288 【半突発】僕たち、ほしぞら探検隊
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ 誰かに手を繋いでいて欲しい……そう思っていたけれど わたしはきっと、大人になることを選んだのだろう。
かいとにぃへお別れを告げて ぞろぞろと宿まで戻ってきたら 豪華なお夕食が待っていた>>5
正直お腹はそこまで空いていないけれど ちょっと陰鬱な空気を払いたいのもあって わたしはあいりちゃんに倣って>>8 「いただきます」って手を合わせたんだ。]
(20) 2018/11/19(Mon) 18時頃
|
|
タイムカプセル……懐かしいねぇー 何埋めたか、覚えてる?
[ 席を立ってしまったののちゃんとおにいちゃんをよそに わたしはそっとせいちゃんに尋ねたろう。]
せいちゃんからもらったサクラガイ、 とってもきれいだったから、カプセルに入れたの。
[ 何のために、は言えなかった。 ガシャポンのケースに入れたそれを 「いつか結婚する時のため」なんて やっぱりちょっと恥ずかしくって。]
(21) 2018/11/19(Mon) 18時頃
|
|
[ タイムカプセルは、きらきらした思い出が詰まっている。 いつか開けられるときに一層綺麗に輝くために。
タイムカプセルを埋めた当時を思い返すと わたしが視線で追い続けたかいとにぃの横顔まで 克明に思い出されてしまうようで。]
海の記憶を封じたタカラガイのこと せいちゃん、覚えてる? 耳に当てると、すごく深い唸りが聞こえて…… 海に行けば、また聞こえるかなぁ。
[ 海岸で拾った貝から、かいとにぃの声が聞こえやしないか わたしは心の隅でまだそんな莫迦な夢を見ているの。]*
(22) 2018/11/19(Mon) 18時頃
|
|
[ 肉に充分火が通った頃合いに 脂の滴るお肉を鍋からすくい上げ オレンジ色に照った卵に潜らせる。
悲しいことに、かいとにぃのために練習し続けた 可哀そうな真っ黒なホットケーキなど比較にならないほど すき焼きは美味しい。
かいとにぃが好きだったっていうブリの照り焼きも 箸を付ければじゅわりと肉汁滴って 悔しいほどに、白いご飯がどんどん進む。]
あいりちゃんも、このお宿で働くの?
[ わたしは何の気なしに聞いてみる。 あいりちゃんもこの味を守るのかなって 気になっちゃったから。]
(23) 2018/11/19(Mon) 18時半頃
|
|
わたしなんかさ、おうちでずっと料理練習してるのに 全然うまくならないし…… この間なんか、黒焦げにしないようにってしたら 中が生焼けでね……あれは地獄だった……
[ 料理の秘訣、おにいちゃんには聞けなくっても あいりちゃんになら聞けるかなって! 実はせいちゃんも料理できたりするんだろうか……?
(結局うまくできなかった) (今更うまくできても、もう遅い)
色んな儘ならない気持ちが溢れて 目の奥がじぃんと熱かった。]
(24) 2018/11/19(Mon) 18時半頃
|
|
…………ごめんね、変な愚痴言って。 でも、ここのごはん、とってもおいしいんだもの。
[ こういう料理が作れるように、って、まだ夢を見てる。]*
(25) 2018/11/19(Mon) 18時半頃
|
|
ー 回想・広場にて ー
[ かいとにぃの棺に水を掛け終えた頃か。
柄杓で注いだ水が棺に涙のような軌跡を描いて ぽたり、砂浜に黒い染みを残す。 それを眺めていたら、おにいちゃんが口を開く>>26
言われた言葉の意味が一瞬分からなくて じっとおにいちゃんの顔を見返して─────
やがて、覚えたのはねっとりとした 真っ黒い嫉妬の感情。 ずるいじゃない。 おにいちゃんだけ弱音を吐けるなんて。]
(27) 2018/11/19(Mon) 21時半頃
|
|
なんで、わたしに謝るの?
[ にっこり、笑みを形作って聞いた。 暗に「謝るべき相手はわたしじゃないでしょ」と。
お別れを言えなかったお友達か、 自分のなりたい「おにいちゃん」になれなかった おにいちゃんの心のモヤモヤか。
わたしを苦しめる行き場のない気持ちへの ただの八つ当たりでしかないけれど わたしはおにいちゃんの俯いた顔を 覗き込みもしないのだ。]
(28) 2018/11/19(Mon) 21時半頃
|
|
[ 血の繋がりは残酷だ。
こうしておにいちゃんが苦しむのは おにいちゃんの中の「おにいちゃん」のせい。
わたしが頑なにおにいちゃんを前に口を閉ざすのは おにいちゃんを想ってのこと。
そしてこうしてわたしが八つ当たりできるのも 目の前にいるのが「おにいちゃん」だからだ。]*
(29) 2018/11/19(Mon) 21時半頃
|
|
ー 現在・広間にて ー
[ せいちゃんの口角がふんわり上がるのを見て>>36 もっと笑えばいいのにー!って思っちゃった。 明日見つかる、かつての宝物達…… せいちゃんが何を埋めたのかちょっと気になるんだ。
おしゃべりをたくさんする機会に恵まれなかったのもあるけど わたしにとってせいちゃんは色々知ってる人だったから。 貝や植物、星のことも。
けど、わたし、せいちゃんのこと あんまり知らないのかも……? そう思ったら、とっても寂しくなった。]
(44) 2018/11/19(Mon) 23時半頃
|
|
[ 貝をちゃんと取っておいてくれたのを知って>>38 わたしはくすくす笑うんだ。 ちゃんとあの時のこと覚えてくれてて嬉しくて。]
海岸?行こ! 新しい貝から、新しい海の音、聞こう!
