222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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―回想:薬屋にて―
[>>2:89悲痛な叫び声に驚いて目を覚ます。 彼が「私を」助けてやってくれと言っているなんて、 まるで理解して居ない顔で、欠伸を一つ。
昨日の夜、眠れなかったから、疲れていたし (彼の腕が優しくて、暖かかったから…) ついつい眠ってしまったのだろう、なんて呑気に考える。
これが私の役目で、生きてきた理由で、 私を求めてくれるから、拒まなかっただけ。
悲観する事は何もない。 だから、彼が何故憔悴しているのかよく判らなかった。 ただ、お風呂を、お借りしたいだけなのに]
(5) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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[一人で平気だと断ろうかと思ったけれど、 何だか頭がフワフワして居て、 一人じゃ今にも眠ってしまいそうだったから 薬屋のご婦人のご厚意に甘える。
暖かいお湯が、こんなに心地よいものだったと、 知ったのは初めてのことだった。 ざらついていた喉が、湯気でほんの少しだけ癒されて 何度か咳払いをしてみれば、声が正しく音になった。
けれど結局酷いだみ声で >>2:107穏やかな鼻歌に合わせて歌おうとしたら、 散々で、思わず自分で笑ってしまった。
二つに一つ、選ばなければならないと聞けば、 平らな腹を撫でて、考え込んだのは僅かな間だけ]
レモネードの方が、喉に優しそう。
(8) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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なんて、…ふふっ、苦いお薬が、嫌だから そう言ってる訳じゃないんです。
覚悟は…判らないけれど、 勝手をする権利は、多分私には無いと思うから…。
[それに、今処置を施した所で、 どうせ屋敷に戻れば、また抱かれる事になるのだろう。 多分、きっと、きりがない。
戻らない、という発想は無かった。 おばあ様も心配だし、それより、なにより あそこ以外のどこかで、私が、 生きて行けるだなんて、考えられなかったから。
もし、宿す事になるのなら、産むのは女の子が良い。 女の子なら、きっと、私と一緒に飼ってくれる、 そんな予感がしたから*]
(10) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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[手伝って貰っての湯浴みを終えて、さっぱりと人心地。 彼が私の荷物を運んでくれていたなら、自分の服を。 そうでなければ服をお借りする事になっただろう。 清潔な布の感触が心地良くて、ほっとする。
望んだ侭に、淹れてくれたレモネードを ゆっくりと味わっているうちに、 温まって落ち着いた身体は再び休息を求め始めた。
抗いがたい眠気に襲われて、まるで小さな子供みたいに こっくりこっくり、舟をこぎだした私に、優しい声と掌が降る。 上手く聞き取れなかったけれど、眠っても良いと そう言われた気がして無駄な抵抗を止めた。 少しだけ、そう自分に言い訳して、夢の中へ。
この家は何処もかしこも、彼と――…、 サイラスと、同じに匂いがする。 まるで抱き締められているみたい…]
(15) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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[『旦那様』は金の髪に青い瞳をしていた。
…彼と同じ。
なら、一度くらい、彼に抱かれても。 そうして例え彼の子を宿す事になっても、 きっと、誰も疑わない、きっと、誰も気付かない。
断片的に覚えている、私に覆い被さる『旦那様』が 夢の中では勝手に彼に置き換わっていた。 彼の声が私を呼んで、私を求めて強くこの身を抱き締める。 現実には起こり得ない、それ位判っている。 だから、せめて、夢の中だけでも。
うっとりと甘美で、淫猥な夢に浸る。 女として叩き起こされた身体が、夢の中 彼を求めて、打ち震えた**]
(16) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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[恐らくきっと、魘されていると思われたのだろう。 はしたなく、熱の籠った甘ったるい吐息を零していた筈だ。
