのかわからない。
[──それ以外のことを何も知らない、と。 そう、子どもが言ったからか、 あたしだってほんとのところなんかわからないけどね。と、言いながら、魚屋の女は掃除夫の青年についての話を続けた。]
助ける、なんてのは、…… …だいたいにして、難しいこった。
……。
一人前んなって、……自分のことは、 自分でできるようになった奴じゃなきゃ
……簡単にできるこっちゃない。
[助けなきゃと思った。そう言ったオスカーの顔を見止めたままに、低い声が呟く。]
(137) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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[微かに息を吸ってから吐き出す。 目は、オスカーを見とめたまま、]
── できもしないことを言い出すなんてのはね、
[声が、僅かに苛立ちのようなもので、 微かに縒れた。]
(138) 2014/08/17(Sun) 19時半頃
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……ひどく、無責任だ。
[ただ、眉を寄せて、嫌悪じみた言い方で、言い捨てるように、 声は少年の前で、掃除夫の青年を詰った。]
(139) 2014/08/17(Sun) 19時半頃
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──広間──
[──違う! と、声がはりあげられる>>141。 泣いていた子どもが声を張るのを、 死者に悪態をついた魚屋の女は黙ってみていた。]
…… 違わないよ。
[女の低い声は短く、そう呟く。]
(142) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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[現実に、少年はひとりで放り出されるしかなく、 保護する、といった青年は、
──この場には、もう、いない。]
…………
[働きます。と、必死に繰り返す少年の姿は、 最初に会ったときに、やります、と声をあげたときに似て見えた。
ただ、今度は、できるのかい、と、 魚屋の女が問う言葉はなく]
(143) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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[きっと、楽しいと。そう、もはや叶うことのない未来を口にする少年の言葉を、否定することもなかった。]
… わかった。 ──かまわないよ。
[次第に弱くなる言葉の最後。
女へと話したいことがある。と、言われれば、 短く、部屋へあげる許可を投げた*。]
(144) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 20時半頃
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──集会場、広間──
[オスカーの背を見送って、ひとつ、女は息を吐いた。 軽く部屋の中を見回す。]
…スージー。
[オスカーに話しかけられていた娘に、 魚屋の低い声がかかる。]
(165) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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…結社のことを、
──知りたくて知ったわけじゃあない、
とか、この前言ってたのは、 その、あたしらには聞こえない音の おかげかなんかかい。
[あのときにはしなかった問いをおいて、 尋ねる言葉は確認じみる。]
(166) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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……
[返事があっても答えがなくとも、 嫌がられようとも、 女は娘の反応だけをみて、]
…… その、声ってのは
[相手がその場を離れてしまう前に、 ぽつ、と疑問を続ける。]
(167) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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…、そいつが死んだ、そのときにしか、
聞こえないもんなのかい。
(168) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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[尋ねかける話は、──ごく個人的な問いだ。]
… いや。
[ただ、もしも、死人の声が聞こえ続けるものであるなら、結社員だという彼の兄の生死もわかりそうな話ではあった。]
…邪魔したね。
[だからか、答えがあってもなくても──それはそれで仕方ないというように、女は、引き止めたことへの謝罪を述べて、彼女の傍からは離れ、広間から外に出やった。]
(170) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 22時半頃
ワンダは、リーが、一足先に出て行った廊下を見やる。
2014/08/17(Sun) 22時半頃
ワンダは、ヴェスパタインが、廊下から響く物音の主だとは気づかなかった。
2014/08/17(Sun) 22時半頃
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──廊下──
[広間から出て二階の部屋にあがろうと、 通りかかれば、人だかりができていた。]
…
[丁度、ハナの口から自分の名前が出たところで、 その声に、軽くだけ歩く速度を緩めた>>181。]
(185) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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[通りがかったときにはヴェスパタインの問いも、──この間とは違うリーの答えも聞こえなかった。 ただ微かに残る沈黙の名残にだけ、 軽く軽く、目を眇める。]
…… あたしも、あんたはとりあえず、
疑っちゃあないよ。
[>>187 あがる手に視線を投げて、 リーがハナに答える後ろから、 ぽつりと、昨日と同じ言葉を投げる。]
(196) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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ただ、そいつは、……
[通り過ぎざまに、眉間山脈が見えて、 そちらに視線を向けた。正面からは受け止めたけれど、 少し、長い沈黙が挟まった。]
……そこのランタン屋が
"占い師"だってのを、
…… 信じてるからじゃあないがね。
[リーを信じる理由は、占いで白と言われたからではない。 と、低い声は、疑いとも取れる言葉を投げていく。]
(198) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 23時半頃
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…… そんなもんを発してたとは、知らなかったよ。
[>>199 真顔を、口を開けた半眼でだけ、 ひと睨みして横を通り過ぎる。]
(200) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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──集会場二階、ワンダの部屋──
[鉄格子の向こう側に、月が昇っている。
外からは鳥の声ひとつもなく、 女の耳には、獣のとおぼえは聞こえない。]
──、
[女は手の中で白い紙を見下ろしながら、 小さな来訪者を待っていた。]
(202) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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…… いまさら遅いと思うがね。
[ぽつ、と低い声を発する。]
(204) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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…… おまえは、ばかだが、
[ばか。と、やはり小さくそう言葉をおいて、 夜も深けた外へと視線を投げる。]
(205) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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─── 化け物でも、
うそつきでも、ないさ。
[そう叫んだ相手はすでに、ここにはいなくて、 だから、女のこれは、ただの独り言だ。]
(206) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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ワンダは、そうしてから、ドアを叩く小さな音に、席を立つ。
2014/08/17(Sun) 23時半頃
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──深夜、二階ワンダの部屋──
[ノックの音に、ドアを開ける。 そこにいる少年の姿に、微かに目を眇めた。]
… 入りな。
[そう声をかけてから視線で促すように、 先ほどまで自分が座っていた椅子へと視線を向けた。]
(209) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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