306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ ひらり、はらり。 何処ぞに咲く花の当てがあるわけでもないというのに 花瓣がふうわりと舞っては落ちて空気に溶け消えます。
生物の命は須らく失われるもの。 それは花でもひとでも逃れ得ようのない此の世の定まり 誰の手でも変えようのない運命でありました。 ]
… ですから私、散ることを厭わしいだとか 悲しいだとか一度も思ったことがありませんの。
[ 花は水と土以外に栄養を摂りませんが 逆に言えばそれがないとすっかりと萎れてしまうもの。 ですから、日の当たらない夜以外には私の姿は 穏やかな木漏れ日の差す森の中にあるのでしょう。 此処を訪れてからというもの一度も、変わることなく。 ]
(24) 2020/08/27(Thu) 19時頃
|
|
[ そこで>>1:40彼女に打ち明け話をしたのは 花一輪のほんの戯れだったと申し上げておきましょう。 ひとを引き摺り込むなどとてもとても… 毟られれば枯れるばかりの非力な花ではありましたが、 それでこそ「ひとでないもの」の気配には敏感でした。 ]
私たちは誰の目に留まらずとも咲いて、散ります。 それが私たちの生の営み。私たちの存在表現ですから。
けれど、散ったからといって全て失うわけではない。 貴方が此処にいるということを──居たということを 今の私も次の私も覚えて居るでしょうね。
[ ですからひとがそうするようには出来ずとも 花が咲く土壌の中に貴方の存在を埋めておきましょうと。 容易く吹き消えてしまいそうな彼女へ言ったのです。 ]
(25) 2020/08/27(Thu) 19時頃
|
|
私が貴方の存在を護りましょう。 貴方の魂が確かに在ることを覚えていましょう。
共に生きることは出来なくとも、…せめて 貴方が通り過ぎる道端にひっそりと咲けるように。
[ 花に出来ることなどたかが知れているものですから 貴方が歩いていく道の端、気も止めぬような記憶の隅に 薄くとも消えることのない色を残す花で在りましょうと。
誰に知られることがなくとも>>1:39 誰の世界の片隅にでもひそりと咲く花であれば 気付いてくれる者のない孤独の傍にも添えるでしょうと。
髪留めの花弁を一枚、薄桃色の小爪で剥がし取ると、 触れれば温かく感じる貴方の手に静かに握り込ませて。 ]
(26) 2020/08/27(Thu) 19時頃
|
|
さあ、真面目な話はこの程度にして 貴方の好きな遊びにお付き合いしましょうか。
私は勢いよく動き回るのが苦手なものですから かくれんぼ、以外のものということで…
[ 柔らかな笑みを浮かべるのでした。
とは言え、 元々大して遊び方も知らないものですから かくれんぼ以外なら何が──と言えるわけでもなく、 何が、と推せるようなものもなく、
「… なにか、良い遊びはありますか?」などと 少し間をおいて眉を下げてしまうことになるのですが。 ]
(27) 2020/08/27(Thu) 19時頃
|
|
[ ────ときに、 花はひとのように豊かな感情を持ちませんから 寂しいと感じることも当然にありませんでしたけれど、 彼女と別れて、私の許から彼女が去ろうかという時 何処とも知れぬ胸の奥に小さな痛みを覚えたのです。
そもそも、花には痛みを感じる作りはありません。 何でしょうと私は首を少し傾いで────…
原因に思い至らず、その痛みごと 浮いた疑問符を花弁の奥へ秘めてしまいました。
もしも私がひとだったなら、不意の痛みの正体に 名前を付けることが出来たのかもしれませんが、
… 生憎、私は咲くばかりが取り柄の花でした。 ]**
(28) 2020/08/27(Thu) 19時頃
|
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/08/27(Thu) 19時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る