それは私にとっては、悪い意味では無く、 望む相手の腕に抱かれる、そんな夢を見ていただけだけれど。
彼のおばあ様は、思い出したくない行為を夢に見ていると思ったのだろう。 子供をあやすように、優しく穏やかなリズムで背を叩いて、 そうして歌を歌ってくれた。
優しい、けれど、どこかもの悲しい音色。 >>1:15決して叶う筈のない、恋の詩。
しっているわ、叶わない事くらい。
肌と肌を重ね合わせて、偽りの彼の胸に寄り添って、 夢の中の私が応える。
叶わない事は、知っている。 けれど、これが恋だなんて、私はしらない]
(22) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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― 日が暮れて ―
[その後は、『悪い夢』はみなかった。 けれど、目覚めた後にも、偽物の彼に抱かれた錯覚は覚えていた。
他人様のお宅に、それもお部屋に、お邪魔させて貰ったのなんて、初めてだとか。 普段の自分ならば抱いたであろうそんな感動は忘却の彼方。
何時の間に、ソファーから移動したかは夢現であまり覚えていない。 けれど、此処はきっと、彼の部屋で、彼のベッド。 そう気付いたら、堪らなくなった。
昨夜、ベッドの上で繰り広げられた行為。 其れに重ねて見た夢。 彼は、あんな風に、此処で女を抱いたことがあるのだろうか?誰を、どんな顔で、どんな風に。 考えだしたら止まらなくなって、疼く女の形を下着の上からなぞる。
ああ、折角綺麗にしたのに。 物欲しげに涎を垂らして、濡れているのが判った]
(24) 2015/04/21(Tue) 03時頃
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[収まらない熱を持て余す。 『旦那様』は如何して居ただろう?此処に指を入れて、それから…
淫らな想像に溺れかけた時だった >>18静かにドアが開いたのは。 冷や水でも浴びせられたみたいに、一気に我に返る。 私は一体、今迄、何を…
彼に心の内が読める筈はない。 気恥ずかしさもさることながら、上回る申し訳無さに、 心臓が可笑しくなりそうなくらい激しく脈打っていた。
軽く卒倒しそうな侭に狸寝入りを決め込んだ、己の内心など知らぬ彼が、その声で私の名を呼ぶ]
(25) 2015/04/21(Tue) 03時頃
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[淫らな夢の中の光景と、重なって、 滲んだのは、羞恥か、歓喜か。 判らない、けれど、じわりと目尻が赤く染まる。 狸寝入りを忘れて、額に触れたその手を取る。
濡れた目で、彼を見上げた。 酷く、物欲しげな目をしていただろう。 ああ、どうしよう。きっと嫌われてしまう。 けれど、どうせ、もう逢えないかもしれないなら、 一度だけで良いの、どうか、現の夢を]
……――ぉ、…お願いが、あるの。
どうが、…私を拒まないで。
(26) 2015/04/21(Tue) 03時頃
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[腕を伸ばして、本物の彼の頬を撫でる。 肌の感触を指先に確かめただけで、 電流が走る様に、背筋が戦慄いて、 じわりと、下着の内に蜜が溢れる。
ああ、もう、戻れない。
判って居ても、もう、止められなかった。 荒い吐息。泣き出しそうに切羽詰った双眸が彼を射抜いたままに、伸ばしたその手で彼を掻き抱いて、唇を重ねる。 繰り返し触れ合わせて、けれど触れるだけでは足りなくて。 昨日覚えたばかりの、拙い、けれど、舌を絡めて、貪るような深い口付けを。
そのまま彼を、ベッドに引き摺り込もうとする。 彼が本気で抵抗するなら、力では叶わないだろうけれど*]
(27) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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[粘膜が触れ合う感触に、それだけで酷く興奮した。 昨夜は、他人の唾を飲まされるなんて、気持悪いとしか感じなかったのに。 酷く甘い甘露のように思えて、吸い上げては、啜った。
上手く出来なくて、時折歯がぶつかったけれど、そんな事気にならないくらい 触れた個所から蕩けて、体温が一つになるような、錯覚が心地良くて。 視線を絡めたままに、何度も、何度も繰り返す。
きっと彼は、私の身体を気遣って、上手く抵抗出来ないのだろう。 彼の中の私は、きっと、乱暴をされて、傷ついた、可愛そうな少女。
なんとなく理解して、ほくそ笑む。 相変わらずそこかしこが鈍く痛む身体を、今は無視して、 肩に掛けた腕に体重を掛けて、ベッドの上に押し倒した。
今度は私が見下ろす番]
