人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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【人】 若者 テッド

いい。
変わるの、ややこしい。だろ。

[>>0周りの状況合わせでどちらかを変えるのは、逆にやりづらい。
 そんな機会は……そんな機会は、あるのかもしれないが。
 そんな時に、届きづらい言葉を話すなんて、まどろっこしい。]

大丈、

[角探しをやめて手を離した、そこ。オレの手でない何かが、乗った。
 あたたかい、のは、アルコールのせいだろうか。
 オレの顔が熱くなってくるのも、アルコールの――
 俯いて、せめて色を見られないようにと、隠した。]

(7) mmsk 2015/08/12(Wed) 23時半頃

【人】 若者 テッド

――へ、

[>>10頭の上に爆弾が降ってきて、間抜けに口をぽかんと開けたままゴロウを見た。聞き間違いじゃないかと訝る顔は、気づかぬうちにすっかり赤い。
 可愛い。可愛いって、何が。ツノが可愛いんじゃなくて、ツノがなくても可愛くて、つまりそれはオレがかわいいって目の前のこいつがオレにそういったのか。]

っ、!

[ぽん、と脳内で何かが弾けた。可愛いって、何だそれ。何だよ男に、鬼に使う言葉かよ。
 角付きの子鬼をからかう言葉でなくて、オレ自身へ、直接かけられたって、そういうことだと。]

(30) mmsk 2015/08/13(Thu) 09時半頃

【人】 若者 テッド

……ば、かじゃ、ねえの

[なんとかそれを絞り出すのが精一杯で、テーブルに突っ伏した。
 悪態をつくには相手のことを好ましく考える必要があるわけで、そうやって考えはじめたら、本当に目の前の男が]

    ―――― だ。

[掠れた細い声で、零す。
 置かれたグラスを衝動で一息に干してしまいそうだったが、注文の声は何とか聞こえていたので、どうにか抑え込んだ。]

(31) mmsk 2015/08/13(Thu) 09時半頃

【人】 若者 テッド

[飲みますか、と聞かれれば>>48、顔も上げられないままに手だけ伸ばした。
 カクテルグラスの足を掴んで確保したまま、静止する。だって飲むには、顔を上げなければいけない。今はそれをどうにも、出来そうにない。
 トレイルがからかいに来たって、追い払うのに足が出るだけだ。

 大丈夫って、何だよ。どういう意味だ。そりゃ威厳も力もない、ただの小鬼で、悲しいかな変化も出来ない角もない。
 確かにオレは身の危険を感じる必要はないイキモノだし、ご期待通りに異形になったりなんて夢のまた夢だ。
 なんだか馬鹿にされたみたいな気がして、悔しくて、唇を噛み締めた。]

(74) mmsk 2015/08/14(Fri) 00時頃

【人】 若者 テッド

[知ってる。ゴロウにそんなつもりはなくて、オレが卑屈なだけだって。
 だから、なおさら。]

あんたなんか、

[そんな折に、堪えきれなかった声を訊ねられて、唇が震える。
 何だよ、お前。何なんだよ、もう。
 どんなオレでも大丈夫とか、そんなの。
 そんな言われ方したら、そんなの。]

(75) mmsk 2015/08/14(Fri) 00時頃

【人】 若者 テッド

あんたなんか、だいっきらいだ……!

(76) mmsk 2015/08/14(Fri) 00時頃

【赤】 若者 テッド

(あんたのことが、だいすきだ)

(*19) mmsk 2015/08/14(Fri) 00時頃

【人】 若者 テッド

[思ったより声が大きくなって、でももう戻れない。
 出た声を飲み込めない分、手に持っていたグラスを一気に呷る。
 逆さ言葉はしないって、さっき話したくせに。
 この感情にだけは、嘘はつけなかった*]

(77) mmsk 2015/08/14(Fri) 00時頃

【人】 若者 テッド

[天邪鬼は時に、いや常々厄介の極みだ。
 誰かに好きと伝えるならば、頭の中で大嫌いだと唱えなくてはいけないのだ。
 そんなこと、たとえ嘘でも、便宜上でも、考えたくないと頭が拒否すれば。
 あなたが好きと唱えるたびに、嫌い嫌いと呪詛ばかり。]

なっ……、あ、

[はじめに感じたのは、重み。それから体温と、吐息。
 近い、と思う間もなく、耳元へ直接、音が届けられた。
 何? なんて言った? いやその前に、――俺も?>>87]

(124) mmsk 2015/08/14(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

[その前のだいきらい、を正しく解釈されてしまったのだと気づけば、耳の先まで熱くなる。
 何だこれ。自分がおかしくなっていくのが、わかる。]

……酔っ払い、起きろ!

