270 食人村忌譚
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―木材置き場― [>>80猫が走り去っていく。 追うわけでは無い様子に、櫻子を見遣る眼差しが細まった]
櫻子さんが元気そうで、よかった。 おなかの子も、元気かな……?
[年上であるはずの相手へ、まるで子供のように話しかける。
初めての夜以降、ススムは彼女を抱かずに過ごす事も覚えた。 数回に一度、話す事の方に夢中になって 気付けば彼女が眠ってしまって居たり 時には昔の話を強請られたり。 昔話は左程わからぬ事も多く、あとでこっそり源蔵の元へ通ったのも遠い過去の話ではない]
今日はこれから授業に出るんだ。 櫻子さんは、何処へ行くところ?
[彼女にきちんとした目的があるとは思えないが 穏やかな声音のまま、問いかけを向けてみる*]
(88) 2017/11/23(Thu) 22時半頃
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[風が攫ってきたのだろうか。 誰ぞの呟きが聞こえた気がして、見渡した]
……?
[群れの終わりを告げる不穏な声。 神通力が使えるわけでもない、ススムは 空耳だろうかと僅かに首を傾ぐ。
ミナカタに出会ったなら、声の元もわかるもの 学び舎に向かうまでに 彼に出会い、言の葉かわす事はあったかどうか*]
(*27) 2017/11/23(Thu) 22時半頃
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おば様が言うんなら、大丈夫だ。
でも身体が怠いと思ったらちゃんと休むこと。 あんまり走ったりしちゃ、危ないよ。
[猫を追いかけていた彼女に 身ごもった自覚があるのかどうか。 腹の子は三月ほどではまだ目に見えて実感できるものでもなさそうで、わかっていないんだろうなと苦笑いが浮かぶ]
――暖かいもの、食べて ゆっくり休むといい。 いまの櫻子さんには、それが許されるんだから。
猫、追いかけるなら 見つけてくるけど……?
[その猫が江津子のところまで走っていったとは知らぬまま、この先どうするのかと尋ねる。周囲を見渡して、それから首を傾いで見せた*]
(106) 2017/11/23(Thu) 23時頃
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―木材置き場―
江津子さん……おはようございます。 朝から凄い恰好ですね。
[思わず小さく息を零す。 >>112会釈をした彼女が猫を連れてきた事で >>128櫻子の表情が明るくなるのを見る。 腹が減った、と言ったのは何処へ行ったのか。 実際、胎児の分も腹は減っているだろう ススムは食料を持たぬ故に 助けを求めるように、江津子に視線を流す]
櫻子さん、今朝のごはんは未だみたいですよ。
[容が居れば、頼めたのに。 無意識に頼りそうになって、 これではいけないと、思考を止める*]
(138) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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ススムは、ミナカタに話の続きを促した。
2017/11/24(Fri) 00時頃
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江津子さんのそれは、御仕事の勲章でしょう? 僕はまだ、この手で捌いた事がないから……
[>>141彼女が纏う赤は、命を扱う者の証だ。 羨ましい、と簡単に口にする事も出来ず中途半端に言葉を切って]
……容さんは……どうでしょう 今朝は見かけていませんが
[同じことを思ったらしい、江津子の口から容の名が出たのには少し視線を落としてしまった。 >>109収穫の時期なら、未だ対価が渡せる。 けれど、容は中々頼んでくれないから 随分と貰ってばかりの日々が続いている。 何故、自分に食事を渡しにくるのか。 褒めて欲しいから>>114と聞いたことはある。 けれど、ススムは彼女の願い>>115がわからず 容の打算に気づけない。 故に、対価のない施しに見えてしまい 出来る事ならばと、他所で食料を調達する術を探してしまう]
(155) 2017/11/24(Fri) 00時半頃
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……嗚呼、いっそ神社の方へゆけば 何か施して頂けるかもしれませんね。
[幼いゆり姉の作った握り飯は、自分が昨日拵えたものと大差ない出来栄え>>117だった記憶がある。 あれから”大人”になった彼女の料理は多少上達したのかどうか。 前に一度、話しかけられた時には>>121清めの話しかされなかった。 自分に彼女を抱けというのかと、頭の先から爪先まで見遣った後にススムは困ったような貌を作り、口の端を歪めて告げたのだ。 ”連日お忙しい巫女様の手を煩わせはしません。御容赦を” 慇懃無礼に腰まで折って。 もしあの時の会話が変わらぬ食事や容の話であれば、と 過ぎた事を思いかけて、首を振った]
あっ、僕 勉強にゆく途中だったんです……!