(30) 2015/04/21(Tue) 06時頃
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[どうしたら、応えてくれるだろう? 何と言えば、何と唆せば、 優しい彼が断れない理由を、探す。 心まで、望む程強欲にはなれない、 だから、身体だけで良いの、ただ一度だけの、夢を。
手が届かないものに、手を伸ばしたのは、これが初めてだった。 手に入らないと知りながらも、其れでも欲しいと強く思ったのは、初めてだった。
彼の手を取り、掌を重ねて己の胸に触れさせる。 柔らかな膨らみが、彼の掌に収まって形を変えた]
忘れたいの、おねがい、 今だけで良い、貴方で、塗り替えて…
[殿方の好む誘い方なんて、知らない。 ただ転がっていないで『旦那様』にもっと教われば良かった。
同情を誘おうと慣れぬ芝居をしてみるけれど、 上手くできたかどうか、私には判らない]
(31) 2015/04/21(Tue) 06時頃
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[彼が、私の望む思いを、私に向けてくれていただなんて、想像もつかなかった。 だから、私は知らない。
臆病で、素直に慣れなくて、不器用で、その所為で総て、 自分の手で壊してしまうかもしれないなど、知る由も無く。
もっと時間が有れば、違ったのかもしれない。 ただ、優しい気持ちで、少しずつ、 彼に惹かれる自分を心を自覚して。 身体だけじゃない、彼の色々な事を少しずつ知って、少しずつ…
(でも、もう、叶いっこないもの)
人狼騒動の事は、まだ、知らない。 けれど、『旦那様』が現れたのは、あるいは、 此処で隠すように育てていた私を迎える準備が出来たからかもしれないと、そう考えていたから]
(56) 2015/04/21(Tue) 15時頃
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[お気に入りのケーキ屋さんができた、 憧れのお姉さまが居て、 顔を見れば話し掛けてくれるかみさまに もう一度お茶会に誘ってくれた牧師様、 初めて、私をお友達だと言ってくれる女の子に出逢った、
彼も、また話そうと、…そう言ってくれたのに…
やっと、此処で生きて行くのも悪くないと そう思えた矢先だったのに。 きっと、そう遠くない未来、すべて失うのだろう。
けれど、それが私の存在している意味で 今迄享受してきた恩恵への酬いならば、 私は応えなければいけない。
『旦那様』が私を此処で飼って居てくれたから、 皆に出逢えたのだから]
(57) 2015/04/21(Tue) 15時頃
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[(神様、お願い。最後にもう一つだけ。)
>>47忘れたい、そう嘘を吐いた言葉を繰り返す彼に、 このやり方で正しかったのだと、理解する。
だから、本当の言葉は、心の中に隠した。
(覚えたいの。教えてほしいの。 此れから何度も、何度でも、貴方を思い出せるように)
反転する視界。 望む快楽を、記憶を、彼が与えてくれるのだと理解する。 『旦那様』とはまるで違う、抱き締めてくれた腕と同じ 優しく、暖かな口付け、触れる掌。彼の匂い… ひとつひとつ、大事に受け止めて、心の中にしまい込む。 忘れないように、彼を何度でも、思い出せるように…
彼の双眸は昏く、酷く傷ついているように、見えた。 けれど、もう、止められはしない。 酷い事をしているって、頭では判ってる]
(58) 2015/04/21(Tue) 15時頃
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[…けど、どうしても、貴方が欲しいの。 ごめんなさい、ごめんなさい、 ……好きなの、貴方の事が。
気付いてしまった、その想いが、溢れてしまわぬように 不要な言葉を、心の中にしまい込む。 本当はそのやり方が間違っているだなんて、 ただひとこと、素直に伝えれば良かっただなんて、気付かない侭に。
伝えられない言葉の分だけ、 泣き出しそうな程に幸せそうに微笑んで、 縋る様伸ばした腕で抱き締めた。
好きよ、サイラス。 大好き……愛してる。
彼に教えてもらったばかりの優しい口付に、 声に出来ない言葉を込めて、 行為の最中、何度も、何度も、伝えられない想いを贈った*]
(59) 2015/04/21(Tue) 15時頃
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[『旦那様』は痛みだけではなくこの身に快楽も教えてくれたから 何処かたどたどしい彼の腕に抱かれながら、何度も絶頂を迎えた。快楽の波に揺られながら、彼を見詰めて、幸せを噛み締めた。
