297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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―夕顔・朝顔の家―
[姉と共に、家に帰り着けば――]
えっ……、
[泣く赤子の姿>>8が、そこにはあった]
……ど、どこの子や、これ。
[困惑したよう、呟く。朝顔の知る限りにおいては。 赤子というのは、紫陽花と違い、知らぬ間に生じるようなものではない。 いや、本来は紫陽花とて、生育には相応の時を要するのだが、今はさておく]
(15) 2019/07/09(Tue) 20時頃
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――お母ちゃーん!! なんや、知らん赤ん坊おるけど、どないしたのー!?
[と、声を張ったが――返事がない]
……出かけとるんか? でも、こんな……なんも出来へん赤ん坊ほかしてか?
[さして広くもない家を、厠や風呂場まで覗いても、結論は同じだった。 誰もいない家で、赤子が一人、泣いている。それが動かぬ事実のようだ]
(16) 2019/07/09(Tue) 20時頃
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ええー……どないするんや、これ。
[困り果てて、傍らの姉に視線を向ける]
――子守いうたら、ひな姉様やけど。 でも、なんや、結構参っとるみたいやったしな……。
[朝顔は、まだ知らない。彼女が消えたことを]
と、とりあえず……泣くんはあれやろ。 眠いか、お腹減ったか、おむつ汚れたかやろ……たぶん。
[成長が遅く、より小さい子と一緒に日向に面倒見られていた頃を思い出して]
臭いせえへんから、おむつじゃなさそやけど。 お腹減ってるんは、どうしようもなあ……、
[そこまで呟いて、念のため、姉をちらり]
(17) 2019/07/09(Tue) 20時頃
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――……お乳、出はる?
[出るわけない*]
(18) 2019/07/09(Tue) 20時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 20時頃
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……まあ、せやよね。朝も出んよ。
[それはそうだと、頷いて>>25]
ああ、お隣の……?
[しかし、どこの子か判ったところで。 泣きわめく赤子>>24が、静まるというわけでもなく]
……、にしたって、どういうことや。 ほったからしといて平気な歳の子や、ないやろ。
[溜息、吐いて]
(30) 2019/07/09(Tue) 23時頃
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どない、いうてもなぁ……、
[こちらでも、赤子でもないところに視線をやる姉>>26に、小首傾げつつ]
んん――ちょいと朝、お隣さん、覗いてこよか? お母ちゃんも、お隣で長話しとるのかもしれんし。
[それでも、赤子をこちらに置いてというのは不自然だ。 逆に、お隣さんが赤子を連れてきて、長話の最中にというような――]
(31) 2019/07/09(Tue) 23時頃
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[――浮かびかけた想像を、ふるっと振り払って]
ほら、良い子やから、待っとってな。 坊のお母ちゃん、いま、探してきたるから。 やっぱり、お母さんのお乳が欲しいもんなあ?
[姉が抱き上げる赤子に、宥めるよう、笑いかけ]
ほな、さくっと行ってくるよ。 赤ん坊が泣いてるいうたら、慌てて走ってくるやろ。
[そう姉に告げて。何もなければ、隣家へと小走りに**]
(32) 2019/07/09(Tue) 23時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 23時頃
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ー隣家ー
ーー朝やけど、みわさんおるー? なんや赤ん坊うちにおるけどどうしはったん? うちのお母ちゃんもおらへんのやけど、来てへん?
[田舎である。 名乗っただけで返事は待たず、戸から顔を突っ込んで]
ーー返事あらへんな。 旦那はんは、まだ外なんかもしれんけど…
[小首を傾げて。やはり、赤子がうちにいるのなら、家を訪ねて来ていたのだろうかと]
なんかあって、お母ちゃんとみわさんと、ちょい出とるとかかねえ?
[誰もいない隣家に、いつまでいても仕方ない。一先ずは、戻ろうか]
(47) 2019/07/10(Wed) 12時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/10(Wed) 12時半頃
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―自宅前―
――え。
[――戻ってきた自宅の前で、立ち竦む。 視線の先にあるのは――軒先の、大小ふたつの紫陽花>>46。 儚く小さい紫陽花と、それを守るような恰好の――、 ――それは、あたかも。 つい先刻の――赤子と、赤子を抱いた姉のような]
(51) 2019/07/10(Wed) 20時頃
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あ、ああ……、う、嘘やろ……?
