283 突然キャラソンを歌い出す村2
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― 回想:深夜のおもんの屋台 ―
[ラジオからは歌謡曲がながれている。]
♪ なつかしのラーメン(五番) 歌:おもん うれしい顔に こんばんは ラーメン おもかげの なつかしい味
友とすすったあの味か はたまた誰かの母の味
あついスープが ほわほわと 湯気立ちかくす そのなみだ
隠し味 あるとするなら ひとのやさしさ……
[ついにラジオはなつかしのラーメンを五番まで流し始めた。なんでもないようなことが幸せだったのかもしれない。道は続いてゆくんだ…その道をラーメン屋台は走る…]
(525) gekonra 2018/09/26(Wed) 20時頃
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[美味しそうな匂いが風にはこばれていく。 低級怪異のお客が新しく客がきたことで、そそくさとお代を置いて去り、店主は代金を受け取った。 湯気立つラーメン屋台、店主の顔は白い湯気がもうもう立ち隠れて見えにくかった。 次なるお客は若い男女。見知った学生たちだとおもんは了解する。]
らっしゃい。
[片方は、走ってきたのだろう、息をきらした雪女の怪異だった。――どうやら本当に来たらしい。おもんはにんまりと口の端をつり上げる。「おいで」と言ったのは自分だ。こうして約束を果たされるのは嬉しい。 今日の体育祭ではとある男の子にキスをされる直前茹で上がってしまってたおれていたが、その後元気に復活したようで何よりである。]
あいよ。 どれにする。
[屋台のいいかげんな作りの屋根からは、板のメニューが下げられていた。油揚げラーメン、ニンニクラーメン、たまご入りラーメン、チャーシューメン、ビールと続く。]
(526) gekonra 2018/09/26(Wed) 20時頃
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[もう片方は黒い目(いつか死ぬ夜)の怪異であった。陽根チャームを複数投げつけた隙にセイカに派手な一撃をもらったその子は、目を真っ赤に腫らしていた。 コーラを所望しているようで、何故かおもんは当然のようにそれを出してやる。]
あるよ。
[メニューにないものは基本ないのが当たり前だが、こんな夜だから……そういうものもあるのだ。 レン達は少し会話を交わし――それから猩々緋の着物を着たおもんは、彼と目をあわせた。]
………あん? [わっと立ち上がりそうになったレンに、おもんはシシシとヘビのように笑った。]
元気そうじゃあねェか。 どのラーメンにするんだぇ。
(527) gekonra 2018/09/26(Wed) 20時頃
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[二人の注文を聞いて、おもんはすぐにラーメン作りに取り掛かる。おもんは手早くラーメンを拵え、そのラーメンが目の前の机にトンと置かれるのは、きっとすぐのことだ。*]
(528) gekonra 2018/09/26(Wed) 20時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
gekonra 2018/09/26(Wed) 20時半頃
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ー 深夜:おもんの屋台 ー >>535 >>536 >>*2 >>537
あぶらげ。あいよ。
[この屋台では「ラーメンください」と言うと、油揚げラーメンが出てくる。なにせ此処は狐の屋台。いまの店主は蛇ではあるが、きんきらここのつお狐様は、あぶらげにゃ勝てないものだから。>>>2:245
おもんは麗亜の注文通りにラーメンを拵える。
熱いスープを注げば湯気が立ち、屋台まわりのラーメンの香りはいっそう濃くなった。スープをよくからめるために工夫された麺の湯も、スープの味を変えてしまわぬよう手早くよく切って。定番の、ナルトやシナチクなどの具材に油揚げを加えて、そっと海苔を添えてやる。]
(550) gekonra 2018/09/26(Wed) 21時半頃
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[レンゲを添えたラーメン鉢。小さなお腹の音を聞いて]
シシシシ。腹減らして来てくれたのかェ? 後悔させない味サ。 伸びないうちにお食べ。
そいつはウチの看板メニューだよ。
[麗亜の予想は当たっていた。]
(551) gekonra 2018/09/26(Wed) 21時半頃
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ー 深夜:おもんの屋台 ー >>547 >>548 >>*3 >>549
[レンの注文はといえば……]
チャーシュー。あいよ。
[おもんは注文を聞いて、ラーメンを拵えはじめる。 この屋台のチャーシューは、ただの箸休めにはならない。箸で挟めばホロリと切れて、肉の旨味が舌にしみわたる。自慢のスープにあわせた味を、どうぞ楽しんで頂きたい。>>218]
(556) gekonra 2018/09/26(Wed) 22時頃
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[店主は冷えたコーラをレンに渡してやる。瓶はすぐにうっすらと汗をかきはじめた。栓抜きで蓋を外す小気味良い音が聞こえる。 新聞部で真実へ嗾けたことに対し、おもんは特別後悔もなければ未練もない。全てはレンが己の欲に素直に従い招いた真実。あの暴走も、あの歌も――欲望といえば、おもんは、エロ本の中身もチェック済みだ。 さすが写真が好きとあって写真の質がいい。かつては艶本も随分嗜んだ。恋のやつふじ。三味線十二調子。恋のかけはし。十二枚組物。吾妻源氏……まあいい。男ならやっぱり肉だ!肉欲だ!]
