78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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― 紅京 ―
[廃墟と化した都市に、姿を現したのは金の髪の女では無く、五色の髪の女だった。 突如景色が変わり、金の瞳を僅かに見開くが、直ぐに彼女《アリィ》は、真っ直ぐに左目に紫紺《半悪魔》の輝きを宿す少年の元へと歩みを進める。 その右手は、硬く握られている。]
へぇ。 ちょっと見ない間に、随分顔つき変わったじゃない。
[首を傾げ、口端をゆるりと上げ、見下ろす。 あの時巫女《カトリーナ》の手に縋っていた少年とは何かが違う。 決意と、強さを秘めたもの。]
(32) 2012/02/14(Tue) 18時半頃
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[王城の外に居ながらも、その気配は感じ取っていた。 150年前に、鳳凰の焔を見たという少年。 どこからどう見ても、普通の少年だった。 普通は、起こり得ない事。
彼女が、漸く其れに思い至ったのは、氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》の出来事を詳細に思い出してからの事。
成程、と思った。 何故、自分がこの少年に興味惹かれたか。
す、と握られた手を、少年の前へと向ける。]
(33) 2012/02/14(Tue) 18時半頃
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[鳳凰《アリィ》がその握られた手を開けばそこにあるのはマッチに灯された程の小さな小さな焔《灯》]
(34) 2012/02/14(Tue) 18時半頃
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[其れは、金の焔では無い。 薄らと金の焔を纏うかの様に、さらにその中で焔が揺らいでいる。
其れは緑《木》であり。 其れは紅《炎》であり。 其れは黄《土》であり。 其れは白《金》であり。 其れは黒《水》である。]
原初の焔《アスル》。 アンタの父親《サイモン》の焔から、私が練成した焔よ。
[鳳凰《アリィ》の言葉に、焔が僅かに揺らいだ。]
(35) 2012/02/14(Tue) 18時半頃
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これは、生の焔。 命を、世界を育むための焔。
[照らす為でも、燃やす為でも、破壊する為のものでも無い。 原初の焔《アスル》とは、万物を構成する元素の力に働きかけ、増幅させるためのもの。
その焔は、様々に色を変える。時には紫に、時には灰に、橙に―――… 幾つもの色を宿す其れは、一つの宇宙の様でもある。]
あの子《サイモン》は、この力を使って世界を円環にした。
この焔《アスル》、使えるのは私と太陽だけだけど。 息子のアンタなら、大丈夫でしょ。
[世界を照らす焔―――…浄化の焔《クレマツィオーネ》の火種は、世界に散らばっている >>8:108。 顎をあげて、受け取れ、と促す。]
(36) 2012/02/14(Tue) 18時半頃
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カトリーナは、少年の顔をじっと見詰めた。**
2012/02/14(Tue) 18時半頃
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[彼女金の瞳が、僅かに細まる。 握らせるように包み込まれたその手に、その視線を落とす。]
…必ず、取りに来るのよ。
[小さく息をこぼしつつ、少年の瞳を見つめた。 その顔は、口端こそ上がってはいるものの、何処か困った様な、苦い様なもの。]
一緒に、ね…
[小さく呟きながら、俯く。 彼からは、長い五色の髪に遮られ、その表情を伺う事は出来ないだろう。]
(95) 2012/02/15(Wed) 21時半頃
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…―――"ありがとう"。
[受容でも拒絶でも無く。 僅かの沈黙の後に、彼女が口にしたのは感謝の言葉だった。 顔を上げ、小さく笑む。
その笑みは、何処か哀の色が浮かぶ。]
(96) 2012/02/15(Wed) 21時半頃
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[鳳凰《アリィ》は、そういうふうにできている《創られた》。 与えられた使命を全うする為に。 其れは、鳳凰《アリィ》の魂とは無関係に働くプログラム。
幾つもの太陽《命》を生み出し《創り出し》、そしてその命《太陽》と其れが育んだ世界の終焉を看取ってきた。 生まれ変わる度に、新しい太陽《命》を生み出す度に、彼女の名はひとつ、またひとつと長くなった。
生み出した太陽《命》に、彼女の愛に優劣の差は、存在せず。 それはこの子《サイモン》に対しても、同じ事。]
(97) 2012/02/15(Wed) 22時頃
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[鳳凰《ア・エテルニタス》は、愛せない。
其れは、鳳凰自身の弱さの結果なのかも知れない。
鳳凰《ア・エテルニタス》の記憶が、プツリとある時に途切れている事に、何か関連はあるのかもしれない。
だから―――… ]
ありがとう。
[もう一度、そう言って少年の頭を柔らかに撫でた。]
(98) 2012/02/15(Wed) 22時頃
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旗頭《シンボル》は、護らなくちゃね。
[鳳凰の身体を中心に、風が旋風を巻く。 大きな焔を扱う事は、最早難しい。
風を操り、セイカのみならず、その場に居る全ての者に風の加護を。
その風は彼ら、彼女らの身体を護り、身体の動きを軽くするだろう。]
(107) 2012/02/15(Wed) 22時半頃
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新生《RESET》、か…
[死女神の言葉を、小さく反芻する。]
あの子《サイモン》はもう、居ないけど。 受け継がれていくものが、あるのなら。
[更に、風を集める。]
(109) 2012/02/15(Wed) 23時頃
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[吹き荒れる風は、黒焔《ダーク・ブレイズ》の焔を大きくさせ、なお死女神へと吹き付け、身体の自由を奪い、重い枷となったか。
ふと、感じた力《H.O.P.E》に懐かしさを憶えながら。]
(141) 2012/02/16(Thu) 00時頃
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