[けれど、あの光景が目に焼き付いている。 雷門が消え、紫陽花が咲いた、あの光景が。 人が、紫陽花に変わるなら。では、あれは――あれは]
……お手伝い、させてくれるんやないの。 前掛け、貸してくれるんやなかったの……?
[自宅の前で、へなりと座り込んだ]
(52) 2019/07/10(Wed) 20時頃
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……嫌や、こんなん嫌やよ……、
[――生まれる前から一緒だった。 死ぬまで一緒だなんて、七つの子みたいなことは、もう思っていない。 いずれは、姉が跡取りとなる婿を取って、自分はどこかに嫁に出される。 そんなことは判っているけれど、もう数年は猶予がある、そう思っていたのに。 こんなかたちで、二度と会えなくなるなんて――覚悟さえ、させてもらえないなんて]
……嫌やぁ、ゆうちゃん……!!
[自宅の前の往来で、はらはらと涙を零れさせる]
(53) 2019/07/10(Wed) 20時頃
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[ただ――、ひとつ、思い違いがある。
ぱたぱたと急いて出ていった少女は、 そのとき既に紫陽花があったのに、気付いていなかった。 だから、次の事実にも気付いていない。 つまり、新しく生えたのは、小さい一株だけであると――*]
(54) 2019/07/10(Wed) 20時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/10(Wed) 20時半頃
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[――どないしたの>>59って、声がして。 それが、二度と聞けへん、おねえちゃんみたいな声やったから。 ぼろぼろと涙を溢れさせて、ぐしぐし目ぇ擦って。しゃくりあげながら、応えた]
――あの、あのな?
ちょっとや、ほんのちょっと……、 朝は、ちょっと、みわさん家いっただけや。
なのに、それだけやのに、戻ったらあれや……、 それ、それがな……っ、赤さん抱いてた、ゆうちゃんにそっくりで……、ぇっ!
[俯いて、大粒の涙を零しながら、大小の紫陽花を指す]
ゆうちゃんとみわさんの赤ちゃんまで、妙な紫陽花になってしもたんよぉ……!!
[――外聞構わず、涙声でそう叫ぶ。 朝顔が背伸びした言動をするのは、先を行く姉を意識してのものだ。 だから、唐突にその姉が消えてしまったと思えば、出るのはまっさらな"素"だ]
(63) 2019/07/10(Wed) 22時頃
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あ、朝が……朝がな? 朝が、一緒いたら、ゆうちゃんも赤ちゃんも……って、思て。
[ぐずぐず、ぐずり]
ううん、ちゃうな……、 ……なんもでけん朝がいたって、きっと、なんも変わらん。
だけど、だけど……だけどな?
そんときに、一緒にいたら……、だめな朝でもな。 ゆうちゃんと一緒に消えることだけは、出来たと思うんよ……。
[それさえ出来なかったことが哀しく悔しいと、嘆いた――本人の前と、気付かず*]
(64) 2019/07/10(Wed) 22時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/10(Wed) 23時頃
双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/10(Wed) 23時頃
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[姉から離れたのが悪かった>>64と、泣きながら]
ゆうちゃんは、大事なおねえちゃんなんよ……、 。 [時折、反感を抱くことがないとはいわないけど、でも]
……なるたけ、長いこと、一緒にいたいんや。
[だから]
紫陽花の神さんかなんか、知らんけどな。 朝のおねえちゃんを、連れてってしもたんなら、朝も同じとこに……、
[――そのあたりで、泣きつく相手>>59が、当の姉だということに気付いた]
(73) 2019/07/11(Thu) 00時頃
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――ふぇっ?
(74) 2019/07/11(Thu) 00時頃
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[どこからどうみても、それ>>59は]
ほ……ほんまにゆうちゃん、なんか……。
[涙声で、問い掛け。問答の末]
その、えと、なんや……お隣さん、誰もおらんかって。 そんで、戻ってきて……、あの紫陽花が見えて、真っ白になってもうて……、
[おどおどと、経緯を述べる。 先の不安ゆえか、姉の衣の端を、そっと摘まみながら*]
(77) 2019/07/11(Thu) 00時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/11(Thu) 00時半頃
双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/11(Thu) 00時半頃
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――でも、ゆうちゃんがおって、安心した。
[息を、ひとつふたつ、吐いて>>77]
これで、ゆうちゃんまでおらんかったら。
[ふるりと、首を振り]
うちも連れてって――なんて、お願いしたやろな、たぶん。
[そんなことを、紡ぐのだった*]
(98) 2019/07/11(Thu) 01時頃
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