お嬢ちゃん、お坊ちゃん。 今夜でウチの屋台はしめちまう。 そいつぁ幻のラーメンになるラーメンだ。 よく味わって食べてくンな。
[それからレンのほうを見て]
……ナニ、墓まで持って帰ってやるよ。 おめぇさんにカワイゲがありゃあね。
[とわらった。無論――エロ本のことだ。]
(557) gekonra 2018/09/26(Wed) 22時頃
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― 回想:深夜のおもんの屋台 ― >>558 おやまア。 ウチのラーメンを最初にしちまったら 他所で食えなくなくなるか……はたまた ラーメンの虜になっちまって ウチと同じくらいうめぇラーメンを探す羽目になるぜ?
[シシシ、とわらっておもんは悪い顔をする。]
どれ、この間、メシだの湯だので世話になった恩だ。 チャーシューくらい、味見させてやろう。
[麗亜の麺に、ぺろんとチャーシュー一枚オマケした。 スープを飲んだ麗亜の顔と吐く息で、自慢のスープは彼女の口にあったと知る。おもんはこっそり満足気に、湯気の向こうでにんまりとした。]
お味はどうだい。
(636) gekonra 2018/09/27(Thu) 01時半頃
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― 回想:深夜のおもんの屋台 ― >>570>>573
[ラジオは、懐かしい童謡を流していた。 それは秋の光景の童謡だった。 トンボかよう かわべり… うすらひろがる いわしぐも… またあした あそぼう(またあした あそぼう)
―――おもんは、エロ本を見た。
どうやらAV女優が出している写真集であるらしく、その顔はどことなくレンと似た傾向があり――所感を述べるとするならば、人妻もののページをさてはちょっと気に入ってみてるな?どうだい?外してるかい?
おもんは、ラーメンの熱さとは少し異なった、生ぬるい笑みを浮かべた。]
(637) gekonra 2018/09/27(Thu) 01時半頃
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♪ Freedom&Libido 素直に従って走れ Passion&Soul 欲望の赴くまま
サンクチュアリの鍵は誰にも渡すな 築き上げるんだ おまえだけの塔 広げてゆけ陣地 おまえだけの城 恥じることはない だが そうしなければならんこともある
サンクチュアリの鍵は誰にも渡すな おまえはその聖域に囚われたまま……
[*――いい趣味、してるじゃねぇの。* 屋台のラジオは、誰かの新譜を歌っていた。]
(638) gekonra 2018/09/27(Thu) 01時半頃
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― 深夜に吹く風:九尾塚学園・空き倉庫前 ― >>522
[首の持ち方になにやら文句がありそうなクラウザーは、先にグラウンドへ向かっているそうだ。>>569 空き倉庫の片づけもせずにを出ると、風が通り抜けていった。おもんは後ろを振り返ったが、]
………。
[そこには誰もいない。]
――おかげさんで。 ありがとね。
[ほんの短い期間の元同居人に、何か一言祝われた気がして。おもんは少しばかり表情を和らげて礼を言った。*]
(639) gekonra 2018/09/27(Thu) 02時頃
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― 夜明け前:グラウンド ―
[空は青みがかりはじめて花紺青。 なにせ、ナツミが攫われたあの時点でナツミはグッスリ眠っていたわけだ。その後攫われ、ラーメンを食べて……などなどしていれば、時計は当たり前に進んでいき、明日の朝を迎えようとしている。 ここまでは、まだ昨日の続きだ。
夜のグラウンドのど真ん中までやってきて、おもんは同行者を振り返った。**]
見送りまでしてもらってすまねェな。 通いなれちまったンで、迷いやしねェんだがねェ
(641) gekonra 2018/09/27(Thu) 02時頃
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― 夜明け前:グラウンド ― >>646>>647>>648>>649>>650 >>677>>678>>679>>680>>681>>683>>684
[おもんは『頭』の部分に持ってきた首を、足元へぽんと投げた。首はどぶんと沈んでいく。おもんはそれを下駄で踏みつけて、すっかり地面の下へ沈めてしまった。
――またこの地に九尾の首が戻った。>>1:845 怪異は怪異を呼ぶという。力が強ければ強いほどに。 しかし今はもう、妖力の抜けてしまった抜け殻のような頭だ。なにせ、ナツミの渾身の拳を受けている。>>7:324
空になった手で、手遊びに三味線をいじりながら、クラウザーの話をきいていた。 ここには、あとはセイカとナツミ。ナツミは寝落ちかけで舟を漕いでいた。寝に戻りなと言ったが律儀なやつである。]
……たった一日でぇ?
