167 あの、春の日
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[イカが長い時間を掛けて噛まれ、喉を通って胃袋に収まる。これだけでお腹がいっぱいになる気がする。流石に気のせいだと思いたい。 >>2:235 後輩は子犬のような無邪気な瞳をこちらに向けて、爽やかに告げる。]
――…マジで?そうかー…
[掴んでいた豆腐が空中散開する。よくやった後輩。 耳元で何事かを控え目に囁く。そして箸を持ったままの手で両手を合わせた。]
(――げ、現像したらちょーだい。アイツに回ると財布が泣く。)
(0) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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(――お〜。いいねー……!楽しみにしてる…!)
[散り散りになった豆腐をスープごと喉に流し込む。 昆布出汁のコクのある香りが口から鼻へと広がっていった。 >>3 デキル後輩の粋な計らいには、小さく親指を立てて見せた。グッジョブ。
しかし配られたら恥ずかしがるのではないのだろうか。僅かにそんな心配が過るが。 男子諸君にそんな気配りが出来るヤツは、多分あの人だけ。 そして、まさか幼馴染、しかも腕を組んでいる写真があるなんて。己は露知らず。見たら、きっと卒倒してしまうのだろうけれども。それは、もう数時間後の話。]
[食べきれなくなった肉切れを、腐れ縁の皿に投げ込む。 ――ぽちゃん。]
(5) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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やめるでゲソー…いや、俺の分までハルカが食べるし…それてきっと帳尻を合わせてんだよ…
[>>6 超理論を展開して追撃を躱そうとする。それでも腐れ縁が容赦無くくるなら、再び数口は物を口内に入れるだろう。頭のなかでは>>8後輩の写真に胸をときめかせる。追いコンが待ち遠しい。]
え?まぁね。 …んー、まぁいつもこんな感じだよ…?
[>>10 小首を傾げて見つめる。己の貧相な身体を見ても楽しくないだろうに。>>9そして、]
ぃ、いや、好きです。 ……大好きです。
[彼女にそう言われれば、さらに肉を食む。無理矢理にでも飲み込め自分。]
(12) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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いや、でも…プリンとかゼリーとか…よく俺の席からかっさらっていったじゃん……
[>>13 給食の時間に己の席に置かれた、子供にとってご褒美のようなそれは、真っ先に彼女が盗んでいった。元々お菓子も好きな方では無いので良いのだけれども。そんな中学の懐かし話を向けたところで、今は今。
ジリヤせんぱいのこうげき!シーシャはおとなしくしている。 >>14>>15 ゆっくりと肉を噛み締めていると、隣の後輩の言葉が聞こえる。彼のように自分も食べたら爽やか人間になれるのだろうか。]
んー… いや、これでも食べた方だよ…?二日ぶりのまともな、ご飯だし…。 まぁ、おにぎりとキャンディは、た、食べたよ…
あっ、ゴロウ先輩が、作ってくれたんですよね…?ありがとうございました…
[箸を置いて鍋の向こうにいる園芸部の先輩に向かって、両手を合わせる。この人参は彼が育てたのだろうか。作ってくれた感謝と、あまり食す事が出来ない申し訳なさを入り混ぜた表情を向けた。]
(16) 2014/03/07(Fri) 01時半頃
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うん…昔は、よくそれで…昼休み削られてたな…
[>>19 お残しは許しません。そう言って、食べ終わるまで昼休みは無しと言った鬼のような担任が居た時もあった。とは言っても大抵は、腐れ縁に助けを求めていた。それでもこうして、追撃をやめない時は食べるしかない。]
監視…丁重にお断りします… 朝、親子丼とか…苦行……
(22) 2014/03/07(Fri) 01時半頃
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大丈夫……慣れればどうという事は無い… ぅ、うん…心配ありがとう…