[猫が櫻子に渡るのを見ながら、随分と時間が過ぎた事を思い出した。 慌てた声が漏れる*]
(157) 2017/11/24(Fri) 00時半頃
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[櫻子へ上手く伝えている様は>>160年の功もあるのかもしれない。自分ではそうはいかないなと感心ひとつ。 紅く染まってしまう、等 江津子の話には 時間のない中にも丁寧に返事する] 勉学だけでは、知識の持ち腐れというもの 大きな家畜の時くらいお手伝い出来るようになれたらと思うのです。 丁度昨日血抜きと腑分けの仕方を学びました 頂いてばかりでなく 僕も何か、皆に役に立つことをしなくては。
そのうち何ぞ捌く機会があったら、その時は 御手伝いを買って出ても構いませんか?
[力仕事なら、自分が頼りになるかもしれぬと添えて。 返事を貰ってから、二人に頭を下げて 学び舎へと向かう、心算**]
(162) 2017/11/24(Fri) 01時頃
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――無くなった方が良い……?
[学び舎へと向かう道すがら、先程と同じ声を聴いた。 風が運んだ其れを辿り視線を向ければ大人たちの姿 その中にミナカタを見つけ、記憶に残っている仕草 人差し指を口元へ立てて見せる。
群れを乱すような話を、しても良いのかと 問いかけるような眼差し一つ置いて*]
(*37) 2017/11/24(Fri) 02時頃
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[学校へ向かうまでの道のりに 彼からの返事は聞けたろうか。
学び舎へたどり着いたススムを待っていたのは 教え子のいない教室だった。 この分では、石動と二人で授業をこなす事になるんだろう]
……先生、質問があるのですが。
[今日の授業が終わる頃 独りしか居らぬ生徒が律儀に手を上げ、問いを発する]
(*38) 2017/11/24(Fri) 02時頃
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もし、この村が無くなったら 先生は、どうしますか?
[唐突ともいえる問いかけだったかもしれない。
この村が無くなったら
朝聞いた狂ったような囁き声が、 どうしても頭から離れない。
自分だけが家畜に混じる人として生きていかねばならない そうではなく 食べもしない家畜なら、いっそ全部処分してしまったら 群れに怯える必要も、なくなるのではないかと**]
(*39) 2017/11/24(Fri) 02時頃
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[唇を読む事が上手く出来たかはわからない。 むらは、いらない――か? 彼への返事>>*40は瞬き一つ。 きょとん、と かんがえたこともなかった、という風。
けれどその直後 その先を考え実行に移す事が出来るだけの術が過ぎる。 ミナカタの薬の知識があれば 己が教わった技術で少しずつ間引いて―― ススムは思わず足を止め、彼にもの言いたげな眼差しを向けた。
如何すれば良い? そう問いたげに。
音は無く。 会釈一つでその場を去るが]
(*41) 2017/11/24(Fri) 08時頃
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[植え付けられた新たな知識が頭の中を埋めていて 授業が終わったその後に >>*39石動へと思わず問うてしまったのだった。
彼になら、話しても大丈夫 確信が何処かにあった 異端な思考を他者へ漏らさずにいてくれた相手であり 己に知識を授けた相手 弟という家畜を大事に飼って居る ミナカタから教わった基準で言うなれば 彼もまた群れに紛れた人間に違いない
それに、うまくゆけば 彼にも協力が得られたら等と打算をひとつ。 昨日彼の兄弟の結びつきは見聞きして学んでいる 其処から交渉の余地があるかもしれない**]
(*42) 2017/11/24(Fri) 08時頃
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―学び舎へ―
[過分な江津子の評価を得た>>169ススムは 幾らか頬を赤くして、頷きを二度三度返した。 立派である、是非に 子種の元として、以外の求めを得る事が これ程表情を明るくさせるのかと、そんな風]
では。 ああ、櫻子さんも
[>>170微笑みかけられ、手を上げて返す]