[今日一日。一体自分は何を手にいれたろうか。 去り行くものとして、好きなようにしてきたが。 今日手にいれたのは九尾の首。これは持ち帰る。 持ち帰りもせず今世に全て捨てていくとするものがあるとすれば「ひとの縁」だ。それは「えにし」とも「ゆかり」とも「よすが」ともいうけれど。]
(688) gekonra 2018/09/27(Thu) 03時半頃
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[腐っても九尾。尾の一本。尾もん。――ああ、劣等感だらけの、挫折だらけの、敗北だらけのこの身に沁みる。 「さすが」なんて、最高位のバケモノに、この身に落ちて今更言われてみるなんて。――ああ清々する。ああ馬鹿馬鹿しい。ああ下らない。……。]
九尾だなんだは、アタシを助けてくれやしねェがな。
[――だがプライドだけは。そこだけは九尾を芯としてやってきた。それがなければ随分前に挫けていたろう。どれほどこの身が誰かに劣ると知っても、蹴っ飛ばされても殴られても、折れず立ち上がれたのは、このプライドのおかげ。 ――なんの役にもたちゃしない?いいや、身ひとつ持たすにはきっとそれが必要だった。]
(689) gekonra 2018/09/27(Thu) 03時半頃
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シシシ。 アタシのような下賤の身じゃあねェ、 待ってても貰えやしねェんだ。 アンタみてぇな高飛車にゃ、分からなかったろうね。
[おもんは毒牙を覗かせながら、キツネのように細い目をして笑った。]
――たしかに。
[最高位の怪異は、九尾ではなくこのおもんを心底嫌いと言ったのだ。この低級のただの酒飲み怪異を、腐っても九尾となぞらえながら。ざまあない。]
アンタに「心底嫌われてる」ってのはイイコトだな。 教えてくれて、ありがとさん。
[先程仲良しなどとも言われてしまったし。>>680]
(690) gekonra 2018/09/27(Thu) 03時半頃
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― 夜明け前:グラウンド ― >>683 >>684>>712>>713>>714>>715
[先程踏んできたトラックが見える。 「来年もやると思うよ。来たらいいじゃん」>>677 何百年と生きた怪異は、そんな頬を赤らめた女子高生のかわいい一言を本気とはとらなかったのだけれど……]
………そンじゃあ、 おめぇさんが忘れずにいたら、またいつかだ。 地べたの奥にもイイ歌は届くもんサ。 たまにゃあ伊吹の歌でも聞かせとくれ。
[おもんは意外そうにしてから、歌を強請った 空間を広げるくらいわけない歌の力は、地層すら通り抜けていく。歌の力はすごいのだ。]
(724) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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……アタシも長年生きてきたが、 今日が一番おもしろかったかもね。 人間の友達なんて、妙なかんじだ。
[風太の別れを惜しむの歌を想う。 対して自分はどうだろう。すっかり人の別れには淡泊になってしまって。 おもんはセイカに数歩近づいて、頭を撫でた。体育祭には雑な扱いしかしてやれなかったから、今ばかりは丁寧に。]
おまえはかわいいから。 熱心で、素直で、いいやつだから 心配しねェでも、すぐに別な友達が
[できるよ、と言いかけ――]
(725) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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―――あン?