[こんなの、心臓が持たないから。
 抱きつくゴロウ>>88の背中を何度も叩きながら、離れろと示す。
 本当は、その熱い体も、言葉も、受け止めて受け入れたいのに。
 言葉だけでなく態度や行動まで、裏腹逆さまに迷いこんでしまったみたいだ*]

(125) mmsk 2015/08/14(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

は……?

[>>135何、こんなキャラだっけ、本気で酔ってるのかこれ。
 羞恥一転、心配して様子伺おうとすれば、顔を見るより前に身体にかかる圧がより強くなった。
 離せ、と離してほしくない、が頭の中で喧嘩しあって、声も出ない。
 ただ感じるのは、温度と、もっと近くなった吐息と、微かに甘い、アルコールのにおい。

 そのまま、ずっと抱きしめていてほしい。過ぎったその願いは叶うことなく、二人はひとりとひとりに戻った。]

ぁ、

[離れがたく手が追いそうになって、握りこぶしを作って止め。
 何してんだ、と思う真上から、新たな招待の約束が届けられる。]

(171) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[家、に、招待される。
 その意味に理解が及ばないまま、反射的に頷いた。]

……い、家、って、遠い?

[もちろん、遠いなら行きたくない、とかではなくて。
 好きだの嫌いだの言う心臓に悪い話から、流れを変えるつもりだった。
 ついでに言えば、遠ければ送っていく――遠くなくても送ろうと思って、おおまかな場所を聞いた*]

(172) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

――それから――

はぁ……

[大きく息をついた。
 仕事中の溜息は当然好印象ではなく、客商売においてはご法度とも言えた。
 それでも、耐えられない吐息は、今日何度目か。

 体調があまり良くない。]

(173) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[今日は少し疲れているから、仕事の前に甘いものがほしいと思った。
 それで目についたのが、時折店で出すグミキャンディだ。
 酒にグミを漬け込んで、ふやかしたもの。見た目が綺麗だから、結構人気がある。
 透明なスピリッツにつけたものと、赤い酒のものと二種類。
 透明の方から一匹拝借するつもりが、ふと目についた酒瓶のラベル。
 『Kay's Special Blend (人間OK』と記されたそれの中身は、真っ赤だった。]

(175) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[いつぞや、警戒に警戒を重ねた挙句出された蛇酒は、味はいいものではなかったが回復剤としてはなかなかのものだったと記憶している(中身を聞いた時は吐きそうだったが)。
 それに漬けているのだとすれば、どちらかと言えば赤を選ぶべきではないだろうか。
 まだ小さかったトレイルに飲ませて人体への影響も確認しているから、人間OKの理由も頷ける。
 グミの甘さに誤魔化されれば、味の方も何とかなるだろう。お一つ拝借、と手を出した。

 それからショットグラスをひとつ、酒瓶の中身も一杯、拝借した。
 どうせ仕事中だって、ほとんど満足に喋ることはない。一杯くらいじゃ芯までは酔わないし、落ち着く頃には何の支障もないのだから、許される。
 少しくらいガソリンが入っている方が仕事もうまくゆくものだ、と、その瞬間は考えていた。]

(176) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[身体が熱い。心臓がうるさくて、胸が苦しい。
 顔が火照るのはバーの暗い照明が隠してくれているはずだが、息が荒れがちなのは飲み込みきれなかった。
 こんなに酔うものだったろうか。それとも、思った以上にはじめから疲れていたんだろうか。
 まさかインターバルに飲んだせいで酔って仕事が出来ない、なんて言う訳にもいかなくて、また狭い店の端で深く息をつく*]

(177) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[>>190耳の深いところが、びくんと反応する。知っている声、いつも待っている声、そんな風には言ったことない声。
 鼓膜がその声を受け取って震えたのを感じたみたいに、小さな痺れが走った気がした。
 待ってくれ。今の、こんなオレを、見られたくはない。
 なんで、今日に限って。来るななんて、もちろん言ってないけど。あの日、泊まらず帰った別れ際、また来ていいと言ったけど。
 トイレに向かうパーティションの裏側逃げようとしたところで、呼ばれた。]

……どうぞ。

[つとめて、平静に。メニューを手渡して、注文を待つ。聞いたものを伝票に書き留めて、マスターに伝える。それをこなせば、なんてことはない。それだけ、誤魔化しきればいい。
 そのはず、だった。]

(196) mmsk 2015/08/16(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[伸びてくる手>>191。想定外の事態に、思わず避けてしまった。
 明らかな拒絶を見せてしまって、硬直する。肩でしている、と言われた息も止まった気がした。

 何でもない、何でもない。一歩後ずさって首を横にぶんぶん振って、くらりと揺れる視界構わずバックヤードに、逃げた。]

(197) mmsk 2015/08/16(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

――バックヤード――

はぁっ、は、ぁ……!