淫らな夢の中の偽りの彼と違って、 彼はどこまでも、優しかった。 優しく、優しく、慈しむよう抱き締めてくれるこの腕は きっと、誰にでも与えられるものなのだろうと、 そう考えると、ちくちくと胸が痛んだ。
これ以上は望まないと誓った筈なのに、 彼の『特別』を欲しがってしまう、 強欲で浅ましい自分が酷く醜くて、 彼に触れさせている事を申し訳なく思った]
(60) 2015/04/21(Tue) 15時半頃
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―現在:薬屋→―
[彼はこの身を労る様に優しく抱いてくれたけれど、 唯でさえ疲弊しきっていた身体に、 覚えたばかりの行為を重ねるのは身体には負担だったらしい。
お蔭で随分と寝過ごしてしまったようだ。 帰らなければ、おばあ様はどうしているだろう…]
お世話に、なりました。 また後日、改めてご挨拶に伺わせて下さい。
[私はもう、来る事は出来ないかもしれないけれど。 余計な心配をかけてしまいそうな言葉は、隠して。
そう挨拶した時に、サイラスは傍に居ただろうか?*]
(61) 2015/04/21(Tue) 15時半頃
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[差し出されたケーキを見て、一気に目が覚めた。 雪化粧の様な純白の上に咲く何処かで見た、鮮やかな紫色。 あれはこうして飾りに使うものだったのだと納得した。
まさか手元に帰って来るとは思わなかった、それを 運んできたサプライズの主を見上げれば、 >>64まるで何も知らずに届けられたみたいな 素知らぬ口振りで話し出す。 偶然が重なったのか、しらを切り通すまでが彼らのサプライズなのかは、私には判らないけれど]
まぁ……今迄の、お礼の心算だったのに。
ケーキ屋さんの息子さんとは、お知り合いなのかしら? だとしたら、伝えてほしいの。ちゃんと届いたわ、って。
それと…素敵な誕生日プレゼントをありがとう、って。
[頬を薔薇色に染めて、幸せそうに微笑んだ。 ちょうど昨日18になったの、なんて、 きっと誰も知らないであろう種明かしをひとつ]
(72) 2015/04/21(Tue) 19時頃
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[花言葉を想って、贈った小さな贈り物。 あの時頭に浮かんだすみれの花言葉は「小さな幸せ」
けれど、紫のすみれを見て思い出すのは、 全く別な花言葉だった。
「daydreaming」 (白昼夢) …そして、 「You occupy my thoughts」 (あなたのことで頭がいっぱい)
だいすきなケーキを味わう幸せな時間に、 ケーキ以外の事を考えているのなんて、初めての事]
(73) 2015/04/21(Tue) 19時頃
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[>>65送って行くと言われて、逡巡する。 もう散々お仕事の邪魔をしてしまっただろう。 けれど、断る言葉が咄嗟に出なかったのは、 あとすこしだけ、もうすこしだけ。 贅沢を覚え過ぎた心が我儘に愚図るから。
どうしよう、どうしよう… 助け舟を求める様に二人を順に見遣れば、 後押ししてくれるように、ご婦人が頷くから]
…じゃあ、お願いしようかしら。 もう少しだけ、お孫さんをお借りしても――…?
[ご婦人の了承を得れば、見送ってくれる彼女にもう一度深く頭を下げて。 二人並んで、歩き出す。
神様は、私を試してらっしゃるのかしら? それとも、甘やかして下さるのかしら?
もう少しだけ、強請る自分に負けて、そっと指先が、彼の掌に触れる]
(74) 2015/04/21(Tue) 19時頃
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[戸惑いながら、それでも思い切って、手を取って、ぎゅっと握り]
ごめんなさい、足元が少し、覚束なくて。 繋いで居ても、良い?
[彼の形を覚えた個所に、確かに違和感はあるけれど、 本当は、それだけだった。けれど、 手を繋ぐ言い訳には丁度良いと、また一つ嘘を重ねる。
ずっと、屋敷になんて辿り着かないといいのに。 ふらいたくふりをして、そっと彼の肩に寄り添った]
(75) 2015/04/21(Tue) 19時頃
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[少し離れた小道を歩いていても どこかから聞こえてくる喧騒に気付く。
なんだろう?不思議に思っていたけれど、 広場まで見通せる太い通りに差し掛かって、 その出所に気付く。其処に出来た人垣をみつけた。
お祭り?にしては、なんだか、 明るさとも活気とも真逆の雰囲気を醸して居て]
……なにか、あったのかしら?
[思わず足を止めて、眺めてしまう。 サイラスに問う様な眼差しを向ければ、 彼は何か教えてくれただろうか?]