[ だからお誘いには二つ返事で頷いた。
ふとその時、せいちゃんのうちに 6年間も眠っていた貝のことを考えた。]
(45) 2018/11/19(Mon) 23時半頃
|
|
ねえ、せいちゃん。 海から遠く離れてしまった貝は 海の音を忘れてしまうかなぁ……?
[ 自分を取り巻く素敵な世界があったのに ある日突然全然違うところに連れていかれて 次第にその素敵な世界を忘れてしまったりしたら……
まるで、大事なもののはずだったのに 何を入れたか忘れちゃった タイムカプセルの宝物みたいに。]
(46) 2018/11/19(Mon) 23時半頃
|
|
…………ごめんね、変な事聞いて。 きっと貝も覚えているよね。
[ せいちゃんがあの時のことを覚えていたのなら きっと貝だって大事な世界を内に込めて守ってると。]**
(47) 2018/11/19(Mon) 23時半頃
|
|
ー あいりちゃんと料理 ー
[ いずれこの宿の女将になるあいりちゃんから わたしの料理の火加減についてご指摘を受けた。 なるほど、確かに毎回焦げたり生だったり。 分量はきっと間違ってない。 わたしはいつもタイミングと加減を間違える。]
……確かに見ててもらった方がいいのかも……! あいりちゃんが良ければ、お願いしてもいい? あ、せいちゃんも一緒に来る?
[ みんなで集まってホットケーキ焼くなんて まるであの時に戻ったみたいでわくわくしそう!
……ああでも、なんでおにいちゃんに聞かないの? なんて聞かれませんように……。]
(63) 2018/11/20(Tue) 22時頃
|
|
せいちゃん、別にわたし個性出したくて 真っ黒なフリスビー量産したんじゃないよ?!
[ せいちゃんの料理>>43はそれはそれで気になる。 普通に出来上がるならいいじゃない! 普通の毒物が出来るよりはずっと。
目標はもうなくなった。 それでも料理は出来た方がいいのでしょう? ……他の誰かに嫁ぐ時に?それとも、惰性? わたしはきっと意地になってる。]
わーい!あいりちゃんとも海岸行く! じゃあ、わたしたち、海岸探検隊だ!
[ 自分で言ってから、ほんのちょっと悲しくなった。]
(64) 2018/11/20(Tue) 22時頃
|
|
[ まるで自分があの人をなぞったみたいで。 誰かを引いては行けないし、自分で立ってもいられない。
それでもわたしはにっこり笑うんだ。
一人だけ泣いちゃうなんて、子どもみたいなこと 出来るわけ、ないじゃない。
味の染みた白菜をご飯に乗せて口に運ぶ。 とろりと舌先で蕩ける味は、甘くて辛い。]*
(65) 2018/11/20(Tue) 22時頃
|
|
ー 貝の背負う星の話 ー
[ あいりちゃんに「格好良いね」って 言われたせいちゃんがヤドカリみたいに縮むの見て わたしはまたくすくす笑うんだ。]
ふふ、カッコイイていうか、カワイイだね。
[ 昨日も貝の声を聞いてくれてたなんて>>57 なんだかちょっと意外だったんだ。 あんな一瞬のこと、忘れてしまってたかもって ほんの少しだけ思ってたの。]
(69) 2018/11/20(Tue) 22時半頃
|
|
でも、そっかー……ちゃんと海のこと 貝は覚えているんだね。 生まれ育った場所で たくさん楽しい思い出があるところのこと。
[ 貝は寂しくないだろうか。 もう元の場所に帰れないことが。
きっと明日拾う貝は、別な記憶を持っている。 かいとにぃのこと、知ってる貝かも知れない。]
(70) 2018/11/20(Tue) 22時半頃
|
|
[ 明日、貝を拾ったら聞いてみよう。
楽しかったな思い出を。 大事なものは誰なのか。 太陽がどんなに遠くて綺麗か。 無限に広がる宇宙のような 冷たく暗い海の底の話を。]*
(71) 2018/11/20(Tue) 22時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る