[駆け込んだバックヤードの、物の少ない床に直接座り込む。
 痛い、くらいに苦しい。なんでだ。なんでだ。自問しても答えがついてこない。
 ただ、ここなら誰にも見えないと思って、激しく、荒く、身体が求めるままに息をする。ここに来るまでを見られる可能性は、失念していた。
 息を吸い込んでいる自覚も、薄い。ふつうなら整うはずの呼吸が、浅いところで止まるばかり。
 苦しい。そう本能が囁くままに、身体を折り曲げて抱え込む。
 一番痛く、熱いのは。腹を抱えるような姿になりながらも、右手は無意識に、そこより少し、下へ*]

(217) mmsk 2015/08/16(Sun) 02時半頃

【人】 若者 テッド

[本来ならこの時間は誰も来るはずのないバックヤード。
 つける余裕のなかった照明は落とされたまま。
 呼吸の音がうるさく聞こえる。誰もいないから、余計に。
 逃げてきてしまった罪悪感が、戻る気を急速に失わせていく。
 誰かの足音が近づいてくる。店員の誰かが追いかけてきたんだろう。唇を噛んで息を止めた>>240。]

わ、……っ!

[悪い、戻る、と嘘でも言うつもりで、点った照明に顔を上げる。
 それなのに、真っ赤な頬のまま見上げた顔はいつもの店員の顔じゃなくて、二文字目から先の音を失った。]

(264) mmsk 2015/08/16(Sun) 18時半頃

【人】 若者 テッド

[>>241呼びかける声に、首を横に振る。
 こちらに伸びる手を嫌った時よりずっと弱い、小刻みな拒否。
 今の姿を見せたくなくて後退ろうとしても、後ろは壁だった。
 左右に動く頭が働かなくて、それきり首を振るだけだったから、捕まえるのは簡単だ。

 腕の中に包まれて、ゴロウの体温と、匂いと、それから心配してくれているらしい心の音が伝わってくる。
 感じるたび、ずきずきと全身が痛む。頭と胸と腹の下とがずくずく疼いて、それが全身に響いて痛む。
 見ないでほしい。どんな姿を見られてもいいと思っていたけれど、こんなの、嫌だ。
 落ち着いて、と言われても壊れたようにそれしか考えられなくて、腕の中から逃げ出そうともがいた。]

(265) mmsk 2015/08/16(Sun) 18時半頃

【人】 若者 テッド

あっ……、

[ぎゅう、と。抱きしめる腕に力が入れば、喉の奥が甘い音を漏らした。]

(266) mmsk 2015/08/16(Sun) 18時半頃

【人】 若者 テッド

[オレは体調が悪いと思っていて、ただひたすらにこんな弱った姿を見られたくないと思っていた。
 現実から目をそらすのに精一杯で、客観的に見る目は抜けていた。
 だから、今自分が本当はどんな状態で、ゴロウが今どんな自分を見ているのか知らない。
 性欲、というものは今までも多少はあったと思う。けれど生存本能の強くない鬼はこんなに身体の芯から揺すぶられるような衝動を持たない。
 ごめん、と呟かれた一言の意味を飲み込むより前に、顎に手が触れた>>274。]

ん、

[触れる唇。あれだけ見られることすら拒んでいたのに、抱きしめられるのも抜けたがったのに、その一点で重なり合った瞬間、ぴたりとピースが合わさったように満たされていく。
 離れそうになるなら、もっと欲しい、と。本能のまま求めて、抱きすがる。]

(280) mmsk 2015/08/16(Sun) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[>>287歯の間を割ってくる、舌の感触。温度、動き方、ぬるついた肉が、口の中で蠢いている。
 答え方を知らないながら、欲しい、欲しいと拙く絡めあわせた。
 離れていく唇を熱っぽく目で追えば、続きを問う優しい声。このまま甚振ることなんて、簡単なはずなのに。
 ここは仕事場で、他の店員もゴロウがここにいるのも知っているのなら、誰が様子を見に来ないともわからない。
 言わなくちゃいけないのは、ダメ、だ。そんなの、わかってる。]

いい、

[そう言わせたのは、天邪鬼の気質か本能か。
 いずれにせよ、一度求めることを覚えた身体はもう止まりそうにない*]

(293) mmsk 2015/08/16(Sun) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

mmsk 2015/08/17(Mon) 01時半頃


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