(76) 2015/04/21(Tue) 19時頃
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マーゴは、サイラスを見上げて、不思議そうに小首を傾げた。(促@2)
2015/04/21(Tue) 19時頃
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― 回想:ケーキを囲みながら ―
[直接伝え事が出来るなら、私もそうしたいのだけれど、 >>79彼の言葉を聞きながら曖昧に微笑んだ。 そこでふと、細やかな疑問が浮かぶ。 「直接言ってやってくれ」?なんだか、随分気安い雰囲気をそこに感じた。 ケーキを作っている誰か、で、思い浮かべるのは、優しそうな笑顔のご婦人。
息子さんとなら、歳も近そうな男の子同士、仲良しかなぁとおもったけれど、 直接、と、彼は言ったのに…。不思議に思って首を捻る。 お姉さんの方と仲良しで、本当はお姉さんが作っているのかしら? なんて。…息子さんが作っているなんて、私は知らない]
(123) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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[灯してくれた小さな炎の向こうで、 彼がまるで自分のことみたいに無邪気に喜んでくれるのが、なんだかくすぐったくて。
幼子を諭す様に、教わった手順の侭に。 目を閉じて、そっと心の中で祈る。
(彼の…サイラスの、これからの人生に、 たくさんの幸せが訪れますように)
もう私の事は、望み過ぎて、沢山叶えてくれたから。 だから、今度は、どうか、彼を…*]
(125) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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―帰路の途中―
[彼は誰にでも、きっと、こんな風に優しく接するんだろう。 彼に触れたいだけの嘘吐きな私にだって、そうなんだから。 嬉しいのに、幸せなのに、ちくり、ちくりと胸が痛む。
私がこんなに嫌な子だったなんて、知らなかった。 知られる前に、気付かれる前に、 この手を離さなきゃいけないのに。
あと少し、もう少しだけと願ってしまう。
足を止めたのも、興味を惹かれたというよりも、 多分、少しでも長く隣に居たかった方が強かったように思う]
(126) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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じんろう…?
[>>87強く握られる掌に、彼の不安を感じ取る。 私が、傷つくことを怖れている。 誰にでも、きっと、そう。 ちくりと刺さったとげが傷を作り、 胸の内へと、どろどろとどす黒い気持ちが滲み始める。
人狼、本で、読んだことがある。 人に紛れて、人を欺き、人を襲う]
まぁ、…怖い――…
[そう紡ぐ口元は、静かに微笑んでいたかもしれない。 狼に対しても、処刑と聞いても、 恐怖心は、さっぱり湧かなかった]
(127) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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[狼さん、狼さん。いっそ村の皆さんでも良いわ。 私を連れて行ってはくれないかしら…
幼い日に『天使様』に繰り返し奉げた祈りを、狼へ。 あの頃は、天使のお迎えが、何処への迎えか理解して居なかった。 今は、判っている、けれど、それでも…
天国でも地獄でも、もういっそ、どこでもいいわ 連れて行って、此処では無い何処かへ。 どうせ彼と結ばれる事の叶わぬ運命ならば これ以上、醜い私になってしまう前に、 最期に彼に抱かれた身体のままで――…]
(129) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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[余所者の『旦那様』も恐らく居るであろうお連れの従者も あの館の正面から外に出る事は出来ないだろう。 怪しんで下さいといっているようなものだ。
村の入り口に回るなら、足止めをされそうなものだ。 屋敷に留まるか、隠れた裏道から帰るか、ふたつにひとつ。 屋敷に帰れば、人狼の居る村、に私を置いておきはしないだろう。
おばあ様が如何しているかは気になるけど]
……かえりたく、ないな。
[ぽつり、擦れそうに小さな音で けれど思わず声になってしまった、本音は >>84突然強く吹いた風の音に、掻き消えた]
(130) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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[>>92歩き出す前に伝えてくれた、言葉。 …本当に、誰にでも、そんな事を言うの?