面白い話が出来るようになったらまた 聞かせに行くよ。
[彼女にとって勉学の話が面白いかどうかはわからない。 昔話が必要かもしれぬ 学校が終わったら源蔵の元にでも向かうとしよう]
(215) 2017/11/24(Fri) 22時頃
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[最初>>210訪れた際には、ススムも知るような出来事ばかりだった。 困ったように俯いて 幼子に話して聞かせられるような、寝物語が欲しい その為の昔話だ。 必要な話の詳細を告げると、>>212次までには用意が出来るという。
約束通りきっちり三日後に訪れた際 渡された御伽噺の紙の束 自分も目にするのは初めてで、内容にばかり気を取られ 真新しい紙に墨のにおいがする事を、気付かぬまま 夢中でその場で読みふけってしまった。
――以来。 思い出したような頃合いで、ススムは彼の元へ通う。 別の話は、まだありますか? と]
(216) 2017/11/24(Fri) 22時頃
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[学び舎への道のりで、誰ぞに出会えば会釈をし。 辿り着いた校舎に居た生徒は自分だけだった]
……先生まで、来なかったら
[石動に、授業を進める気持ちがあったかどうか。 朝の出来事をススムは知らない。 きちんと今日の授業が始まったなら 一対一の勉強は何時もより捗って 早くに今日の分を終えてしまう事になるだろう*]
(219) 2017/11/24(Fri) 22時半頃
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[問いかけに対する反応は この村の誰からも得られぬだろう応えだ 矢張り、彼は家畜ではない]
――渡したくない、というのは錠さんでしょう? 昨日、僕が錠さんと一緒に居たのを見た時の、先生の顔 覚えています。
知っていましたか? 錠さんも、口にするのは先生の事ばかり。
[錠もまた、石動に依存していた。 >>0:199彼の言葉をそのまま目前の相手へと伝えよう。
お互いに、想い合っている。 故に、遠慮は必要ない。 誰にも渡さなくていい、世界がないのなら 作れば良いのだ
そうでしょう、と声が高くなる]
(*52) 2017/11/24(Fri) 23時頃
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この村があるから、僕らは皆で分かち合う必要がある 習わしに沿って、またこの村へ正しい形で生まれる為に
でも、僕はわかりません 本当にこの村は、正しいものですか?
――――孕ませ、用が済めば肉となる そんな家畜のような一生は送りたくない
何より僕は、人を美味いと思えない 臭くて硬い不味い肉を 赤の他人が無事に転生するために喰わねばならないのは 苦痛です。
そもそも、喰った相手が本当に正しくまた村に生まれてきたかどうかなんて、どうやって証明するんでしょう。
(*53) 2017/11/24(Fri) 23時頃
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[今日は校舎の中に家畜はいない 故に、ススムの言葉が止まる事はない]
村が無くなれば、 先生は先生の思うように生きられます。 僕は――――誰にも喰われたくない。 家畜じゃなく、人間として生きたい
[口にしてしまう ススムの小さな願望は]
(*54) 2017/11/24(Fri) 23時頃
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だから、この村を――滅ぼそうと思います。
[外の世界を知らぬ故に 叶える為に幾多もの犠牲が必要になるものだった]
(*55) 2017/11/24(Fri) 23時頃
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方法を、ひとつ考えました。
[>>*43助言を思い出す。 種馬として期待されていたススムにわかる答えは]
――仔を産む腹が無ければ これ以上増えません
先ずは女を 後は、一つずつ 順番に潰してゆけば
ね?
[模範解答になったか、さて。 判断相手は、今は此処に居らぬけれど*]
(*56) 2017/11/24(Fri) 23時頃
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―学び舎―
……好きな教科で良いんですか?