[>>20 一説によると己の栄養分が全て腐れ縁にいっていると。 勿論デマカセなのだけれども、パワフルな彼女と虚弱な自分は、そのまま食生活が反映されているのだろうか。 >>21>>24 思春期男子に結構刺さる一言が聞こえる。限界(一般男子で言う27(0..100)x1%くらいしか食べられていないのだけれど)を越えて、もう、一口だけ。]
[>>25 然しこうかばつぐん先輩以上に、急所に当たったのは、彼の静かな頷きだった。 ――…すいません。美味しかったです。 褐色の瞳を暗くさせる。お残しはユルシマセン。そんな風に叱られた方がまだ楽だったか。 雑炊があるらしいけれども、もう本当に限界だった。胃が悲鳴をあげていた。 腹の虫はとっくに死滅しているので、この胃の違和感は文字通り悲鳴だろう。 急にお腹に人が来たので、コミュ障な胃が驚いているのだ。]
――…ご馳走様です…
[皿を纏めて台所へと一足先に向かっただろうか。 もし何か声を掛けられても、謝りつつも、席を離れていくだろう。*]
(27) 2014/03/07(Fri) 02時頃
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[いつの間にやら、シンデレラの魔法が解かれてスウェット姿の姫になっている事に気が付いたのは、立ち去る間際だった。刹那、白滝が喉に舞い戻りそうになる。静かに水を飲んで事無きを得るけれども、]
(ルーカス君…!ちょ、ちょっと! あれ…。か、可愛いな…アリだな……)
[後輩を軽く小突く。後輩が気がつけば、小さな感動をその耳に囁いただろう。 己が施したメイク<|越えられない壁|<スウェット女子。*]
(28) 2014/03/07(Fri) 02時頃
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[夕暮れ時。豆腐屋のラッパが薄暗くなりかけた空を流れていく。幼い頃、この時はいつも理由もなく物悲しい気分にさせられた。仲間との別れ。遊びの終焉。明日になれば、また会えるのだし遊べるけれど、心の底で、でもそれは絶対ではない……と感じていたように思う。 毎日巡ってくる、一日のこの時間帯。昼から夜へ、その橋のような時間。このぼんやりした橋を渡る。人攫いが出てくるのなら、こういう時か。]
[談話室――会場に向かう頃、誰かに呼ばれた気がした。振り返るがそこには誰も居ない。此方を見ていたのは、時代に取り残されたような小さい郵便受け。呼ばれるが儘にその扉を開ける。どうせ中に入っているのは追試の日程か。]
――あれ?
[冬銀河を投影したかのような紺碧の封筒。差出人は書かれていない。まさかルームメイトへのラブレターを間違えて、自分のところに入れてしまったのだろうか。そういうミスは過去に1度だけある。その時は彼を逆恨みしたものだ。けれどもそういった手紙は、ハートや四葉をあしらった、女の子らしい装飾を施していたように思える。]
?
[首を何度か傾げながらクロッキーブックに挟み込む。己がそれを読むかどうかは――…*]
(47) 2014/03/07(Fri) 15時頃
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-追いコン会場-
………。
[食事は一番早くに食べ終えたから(決して早食いという訳では無い。食事の絶対量が少ないだけだ。)、恐らく自分が一番乗りだろう。>>2:14 昼間からずっと傍に抱えていた、追加のお菓子やジュースの類を持って会場に入る。 >>46 まさか自分が寄り道をしている間に、腐れ縁が先回りしているとも知らず。クラッカー攻撃を受けてしまうのだろうか。もし怒涛の攻撃を食らったならば、素っ頓狂な悲鳴をあげたに違いない。そして(食らった側なのに何故か)自分が掃除しなければならないのだろう。
もしまだ会場に上級生が揃っていないならば、呼びに行かなくてはいけないだろう。談話室と呼ばれている部屋は二つある。卒業生が、会場を間違えていなければ良いのだけれども。]
(48) 2014/03/07(Fri) 16時頃
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-少し前・追いコン会場に到着する前-
[――…彼は誰時、逢いたい人は、不在なり、うつむいて、魔が時の、橋渡る。黄昏時は、誰そ彼の時。 夕闇に己の陰が曖昧になった頃――手紙をクロッキーブックに挟み込んだ丁度その後だっただろうか、>>50背中に投げられるのは、控えめな声。消え入りそうな程に弱い声は、]
ん……? ぁ、ぇ、エリーさん…… と、犬…?