だって、まさか、そんなはずはない。 一度抱いて、情をうつしてくれただけ。 そうに違いない、だって、有り得ないもの… 彼が、私を想ってくれるだなんて、 そんな都合のいい、夢みたいな話。
ぐるぐると悩んでいる間に、あっという間に、 二人の時間は終わりを告げる。 屋敷へと続く一本道の手前で、足を止める]
ありがとう、ここまでで、いいわ。 一緒に居る所をおばあ様に見られたら、
……昨夜のこと、知られてしまうかもしれないから。
[もう、最後。これで、多分、本当に…。 放し難いその手を繋いだままに、彼の正面に一歩踏み出して、彼と向かい合う]
(132) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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………、…… こんな事、言っても、きっと――… 貴方を困らせてしまうだけだって、判ってるの。
けど、…どうしても、伝えておきたくて
[「優しくしてくれてありがとう。嬉しかった。」 ただそれだけを伝える心算だったのに、 気付けば違う事を話していた。 だめ、言ってはだめ。 困らせると、判っているのに、何故。 理性の部分の私が、制止の声を上げるけれど、止らなかった。
一歩距離を詰めて背伸びをして、唇を重ねた。 そっと、優しく、慈しみを込めて、 …彼が教えてくれたやり方で]
(133) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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……っ、――愛してるわ、サイラス。
[伝えぬ侭に、最後くらい、笑顔で別れる筈だったのに。 彼が笑顔を思い出してくれるように、綺麗に笑って、それでおしまいにするつもりでいたのに。
溢れてしまった心は、もう、止らなくて、 ぐしゃりと、無様に顔を歪めて、子供の様に泣き出して]
ごめんなさいっ、、好きなの、貴方の事が… ……、…はなれたくない――ッ
[彼の胸に飛び込んだ。 嗚咽に震えた喉では上手く音にならない声で、溢れてしまった、心の内を*]
(134) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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マーゴは、レティーシャを…友達だと言ってくれた彼女を想った。無事だと良いな…@1
2015/04/21(Tue) 23時頃
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[>>172どうしてと、彼は問う。 だって、私は、酷い女なの、 醜い人間なの、貴方は知らないだけ。
己の欲の為に幾つも嘘を重ねた、 貴方にまで、嘘を吐いた。酷い妄想で貴方を穢した。 純潔を守る事も無く、汚れた身を貴方に抱かせた。
貴方に優しくされる誰かを、呪った。 貴方に愛される誰かを、呪った。
心の内に止め処無く幾つも溢れだすそんな言葉を、 彼の告白が打ち消す。 うそよ、だめ、だめなの。 私は貴方に相応しい女ではない。
判っているのに、彼の言葉が、 伝えてくれた想いが、嬉しくて。 ぐしゃりと顔を歪ませて、また泣き出した私を、 彼はずっと抱き締めて居てくれた]
(186) 2015/04/22(Wed) 00時半頃
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[>>176私の表情が曇ったのは、おばあ様への心配なんかじゃなかった。 守ると言ってくれた、その言葉が嬉しかった けれど、これ以上私を知られてしまったら、 きっと彼の私への想いは枯れてしまう、そう思ったから。
ほらね?私は、貴方が想う様な、 おばあ様を気遣う心を持つ、優しい女では無いの。 もう、貴方しか見えていない。 優しい恋する少女の時間はあっという間に過ぎ去って、 貴方に執着するだけの、醜い女になってしまった。
彼が見送ってくれるから、屋敷の門を潜る。 門扉を潜ってしまえばもう彼からは見えはしないだろう。 けれど屋敷の中へは戻らない。 この扉を潜ったら、きっとまた、あの男に抱かれる事になる
だから裏手へ回って、 彼にも、誰にも知られぬように抜け出した…*]
(188) 2015/04/22(Wed) 00時半頃
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マーゴは、サイラスへの想いを胸に、何処かへと…(促@0
2015/04/22(Wed) 00時半頃
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[何処へ行こう、行く場所なんて無い。 考えて戸惑って居たら>>196彼の影が見えて…。
咄嗟に隠れたその先で、口を塞ぎ強引に抱き寄せられた。 仕立ての良い衣服に包まれた、屈強な身体]
「どうか、お静かに。余り手荒な真似はするなと、主人に命じられております故」
[男が、誰の使いかはすぐに理解が出来た。 戻りたく、なかったのに…、けれどきっと、これが運命。 笑い出しそうになりながら、意識が遠のいて
…そうして屋敷の中へと連れ戻された**]
(201) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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[足枷で繋がれて、自室に閉じ込められた。 ベッドの上に独り。 旦那様はこれからの時間の為に、長い湯浴みの最中だ。
ぼんやりと、絶望に沈んだ昏い目で割れる硝子の音へと振り返る。 人狼――…彼の姿に、広場を遠目に眺めながら聞いた話をすぐに思い出したのは何故だっただろう?
沢山我儘を言ったから、贅沢を繰り返したから。 だから、彼との時間はもう、ここでおしまい。
ごめんなさい『旦那様』、ごめんなさい、おばあ様、 二人のお蔭で私の時間は幸せな侭に閉じるのに、何にもお返しできない侭で。
恐怖はない、後悔が無いと云えば嘘になる、 けれど私の胸はただ、ただ、幸せでいっぱいだった。
最期に彼に抱かれたこの身のままで、 彼への想いだけを胸に抱いて。]
(204) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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貴方だったのね。 待っていたの、ずっと。
天国でなくたって、地獄だって、どこでもいいの。 さぁ、連れて行って、此処では無い、何処かへ――
[神様、天使様、狼さん、なんだっていいの。 歓喜に目を潤ませて、両手を広げて彼に伸ばした]
(206) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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