[その言葉を止めることになった。>>713 おもんは「意味がわからない」という顔をしている。眉間に皺を寄せて、怪訝そうに……
「泣いてくれる」ことについては、ちょっと屋台の片づけをしていて聞こえていなかった何か。 そして「彼は来年も体育祭にきますよ。」は初耳だ。]
(726) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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………ば ばかやろう……?
ばかやろう……!?
…… ばかいってンじゃねェ…!
[おもんは目を丸くしていた。 盗めば。気楽にいってくれる。ここ数日間の思い出が走馬灯のようによみがえってくる。超メンドくさかったのだ。 自分のことをさんざっぱら嫌いだと言ったこの男から出たこの馬鹿げた提案に、おもんは完全に詰んでいた。 ああ、明るくなってきた朝、寝不足の目に眩しい白い歯が沁みる。]
…………………。 ………冗談で言ってねェな……? 何を突拍子もねェことを、 ていうか、
(727) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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なん……なんの意味が――
[もしかすると、意味はあるようだ。]
………
[どうせ無意味と決めつけて、さっさと店じまいをすることに躊躇がなかったから、分かろうともしなかったけれど。]
……………。
[――それが、「人間」的には無意味でないと]
………。
[クラウザー剛志という妖精は、いい笑顔で語っていた。]
(728) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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………ああもう。
[おもんは額に手をやって、大きなため息をついた。]
……恨みなんて買うンじゃあなかった!
チッ……まあ好きにおし! 取り返す時に面倒だから、 おかしなところに置くンじゃないよ! 今回は最悪だったゼ、もう御免だ。
……はーあ……。
(729) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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[頭を切り替えるべく、深呼吸をした。 再びセイカに顔を向ける。]
泣くだのなんだのは、 そのうち理由を聞かせてもらおうじゃないサ。 怪異のアタシにゃ、よくわかンねェからな。
[と、やけくそ気味に、口端をもちあげてわらった。 三味線をひとつ掻き慣らす。 下らないロックンロールが流れ出す。]
(730) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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――じゃ、アタシゃ帰って寝るよ。 そこな玉無し騎士様に起こされる前に 寝だめしとかねェとな。
そいつァラーメン作るためだけに起こしそうだ。
(731) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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♪
ぶっこわれた体が悲鳴あげてんだ アルコールで溶けた骨身に沁みる お疲れさんの一杯はお愛想にして Beer or Dieとはよく言ったもんさ
今度の休みも予定は皆無でまっさらだ お恥ずかしながら日がな寝て過ごす とぐろを巻けど管はまかずに 今日にも明日にも構わぬ、そんなもんさ
お説教や長い文句は モーニングコールにして それで目を覚ました時には聞きましょう 死人には 口もなければ耳もなし
(732) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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♪
お空の浄土は遥彼方 桃源郷もただの夢 蜃気楼にゃ嘘しかねぇ 大蛤の大欠伸 ごきげんようUnderground 土の臭いの最下層 この身にゃいっとう相応しい
清々するぜ 子供騙しのララバイにゃ虫唾が走る お高いトコからありがとうさん
吐き気がするぜ お涙ちょうだいラブソング 乾杯前から愛だ恋だに酔っぱらう
(733) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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♪
くれよ 投げやりなロックンロール 薄っぺらいサヨナラをくれ
(734) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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じゃあ『また』ね。
[と、笑う顔はどこか晴れやか。 さんざ文句はつけたのに、なんのせいだろう。 キツネの頭が手元に戻ったせい? 首無し騎士に嫌われたせい? ―――いいや。
なんのかんのと、淋しかったのか。
こんなお別れの挨拶は、 きっと長く生きてきて、始めてだ。]
(735) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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[おもんは挨拶を最後に、その場に消えていなくなった。 再び九尾のバケモノと共寝に戻った。
――再び長い長い冬眠に…… いいや。
*今回は長い、とはいかないかもしれないね。*]
(736) gekonra 2018/09/27(Thu) 05時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
gekonra 2018/09/27(Thu) 05時半頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
gekonra 2018/09/27(Thu) 08時頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
gekonra 2018/09/27(Thu) 08時頃
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