[夕闇に焼かれた黒髪は、淡く紫が掛かったように見える。 何か思いつめたように俯く彼女。――と、犬が居る。何故だろう。そう言えばこんな風に、美術室以外のところで二人で話す事なんてあっただろうか。 やがて。押し付けられるようにして手渡される、それは。]
……?! ぇ、え、あれ…これ…生徒手帳ですか…? び、美術室で、ですか…?
[御礼より先に驚きが口をつく。ポケットを探ると確かにいつもあるはずの手帳が無かった。 確かに落としたのだ。まさか。あそこで。]
――…って、あ、エリーさん…どこへ…?
[問うまでもなく先に進む彼女。会場とは全く違うところへ足を進めていく。振り向く事もなく答えられた行先は、裏庭だった。――何をしに?]
(52) 2014/03/07(Fri) 18時半頃
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-追いコン会場-
ぅえ゛?!……しょ、食堂に居たんじゃねぇの…?
[>>49 クラッカーを破裂させる事もなく淡々と言う姿に、忍者の姿が重なる。必殺仕事人か。派手な音を立てたのは自分の方だった。床に盛大に広げてしまった菓子やペットボトルを拾い上げる。会場は卒業生どころか、まだ誰も来ていないようだ。当然だ、一番乗りだと思ったのだから。開始時間まではあと30分弱ある。 >>52 先程すれ違った先輩は果たして来てくれるのだろうか。 夕ご飯時でも、自分は顔を合わせる事が無かったのだけれど。]
……。
[生徒手帳を開く。手元には二冊、同じものが。否、ひとつはズタズタになっていた。もう一つは新品同様の綺麗なもの。――…捲れば、二つの同じアニメーションが動きだす。 数秒程のアニメが終われば、ひらり。足元に落ちる雛菊。]
……来て早々悪ぃけれど…ちょっと俺、また出ていくわ。 追いコン始まるまでには…も、戻るから…
[長い黒髪によく合った赤紫のワンピースと、白いカーデガンが脳裏に浮かぶ。 Days eye――太陽の目と呼ばれる花を栞にしていた、彼女。可憐な花は、蒼穹への憧れなのだろうか。それとも。*]
(53) 2014/03/07(Fri) 19時頃
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-寮・裏庭-
――…寒っ、
[春とは言えど。夜はまだ冬の厳しさを残していた。両腕で自分の身を庇うようにする。 見上げれば東の空にアークトゥルスが青白く輝いている。 よく晴れた日には、ここでデッサンをした事もあった。 腐れ縁の読書の邪魔にならないように隅で絵を描いていたが、もし例の悪癖が出るようならば、すかさず何かしら飛んできたのを覚えている。ここで描いた絵はどうなったのだったか。]
エリーさーん……
[薄暗くなった裏庭で小さく呼びかける。居ただろうか。 もし居なければ途方に暮れたまま、暫し幽霊か不審者のように彷徨う。]
ぅわっ…?
[>>1:55 足元にはなぜか紙皿が置いてあった。危うく踏みつけるところだった。 二冊増えた生徒手帳がポケットのなかで、ぶつかり合う。]
(55) 2014/03/07(Fri) 19時半頃
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あ。――…わっ、
[>>56 先程と同じように背中に掛けられる細い声。己が振り返るより先に聞こえる、犬の鳴き声。 足元に寄り付く大きな綿毛。そこにお目当てのものが無いと解ると、子犬は無言で自分を見上げていた。 褐色が、ボタンのようなくりくりとした目を捉える。]
エリーさん…、ぁ、その……――…む、迎えに、き、来ました。
[迎えに行く、とは素直に言い難かったけれど。他に表現が思いつかなかった。 間の悪い会話。互いに目を見合わせようとしない。子犬が空間を埋めるように、右へ左へと動いたか。 ――…しかしながら、視界の端に映る、大きなキャンバス。 それだけでない。筆、絵具、クロッキーブック等々。
こんな夜にスケッチな、訳がない。]
――…ぇ、エリーさん…? あ、あの、何を……?