[>>231予定が変わった。 解体方法は昨日学んだばかり。 その先を聞いておかねばと思うものの、 続いた言葉に心が揺れる]
歴史、を。 知りたいです。
[これならば、きっと 櫻子に語って聞かせる事が出来るだろう。 読み書き算術以外の教科で、しかも食肉に関する話でもない となれば、目新しいものが出てくるに違いないと顔を明るくして*]
(238) 2017/11/24(Fri) 23時頃
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[同意>>*59を得てススムは勢いづいた。 >>*60手を貸してくれるという。 嗚呼矢張り、彼に話してよかったと 口元を綻ばせる]
有難う御座います、先生 先生やミナカタさんが知識をくれたから 僕は良い方法を思いつく事が出来ました。
お陰で、漸くこの苦痛から解放される
[殺して、潰して 全部処分してしまったらもう 家畜どもの群れに、人であることを気取られぬように 怯えて暮らす必要は無くなるのだ]
(*61) 2017/11/25(Sat) 00時頃
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ねぇ、先生 最初に間引く女は櫻子が良いでしょうか。 あれは子を宿していますし、早く潰さねば増えてしまいます。 それとも、巫女を先に縊りましょうか あれは数々の男を宛がわれていますから
[先ずは誰から始末しようか。 家畜の順序を指折りながら淡々と並べていく]
巫女様、櫻子さん、愛理さん……
[混じらぬ名は、仔を産み渋る女たち*]
(*62) 2017/11/25(Sat) 00時頃
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―歴史の授業― ……古事記? この国の一番古い歴史書ですね。
[合っていますか、と視線を向ける。 存在を教えられてはいるが、内容は教えられていない。 古事記というものがある、という事実を知っているだけだ。 進む授業内容は、この村の言い伝え。 人の転生にまつわる、村の神の話。 これが、この村の歴史である]
だから、皆でひとりの身体を分け合うんですね。 [素直に謂われた通りの歴史を紙に書き込む。 食人についての話になると、何処か聞き辛い気がしたが その辺りは何度も聞いて知っている話だ。問題なかろうと、見過ごして]
先生、有難う御座いました。 今日の授業は、とても楽しかったです。
[一通りの内容が終わると、起立して頭を下げる]
(266) 2017/11/25(Sat) 00時頃
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……先生。 例えば、なんですが
弔いの肉を一人で全部食べてしまったら 食べられた人はどうなってしまうんでしょうか。
[授業後の質問は、昨日錠の言葉を思い出したから*]
(267) 2017/11/25(Sat) 00時頃
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この村は、不要だと 僕が考えるよりももっとずっと先の事を 考えられる”人間”です。
[ススムは彼を随分と買っていた。 家畜と人の違いがわかる者だ。 信頼しても良いと、思っている]
――――愛理さん。 何時もひとりだから…… 確かに、最初の相手としては手ごろですね。
嗚呼、早速にも始めましょう 僕、教わった捌き方を早く試してみたかったんです!*
(*64) 2017/11/25(Sat) 00時半頃
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―学び舎― ……ただ食べればいい、というだけなら 一人でもいいのではと思ったんですが
[>>273もし可能なら。 錠が死んだ時には、自分は貰いものの約束をしたけれど そっくりそのまま石動に譲ろうと思ったのだ。 彼は兄に少しでも多くを食べてもらいたいだろう。 折角自分に声をかけてくれたけれど]
想い……ええと、それは 食べる方の想いでしょうか 食べられる方の想いでしょうか。
[さて、どちらにしろ彼ら兄弟については問題もなかろう。 ならば彼らの片方が亡くなった時には 自分は口にすることを控えようと心に決めた。
ススムが魂に近い場所を食べられる機会は 僅か一日で潰えた*]
(288) 2017/11/25(Sat) 00時半頃
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―村の中― [一対一の授業は、歴史に変わったことで思いのほか長引いた。 夢中になっていた所為で食事を忘れていた事を 学び舎を後にしてから、初めて気づく]
……おなか、すいたなぁ
[腹を抑えて俯いたススムの耳に届く詩>>#2。 思わず足を止めて、愛理の行く先を視線で追う]
どうして、やめちゃうの? どうして? 何を……
(290) 2017/11/25(Sat) 01時頃
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[歌、というよりも 呼びかけのように聞こえた。
眉を寄せて 奇異なものを見る眼を向ける]
(291) 2017/11/25(Sat) 01時頃
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[そのまま、見送って。 ススムは踵を返し、家へと戻る事にした。 途中農家の傍を通った時に、一度足を止めて 家の戸を叩く]
……容さん、ごめん まだ残ってたら、一口だけ……
食事、貰っても良いかな。
[出来れば 何か手伝える事でお返しがしたいけど、と 歯切れ悪く告げれば、 今日最初で最後の食事にはありつけたろうか*]
(294) 2017/11/25(Sat) 01時頃
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