[ほんの少しだけ、声が硬質なものになる。]
(60) 2014/03/07(Fri) 20時頃
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な…なんで……
[>>62夜帳に光る一筋の弱い炎。ライターの炎にぼんやりと光る、キャンバス。 そのなかの――…世界に、何度救われたことか。 点が線になり。線が形になり。形に色が重ねれば重ねるほど、この身に走る興奮。 それが灰になる。桜とともに、散って空へ空へ――…還ろうとしている。]
――…ゃ、やめて下さいっ!
[珍しく大きな声を出してしまった。中庭に響く声。 驚かせてしまったかもしれない。それでも、]
も、燃やす位なら――…俺に…… 下さい。
(63) 2014/03/07(Fri) 21時頃
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シーシャは、エルゴットの持つライターを奪おうとしたが。果たして。
2014/03/07(Fri) 21時頃
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[>>76 褐色は色を強くしていた。左手を噛むこともなく、静かにライターを痛いほどに、握り締めていた。 冷たい鉄の感触を掌で感じる。 先輩は、信じられない、と言わんばかりに目を大きく見開いていたか。 瞳が重なり合う。普段の自分なら直ぐに背けるであろう、褐色。 相手の瞳に自分が小さく映る。それを自覚しても、特に動揺はしなかった。]
――…聞こえませんでしたか。 ぉ、俺に…… エリーさんの絵を下さいと…言ったんです。
[先程のような大きな声では無かったけれども。芯のある声に聞こえただろう。左手が震えていた。――…怒りに、]
貴女の絵が焼かれるのは……俺の絵が焼かれるのより、辛い。
(82) 2014/03/07(Fri) 22時頃
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――…ずっと、見ていた絵なんですから。
(83) 2014/03/07(Fri) 22時頃
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シーシャは、ルーカスは現像を終えているのだろうか、と、ふいに想った。
2014/03/07(Fri) 22時半頃
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――…っ、
[>>91 青天の霹靂。――どの位そうしていたか解らない。 感情の逃げ道を失った唇は何かを言おうとして。閉じられた。 漸く、言葉を発する事が出来たのは、白熊のようなむくむくとした子犬が<<キューン>>と切なげに鳴いた時だった。音も無くライターが落ちる。]
(96) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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エリーさん……か、海外…行っちゃうんですよね…
[何事も無かったかのように、少しズレたの話題を持ち出す。 気が付けばいつものように、イカのようにナヨナヨとした話し方に戻っていたか。外はこんなにも寒いというのに、黒いジャケットは汗を薄らと吸いこんでいた。(因みに本日は、フードメルトンコートにスキニーパンツ。首元にはクロスのネックレスと小奇麗にしていた。けれどもほぼ黒なので、違いが解らないという残念具合。)]
……き、帰国した時は……ぜひ、遊びに…来て下さい、ね。 待っていますから。 ――貰いますよ。
[そう言うと拒まれなければ、粗大ごみのように高く積み上げられたキャンバス等の画材を抱える。割と重い。これが彼女が三年間歩んできて、そして燃やそうとした重み。]
さ、先に、追いコンに行っていて大丈夫ですよ。 俺は、ぶ、部室に一旦持っていくんで……
[ふと立ち止まる。振り返りもせずに。一言だけ。]
――…俺、美術部入って、……良かったです。 ……エリーさん、俺、……漫画家なれると思いますか?
(97) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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